
[ 試合終了 ] | ||
0 | 前半 | 1 |
2 | 後半 | 0 |
- 74分 橋本 健人
- 90+5分 渡 大生
- 45+1分 國分 伸太郎
メンバー
スターティングメンバー
GK | 1 | ホセ アウレリオ スアレス | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 田向 泰輝 | |
DF | 4 | カイケ | |
DF | 5 | 森 昂大 | |
DF | 26 | 青木 駿人 |
67' |
MF | 11 | 杉森 考起 |
80' |
MF | 14 | 玄 理吾 | |
MF | 20 | 児玉 駿斗 | |
MF | 42 | 橋本 健人 |
85' |
FW | 8 | 柿谷 曜一朗 |
67' |
FW | 9 | ブラウン ノア 賢信 |
80' |
控えメンバー
GK | 21 | 田中 颯 | |
---|---|---|---|
DF | 18 | エウシーニョ |
67' |
MF | 10 | 杉本 太郎 |
80' |
MF | 15 | 棚橋 尭士 | |
MF | 17 | 髙田 颯也 |
85' |
FW | 7 | チアゴ アウベス |
67' |
FW | 16 | 渡 大生 |
80' |
監督
増田 功作 |
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 吉田 泰授 | |
DF | 3 | 熊本 雄太 | |
DF | 4 | 西村 慧祐 | |
DF | 15 | 川井 歩 | |
MF | 8 | 小西 雄大 |
80' |
MF | 18 | 南 秀仁 | |
MF | 25 | 國分 伸太郎 |
74' |
FW | 10 | 氣田 亮真 |
63' |
FW | 36 | 高橋 潤哉 |
80' |
FW | 42 | イサカ ゼイン |
63' |
控えメンバー
GK | 16 | 長谷川 洸 | |
---|---|---|---|
DF | 83 | 菊地 脩太 | |
MF | 14 | 坂本 亘基 |
63' |
MF | 17 | 加藤 千尋 |
80' |
MF | 20 | 松本 凪生 |
80' |
MF | 37 | 杉山 直宏 |
63' |
FW | 9 | 有田 稜 |
74' |
監督
渡邉 晋 |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 6 | 9 | FK | 8 | 3 | 5 |
7 | 6 | 13 | CK | 2 | 1 | 1 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
6 | 6 | 12 | シュート | 4 | 3 | 1 |
1 | 0 | 1 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 23.2℃
-
- 湿度
- 41%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 4,626人
-
- 主審
- 俵 元希
-
- 副審
- 川崎 秋仁、千葉 直史
-
- 第四の審判
- 西山 貴生
監督コメント
■総括:
遠い徳島の地まで来てくれたサポーターの皆さん、ありがとうございます。そしてこのような不甲斐ないゲームをしてしまい本当に申し訳なく思っています。
移動は時間がかかるということで、前々泊というシチュエーションを作ってくれたクラブの方々に、その思いと支援に応えられず本当に申し訳ない気持ちです。力のないチームです。ここから出直したいと思います。
■質疑応答:
Q:今日の徳島のメンバー表を見たら、想定とは違ったんじゃないかと思いますが、どんな戦い方をしてくると思いましたか?
A:まずシステムがおそらく今まで4バックだったものが3バックというか5バックというか、そういうもので来るだろうというものはメンバー表を見て予想できました。
ただ、彼らの守備の重心がどの程度のものなのかを考えたときに、戦前ではもう少し彼らがブロックで構えることを想定していたんですけれども、少しプレッシングにも来るようなところがありました。そこは徳島さんの縦ずれやスライドを利用して、うまくシンプルにつないでいければよかったんですけど、そこが90分通して上手くいかなかった事実もあります。
もちろん想定と違うんですけれども、ここまで11試合やってきていますから、いろんな相手と対戦する中で自分たちがどの引き出しを出さなければいけないかというものは、もう少し冷静に賢くやりたかったです。
ただそれができないのが今のチームの実力なので、力のなさだと思います。
Q:前半の終了間際に得点もできて、非常に大きかったですが、ハーフタイムでは、この1点をどのように繋げていこうと指示を出されましたか?
A:我々にとっては非常に勇気づけられる1点だったと思います。選手も各々にいろいろ喋っていましたし、守備の修正と、攻撃の自分たちのアイデアは共有していろいろコミュニケーションを取っていたと思います。
ただ、我々は守りに行くつもりもないですし、間違いなくもう1点取りに行かなければいけないということは私も伝えましたし、選手もそのような思いであったと思います。
しかし、どうしてもボールが効果的に前に進まなかったというものは、1点を取った後の45分に限らず、90分間通して続いていたのは事実だと思います。
Q:ボールを運べなかったとおっしゃいましたが、その要因はどこにあったと分析されていますか?
A:まずは想定と違った徳島さんのシステム、あるいは守備の関わり方があったというところ。ただそこから先、先ほど申し上げたように自分たちがその食いつきをどうやって利用するか、彼らの重心をどうやってひっくり返すかというものは、もちろん全部が全部取られたわけではなくて、効果的に前進した回数は少ないけれども、何度かはあったと思います。
それを継続してやれなかったという部分、ちょっと後ろ向きのプレーが増えたり、サポートが遅くなったり、あるいはダイナミックに飛び出していくところ、そういったものの判断の鈍さと動きの鈍さというものは最大の要因、原因だったのかなと感じています。
選手コメント

No.8 小西 雄大 選手
Q:今日の試合はどうでしたか?
A:きつかったです。
Q:徳島がいつもどおりのシステムではなかったのはいつ気づきましたか?
A:メンバーが出たときに(最終ラインが)5枚かなと思って、「たぶん5枚ですよ」という準備はしていたんですけど、5枚の相手やったら、うちのオーガナイズ的に崩すのはなかなか難しいところがあって、でもそのなかで先制できたのはよかったですけど、そこからなかなか。後半は少しボールを捨てるようなシーンが増えてきた時間帯が失点につながったのかなと思います。
Q:5枚になったら徳島と山形の噛み合わせでは、サイドが詰まるのか、中央で人数が一緒ぐらいになってしまうのか、どこが苦しくなりますか?
A:うちのサッカーで言うと外が出口になるので、そこが少し詰まる形になるので、そこが詰まったときに、次にどこが出口になるかというと、人がもっと動くのか、ボールを動かしながら相手をもっと動かすのかというところが、うまくできなかったかなというところです。
Q:ただ、どう見ても形は持っているチームだし、あとはそれを高めていくことで勝率は上がっていくだろうと思いますが、今日の試合を経て、ここから先、どこを改善したいですか?
A:もっと相手を見て人が動くべきだと思うし、そこはピッチでプレーしている選手がもっともっと判断しないといけないですし、そこのクオリティはもっと上げないといけないです。そこは外から提示されているものもたくさんありますけど、それと違うことが起きるのもサッカーなので、そこを柔軟にもっとやらないといけないなというところと、あとは今日の試合で言うと、球際の競り合いや、ふだん自分らがやれていることというのができていなかった印象ではあります。そこをやらないと負けるし、上には上がっていけないですし、戦術的なところもそうだし、そういう闘うところももっともっと詰めていかないといけないなと思います。
戦評
ゴールデンウィーク3連戦の初戦、モンテディオ山形はアウェイで徳島ヴォルティスと対戦。前半終了間際に先制するも、後半にセットプレーの流れから2ゴールを許して逆転負けを喫した。
前節から先発メンバーを入れ替えずに臨んだ一戦は立ち上がり、互いにサイド攻撃から1本目のCKを獲得し、ショートコーナーからゴールを狙うが決定機には至らない。10分、徳島が2本目のCKからチャンス。クリアボールを玄理吾がダイレクトシュート、柿谷曜一朗がコースを変えたが枠を外れた。
前半の半ばに入ると、両者スピーディーな攻撃からチャンスを迎える。17分、前線からプレスをかけてきた徳島に対して山形は上手く回避、右サイドの連携から最後は國分伸太郎がシュートを放ったが、枠を捉えられなかった。その2分後、スルーパスを受けたブラウンノア賢信がクロス、杉森考起が合わせたが西村慧祐がブロックした。そこから徳島は2本のCKを得たが、ゴールには繋がらなかった。
山形は徳島のコンパクトな守備ブロックを前に、横パスやバックパスで相手の引き出しを狙うが、攻撃は停滞する。逆に徳島の攻撃を受け、35分、玄の中央突破から最後はブラウンのシュート。直後には、徳島のGK・ホセアウレリオスアレスのロングフィードを杉森が受け、杉森の横パスを柿谷が受けてシュートと続けてピンチを迎えたが、いずれも山形のGK・後藤雅明が防いだ。
流れをなかなか掴めない中、迎えた前半の終了間際、山形は相手の一瞬の隙を突いて先制に成功する。川井歩のロングフィードを高橋潤哉が上手く収め、反転してペナルティーエリア内のスペースへ流し込む。これを國分がダイレクトで合わせるとゴール左隅へと突き刺さった。
アウェー戦で5試合ぶりの得点を挙げた山形が、1点をリードして前半を終える。
後半は、序盤から徳島の猛攻を受ける。49分、柿谷からパスを受けたブラウンに強烈なミドルシュートを打たれるもクロスバー。53分には、右サイドを崩され、杉森にクロスを入れられたがブラウンが合わせられず。更にその2分後、ブラウンの中央へのパスがフリーの橋本健人に通り、決定機を許したがシュートはイサカゼイン、川井が2人がかりでブロックした。
後半の半ばに差し掛かる時間帯、山形はミスからピンチを立て続けに迎える。59分、パスミスから杉森にシュートを狙われるがGK・後藤雅が抑え、その直後には、ハイプレスに捕まり、柿谷にボールを奪われてクロスを上げられたがボールは流れた。
63分、山形は氣田亮真とイサカの両ウイングを下げて坂本亘基、杉山直宏をピッチに送り込む。流れを変えたい山形だが、徳島のハードワークに押されるようになり、自陣でのプレーが長くなる。
73分、GK・スアレスのロングフィードを橋本が収めてアーリークロス、ここは熊本雄太が足を伸ばしてクリアしコーナーに逃れる。しかしCKのセカンドボールを拾った橋本にミドルシュートを許すと、これがゴール右隅に吸い込まれて試合を振り出しに戻された。
タイスコアとなった直後、山形は國分に代えて有田稜を投入。80分には、徳島が2枚替えを行ったのと同時に山形も2枚替えを行い、高橋と小西雄大に代えて加藤千尋、松本凪生を投入する。
勝ち越し点を狙いに行くが、追いついて勢いに乗る徳島にサイド攻撃を何度も許し、加えて疲労からか、パスミスやコントロールミスが相次ぎ、苦しい展開が続く。その中で90分+1、右サイドでパスを繋ぎ、加藤のシュート。直後には、有田の落としを受けた坂本亘が深い位置まで運んでクロスとチャンスを作るがゴールには至らず。その後、徳島のカウンターを受けてCKを許すと90分+5、キッカー・チアゴアウベスのクロスを杉本太郎がフリック。熊本のクリアが味方に当たって高く上がったボールを渡大生に頭で押し込まれ、土壇場で逆転ゴールを決められた。試合はこのまま終了、山形はアウェー戦5試合勝ちなしとなった。
次節は5月3日(金・祝)、ホームで3位・ファジアーノ岡山と対戦する。