
[ 試合終了 ] | ||
0 | 前半 | 0 |
0 | 後半 | 1 |
- 67分 榎本 啓吾
メンバー
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 吉田 泰授 | |
DF | 3 | 熊本 雄太 |
81' |
DF | 4 | 西村 慧祐 | |
DF | 15 | 川井 歩 |
81' |
MF | 7 | 髙江 麗央 | |
MF | 10 | 氣田 亮真 |
68' |
MF | 18 | 南 秀仁 | |
FW | 9 | 有田 稜 |
46*' |
FW | 14 | 坂本 亘基 |
68' |
FW | 42 | イサカ ゼイン |
76' |
控えメンバー
GK | 16 | 長谷川 洸 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 安部 崇士 | |
MF | 17 | 加藤 千尋 |
68' |
MF | 20 | 松本 凪生 |
81' |
MF | 24 | 横山 塁 |
68' |
MF | 37 | 杉山 直宏 |
81' |
FW | 36 | 高橋 潤哉 |
46*' |
監督
渡邉 晋 |
スターティングメンバー
GK | 35 | 内山 圭 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 川島 將 | |
DF | 4 | 中川 創 |
78' |
DF | 22 | 久富 良輔 | |
MF | 8 | 浅倉 廉 |
72' |
MF | 15 | 杉田 真彦 |
78' |
MF | 19 | シマブク カズヨシ | |
MF | 23 | 梶川 諒太 | |
MF | 24 | 永田 貫太 |
59' |
MF | 26 | 西矢 健人 | |
FW | 14 | 中川 風希 |
控えメンバー
GK | 41 | 北村 海 チディ | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 小笠原 佳祐 |
78' |
MF | 6 | 新井 泰貴 | |
MF | 10 | 榎本 啓吾 |
59' |
MF | 18 | 小関 陽星 | |
MF | 33 | 河上 将平 |
78' |
FW | 9 | 矢村 健 |
72' |
監督
須藤 大輔 |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
4 | 3 | 7 | FK | 15 | 5 | 10 |
0 | 1 | 1 | CK | 8 | 3 | 5 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
2 | 2 | 4 | シュート | 16 | 10 | 6 |
1 | 0 | 1 | オフサイド | 1 | 1 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 雨
-
- 気温
- 5.1℃
-
- 湿度
- 78%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 5,616人
-
- 主審
- 窪田 陽輔
-
- 副審
- 川崎 秋仁、鶴岡 泰樹
-
- 第四の審判
- 大橋 侑祐
監督コメント
■総括:
冷たい雨の中、5,000人を超えるサポーターの皆さん、それから中継等々で我々の勝利を願って応援を届けてくれた皆さん、本当にありがとうございました。
我々はスコアを動かすことができず、藤枝さんは1点を取ってアウェイながら勝点3を取り、我々ホームにもかかわらず、勝点1も取れずに終わってしまいました。その結果が全てだと思います。しっかりとまたファイティングポーズを取って、5連戦の最後に臨みたいと思います。
■質疑応答:
Q:前半から押し込まれる展開が続きましたが、ハーフタイムの修正を教えて下さい。
A:これまでのゲームを見て、藤枝さんがどのような攻撃の組み立て方をしてくるのか、あるいは守備の仕方をしてくるのか。そういったものは準備してきたつもりです。
ただ、まず藤枝さんの攻撃の組み立ての形が、これまでのゲームとは違ったというところで、なかなか我々のプレスがはまらなかったというところは1つありました。
藤枝さんの守備が変化してくるのは、これは藤枝さんに限らず、他のチームも我々に対してやってくることになので、色々な準備をする中で、変化を我々が感じて対応した部分と、やりながらそういうものをこなしていった部分と両方あったと思います。
おっしゃったように我々がなかなか相手陣に攻め込めなかったのは、プレスがハマらなかったというのが一番の原因だと思っていたので、そのあたりは、我々が準備していたものとは違うけれども、こういうふうにやっていけば、おそらくもう少し圧力は掛けられるだろうというような話と映像はハーフタイムでしました。
もちろんそれが後半でどのようになったかはもう一回映像を振り返って確認したいですけれども、前半のようにズルズル下がらざるを得ない状況、あるいは不必要に食いついて背中を取られる状況は少なくなったと思います。
では、攻撃のところで我々が出ていくところでのミスが散見されて、その一本のパスが通っていれば、我々にビッグチャンスが来るけれども、それが我々に訪れることがなかった。そういうところでまた藤枝さんにボールが行ってしまったという流れが続いたゲームだったと感じています。
Q:トップに有田稜選手を先発起用して、トップ下に氣田亮真を起用しました。その組み合わせの評価をお願いします。
A:別に初めての組み合わせではないんです。ただ、亮真が今シーズンのキャンプでは左サイドをやる時間が長かったので、もしかしたら他の選手と比べれば当然こなした時間というものは多くはないかもしれませんけれども、今日初めましてでやる2人ではないので、その辺りは期待したものもありました。
ただ、前半はなかなかうまくいかなかったかなと感じています。もちろんそれは攻撃の部分で、じゃあどうやってやったらうまく引き出せるのかというのを探りながらやっていました。45分という部分と、先ほど申し上げたような守備でなかなか我々がうまくプレスをかけられずに、二人がどうしても後追いになってしまう時間が多くなったのもリズムをつかみ切れなかった一因だと思うので、そういった攻守両面での難しさといったものが、2人にとってはもしかしたらストレスのかかる45分だったかもしれません。
Q:攻撃のところですが、あのパスのテンポがなかなか上がらなかったり、攻撃でスピードアップできなかったりと難しさがあったと感じています。どういったところに問題があるのか、監督の見解聞かせてください。
A:まず、そのおっしゃったスピードが上がらないというところは理解できないです。スピードを上げた、上げようとした、実際それで上げてチャンスを作ろうとしたシーンはありました。それが皆無だったり、あるいは前節甲府戦もそうですけど、我々が相手のボックスの中に入り込みましたか?全く入り込めませんでしたね。と言うんだったら話は別ですけど、そんなことはないので。
そこは我々がやろうとしていることを、もちろん回数は良い時に比べれば少ないかもしれませんけれども、全く何もできませんでしたとは僕は思っていないです。
もちろん、じゃあもっとテンポを上げれば多分相手も動かせるでしょう。そこに対しては、少し結果が出ていないというのもあるかもしれませんけど、ちょっと自信がないようなボールの受け方だとか、というものは見られるので、そこは選手がちゃんと前を向いて前にプレーをできるように僕からしっかりと促したり、連戦で準備期間短いんですけれども、トレーニングの中でそういったものをもっともっと落とし込まなければいけないなと感じています。
ただ、もちろんこれだけ結果が出てないので、何ありましたか?というところを評価するのはナンセンスなのかもしれないですけども、そういうのもちゃんと拾っていってあげないと、我々がここから立ち上がる姿を見せられないので。当然精査する部分と精査して改善していく部分と、こういうところはやれているんだから、もっともっとこの回数増やそうぜっていうところを、両方しっかりと見ていく必要があると思います。
Q:チームとして今年J2優勝を目標に掲げている中で、ルヴァンカップも含めれば公式戦4連敗になってしまいました。現状の危機感をどう感じてらっしゃいますか?
A:ものすごく感じていますよ。公式戦で2連敗しただけで、相当危機感を感じていました。それは僕だけじゃなくて選手が。そういうようなことも言葉も出ていましたし、開幕2連勝を飾った後もしっかりとここで次勝たないと意味ないぞという言葉も聞こえましたし、そんな危機感を感じずにやってはいません。それは間違いないです、チーム全体が。
ただそうは言っても、こういう結果なので。じゃあお前ら危機感持ってねえだろと言われてしまえばそれまでで。だから我々は結果で見返すしかないので。次こそしっかりと勝って、また立ち上がる姿というものを見せられるようにしたいと思います。
選手コメント

No.24 横山 塁 選手
Q:試合の感想からお願いします。
A:リーグ戦3連敗になりましたけど、自分は途中から出場して、「ここから行くぞ」というときに点を取られて、チームとしてももうひとギアを上げられなかったと思いますし、10人になって少し難しい時間が続いてしまって、それでも点数は取りにいかないといけないので、前に行こうと言う気持ちはありましたけど、うまくいかずにそのまま負けてしまったので、すごく悔しいです。
Q:どんな狙いでピッチに入りましたか?
A:結果しか見えてなかったのですし、交代する直前に点を決められて、チームとしてシュートがなかったと思っていたので、もっとシュートをどんどん打っていこうと思いました。シュートしないことにはゴールは入らないですし、監督が自分に求めていることは結果の部分だと思うので、それを意識して入りました。
Q:チームにどんなことが足りないと感じていますか?
A:こうなったときに、誰が「試合を決めてやる」と。いま難しい状況ですけど、この状況を変えられるのは気持ちの部分だと思いますし、本当にみんなうまいし、みんな闘っています。それはみんな見ていてわかると思うので、それで相手よりもっと走るとか、相手に1対1で勝つとか、気持ちが大きい選手が活躍すると思うし、それを自分自身もできると思っています。自分自身がこのチームを変えられると思うので、絶対にこのままズルズルはいきたくないし、3連敗して次で絶対に勝たないとダメだと思うので、自分が絶対このチームを変えて、自分が点やアシストをしていきたいと思います。
Q:形云々も大事ですが、気持ちの部分は横山選手の中でも大事にしていることですか?
A:そうですね。さっきも言いましたけど、みんなうまいし、みんな「点を取りたい」と思っていて、最後の気持ちというか、最後に明暗分かれるのはそこだと思います。自分もうまい選手ではないんですけど、そこをしっかり、他の選手よりも「俺が取ってやる」という気持ちで、次の試合は絶対勝ちます。
Q:あらためて、5連戦最後にいわき戦がありますが、意気込みをお願いします。
A:いま3連敗していますけど、自分たちは優勝というのを諦めていないですし、ファ・サポーターに必ず勝利を届けるので、応援よろしくお願いします。
選手コメント

No.4 西村 慧祐 選手
Q:試合の感想からお願いします。
A:こういう結果になってしまって、反省すべきところと、もっと改善すべきところが沢山でた試合でした。
Q:守備面で感じる改善点は?
A:今日に関しては、相手の立ち位置が可変してくることに対しての、自分たちの柔軟性が足りなかったですし、もっと柔軟に対応できないといけなかったというところと、試合中にそれを回復できずに常に後手を踏み続けたシーンが多くなってしまったのが結果につながったと思います。
Q:シュート数も伸びませんでしたが、攻撃面では足りない部分は何か感じますか?
A:おっしゃるとおり、シュートは少ないですし、相手のゴールを脅かすようなシーンは全然足りてないと思うので、最後のクオリティーや、そこにつながるまでの組み立ての部分はもっと質を高めていかないとゴールにつながらないと思います。
Q:もう少し強引でもいい場面もあるのでは?
A:強引でも足を振れるシーンはあると思うので、慎重になり過ぎず、もうちょっと大胆に強引なプレーをしてもいいと思います。
Q:連戦は続きます。いわき戦に向けての意気込みをお願いします。
A:落ち込んでいる暇はないので、3連敗しましたけど、3連敗したことはもう取り返せないし、ここから連勝を重ねて取り返していくしかないと思うので、短い時間ですけど、またいい準備をしていわき戦に挑みたいと思います。
Q:センターバックから見て、氣田亮真選手やウイングへの選手にパスの出しづらさはありましたか?
A:相手もそこを消してくるのは想定内なので、そこにどう届けるかというのは、自分たちも試行錯誤しながら、ゲーム中も話しながらやっているつもりではありますし、何回か亮真からいい展開とか、そこからの攻撃を繰り出せたりしているので、それをいい結果につなげていきたいなと思います。
戦評
連敗を止めたいモンテディオ山形は、前節から中3日で、今季ここまで勝利のない藤枝MYFCと対戦。後半に先制を許すと、その後退場者を出し、流れを変えられずに0-1で敗れ、リーグ戦3連敗を喫した。
スタメンは前節から1人変更。最前線に有田稜を起用した。
晴天だったホーム開幕戦から一転、冷たい雨が降る中で行われた試合は、立ち上がりから藤枝が持ち味のハードワークと人数をかけた攻撃で山形を押し込む。3分、高い位置でボールを奪い返して浅倉廉のシュート。14分には、ルーズボールを浅倉が拾って持ち運び、中川風希へ。シュート性のクロスに杉田真彦が飛び込み、際どいシーンを作った。
前半の半ばに入っても藤枝のペースは変わらず。22分、吉田泰授の横パスを浅倉がカットしロングカウンターを発動。最後は中川創から斜めのパスを受けた浅倉がフィニッシュも枠外。直後には、梶川諒太が左サイドを駆け上がる永田貫太へ絶妙なスルーパス。永田のクロスをフリーのシマブクカズヨシが頭で合わせたが、山形のGK・後藤雅明が防いだ。
攻撃の形を作れない山形は坂本亘基、氣田亮真がポジションを入れ替えるなど変化をつけるが、シュートまで繋げることが出来ない。また、藤枝のハイプレスを前に、横パスやバックパスが多く、我慢の時間が続く。その中で39分、ピッチを幅広く使ったビルドアップから、髙江麗央の縦パスをイサカゼインが受け、近くの坂本へ。坂本の横パスを髙江がダイレクトシュートと、前半の終盤にようやく攻撃の形を一つ作った。
前半、山形は藤枝の猛攻を何度も受けたが、GK・後藤雅の好セーブや守備陣の粘り強い対応で耐え凌ぎ、スコアレスで終える。
後半開始前、山形は有田に代えて高橋潤哉を投入し流れを変えようと試みるが、最初に好機を迎えたのは藤枝。54分、川井歩のパスを自陣でカットされ、最後は浅倉にミドルシュートを許したが、後藤雅が好セーブで防いだ。
前半に続いて藤枝の鋭いサイド攻撃を受ける展開となる中、67分、藤枝に今季ファーストゴールを許す。縦パスを受けた浅倉にドリブルでサイドを突破されると、中央の中川風、逆サイドでフリーの榎本啓吾と繋がれ、狙い澄ましたシュートを決められた。
失点直後、山形は氣田と坂本に代えて加藤千尋、横山塁を投入する。
山形はカウンターから攻撃の糸口を掴もうとするが、藤枝の素早いプレスバックに阻まれ、ゴール前に迫ることが出来ない。逆に74分、杉田に深い位置まで突破された流れから西矢健人、シマブクと立て続けにシュートを許すなど、厚みのある藤枝の攻撃を食い止めるので精一杯の展開が続く。
終盤に入ろうとする時間帯、山形は更に厳しい状況を強いられる。76分、南秀仁の浮き球のパスに反応したイサカが、トラップの際に中川創の顔面に当たり、一発レッドの判定に。残り時間を10人で戦うこととなった。
数的不利となった山形は81分、川井と熊本雄太を下げ、杉山直宏と松本凪生を投入し交代枠を使い切る。杉山は左ウイング、加藤は再びトップ下に入り、最終ラインを3枚にして攻撃的な陣形を取る。しかし、テンポを落とさない相手のパスワークに最後まで揺さぶられ、チャンスらしいチャンスを作れぬまま、タイムアップの笛が吹かれた。
通算成績が2勝3敗となった山形は次節、24日(日)にアウェイでいわきFCと対戦する。