TEAMMATES 富樫陽向選手入団記者会見
モンテディオ山形では東北のスポーツチームとして初めて、NPO法人 Being ALIVE Japanが企画・運営する長期治療を必要とするこどもの自立支援とコミュニティの創出を支援する「TEAMMATES」事業に参画することになりました。
参画決定を受け、2019年9月4日、NDソフトスタジアム山形にてチームに入団する東根市の小学校1年生の富樫 陽向選手の記者会見を行いました。
富樫 陽向選手は幼稚園の際に骨肉腫を発症し、約1年間の入院治療を経て小学校入学前に退院し、現在継続的に通院を行いながら、日常生活を送っています。
会見には富樫陽向選手を始め、今回の企画にご支援いただいている特定非営利活動法人山形県自動車公益センター副理事長 遠藤 榮次郎様、株式会社山形県自動車販売店リサイクルセンター 専務取締役 菅原 弘紀様、そしてチームからは木山 隆之監督、キャプテンの山田拓 巳選手、弊社代表取締役社長の相田 健太郎が出席し臨みました。
最初は慣れないカメラの前で緊張していた陽向選手でしたが、徐々に緊張もほぐれ、自信を持って契約書にサイン、力強く会見に臨んで頂きました。
背番号は1番、記念撮影ではユニフォームを着用し、新たなチームの仲間として歩んでいく意気込みを見せてくれました。
ここで、富樫 陽向選手のプロフィールと入団会見時の一問一答をここで紹介いたします。
選手名:富樫 陽向(とがし ひなた)
生年月日:2012年11月1日(6歳)
出身地:山形県東根市
背番号:1
ポジション:シュートを決めるポジション
趣味:ポケモンが大好き
記者会見での一問一答:
Q:選手になんて呼ばれたいですか
A:「ひなた」と呼ばれたいです。
Q:背番号「1」を選んだ理由を教えてください。
A:誕生日が11月1日なので、「1番」にしました。
Q: チームに入って楽しみなことは何ですか?
A:早く走れるように教えてもらいたいです。
Q:サッカーはゴールを守るのと、シュートを決めるのとどっちが好きですか?
A:シュートを決める方です。
Q:8月31日、初めてスタジアムで試合を見に行ったと聞きましたが、どうでしたか?
A:キーパーがかっこよかったです。
出席者コメント:
弊社代表取締役社長 相田 健太郎
「新しい仲間TEAMMATEとして、陽向くんを迎い入れた事を喜ばしく思っています。これからクラブの一員として一緒に活動頂きますが、モンテディオ山形での活動が陽向くんの自信になればと思います。我々が陽向くんを通じ、力を頂くシーンが出てくると思います。陽向くんと同様な環境の中にある方々に彼の活動を通し、勇気や前に進む想いを感じ取ってほしいと思います。」
特定非営利活動法人 山形県自動車公益センター副理事長 遠藤 榮次郎様
「(TEAMMATESの活動を通し)陽向くんを見守り、周りの人が支える新しい形を作って頂きたいと思います。モンテディオ山形が大きな輪を作ってくれることを期待しています。」
木山 隆之監督
「われわれと一緒に頑張ってもらうことで、より強く逞しくなってくれることを願っています。陽向くんが頑張る姿をチーム全員で見ること、応援することで、より一致団結して戦っていけるチームになっていきたいと思います。今日から大きな目標に向かって、チーム全員で戦っていきたい。陽向くんにはその力になって欲しいと願っています」
山田 拓巳選手
「J1昇格に向けて陽向くんと共に一生懸命頑張っていきながら、シーズンの最後に一緒に笑ってシーズンを終えたら嬉しいです。これから一日でも早く慣れて、陽向かくんが楽しく僕たちと過ごせるようにサポートしていきたいと思います」
富樫 陽向選手は今後、トップチームの練習に参加し、同時にチーム練習のお手伝いもチームの一員として行います。
今後の活動は随時モンテディオ山形ホームページ、クラブSNSなどでお届けします。
この活動を通し、長期療養などで社会復帰を目指す皆様にとって、自信と希望を感じる機会になればと思います。
今後の富樫 陽向選手の活躍にご注目下さい!