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藤枝MYFC
藤枝MYFC
1
[ 試合終了 ]
0 前半 1
1 後半 1
2
  • 46分 岩渕 良太
  • 3分 宮城 天
  • 90+2分 後藤 優介
AWAY
モンテディオ山形
モンテディオ山形

メンバー

藤枝MYFC

スターティングメンバー

GK 41 北村 海 チディ
DF 2 川島 將
DF 3 鈴木 翔太
DF 4 山田 将之
MF 6 新井 泰貴
MF 7 水野 泰輔
MF 8 岩渕 良太

61'

MF 10 横山 暁之

78'

MF 22 久富 良輔

61'

MF 27 榎本 啓吾
FW 11 アンデルソン

78'

控えメンバー

GK 31 上田 智輝
DF 5 小笠原 佳祐
MF 23 徳永 裕大
MF 47 田中 宏武

61'

MF 49 永田 貫太

78'

FW 28 矢村 健

78'

FW 77 中川 風希

61'

監督

須藤 大輔
モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 1 後藤 雅明
DF 4 西村 慧祐
DF 5 野田 裕喜
DF 26 川井 歩
DF 41 小野 雅史
MF 18 南 秀仁
MF 21 田中 渉

74'

MF 29 髙江 麗央

56'

FW 11 藤本 佳希

78'

FW 19 宮城 天

74'

FW 24 横山 塁

56'

控えメンバー

GK 16 長谷川 洸
DF 3 熊本 雄太
MF 8 小西 雄大

74'

MF 15 藤田 息吹

56'

MF 42 イサカ ゼイン

56'

FW 9 デラトーレ

78'

FW 49 後藤 優介

74'

監督

渡邉 晋

スタッツ

90 45 total   total 45 90
9 1 10 FK 10 6 4
1 5 6 CK 3 1 2
0 0 0 PK 0 0 0
3 10 13 シュート 6 2 4
3 1 4 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
  • 気温
    28.5℃
  • 湿度
    73%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    3,015人
  • 主審
    須谷 雄三
  • 副審
    竹田 明弘、西水流 優一
  • 第四の審判
    植田 文平

監督コメント

■総括:

 

まずは遠い静岡の藤枝まで来てくれた大勢のサポーター、本当にありがとうございました。ロケーション的にはサッカー専用なので、我々のホームゲームとは異なりますが、我々のホームNDソフトスタジアム山形かと思うわせるぐらい、素晴らしい空気感を作ってくれました。間違いなく選手の足を動かしてくれたと思います。ありがとうございました。中継先でもパブリックビューイングでも我々にパワーと念を届けてくれたサポーターが大勢いらっしゃったと思います。重ねてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
ゲームについては、藤枝さんのプレスは我々の中では想定内で、それをしっかりと外していこうという準備をしてきました。もちろん前半すごく苦しんだと思いますが、絵は共有できていました。私自身も選手も。それを1個しっかり外せればというところは、多分ちょっとしたクオリティの部分だったり、あるいは準備をもうコンマ2秒3秒早くしたりとか、そういうものでしっかりと外せるものがあったと思います。実際外せれば、我々にはチャンスがあるし、利益が生まれるし。ただ、そういう回数をもっともっと増やしたかったなと思います。
早々に先制したので、多少構えてしまった時間はあったのですが、そこから守備でやられたのっていうと、実はそんな気にはしてなくて、逆に取ったボールを2本繋げば、我々は相手陣内に入れることができた。ただ、それを1本目で引っかかったり、2本目に引っかかったり、結局そこも自分たち次第ですよね。そういうところがすごく勿体なかった。そこは今、選手たちにも話をしました。
それをひっくり返してこそ自分たちが成長できる。正面からそこを逃げずにこれからしっかりとトライしていきたいと思います。

 

 

■質疑応答:

Q:後半開始早々に失点して、前半の流れから言えば藤枝に流れが傾いてもおかしくなかった。そこで踏ん張れたのはどういったところが良かったですか?

 

A:その絵を共有していたものが、実際ピッチ上で繋がりだしたからだと思います。それは藤枝さんのプレスが弱まったというのもあると思います。もちろん彼らも選手交代をして、パワーアップはしてきたけれども、そこに逆に言うと最終ラインがついてこられなかったりすることは、ゲームの中で往々にしてあることなので、我々はそこでしっかりと相手を外して相手陣に侵入する回数が前半に増えたのは間違いないと思います。
ただそれが、相手のパワーダウンによって、そうできたと今は感じているので、できればそこを逆に利用して、相手がフレッシュでもしっかりと外していけるようにしたいなと思います。間違いなく相手とのパワー関係、パワーっていうのはゲームの中で力強さだとか、スタミナだとか、そういう部分でのパワー。
そこに左右されることなく、自分たちがひっくり返せるようにしていきたいと感じました。

 

 

Q:オープンな展開な中で、最後、劇的な勝ち越しゴールでした。勝ち切れた力はどんなところにありますか?

 

A:前線の選手はどんどんどんどんフレッシュな選手を投入するというのは、ゲームプランとして毎試合毎試合あります。逆に言うと選手たちもそこをしっかりと理解をして、特にスタートから出る前の3枚、あるいはトップ下も含めて、後がいるんだから俺たちは最初から行くぞっていうのはもう口に言ってくれているんですよね。
それをやりきった後に、しっかりとエネルギーを持った選手が我々のベンチに控えているという大きなものがあると思います。実際そこで、我々がしっかりと相手の背後を取って、最後のゴールの最終局面に関して言うと、2人の冷静さ、南だったかな、ラストパス出したのは。あそこを打たないのは秀仁らしいなと思ったし、秀仁なんだけど名前は。それをしっかりと決め切る優介もこの間のゴールに引き続き、また我々に勝点3をもたらしてくれたし、そこは彼らのクオリティっていうものを、最後しっかりと示した、そういうゴールだったと思います。

選手コメント

No.19 宮城 天 選手

No.19 宮城 天 選手

Q:先制ゴールのシーンは相手の前に入る狙いがありましたか?

 

A:角度的に足元にもらえれば自分ならなんとかなると思ったら、速いボールが来て、得意な形であとは決めるだけでした。

 

 

Q:立ち上がりから藤枝が前から来ましたが、慌てることなくできましたか?

 

A:ミスしても得点につながれば。失点しなかったので、そういう面でも慌てることなく、それで得点につながったので、チャレンジするとリスクはありますけど、点取れてよかったです。

 

 

Q:前半はかなり圧される展開でした。

 

A:1個剥がしたら打開できるという場面でミスが目立ったので、そういう部分はやってはいけないですけど、チャレンジする部分はいいと思います。

 

 

Q:後半は自分たちの形に持ち込めたのでは?

 

A:そうですね。あの(藤枝の)プレスがずっと続くとは思ってなかったので、60〜70分あたりから自分たちのペースになると思って耐えていました。後半立ち上がり失点はもったいなかったですけど、そこで焦れずにやれたのかなと思います。

選手コメント

No.49 後藤 優介 選手

No.49 後藤 優介 選手

Q:劇的な決勝点でしたが、ゴールシーンを振り返ってください。

 

A:いい形で取れましたし、みんなが落ちついて、最後、ゴール前まで持ってこられたことがよかったなと思います

 

 

Q:シュートシーンは冷静に見えましたが?

 

A:冷静ではないですけど、打つだけだったので、考えずに。

 

 

Q:狙ったところに行きましたか?

 

A:あそこしかなかったので。それがうまくいったと思います。

 

 

Q:先発ではない悔しさは当然あると思いますが、仕事はできている、と。

 

A:できているとは思ってはないですけど、結果にできているのは良いとは思います。もう少しできることはいっぱいあると思うので、スコアをもっと考えてやりたいなと思います。

 

 

Q:チームとして、交代の選手がギアを上げることはできているのでは?

 

A:そうですね。結構、悪い中でも、あの時間帯に入って、途中から出ている選手が嫌なことができていると思うので、そういうところはすごくいいのかなあと思います。

 

 

Q:この勝利をどうとらえていますか?

 

A:自分たちのペースじゃない中で勝てたのが、一番大きいのかなと感じます。

 

 

Q:チームにとっても自信になる?

 

A:正直、自信になるかどうかはわからないですけど、でも勝利したことは事実なので、自信になっていければ一番いいと思います。自分自身にとっては、少ない時間の中で点取れていることはプラスかなあと思います。

 

 

Q:チームとしても徐々にやることが形になってきていると実感しますか?

 

A:できている時と、できてない時があります。自分たちの入り方としては、要らないミスが多い中、でも、やろうとしていることはできていると思うので、ミスを少なくするということをやっていけたらなと思います。

戦評

アウェイ連戦となる藤枝MYFC戦は、全体的に相手にボールを持たれ、多くのシュートシーンを作られる苦しい内容だったが、1-1で迎えた後半アディショナルタイムに、後藤優介の2試合連続ゴールで勝ち越しに成功。これが決勝点となり、2-1で連勝を3に伸ばした。

 

モンテディオのメンバー変更は、トップ下の國分伸太郎から田中渉への1枚のみ。藤枝のキックオフから間もなく、ボールを奪ったモンテディオは右サイドから攻め、藤本佳希とのワンツーで中央に入った横山塁のラストパスをゴール前で合わせたのは宮城天。しっかりとニアに流し込み、3分、宮城の加入後初ゴールでモンテディオが先制した。

 

幸先のいいスタートだったが、このあとは藤枝にボールを握られ、多くのチャンスを作られるなど苦しい展開が続いた。モンテディオは、ハイプレスでボールを奪い、カウンターで相手陣内に侵入する機会を作った。17分には宮城を内側から追い越した小野雅史がフリーでクロスを差し込んだが、相手の守備に阻まれた。

 

逆に藤枝はプレスでミスを誘い、カウンターで決定的なシュートシーンを作り上げた。9分、横山暁之がボックスの中からシュート。19分には右ウイングバックの久富良輔がニアに入ってシュート。飲水タイム直後にもショートウンターから横山暁がシュート。続いて28分には、ロングシュートがクロスバー直撃の冷やりとするシーンもあった。

 

さらにアンデルソンにも29分、30分と立て続けにシュートを打たれるなど、多くの決定機を作られたが、モンテディオの守備陣はゴール前で粘り強く対応した。ピンチの状況をいくつか作られるも1-0とリードのまま前半を折り返した。

 

後半はモンテディオのキックオフで始まったが、その直後、藤枝が中央で起点を作ると右へ展開し、久富のクロスを岩渕良太が合わせ1-1の同点となった。

 

その後、藤枝ペースで試合が進められるが、この流れを変えたのは、56分の2枚代え。髙江麗央、横山に代えて、藤田息吹、イサカゼインを投入。藤田のセカンドの回収や素早い守備への切り替えでマイボールの時間を増やすと、60分には宮城がシュートを放ち、64分には西村慧祐から田中渉へ縦につながり、田中から藤本へのスルーパスはオフサイドとなったが、攻撃のシーンは確実に増えた。

 

モンテディオは74分に田中渉、宮城天から小西雄大、後藤優介、78分には藤本からデラトーレへとすべてのカードを切り、勝負に出た。

 

互いに決定機が少ないまま、試合はアディショナルタイムに突入。すると90分+2、右サイドで藤田がインターセプトでボールを奪うと、パスをつなぎながら深い位置に侵入し、藤田が浮き球のクロスを送る。これがクリアされると、ペナルティーエリア内の南秀仁がワンタッチで処理をし、そのボールを受けた後藤優が綺麗にゴールへ流し込んで追加点を奪った。

 

再びリードしたモンテディオはそのリードを最後まで死守し、2-1で試合を終わらせ、連勝を3に伸ばした。通算戦績を13勝2分14敗とし、勝点41とした。