[ 試合終了 ] | ||
0 | 前半 | 1 |
0 | 後半 | 0 |
- 36分 松田 隼風
メンバー
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 4 | 西村 慧祐 | |
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 26 | 川井 歩 | |
MF | 8 | 小西 雄大 | |
MF | 13 | 河合 秀人 |
59' |
MF | 15 | 藤田 息吹 | |
FW | 10 | チアゴ アウベス |
71' |
FW | 11 | 藤本 佳希 |
71' |
FW | 25 | 國分 伸太郎 |
59' |
控えメンバー
GK | 16 | 長谷川 洸 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 成瀬 竣平 | |
DF | 27 | 喜岡 佳太 | |
MF | 17 | 加藤 大樹 |
71' |
MF | 21 | 田中 渉 |
59' |
MF | 42 | イサカ ゼイン |
59' |
FW | 9 | デラトーレ |
71' |
監督
ピーター クラモフスキー |
スターティングメンバー
GK | 28 | 山口 瑠伊 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 後藤田 亘輝 | |
DF | 4 | タビナス ジェファーソン | |
DF | 5 | 楠本 卓海 | |
DF | 26 | 松田 隼風 | |
MF | 7 | 武田 英寿 |
87' |
MF | 8 | 安永 玲央 | |
MF | 10 | 前田 椋介 | |
MF | 34 | 杉浦 文哉 |
71' |
FW | 11 | 草野 侑己 |
62' |
FW | 20 | 梅田 魁人 |
62' |
控えメンバー
GK | 1 | 本間 幸司 | |
---|---|---|---|
DF | 29 | 田辺 陽太 | |
MF | 14 | 小原 基樹 | |
MF | 16 | 井上 怜 |
87' |
MF | 17 | 新里 涼 |
71' |
FW | 23 | 寺沼 星文 |
62' |
FW | 38 | 唐山 翔自 |
62' |
監督
濱崎 芳己 |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
7 | 8 | 15 | FK | 18 | 6 | 12 |
3 | 7 | 10 | CK | 6 | 1 | 5 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
4 | 6 | 10 | シュート | 7 | 2 | 5 |
2 | 1 | 3 | オフサイド | 6 | 2 | 4 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 17.7℃
-
- 湿度
- 20%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 6,916人
-
- 主審
- 先立 圭吾
-
- 副審
- 藤井 陽一、内山 翔太
-
- 第四の審判
- 竹田 和雄
監督コメント
■総括:
今日は勝つための多くのチャンスは作れていたと思っています。スムーズに自分たちが使いたいスペースを作りながら攻撃できていたと思います。
得点できる部分も複数あり、相手より優位に立つことができるゲームだったとも思います。不運なことに相手の一つ目のチャンスで失点してしまったところは、我々の対応をもう少しよくできた状況だったと思います。
今、難しい状況にいると思っていますし、去年も同じような時期にこういった状況があったと思います。7節を終えて、昨年と同じ勝点です。その中で自分たちにゲームが転がってきてない部分もあると思います。
勝つだけの多くのチャンスは作れていたと思いますが、その中で相手に一つ突かれてしまった。それで自分たちが勝点を取ることができませんでした。
ゲームの中で自分たちがオフサイド判定となってしまった場面は、ヨシ(藤本佳希選手)のゴールになるところでしたけど、残念ながら取り消しという形になってしまいました。あそこでゴールが入っていたら流れが自分たちの方に来て2点目3点目が取れるようになっていたと思います。
Q:攻撃ではチャンスを多く作っていて、あとは決めきるだけでしたが、守備の方では、開幕から失点が続いています。そこを改善するビジョンはありますか?
A:守備の部分だけを分析してみると、先週よりも守備はよくできていた部分があったと思います。簡単な失点になってしまってそれはやってはいけないことだと思います。
全体的な守備のパフォーマンスとしては強いものが出せていたと思います。あの局面だけやられてしまったと思います。スコアボードで分析をするのではなくて、自分たちのパフォーマンスがどうだったかを分析していく必要があると思います。強いディフェンスや強いメンタリティを持ってゴールを守るというところ。そこが改善しなければいけない点でしたし、今日改善できていたと思っています。
攻撃の面を見てみるとすごくいいものを選手たちが出してくれたと思っています。自分たちの動きのダイナミックさがあって、動きが出ていてスペースを使いながらテンポよく攻撃もできていて、相手の裏を取るようなアクションも出せていたと思っています。
もし、自分たちがペナルティに入って行くことができていないのであれば、改善しなければいけない点だと思います。
攻撃と守備のペナルティーエリアの中をしっかりと改善しながら、自分たちが流れをつかめるようにしていきたいと思っています。
Q:終盤の時間帯ですが、水戸さんがプレスをかけながらも時間を使ってきた中で、山形もそれに合わせてしまって冷静さを欠いていたようにも見えました。
A:ゲームが止まって少し流れが切れてしまった部分はあったと思います。相手に時間を使われてしまったり、ゆっくりさせられてしまったりということがあり、それが流れやゲームを切ったりすることにも繋がったと思います。うちの方に流れが来ていたので相手もそれはわかっていたと思います。その中で改善していかなければいけない点を見ていければいいと思います。この状況は自分たちも悔しいですし、フラストレーションが溜まって痛みを感じています。ただこういった時期というのは、自分たちが戦うというメンタリティを持って乗り越えていかなければいけないと思います。
メンタリティ、ファイトするということ、そして自分たちのフットボールに信念を持っていくこと。それは去年と同じような形で自分たちが何を作ってきたかというのが見えていると思います。
選手コメント
No.1 後藤 雅明 選手
Q:率直に、この苦しい状況をどう感じていますか?
A:本当に悔しいですし、自分たちで道を切り開いていくしかないと思います。
Q:ホーム2戦目ということでサポーターも駆けつけていますが、サポーターに対してどんな気持ちがありますか?
A:いつもホーム、アウェイに関わらず、どんなときも熱いサポートをしてくれて、本当に感謝していますし、そういった人たちのためにも勝利を届けたいなと、そういう思いです。
Q:守護神として試合に出続けている後藤選手として、いまチームに必要なものは何でしょうか。
A:一人ひとりの気持ちやこのチームを変えたい、勝ちたいという気持ちを持ち続けることが大事だと思います。すべてにおいて、ひとつひとつの勝負にこだわることが大事だと思っています。
Q:相手の高い位置からのプレスをどのように崩していこうと対策していますか?
A:空いたスペースにボールを付けたり、自分たちのテンポで相手をはがすというところは常にチームとして狙いがあるので、そこの質を高めていくというところに尽きると思います。
Q:守備のところは失点しましたが、改善できたところもあったように見えました。どのように感じていましたか?
A:クロスの対応ところはある程度改善はされたと思います。しかし、失点してしまっているというのが今日の結果なので、より強く守れるように、全員でハードワークするしかないと思っています。
Q:5連敗になりましたが、どのように立て直していきますか?
A:いまの状況を変えられるのは自分たち次第、一人ひとりが変えるしかない。それに尽きると思うので、誰も助けてくれないですし、このチームを勝たせたい、いまの状況を変えたいという気持ちを持ってプレーすること。練習のところから試合につながると思っているので、日々のトレーニングを大事に、本当にサポーターのために勝ちたいです。
選手コメント
No.21 田中 渉 選手
Q:今季初出場でしたが、率直な感想をお願いします。
A:チームが勝てなかったので素直に悔しいという気持ちはありますけど、山形でピッチに立ててデビューできたことは第一歩かなと思っています。
Q:サポーターの応援を初めてピッチに出て聞いてみて、どうでしたか?
A:すごく熱狂的な声援を僕たちに送ってくれて、自然と僕たちのエネルギーが上がっていくのを感じました。それは外で見るより、ピッチの中に入って実感したことだと思います。
Q:落ち着いたプレーでスルーパスも出していましたが、自分の中での手応えはどうですか?
A:もっとやらないといけないと思っていますし、今日も得点を奪えるチャンスがあった中で決めきれなかったのは、まだまだ自分の甘さだと思うので、もっと試合に関わるプレーをしていきたいです。
Q:自分の強みはどういうところですか?
A:左足のスルーパスだったり、シュートだったりというのは自分の得意なところでもありますし、そこは負けたくないところなので、そこの部分をもっと試合で出していきたいです。
Q:これまでピッチの外で試合を見ていて、今日初めてピッチの中でプレーしてみて、いま山形に足りないもの、必要なものは何だと思いますか?
A:試合によってですが、外から見ていたときは、シュートの少なさ、攻撃の部分での思い切りのよさというのをもっと出していけば、得点のチャンスは自ずと増えると感じていました。その部分はチームとしても個人としてもやっていきたいところです。あとは守備の部分で、局面で戦うところや相手に負けなければ失点にもつながらないところはあると思うので、そこの部分もチーム全体として練習のときから上げていければいいと思います。
Q:今日はトップ下に入って、スペースが広い中で動けたところもあったと思いますが、一番心掛けたところはどういったところですか?
A:途中から入ってトップ下だったので、攻撃の起点になるというところは意識しつつ、相手のセンターバックが自分のところに食いついてくるというのも試合を見ていてわかっていたので、そこでシンプルにボールをはたいて、また次の動きでボールに関わろうというところは意識してやりました。
Q:山形ではフォワードにデラトーレ選手などパワーのある選手もいますが、その中でトップ下としてどのようにやっていきたいですか?
A:相手のディフェンスと中盤の間でまだまだ受けられるシーンもありましたし、あとはフォワードにボールが入ったところでの3人目の動きでサポートに行ったり、相手が食いついてきたら裏へ抜けたりというところも、トップ下の役割としては必要だと思うので、そこはもっともっと伸ばしていけるところだと思います。
戦評
ここまで4連敗、1試合でも早くこの状況を抜け出したいモンテディオ山形は、今季6試合でいまだ勝利がない水戸と対戦。前半に1点を失うと最後まで追いつくことができず、0-1で敗れ連敗は5に伸びた。
2試合連続3失点を喫したモンテディオは、この1週間で守備の立て直しを図り、さらにプレーの強度や切り替えの早さなども磨いてきた。風上のエンドでプレーした前半は、相手2トップのプレッシングにやや圧されながらも、いくつかチャンスを作ることができていた。
4分、速攻から國分伸太郎がクロスを入れてCKを獲得、そして6分には速い攻撃で國分のクロスに藤本佳希が頭で合わせたが、ここは枠の右にそれた。その藤本は常に相手のハイラインの背後を狙う動きを見せ、トップ下で先発出場した河合秀人は相手のセンターバックまでプレスをかけ、その勢いでセカンドボールも回収できていた。
15分にはスローインの流れから、國分のクロスを藤本がボレーシュート。その直後のCKでも跳ね返りから川井歩がミドルシュートを狙うなど、優位に試合を進めた。
しかし、20分頃からはその勢いがやや落ち、パスが繋がらなくなったり、奪われてカウンターを受けたりするシーンが増えていった。31分、32分と立て続けにボールロストからカウンターで攻め込まれ、ここは防いだものの、36分のプレーが水戸の先制ゴールとなった。モンテディオは水戸のビルドアップにプレッシャーをかけるものの中盤を抜け出され、サイドに展開したボールに水戸のサイドバック・後藤田亘輝にクロスを上げられると、ファーサイドから入ってきたサイドバックの松田隼風にヘディングでゴールマウスに押し込まれた。
リードされたモンテディオは、前半の残り時間でスローインやCKを獲得しながら攻め込んだが、前半は0-1で折り返した。
後半に入ったあともビハインドのモンテディオが攻め込んだ。47分、ゴール前の混戦のあと、河合秀人がシュート。キーパーが弾いたところで山田拓巳がシュートを放ったが、ここはファウルの判定となった。53分には水戸のCKからファーサイドでヘディングシュートを打たれたが、ここはGK後藤雅明がしっかり弾き返した。
その後はモンテディオがCKを獲得するなど、水戸陣内で同点を狙ったが、破りきれず、59分、2枚替えで攻撃にテコ入れを狙う。交代は河合、國分に代えて田中渉とイサカ ゼイン。移籍後初出場の田中は、河合がプレーしたトップ下にそのまま入った。
すると間もなく60分、田中のサイドチェンジから左サイドでチアゴ アウベスがボールを収めると、マイナス方向のクロスを中央から藤田息吹がミドルシュート。相手に当たってこぼれたボールを藤本が押し込んだ。同点かと思われたこのプレーはオフサイドと判定された。モンテディオ側はオンサイドを主張するも判定は覆らなかった。
64分には右サイドで藤田が背後へ送ったボールをイサカがゴールラインギリギリで残し、河合が中へ送ると田中がフリーで絶好のシュートチャンスを迎えたが、ここは打ちきれなかった。68分にもカウンターからチャンス。中央の田中から左のチアゴへ、中央まで持ち出したあと、藤田から左サイドへスルーパス。絶好のシュートチャンスかと思われたが、水戸のディフェンダーが戻り、ここはCK獲得にとどまった。
71分には藤本、チアゴに代えてデラトーレ、加藤大樹をピッチへ送る。しかし、パスでミスが目立つようになり、球際の争いで水戸の選手が倒れ、プレーが止まるシーンも多く、モンテディオはリズムを作り出すことが難しくなっていた。80分には水戸のペナルティーエリアまで持ち込むと、田中がタイミングを外したシュートを狙ったが、ここもGK正面でキャッチされた。
アディショナルタイムは7分の表示。モンテディオは最後の追い上げを狙うが、水戸のタイトな守備を破ってシュートシーンまで持ち込むことができず、試合はこのまま終了した。
0-1で敗れ、5連敗となったモンテディオは、通算戦績が2勝5敗、勝点6となり、順位もさらに下がって18位となった。