[ 試合終了 ] | ||
1 | 前半 | 0 |
0 | 後半 | 2 |
- 9分 イサカ ゼイン
- 56分 髙橋 利樹
- 80分 福森 晃斗
メンバー
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 4 | 西村 慧祐 | |
DF | 6 | 山田 拓巳 |
80' |
DF | 15 | 川井 歩 | |
DF | 22 | 城和 隼颯 | |
MF | 7 | 髙江 麗央 |
80' |
MF | 8 | 小西 雄大 | |
MF | 88 | 土居 聖真 |
71' |
FW | 11 | 藤本 佳希 |
61' |
FW | 25 | 國分 伸太郎 |
71' |
FW | 42 | イサカ ゼイン |
控えメンバー
GK | 23 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 40 | 坂本 稀吏也 |
80' |
MF | 10 | 氣田 亮真 |
71' |
MF | 18 | 南 秀仁 |
71' |
MF | 20 | 松本 凪生 |
80' |
MF | 24 | 横山 塁 | |
FW | 41 | 後藤 優介 |
61' |
監督
渡邉 晋 |
スターティングメンバー
GK | 21 | 市川 暉記 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | ンドカ ボニフェイス | |
DF | 5 | ガブリエウ | |
DF | 24 | 福森 晃斗 | |
MF | 4 | ユーリ ララ | |
MF | 7 | 井上 潮音 |
84' |
MF | 8 | 山根 永遠 | |
MF | 14 | 中野 嘉大 |
71' |
FW | 13 | 小川 慶治朗 |
65' |
FW | 38 | 髙橋 利樹 |
71' |
FW | 78 | ジョアン パウロ |
65' |
控えメンバー
GK | 1 | 永井 堅梧 | |
---|---|---|---|
DF | 3 | 中村 拓海 | |
MF | 34 | 小倉 陽太 |
84' |
FW | 9 | 櫻川 ソロモン |
71' |
FW | 10 | カプリーニ |
65' |
FW | 15 | 伊藤 翔 |
65' |
FW | 20 | 村田 透馬 |
71' |
監督
四方田 修平 |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 5 | 7 | FK | 10 | 6 | 4 |
0 | 2 | 2 | CK | 13 | 7 | 6 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
3 | 2 | 5 | シュート | 20 | 8 | 12 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 1 | 0 | 1 |
試合環境
-
- 天候
- 曇時々雨
-
- 気温
- 27.8℃
-
- 湿度
- 74%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 9,523人
-
- 主審
- 吉田 哲朗
-
- 副審
- 塚越 由貴、内山 翔太
-
- 第四の審判
- 宇田 賢史
監督コメント
■総括:
9,000人を超えるサポーターに集まっていただきました。本当にありがとうございます。それからいつも中継の先から声援とパワーを届けてくださる皆さん、本当にありがとうございました。
それから今節に関して言うと、台風の影響があったりして、ゲームが開催されなかった場所があるというのを聞いています。その中でも今日、何事もなかったかのように、我々はゲームをできたということにも感謝したいと思います。残念ながらそういった皆さんの思いやエネルギーを勝利に変えることができず、非常に悔しく思っています。
ただ、残りのゲームでもう一度取り返す機会を自分たちで逃さないように、また精進していきたいと思います。
■質疑応答:
Q:前半は非常に攻撃が機能して、後半は逆に押し込まれました。どのような変化がありましたか?
A:攻撃に関しての狙いは特に大きく変えてはいないです。もちろん先にスコアを動かしたというところで、少し相手の攻撃を受けてしまう時間が長くなったことは反省しなければいけないところだと思います。
ただ、前回対戦で苦しめられたようなビルドアップで食われるということはなく、しっかりと相手のプレスを外しながら前進する機会は前半多く作れたと思います。ただ、ラストパスが届かなかったり、通らなかったりというところでフィニッシュまでは行けていなかったので、そこはもう少し押し込んで相手陣内で過ごす時間を作りたいよねというところはハーフタイムでも伝えました。後半、横浜さんがパワーを増して攻勢に出てきたところ、今日少し守備の立ち位置を変えて準備をしていたんですけれども、そこで我々が前に出ていくパワーを持つことができなかった。ボールを奪ってもなかなか前進できなかったのは、しっかりと反省しなければいけない部分だと思います。
ただ、守備で形を変えたのは決して自陣で閉じこもるためではなくて、前からボールを奪いに行きやすくするために揃えました。実際、トレーニングの中でもいいものは出せていました。なので、今日なかなかそういうシーンを数多く作れなかったというものは悔しいです。
何かトレーニングから上手くいかないことで、今日パッとやってみて、やっぱりダメだったね、というものではなかったです。でも、もし選手が前に行くパワーや足を、僕がその決断をしたことで奪ったのであれば、選手に対して申し訳なかったと思います。ただ、今日のやり方に対して前向きにトライしてくれた選手を誇りに思います。そこはしっかりとまた検証して、次のゲームに活かしていければと思います。
Q:答えられる範囲で構いませんが、前線の選手のメンバーが違うところがありました。それについてお願いします。
A:前節のゲーム前、あるいは前節のゲーム中で不具合があったという事実があります。それに対してものすごく急ピッチで回復を見せて、今日もしかしたらピッチに立てるような状況というところまで持ってきてくれた選手も中にはいます。
それでも、今日のゲームをやるにあたって、今週1週間の中で、彼らにとっての準備期間が短かったというところ、そこに対して僕自身が今日ベンチ入りも含めて起用するところまで勇気を持つことができなかったというのが今日メンバーから外れた理由です。
先ほど申し上げたように、幸い、驚異的な回復力を見せてくれている選手もいますので、また来週末には元気になってピッチに立ってくれることを期待したいと思います。
選手コメント
No.42 イサカ ゼイン 選手
Q:試合をふり返ってください。
A:最後逆転負けしてしまって、まだまだ力不足というのを感じました。
Q:先制ゴールを決めましたが、どんなゴールでしたか?
A:練習はしていましたし、何度も外してきて、「今日、絶対取る」と決めて入って、ひとつ決められたのはよかったんですけど、そのあとのチャンスだったり、もう1個チャンスを作るところだったりというところで課題を感じました。
Q:狙いどおりのゴールでしたか?
A:試合前からイメージしたところに打てましたし、タイミングはちょっと違いましたけど、いいコースに打てたのが、練習してきた、イメージしてきたものが出たのはよかったと思います。
Q:前半、相手のプレスを剥がすところは狙いどおりでしたか?
A:そうですね。いい守備から攻撃だったり、自分たちが相手を見ながらポジショニングを取って、チャンスを作るところは出せた部分はあると思うんですけど、それを後半、強度が足りなかったりというところを感じた1試合だったと思います。
Q:後半は相手の攻撃を受け続ける時間が長かったですが、そこも試合が難しくなった要因ですか?
A:何度も言いますけど、試合を通じての強度や90分間でもう1個ギアを上げるところ、そういう部分が少し足りなかったと思いますし、ちょっと受けてしまうというか、そんなに受けているつもりはなかったですけど、結果的に(攻撃に)行けない時間が長くなってやられてしまったのがあると思います。
Q:今日は5バックになりましたが、今季これまでありましたか?
A:1回ぐらいはあったと思うんですけど、相手との兼ね合いだったりというので、今週準備してきたものもありましたし、その中でも、中で(自分のマークを)捨てて出ていくところだったりというところで、もう少し決断して出ていくところとかを、スコアとか状況を考えていくことが、90分の中ではもっと考えなくてはいけないないと感じました。
Q:今後の意気込みをお願いします。
A:ここでリバウンドメンタリティじゃないですけど、この試合があったから切り替えられたとなれるように、自分たちの足りなかったものを練習から求めていきたいと思いますし、それが最後、結果につながっていればいいなと思います。
選手コメント
No.22 城和 隼颯 選手
Q:試合の感想からお願いします。
A:(相手は)昇格を争っているチームでしたけど、自分はこの夏加入して、初スタメンということで、自分が加入した意味を証明したかった試合でしたし、勝ちきれなかったのは本当に悔しいです。またすぐ試合は来るので切り替えて、チームの力になれるように頑張っていきたいと思います。
Q:監督からはどのようなプレーを期待されましたか?
A:僕個人のプレーというよりも、ディフェンスの選手なので、まずはチームのことを頭に入れることとか、どのチームもルールはあると思うので、そういったところをまずはしっかりと、自分は真面目なところが長所だと思っているので、そういったところをしっかりとやりながら、自分のよさを出せればと思っていました。
Q:守備で5バックになりましたが、どういった狙いがありましたか?
A:相手の選手が前線に5枚並べてくるというところで、数を合わせたかったというところもありましたし、マッチアップがはっきりするので、前半はジョアン パウロ選手のところに激しくいくシーンもありましたけど、自分が相手選手に何もさせないというところは、より意識して臨みました。
Q:後半は受けてしまう時間が長くなりましたが、どういった部分が足りなかったところですか?
A:まずは攻撃の部分、自分たちが下からつなぐというところで、それをなかなかできなかったというのは、すごく感じるところはありますし、やっぱり攻撃の時間を担保できないと、守備の時間が長くなってしまう印象を受けたので、そういったところでは下からつなぐというところで、相手がプレッシャーをかけてきても、何ができて、相手のプレッシャーをどれだけ剥がせるのかというのはもっともっとやっていかないといけないと思いますし、ああいった時間でも失点をしないということでもっともっと上にいけると思っているので、苦しい時間を、自分を含めてディフェンスの選手はもっと声をかけ合って、コミュニケーション取って、全員で乗り越えていければ、また道は近づいてくるのかなと思います。
Q:この先の試合に向けて、意気込みをお願いします。
A:ホームですごい後押しをしていただいて、結果で恩返しできなかったというのが心残りでもありますし、残り9試合、プレーオフに向けて、自分がこの夏に加入した意味をしっかりピッチで証明したいという強い思いを持っていますし、自分のパフォーマンスというよりも、まずはチームでしっかりと勝ちを持ってこられるように、少しでも力になれればと思っています。
戦評
今節を含めて残り10試合となり、佳境に入った2024シーズンのJ2リーグ。負けられない戦いが続く9位・モンテディオ山形は2位・横浜FCをホームに迎えた。幸先よく先制に成功するも後半、横浜FCの猛攻に屈して1-2で逆転負け、5試合ぶりの黒星を喫した。
スタメンは前節から2人を変更。ここまで左センターバックでの先発が続いていた安部崇士が累積警告で出場停止、代わって城和隼颯が移籍後初めて先発入りした。また、最前線には、藤本佳希が約3ヶ月ぶりに先発起用された。
台風10号の影響が心配されたが予定通りに開催された一戦、立ち上がりは速いパスワークで崩しにかかる横浜FCに押され、開始30秒足らずで井上潮音にミドルシュートを打たれ、5分には中野嘉大のクロスを髙橋利樹に合わせられた。その後もCKを複数与え、ピンチが続いたが切り抜ける。
すると9分、山形がファーストチャンスをモノにする。小西雄大がボールを運んで鋭い縦パスを入れるとイサカゼインに通る。受けたイサカがカットインからシュートを放つとゴールに吸い込まれ、堅守を誇る横浜FCから先制点を奪った。
ビハインドとなった横浜FCは13分、スローインのボールを受けたジョアンパウロが強烈なシュートを放ったが、山形GK・後藤雅明が防いだ。
山形は先制して以降、相手のハイプレスを剥がして前進する場面が増え、25分には、その攻撃からイサカが中に切り込んで横パス、土居聖真が受けてシュートを狙ったが惜しくも外れた。
その後、山形は2度ヒヤリとする場面が訪れる。28分、中野のクロスが髙江麗央に当たってボールがゴール方向へ向かったが、ここは後藤雅が鋭い反応で弾く。その3分後には、山根永遠のクロスを後藤雅が味方との接触でキャッチできず、こぼれ球を髙橋利に拾われてシュートを許したが、枠を外れた。
山形は守備時にイサカが最終ラインの位置まで下がり、5バックで相手の攻撃に対応する。押し込まれながらも跳ね返すという場面が続く中で36分、最後方からのビルドアップで上手く相手のプレスを回避し、國分伸太郎からのパスをイサカがフリーで受ける。イサカはドリブルでゴール前まで運び、クロスを選択するも、戻ってきた相手にクリアされ、味方には合わなかった。
前半のシュート数は山形が2本に対して横浜FCは8本。横浜FCのプレスを外すことはできてもフィニッシュまでは持ち込めず。それでも集中した守備で無失点に抑え、リードを維持したまま試合を折り返す。
後半の立ち上がりも横浜FCのペースで進む中、50分、後藤雅のロングボールが髙江へ上手く通り、チャンスを迎えたがシュートは枠を捉えられなかった。その直後、横浜FCに中央突破を許し、小川慶治朗にミドルシュートを打たれたが、後藤雅が弾いてCKとなる。そのCKでは、ショートコーナーから中野にシュートを許したが枠を外れた。
ここまで相手の猛攻を耐えていた山形だったが56分、山根からのスルーパスを斜めに走り込んだユーリララが受けてニアゾーンからクロス。これを髙橋利に高い打点のヘディングで合わせられ、同点とされた。
タイスコアとなって以降も相手にセカンドボールをことごとく拾われて波状攻撃を受け、劣勢が続く。この状況を変えたい山形は61分、最初の交代カードを切り、最前線の藤本に代えて後藤優介をピッチに送る。
しかし相手が主導権を握る展開は変わらず、68分、山根のクロスをエリア内まで走り込んできたユーリに頭で合わせられて決定機を作られたが、枠の上だった。
71分、山形は2枚替え。土居と國分に代えて南秀仁、氣田亮真を投入する。
飲水タイムが明けて75分、後藤優が前向きにボールを奪い、山形は久しぶりに相手陣内でパスワークする局面を作ったがフィニッシュまで運べず、直後に相手にカウンターを許す。ガブリエウからの長いスルーパスを山根が受けてクロス、カプリーニに合わせられたが、枠を外れた。
1-1のまま迎えた80分、山形は1失点目と同じような形から逆転を許す。山根が斜めの動きで抜け出したユーリへスルーパス。ユーリのマイナスの折り返しを井上に合わせられたが、ここはブロック。しかしクリアしきれず、流れたボールを福森晃斗に拾われると、中央からのミドルシュートをゴール右隅に決められた。
失点直後、山形は髙江に代えて松本凪生、山田拓巳に代えて坂本稀史也を投入し交代カードを使い切る。
最終盤に入り、逃げ切りを図る横浜FCに対して山形は90分+3、イサカのクロスを南が頭で合わせたが、ゴールとはならず。直後には西村慧祐、城和の両センターバックが攻撃参加しパワープレーに出たが、同点に追いつくことは出来なかった。
通算成績は11勝6分12敗となり、次節は9月7日(土)、アウェイで大分トリニータと対戦する。