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モンテディオ山形
モンテディオ山形
1
[ 試合終了 ]
0 前半 1
1 後半 2
3
  • 61分 横山 塁
  • 28分 ドゥドゥ
  • 55分 ジャーメイン 良
  • 82分 松原 后
AWAY
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

メンバー

モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 1 後藤 雅明
DF 3 熊本 雄太
DF 5 野田 裕喜
DF 26 川井 歩

83'

DF 41 小野 雅史
MF 7 岡﨑 建哉

70'

MF 18 南 秀仁
MF 21 田中 渉
FW 11 藤本 佳希

75'

FW 24 横山 塁

70'

FW 25 國分 伸太郎

75'

控えメンバー

GK 16 長谷川 洸
DF 4 西村 慧祐
MF 13 河合 秀人

75'

MF 14 新垣 貴之

83'

MF 15 藤田 息吹

70'

MF 17 加藤 大樹

75'

MF 42 イサカ ゼイン

70'

監督

渡邉 晋
ジュビロ磐田

スターティングメンバー

GK 21 三浦 龍輝
DF 4 松原 后
DF 6 伊藤 槙人
DF 17 鈴木 雄斗
DF 36 リカルド グラッサ

90+2'

MF 7 上原 力也

90+2'

MF 10 山田 大記

70'

71'

MF 23 山本 康裕

70'

71'

MF 33 ドゥドゥ
MF 40 金子 翔太

89'

FW 18 ジャーメイン 良

控えメンバー

GK 81 梶川 裕嗣
DF 5 小川 大貴

90+2'

DF 15 鈴木 海音

90+2'

MF 27 吉長 真優
MF 28 鹿沼 直生

70'

71'

MF 31 古川 陽介

89'

FW 29 ファビアン ゴンザレス

70'

71'

監督

横内 昭展

スタッツ

90 45 total   total 45 90
5 14 19 FK 17 9 8
3 1 4 CK 7 4 3
0 0 0 PK 0 0 0
3 1 4 シュート 18 12 6
0 3 3 オフサイド 4 2 2

試合環境

  • 天候
  • 気温
    25.5℃
  • 湿度
    83%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    7,176人
  • 主審
    野堀 桂佑
  • 副審
    平間 亮、山村 将弘
  • 第四の審判
    佐藤 誠和

監督コメント

■総括:
天候が不安定な中、7,000人を超えるサポーターに集まっていただき、ありがとうございました。中継の先からも、我々の勝利を信じて声援を送ってくれた方もいらっしゃると思います。ありがとうございました。
3失点もすれば当然勝点3は取れないですし、その失点の仕方も2失点目まではスローインそれからコーナーキック、セットプレーと1回切れた後のプレーで失点をしてしまえばやはり難しくなると思います。
前半はしっかりと我々が前進してチャンスも作っていたと思います。その中で我々が先にスコアを動かしていれば、違う展開にはなったのかもしれません。それは前回の山口戦も同様なのですが、そういう流れの後に、やはり隙を与えてはいけない。特に一度プレーが切れたところで。それは本当に猛省しなければいけないと感じています。
ただ、選手たちは今日も自分たちが攻撃をどういう形でやるのか、あるいはプレスをどうやっていくかというものに関しては、しっかりと前向きにトライをしてくれたので、そういったところはちゃんと拾っていきたいと思います。
負けが2つ続いたのは、本当に久々だと思います。でもここで立ち止まっていてはいけないですし、しっかりとまた目の前のゲームに向けて準備をして、勝星をまた積み上げられるように精進していきたいと思います。

 

■質疑応答:
Q:攻撃の面ですが、後ろの3人で回す時間が多くて遅い攻撃になったと思います。その中で得点はショートカウンターでした。攻撃の評価はいかがでしょうか。

 

A:前半は、我々はスコアを動かされたから、相手もあれだけ割り切って下がって、背中のスペースを消すような守備になりました。
そうなれば当然、我々の最終ラインの持つ時間が長くなる。おそらくそういった構図だったと思います。ただそこで背後を取るようなアクションがなかったので、そういったところはしっかりと増やさなきゃいけないというのは、ハーフタイムでも修正を加え、話をして後半に臨みました。
後半はそういった中で前半と比べて動きはしっかりと出てきたとは思います。そこは初めからやらなければいけないし、先にスコア動かされれば難しい展開になる。そういったプレー選択をするのは、この暑さの中であれば、当然のことかもしれないので、そういった相手に対しても自分たちが手数をもっともっと増やせるようなところは作らなければいけないなと感じています。
ただ、持たされたと見るのか、それとも自分たちがこじ開けようとしてやっていくのか。もちろん前半は前者だったかもしれないけれども、後半は間違いなく変えることができたのは、数少ない収穫の一つかもしれないです。
得点がショートカウンターだったというのは、こういうゲームを振り返ってみて、やっぱりそれがそうだったよねとなるのか、5ー0で勝ったゲームだって、カウンターから点を取っていますし、そこは別にその局面だけ切り取られてそのように言われても、はいそうですよとは僕は思わないです。
いろんなゲームの流れがある中でも、やっぱり得点はカウンターから生まれやすいというのは必然だと思います。

 

 

Q:今日は横山塁選手が先発でした。1得点も含めた評価を、仕掛ける意識が高かったところも含めてお願いします。

 

A:まず連戦のところで少しフレッシュな選手を起用したいという考え方が一つと、単純にこれまではゼインがスタートで出て、塁が途中から出ている中で、間違いなく塁が途中から出るとパワーアップする。そういうものはもうチームの戦略として活かしていきたいという思いがありました。
ただその中でもゼインが、少しボールが足につかないようなことも最近複数回見受けられたので、塁のパワーを頭から使うという決断になりました。
塁は背後をランニングで取るだけじゃなくって、1回足元で受けてからでも仕掛けられるというのは彼の良さだと思うので、そういったところを前半からやろうとしていたところは良かったと思います。
ただ、もう少し早いタイミングで彼にボールを渡してあげられれば、多分松原君と1対1になって、もっともっと可能性のある仕掛けができたかもしれない。それが先ほどおっしゃった後ろに少しボールがある時間が長くなって、塁にボールが渡ったときにはドゥドゥ選手と1対2を逆に作られてしまうようなシチュエーションになってしまったところは反省だったかもしれないです。
でも、彼は彼の良さというものを出場時間の中で数多く出せたし、出そうとしていたのは、しっかりと評価していきたいと思います。

選手コメント

No.24 横山 塁 選手

No.24 横山 塁 選手

Q:試合の感想からお願いします。

 

A:1-3という形で負けて、2連敗してしまいました。すべては結果だと思うし、前半に点取られて、それも自分たちの陣地でのスローインから失点してしまいました。最初に失点してしまったことで、相手の能力が高かったというよりも、確かにうまかったですが、それがその後の試合展開を難しい状況にしてしまったなと思います。

 

 

Q:自身のゴールを振り返ってください。

 

A:裕喜くん(野田)がしっかり相手ボールをカットしてくれて、2本のパスでゴールしたと思うんですけど、あそこの一番いい渉(田中)の位置を選んでパスしてくれて、それがまずよかったと思います。それに、渉も前を向いて、自分が走り出したところにしっかりボールを出してくれて、ファーストタッチも決まったので、あとは流し込むだけでした。

 

 

Q:自身のストロングはどういうところか、あらためて教えてください。

 

A:自分のストロングはサイドでのドリブルやゴールです。いまはサブが続いていますが、去年より試合に絡んでくる回数も多くなっているし、ゼインくんとは結構、右利きの右サイドでかぶる部分がありますが、サイドの仕掛けと裏の抜け出し、あとはトラップも見てほしいです。

 

 

Q:調子のよさを実感しますか?

 

A:ボールが出てきますし、あとは自分が決めきれるかという部分と戦っているので、徳島戦もそうでしたが、もっと決めきれるチャンスはあるので、そういうところも突き詰めてやっていきたいと思います。

 

 

Q:連戦は続きます。次節以降の意気込みを教えてください。

 

A:連敗しましたけど、チーム全員がもっとハングリー精神を持って、「やってやる」という気持ちを11人、プラス7人、18人が持って、相手よりも気持ちで上回れば勝てると思います。連戦はきついですけど、「自分がやるんだ、自分がやるんだ」と毎回、自分のなかで言い聞かせてやっていくしかないので、2連敗した事実は変わらないし、次、浦和レッズとの試合がありますけど、全員でしっかり戦っていきたいと思います。

選手コメント

No.5 野田 裕喜 選手

No.5 野田 裕喜 選手

Q:試合の感想からお願いします。

 

A:力負け。以上です。

 

 

Q:どういう部分が足りなかったですか?

 

A:抽象的に言えば、集中力もなかったし、勇敢さもなかったのかなと。それは攻守においてですけど、失点につながる場面のプレーで、マイボールにできるのに相手のスローインになってしまって、セットプレーもなんでもないところからの失点だったので、防げる可能性は十分にあったと思うし、自分たちのスキを突かれたのかなと思います。

 

 

Q:後半は得点のにおいもするようになりました。どんな修正をしましたか。

 

A:ピッチ内から見れば、押し込めてはいたものの、最後のところではジュビロの選手が体を張って守っているというのがあって、守りきろうとしている意志のほうが強かったと思いますし、外から見てて、においがしたのかもしれないですけど、中で見れば個の能力もそうですし、チームとしての能力も劣っていたのかなあと思います。

 

 

Q:攻撃で意識していることはありますか?

 

A:チームが停滞しているときに、俺からのボールで打開しようと思っているし、そこからチャンスを作るのではなくて、得点につなげるようなプレーというのは、「俺がやらなきゃ」という責任感はすごくあります。今日も前半、後半に1本ずつ、渉にありましたけど、もっともっと自分のボールの質が高ければ、渉もフィニッシュまで、いい形で持って行けたと思いますし、ブロック組まれた中で、なかなかこういう糸口が見えないなかでも、自分のボールで得点までつなげられればなあと、今日はチャレンジしました。

 

 

Q:最後に、今後への意気込みをお願いします。

 

A:まずレッズに勝つというところだけを見て、そのあとの試合を考えずに、チーム全体で向かっていければなと思います。

戦評

前節、アウェイでレノファ山口FCに敗れたモンテディオは、ホームに戻り、4位・ジュビロ磐田と対戦した。前半にスローインから先制され、後半はCKから失点を許した。カウンターから横山塁のゴールで1点を返したが、終盤にはさらに失点。1-3で敗れ、連敗となった。

 

3連戦の3試合目、モンテディオは先発を2人変更し、ボランチには岡﨑建哉、右サイドハーフには横山塁が入った。

 

磐田の4-4-2のブロックに対して、モンテディオは左サイドバック・小野雅史を高く上げ、後ろは基本3枚のビルドアップ。相手の2ライン間で、田中渉、國分伸太郎、あるいは藤本佳希が起点となるべく入り込んだ。序盤はモンテディオが磐田のブロックの周囲でボールを動かし、チャンスをうかがった。

 

9分にはFKのセカンドを拾ったあと、横山がクロス。11分には小野のサイドチェンジから横山が縦に仕掛けてクロス。これらはいずれも中には合わず、21分には野田のロングフィード1本で田中が抜け出したが、シュートはGK三浦龍騎に防がれた。

 

この時間帯には、磐田も徐々にチャンスを作り出す。12分にはワンツーで左サイドを抜けたドゥドゥのマイナスクロスから山本康裕がミドルシュート。15分にはFKからファーサイドで鈴木雄斗がシュート。22分のCKではクリアボールを拾った金子がシュートを放った。

 

いずれもゴールはならなかったが、28分、モンテディオ陣内で磐田にスローインを与えると、マークを外した松原后がクロス。ファーサイドで金子が放ったヘディングシュートはクロスバーにはね返ったが、こぼれ球に反応したドゥドゥが押し込み、磐田が先制した。

 

モンテディオは攻撃のギアを上げようとするが、背後を取ることができず、前半は田中のシュート1本に終わった。

 

後半に入り、序盤は磐田が押し込む時間となったが、モンテディオも岡﨑の縦パスやセットプレーで1点を追った。しかし、55分、磐田のCKでジャーメイン良にヘディングでゴールを決められた。

 

0-2とされたモンテディオは61分、相手のパスをカットした野田から田中、横山と中央を縦に突破。横山が落ち着いて流し込み、1点を返した。ここからモンテディオが怒涛の攻撃を見せ、藤本佳希にもシュートチャンスが巡ってきたが、モンテディオが2度、磐田が1度、2枚替えを行ったあとの80分、磐田はショートカウンターからドゥドゥがシュート。ここはクロスバーにはね返ったが、その2分後、またもショートカウンターを受ける。右サイドから金子が上げたクロスはGK後藤雅明がパンチングで逆サイドへクリアしたが、このボールに飛び込んできた松原がワンタッチで合わせてゴールネットを揺らした。

 

これで反撃の機運を抑え込まれると、磐田は4-4-2のブロックを構えて守備重視の戦いに移行。モンテディオは83分、川井歩に代えて今季リーグ戦初出場となる新垣 をピッチに送ったものの、守備的な磐田に対してチャンスを作れず、1-3のまま試合は終了した。

 

8連敗を喫した第10節以来の連敗となったモンテディオは、通算戦績が10勝2分13敗となり、勝点32は変わらず。順位は一つ落として12位となった。次節はアウェイで水戸ホーリーホックと対戦するが、その前に中2日で天皇杯3回戦・浦和戦を戦う。