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清水エスパルス
清水エスパルス
3
[ 試合終了 ]
3 前半 0
0 後半 0
0
  • 15分 チアゴ サンタナ
  • 30分 岸本 武流
  • 45分 高橋 祐治
AWAY
モンテディオ山形
モンテディオ山形

メンバー

清水エスパルス

スターティングメンバー

GK 57 権田 修一
DF 2 山原 怜音

76'

77'

DF 4 高橋 祐治
DF 50 鈴木 義宜
DF 70 原 輝綺

76'

77'

MF 3 ホナウド

57'

MF 11 中山 克広

65'

MF 14 白崎 凌兵
MF 15 岸本 武流
FW 9 チアゴ サンタナ

57'

FW 33 乾 貴士

控えメンバー

GK 1 大久保 択生
DF 5 北爪 健吾

76'

77'

DF 28 吉田 豊

76'

77'

MF 7 神谷 優太
MF 13 宮本 航汰

57'

MF 16 西澤 健太

65'

MF 17 ベンジャミン コロリ

57'

監督

秋葉 忠宏
モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 1 後藤 雅明
DF 3 熊本 雄太
DF 4 西村 慧祐
DF 26 川井 歩

80'

DF 41 小野 雅史
MF 18 南 秀仁
MF 25 國分 伸太郎

46*'

MF 29 髙江 麗央

46*'

FW 10 チアゴ アウベス

69'

FW 11 藤本 佳希

80'

FW 42 イサカ ゼイン

控えメンバー

GK 16 長谷川 洸
DF 5 野田 裕喜
MF 15 藤田 息吹

46*'

MF 21 田中 渉

80'

MF 28 泉 柊椰

69'

FW 9 デラトーレ

80'

FW 49 後藤 優介

46*'

監督

渡邉 晋

スタッツ

90 45 total   total 45 90
6 6 12 FK 13 5 8
1 5 6 CK 4 0 4
0 0 0 PK 0 0 0
4 7 11 シュート 7 4 3
2 0 2 オフサイド 1 0 1

試合環境

  • 天候
  • 気温
    26.5℃
  • 湿度
    74%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    12,613人
  • 主審
    田中 玲匡
  • 副審
    清野 裕介、竹長 泰彦
  • 第四の審判
    櫻井 大輔

監督コメント

■総括:
この週末、台風が来ているというような情報がある中で、我々も清水に向かう行程を少し変えたりしながら何とかここに来ることができて、無事に試合を行うことができたことに感謝をしたいと思います。
また、素晴らしいスタジアムで、素晴らしい雰囲気で、いつ来ても日本平は本当にサッカーの醍醐味というものをいろんな角度から伝えてくれるような素晴らしいスタジアムで、そこで試合ができたことを感謝したいと思います。
その中で、山形からも大勢のサポーターに集まっていただきました。本当にありがとうございます。中継の先からも、おそらく我々の勝利を信じて、応援を届けてくれたと思います。残念ながら彼らの思いに応えることができませんでした。
これまでもこれからも、目の前の試合というところで進んできましたし、今後も進んでいくもりですけれども、もちろんこのゲームにおいてやりたいことやれなかったことをしっかりと精査して、次のゲームこそ、我々が3ポイントを取れるように精進していきたいと思います。

 

 

■質疑応答:

Q:今日は前半3失点しました。ゲームプラン通りにいかなかったところはどこですか?

 

A:ビルドアップのところで、いくつか我々も形を持っていて、それをどのようにやっていこうかっていうところは少し微調整をしながらこの清水戦に向けて準備をしていきました。
立ち上がり清水さんのプレッシャーというものを、もしかしたら選手が必要以上に感じてしまって、気圧された部分もあったと思います。おそらくそこが今日のゲームでの一番反省とポイントかなと思います。10分過ぎぐらいまで本当に我々が前進できないような状況が続いて、清水さんの攻撃のテンポに後手を踏んで難しい状況が続いていたのですが、いいボールの奪い方をすれば、我々がカウンターで出て行けて、ラストパスを通せればとか、シュートが枠に入っていればとか、そういったものは多分3つぐらいシーンを作れたと思います。
そこで何とか自分たちの攻撃のリズムも作り出したかった。そこが今日のゲームで言うと最大のポイントになるのかなと思います。
そこをうまくやり抜けて、ゲームを進められればというところで相手のひと振りでやられてしまった。先にスコアを動かされて、少し難しくなって、またちょっと我々がボールを引き出す準備が遅れ、そういったところが散見されて、また清水さんのショートカウンターをくらったと。
ちょっとそこから後手を踏んでしまったのが非常にもったいない前半だったと感じています。

 

 

Q:後半はかなり試合を支配しましたが、どんな指示を出したのでしょうか。

 

A:まずは攻撃の部分、ミスはつきもののスポーツなので、それを自分たちがどう捉えるか。選手たちに「怖いか」いう話はしました。選手たちは「怖くない」と「これでやる」と覚悟を決めて言ってくれたので、「じゃあそれでやり通そうぜ」というような話をしました。まずはその攻撃の部分で、そこで恐れなければ、絶対にボールを動かせるし、仮に取られたとしても、下を向かずにもう1回チャレンジしようというところで背中を押しました。
あとは守備の部分で、サイドバックが人を抱えずに余っている時間がすごく長かったので、3失点している状況でもありましたし、そこは我々もリスクを冒して人を捕まえに行けというような指示を出しました。
それで自分たちが、基本的にはスペースをしっかりと管理したところから、プレッシャーをかけてボールを奪って出てくるというのは我々の守備のスタイルです、プレッシングを含めて。少し人に対して依存するような形でリスクを冒して、守備の部分で行ったというところも後半少し盛り返した要因かなと感じています。

 

 

選手コメント

No.15 藤田 息吹 選手

No.15 藤田 息吹 選手

Q:アイスタでやるのはいつぶりですか?

 

A:松本のとき以来なので、最後はJ1のときかな? やっぱり雰囲気よかったです。すごいですね、やっぱり。伝統的に雰囲気とか歴史を感じるようなサンバ調の応援で、選手をノセるのが上手な、雰囲気のあるスタジアムだなというのを感じました。

 

 

Q:後半、藤田選手と後藤優介選手が入って、だいぶギアが上がりましたが、どんなことを意識していましたか?

 

A:前半がモンテディオとしてはあまり目指しているところの試合ができてなかったので、とにかく自分が入って流れを変えたいという思いで入って、攻撃で受けて前に出すとか、守備のインテンシティとか、そういったことを意識してやりました。

 

 

Q:出して走るというところは前半よりも見られましたが、狙いとしたところは?

 

A:腰が引けたような前半になってしまったので、しっかり自分が受けて、前に出してというのは意識しました。

 

 

Q:そこから点に届くまでは何が必要ですか?

 

A:やっぱり、ゴール前のクオリティというか、自分たちはどちらかというと点を取るのが得意なチームで、どの試合でも点を目指せるチームで、自分たちの点を取る形があるので、そこにあと少し届かなかったのかなあというのはありました。どちらかというと、保持するというよりも速く攻めていきたいチームなので、もう少しその形が出せればよかったかなと思います。

 

 

Q:次につなげたいところですが、どうですか?

 

A:自分たちは昇格を目指して戦っていて、いまプレーオフ圏内にも入っていないので、本当に1試合1試合という、目の前の1試合だけを考えて頑張りたいと思います。

戦評

残り9試合、プレーオフ圏内の6位と勝点2差の9位につけているモンテディオ山形は、3位・清水エスパルスとアウェイで対戦。前半で3点を奪われ、後半は食い下がったものの得点を奪えず、0-3で敗戦。プレーオフ争いから一歩後退した。

 

モンテディオは出場停止の山田拓巳の代わりに右サイドバックへ川井歩が入り、センターバックには西村慧祐が入った。清水は乾貴士が2試合の出場停止から復帰し、入れ替わって今季13得点のカルリーニョス ジュニオが累積で出場停止となった。

 

立ち上がりからモンテディオは高い位置からのプレッシャーを狙うが、技術力の高い清水がすぐに押し込む状況を作る。10分には中央でくさびを受けたチアゴ サンタナがターンからシュート。ここは小野雅史がしっかり寄せてブロックした。

 

すると11分、モンテディオは中盤で南秀仁のパスカットからカウンター。イサカゼインを経由し、國分伸太郎のスルーパスに藤本佳希が飛び出したが、シュートは枠を逸れた。

 

その後も押し込む清水と、そこからカウンターを狙うモンテディオの構図となったが、15分、左サイドで起点を作った清水は、中央のペナルティーエリアすぐ外からチアゴ サンタナがワンタッチで放ったシュートが枠をとらえ、先制した。

 

この直後、モンテディオも決定機を作る。中央ゴール前でのポストプレーで藤本がさばき、右サイドのイサカにボールが渡ると、イサカは縦に仕掛けて右足を強振。チアゴ アウベスが相手と競り合いながら逆サイドから飛び込んできていたが、枠内に押し込むことはできなかった。21分にも南のパスからフリーで受けたチアゴ アウベスが左サイドからシュートまで持ち込んだが、ここはGK権田修一のセーブに阻まれた。

 

飲水タイム直後にもカウンターのチャンスが2度あったが、いずれも判断やパスの精度が伴わずフィニッシュまで持ち込めなかった。

 

30分、モンテディオのビルドアップの場面で、ボランチを経由したところを乾に倣われショートカウンター。最後は右から入ってきた岸本武流がスルーパスを押し込んだ。

 

ここからは2点リードの清水が安定したビルドアップと守備への早い切り替えで、モンテディオは攻撃を封じられた。そして45分、清水のFKから高橋祐治のヘディングで3点目を奪われた。

 

モンテディオは後半頭から2枚交代。國分、髙江に代えて、ともに清水を古巣とする後藤優介、藤田息吹がピッチに入った。モンテディオはボールを保持し、攻撃のテンポも上げるが、パスが合わなかったり、相手に対応されたりするシーンが多かった。清水がチアゴ サンタナとホナウドを下げて2枚代えをした直後には、モンテディオがスローインからゴールに迫り、混戦から藤田がシュートを放ったが、相手の守備もあり、コナーキックへ。そのCKの直後には清水に3対1のロングカウンターを受け、最後は乾がフリーの状態でシュートを狙ったが、ここは枠を逸れた。

 

清水は守備で5-4-1となる手堅い形で試合を進めたが、モンテディオもチアゴ アウベスから泉柊椰へ交代カードを切る。しかし、なかなか思うような形で泉にボールが渡らず、チーム全体でも攻撃に転じるシーンが作れなくなっていた。

 

モンテディオの最後の交代は80分。川井、藤本から田中渉、デラトーレに代え、藤田を右サイドバックに、ボランチに田中を配置した。終了が近づくにつれて守備ブロックを下げていく清水に対し、モンテディオは前からボールを奪いに行ったり、ボールを持って押し込んだりと相手陣内で果敢にボールを奪いに行く。87分にイサカが右から、後藤優が中央でターンから立て続けにシュートを放ったが、清水の守備を破るまでには至らず、0-3のまま試合を終えた。

 

3試合勝利がないモンテディオは通算戦績が15勝3分16敗となり、勝点48は変わらず、順位を11まで下げた。