[ 試合終了 ] | ||
0 | 前半 | 1 |
0 | 後半 | 2 |
- 24分 エリキ
- 52分 エリキ
- 82分 荒木 駿太
メンバー
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 4 | 西村 慧祐 | |
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 26 | 川井 歩 | |
DF | 41 | 小野 雅史 |
81' |
MF | 8 | 小西 雄大 |
57' |
MF | 15 | 藤田 息吹 | |
MF | 18 | 南 秀仁 | |
FW | 9 | デラトーレ |
57' |
FW | 10 | チアゴ アウベス |
71' |
FW | 25 | 國分 伸太郎 |
57' |
控えメンバー
GK | 16 | 長谷川 洸 | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 山田 拓巳 |
81' |
DF | 27 | 喜岡 佳太 | |
MF | 13 | 河合 秀人 |
57' |
MF | 17 | 加藤 大樹 |
71' |
MF | 42 | イサカ ゼイン |
57' |
FW | 11 | 藤本 佳希 |
57' |
監督
ピーター クラモフスキー |
スターティングメンバー
GK | 23 | ポープ ウィリアム | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 奥山 政幸 |
85' |
DF | 4 | 池田 樹雷人 | |
DF | 22 | 翁長 聖 | |
DF | 26 | カルロス グティエレス | |
MF | 8 | 髙江 麗央 |
71' |
MF | 10 | 髙橋 大悟 |
71' |
MF | 19 | 稲葉 修土 | |
FW | 11 | エリキ |
79' |
FW | 15 | ミッチェル デューク | |
FW | 27 | 平河 悠 |
85' |
控えメンバー
GK | 50 | バーンズ アントン | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 太田 宏介 |
85' |
DF | 14 | チャン ミンギュ | |
MF | 16 | 宇野 禅斗 |
71' |
FW | 7 | 荒木 駿太 |
79' |
FW | 9 | 沼田 駿也 |
71' |
FW | 25 | 藤尾 翔太 |
85' |
監督
黒田 剛 |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
6 | 3 | 9 | FK | 16 | 8 | 8 |
1 | 1 | 2 | CK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
2 | 4 | 6 | シュート | 6 | 3 | 3 |
2 | 0 | 2 | オフサイド | 5 | 4 | 1 |
試合環境
-
- 天候
- 曇
-
- 気温
- 12℃
-
- 湿度
- 42%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 11,855人
-
- 主審
- 柿沼 亨
-
- 副審
- 竹田 明弘、山村 将弘
-
- 第四の審判
- 林 可人
監督コメント
総括:
まず非常に残念な結果となってしまいました。全員が痛みを感じていると思います。本当に受けいれることができない結果だと思います。それは私の責任です。
もちろん選手たちは全てを出し切ってくれたと思いますし、サポーターを喜ばせて家に返そうと必死に戦ってくれたと思います。それができずに非常に残念に思っています。
感情的にも非常に受け入れるのが難しい試合だと思っております。その中でパフォーマンスを分析していくと、前半に自分たちがいい流れをつかみながらゴールに向かう場面も何回か作れていたと思います。そこで相手に隙を与えて、0-1にされ、ハーフタイムを迎えることになりました。
後半に入り、自分たちが流れの中から良い場面を作ってゴールに迫る攻撃もできていたところがあったと思います。その中で町田さんに2点目を取られてしまって、本当に厳しい戦いになってしまいました。
自分たち自身で試合を難しくしてしまった部分があったと思いますし、選手たちは必死にゲームをひっくり返そうと戦ってくれたと思います。その中で良いプレーや良い繋ぎができていた部分もあったと思います。
そこで決めきれなかったことは残念で不運なところもあったと思います。今自分たちがそういう時期にいて、もちろん流れが良いときは自分たちに運が良く繋がってくる場合もありますけど、今は自分たちのところに運が来なかったと思います。
大事なことは自分たちがしっかりとパフォーマンスを分析していくことだと思いますし、今日の戦いの中で自分たちが強いチームになっていけるような証拠というものも出ていたと思います。
もちろん結果には満足していませんけれども、自分たちのフットボールを信じて、自分たちのプレーができるように一つひとつ戦っていくことが大切だと思っています。それができれば自分たちが夢見たチームになっていけると思っております。
もちろんその道は、一直線に登っていけるものではないですし、その中で良いときも悪いときもあると思います。去年できたように、またそれができるようにと思っております。
Q:今日のスターティングメンバーについて。両サイドハーフを入れ替えて臨みました。今まで課題だった前半の入りは非常に良かったと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
A:前半のパフォーマンスに関しましては自分たちが予期した通りだったと思いますし、相手がどう戦ってくるかもわかっていた戦いでした。
相手にはその1回のチャンスを決められてしまったと思います。それはフットボールでは起こりうることでもあると思います。もちろん誰もが見るのはスコアボードですし、結果を重視していると思います。我々も非常に残念に思っております。私はその感情を取り除いて、自分たちのパフォーマンスがどうだったかを分析していかなければいけないと思ってます。
そして、我々は自分たちが誰にも止められないチームになっていると思っています。町田さんに対して全体的に自分たちがやりたかったことを出せていた部分もあったと思います。
町田さんを分析して、どういった戦いをしてくるかは予期していたことでしたし、その中で町田さんには、良い個の選手たちもいます。そのゴールを決めるような決定機の部分で、彼らが決めて我々が決められませんでした。
Q:結果的にエリキ選手に2ゴールを決められてしまいました。19年にマリノスでヘッドコーチをしていた頃にエリキ選手がプレーしてましたが、久しぶりにエリキ選手のプレーをみて感じたことがあれば。
A:最高の選手だと思いますし、最高の特徴を持った選手だと思います。彼は今日のゲームの中の大きな差だったと思います。
Q:ようやく迎えたホーム開幕戦でスタジアムが青く染まりました。どんな思いでいますか?
A:勝利できなくて非常に残念に思っています。サポーターのために勝つためにやれること全てを出したと思っています。サポーターのために選手もなんとか試合をひっくり返して結果を残そうと戦ってくれたと思います。去年の開幕戦の仙台をまた思い返しますと、去年の開幕戦も彼らに勝利を届けることができなかった。勝つために全ては出したけれども自分たちが足りなかった。
もちろんフットボールの中ではこういった痛みや悔しさを感じるのは最悪なものです。本当に自分たちはそういった痛みを飲み込んでいかなければいけないと思いますし、そして鏡を見て自分たちがどう思うか、そして我々のチームの中には、メンタリティだったり、特徴を持った選手たちがいてくれます。
もちろん今日のような結果にはなって欲しくないです。ただ、フットボールの中ではこういった難しい状況が訪れるものです。
成功していくためにはやはり一直線ではないですし、いきなり何かできるわけでもないと思ってます。皆さんご存知の通り、去年もこういった難しい時期もあったと思います。
それを我々は乗り越えてきました。そして誰もが止めづらいチームになっていったと思います。我々の選手の特徴、そして我々のフットボールの信念を持って、それをもう一度できるようにしたいと思っています。
Q:率直にどういった部分が足りなかったと思いますか?
A:決定力が足りなかったと思います。町田さんは少ないチャンスの中でそれを物にしたと思いますけれども、試合の中で我々は彼らより多くチャンスを作れていたと思います。
ゴールがゲームを変える、そしてそれが今日のゲームの中で感じたことです。
重要なことは自分たちがしっかりと改善して磨いていけるよう、しっかりと理解していくことです。それはアタッキングサードの中、そしてゴール前の自分たちの精度を上げていくことです。
一つひとつのことに磨きをかけながら自分たちがなっていきたいチームを作っていきたいと思います。
選手コメント
No.18 南 秀仁 選手
Q:今日の試合を振り返っての感想をお願いします。
A:ホーム開幕戦でこういう敗戦になり、非常に悔しいです。
Q:前節のシュート1本から、今節はシュート本数も増やし、決定機もありました。前節からどのような修正をしてきましたか?
A:前節の相手と町田とでは守備のスタイルが違ったと思います。自分たちの攻撃においては、今日の試合のほうがいいところが出やすい対戦相手だと思います。前節の反省を踏まえて、攻撃の部分を改善できるところはしようと話をしていましたけど、前節よりはできる部分があった印象です。
Q:いま、チームとして足りない部分はどこだと感じていますか?
A:(失点を)ゼロで抑える、失点を少なくして点を取る。点を取るところに関しては続けていくしかないですし、無失点にするというのは自分たち次第じゃないかなと思います。
選手コメント
No.4 西村 慧祐 選手
Q:試合の感想からお願いします。
A:悪いところばかりじゃなかったですけど、0-3という結果になっているので、自分たちの足りないところはありますし、自分たちのミスから招いている失点ではあるので、改善が必要かなと思います。
Q:点が取れそうなところはありましたが、つなぎの部分でプレッシャーを受けて、パスをカットされてというパターンも多くありました。
A:そのクオリティーは上げていかなきゃいけないですし、ゴール前に迫る回数も少ないわけじゃなかったので、そこを決めきる決定力は大事だなとあらためて思っています。
Q:2点目を取られたあと、追い上げなければいけない時間帯での攻撃はどうでしたか?
A:先制点を取られている試合が続いているので、そうなると自分たちのエネルギーもより使わなければいけないですし、ビハインドの試合の進め方は厳しい試合になるので、そこは自分たちが先に取ってゲームを有利に進めなければいけない部分だと思います。
Q:西村選手のところからも縦に入れにくそうな感じに見えました。
A:そうですね。うまく相手に守られる部分もありましたし、クオリティーの部分ももちろんですし、立ち位置の部分でもうまくいかない部分も少なくなかったので、改善するポイントとその分伸び代はあると思います。
Q:スコアはかなり差がつきましたが、それについてはどうですか?
A:足りない部分があるからこのスコアになってると思います。たくさんの人にホーム開幕ということできていただいたにもかかわらずこういう結果になってしまいました。必ずこの借りを返して、ここから勝点を積み上げていきたいと思います。
戦評
3連勝で首位に立つ町田と、2連敗を食い止めたい8位・山形の対戦は、アウェイの町田が勢いそのままに内容でも圧倒し、0-3のスコアで勝利した。
今節がホーム開幕戦の山形は、攻撃への早い切り替えとライン間に差し込む縦パスを駆使しながら町田ゴールに迫る。しかし、町田も厳しいプレスでボールを奪い、カウンターを狙う。10分にはショートカウンターで平河 悠のクロスにミッチェルデュークがダイブ。点で合わせれば1点という惜しいシーンを作った。
すると24分、山形が右サイドから攻めようとしたところで町田・翁長 聖が激しくプレスをかけ、中へのパスをデュークがカット。そのままエリキに預けるとペナルティーエリア内で決めきり、町田が先制した。
追う立場になった山形も31分に藤田 息吹が立て続けにシュートを放ったが、1本目はGKに阻まれ、2本目はポスト直撃でゴールならず。その直後にも味方のシュートのこぼれ球に南 秀仁が飛び込み強烈なシュートを放ったが、ここはGKポープ ウィリアムに阻まれた。
44分に町田は奥山 政幸のクロスをデュークが頭で合わせポストに跳ね返るシーンもあったが、0-1のまま折り返すと、後半も立ち上がりに先手を取ったのは町田だった。山形は左サイドでチアゴ アウベスがフリックを狙ったが、奥山がこれをカットし前方へフィードを送る。エリキが頭で落としたボールを拾った髙橋 大悟が3対2の状況でドリブルを仕掛けて押し込んだ。ここからボールが再びエリキに渡ると、シュートはゴールネットを揺らして追加点となった。
2点ビハインドの山形は3枚替えで攻撃のギアを上げようとするが、町田の守備も強度が落ちることなく、82分、町田はFKの流れから、クロスの折り返しを途中出場の荒木 駿太が決めてリードをさらに広げると、試合はこのまま終了。首位・町田が連勝を4に伸ばした一方、山形は連敗が3となった。