[ 試合終了 ] | ||
1 | 前半 | 0 |
0 | 後半 | 0 |
- 5分 武 颯
メンバー
スターティングメンバー
GK | 21 | 櫛引 政敏 | |
---|---|---|---|
DF | 3 | 畑尾 大翔 | |
DF | 19 | 岡本 一真 | |
DF | 24 | 酒井 崇一 | |
MF | 10 | 佐藤 亮 | |
MF | 33 | 細貝 萌 |
63' |
MF | 36 | 中塩 大貴 | |
MF | 38 | 天笠 泰輝 |
76' |
FW | 7 | 川本 梨誉 |
76' |
FW | 13 | 武 颯 |
71' |
FW | 28 | 長倉 幹樹 |
控えメンバー
GK | 42 | 石井 僚 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 城和 隼颯 | |
MF | 6 | 内田 達也 |
63' |
MF | 15 | 風間 宏希 |
76' |
FW | 5 | 川上 エドオジョン 智慧 |
76' |
FW | 14 | 白石 智之 | |
FW | 23 | 平松 宗 |
71' |
監督
大槻 毅 |
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 4 | 西村 慧祐 | |
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 26 | 川井 歩 | |
DF | 41 | 小野 雅史 | |
MF | 8 | 小西 雄大 | |
MF | 15 | 藤田 息吹 |
74' |
MF | 18 | 南 秀仁 | |
FW | 9 | デラトーレ |
74' |
FW | 17 | 加藤 大樹 |
58' |
FW | 42 | イサカ ゼイン |
58' |
控えメンバー
GK | 16 | 長谷川 洸 | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 27 | 喜岡 佳太 | |
MF | 10 | チアゴ アウベス |
58' |
MF | 13 | 河合 秀人 |
74' |
MF | 25 | 國分 伸太郎 |
58' |
FW | 11 | 藤本 佳希 |
74' |
監督
ピーター クラモフスキー |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
8 | 5 | 13 | FK | 7 | 3 | 4 |
1 | 1 | 2 | CK | 12 | 5 | 7 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
5 | 3 | 8 | シュート | 1 | 0 | 1 |
1 | 0 | 1 | オフサイド | 3 | 2 | 1 |
試合環境
-
- 天候
- 曇
-
- 気温
- 17.4℃
-
- 湿度
- 47%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 3,197人
-
- 主審
- 窪田 陽輔
-
- 副審
- 川崎 秋仁、坊薗 真琴
-
- 第四の審判
- 金次 雄之介
監督コメント
■総括:
こういった形での敗戦となり非常に残念に思っております。サポーターの皆さまがこの地まで足を運んで頂いて95分間本当に素晴らしい応援してくれたと思います。
選手たちも全てを出して彼らを喜ばせようと勝点3を奪いに全力を尽くしてくれたと思います。
今日の試合の中の教訓と痛みをしっかりと持って、次節の準備に向かい、週末の試合でしっかりと戦えるようにしたいと思います。
Q:先に失点してから、山形が攻め群馬さんのブロックの外から攻める時間帯が多くなってしまいました。群馬の守備を攻略する打開策はどんなものがありましたか?
A:まず失点の部分ですけれども、相手のスローインのところから自分たちのオーガナイズが崩れているところを突かれてしまったと思います。
残念な失点の仕方をしてしまいましたし、こういった対戦相手に対しては、先制点が非常に大事になると思っておりました。その中で相手に先制されて、そして相手にブロックで深く守られてしまって非常に厳しい戦いになったと思います。
その中で選手たちは非常にハードにトライしながら、自分たちが使えるスペースやいい場面を作れそうな部分もあったと思います。もっと相手にとって危険なプレーができれば良かったと思います。
Q:相手の守備を引き出すミドルシュートもこの試合かなり少なかったと思います。監督はどう感じられましたか?
A:そこは私もそう思っています。もっと言えば、ポゼッションの中からシュートがそこまでなかったと思います。そこはもっと磨かなければいけない部分ですし、もっと自分たちの戦いの中で出せるようにしていかなければいけないと思っています。
その中でも自分たちがスペースに出ていくことやスペースを使うこともあったと思います。
今日の試合の中でも良かった点もあったと思いますし、自分たちがまだ反省してやっていかなければいけない点もあると思います。選手たちは非常に全力を尽くしてくれましたが、結果が出なかったことを残念に思っていると思います。
この痛みや悔しさからもっと先に進んでいけるようにしていきたいと思います。
Q:この試合の良かったところを聞かせてください。
A:まず群馬さんは相手にあまりスペースを与えてくれないチームだと思いますし、その中でも自分たちがいい動きをしながら、良い場面を作りながら、裏を取れて相手が深いながら自分たちが使いたいスペースを裏で取れていたところがあったと思います。
試合の中で相手に引かれてしまった状況で崩していかなければいけない試合も出てくると思います。もう少しキレのある攻撃やゴールを奪うための動きを自分たちの中で磨いていきたいと思います。
自分たちが今日の試合をしっかりと振り返りながらボックス付近で自分たちに何ができるかを見ていければ良いと思います。
Q:後半に両サイドハーフを交代して、中に切り込んで細かいパスで崩す狙いも増えました。選手にどういった指示を出しましたか?
A:まずハーフタイムで確認を行ったのは自分たちが使えるスペースがどこにあるのかという話と、自分たちの攻撃でどう使っていくかという話をしていました。
サブの選手たちも出場したときにチームにいい刺激を与えてくれたと思いますし、その中で彼らのフレッシュさをしっかりと出しながら、我々の戦い方の強度を上げてくれたと思います。
悔しい気持ちはみんなにあると思うので、その悔しい気持ちを次の試合のパワーとして出せるようにしていきたいと思っています。
選手コメント
No.17 加藤 大樹
Q:最初の失点が重かったですか?
A:そうですね。ああいう相手に先に失点したらこういう展開になると思っていたので、入りのあの失点は痛かったです。
Q:開始5分の失点でしたが、チームの入りとしてはどうでしたか?
A:前に行く意識というのはありましたが、その中でカウンターを何回か受けていた中でスローインからだったので、防げた失点かなと思います。
Q:点を取られたあとは相手も引いた印象でしたが?
A:結構下がったと思うし、後半になってずっと下がった印象です。そこを崩しきれなかったというのは自分たちの力不足ですし、相手の試合巧者だった部分だと思います。
Q:連係面でもっとこうしたかったということはありましたか?
A:立ち位置が迷いながらやっている気がするので、そこはもっと思いきってプレーができるような立ち位置を取るというのは必要になってくると思います。
Q:具体的にはどういうイメージですか?
A:サイドバックの小野との距離感だったり、チームとしてここに入ろうというのはありますが、そこの部分が少し噛み合わなかったりしている部分があるので、そこもっと会話の中で擦り合わせていきたいと思っています。
Q:サイドの幅の取り方みたいなところも含めて、変わったところはありますか?
A:ちょっと低い位置に変えたりすることはあります。そこはセンターバックとサイドバックとの距離感を見ながらその立ち位置を取っていますが、やはりそこは相手の脅威になる立ち位置ではないので、そういうところをもっとコミュニケーションで相手の脅威になれる位置というのをチーム全体として立ち位置を作り上げていくという部分は、もっと会話をしてやっていきたいなと思います。
Q:試合の入りの雰囲気はどうでしたか? 落ち着いて入れたのか、ちょっとバタついたのか。
A:そこまで落ち着きはなかったかもしれないですね。バタバタでもないし、よくもないし、悪くもないという流れの中でああいう形になったので、そこはチーム全体として締めるべき時間、もっと集中力をもってピッチに立たないといけないと感じました。
Q:ホーム開幕戦についてはどうですか?
A:やっぱり今日、スタンドでかけてもらった言葉ひとつひとつが選手に響きましたし、またこの山形を応援してくれる人たちに、いろんなパワーを僕たちが与えたいと思うので、次のホームで勝って、また勢いに乗れるようにプレーしていくので、是非とも後押しお願いします。
選手コメント
No.25 國分 伸太郎
Q:今季初出場となりましたが、振り返ってどうでしたか?
A:結構攻めあぐねるというか、決め手のラストパスやコンビネーションが外から見ていても不足しているなというのがあったので、ちょっとでも時間を使って周りを生かせられたらなという意味も込めて投入されたと思います。何度かチャンスは作りましたけど、結果的に点には結びついていないので、次こそは結果として、僕の価値を見出せるように頑張りたいと思います。
Q:昨シーズンまであった崩しの形をたくさん見ることができました。
A:あれを上積みできれば、もっともっと質が上がれば、もっとゴールに直結するプレーやみんなのアイディアがもっと生まれると思います。しかし、あればっかりやっていてもダメなので、僕自身も直接ゴールに向かうプレーというのも入れつつ、そこのバランスをうまく考えながらプレーしたいなと思います。
Q:ビハインドになれば相手を崩すのがさらに難しくなるというのもわかっていた中でしたが、やはり堅かったですか?
A:できるだけこっちサイドのセンターバックをいかに引き出せるかというのをずっと狙いながらやっていましたが、味方同士のコミュニケーションが合わなかったりとか、無駄に数をかけちゃったりだとか、最後のクロスのところまでいけなかったことも多かったので、今日の様な相手というのもこれからもあると思いますし、いかにボールサイドのセンターバックを動かせるかというので、味方ともうちょっと話しながら、「この時はこうしよう」とか、「あのとき、あそこが見えているから動いていいよ」とか。ただ、いつも通りにやっていてもこじ開けられないので、あそこを自分たちの新たなプレーを出せるように、もうちょっとチームで色を出せたらと思います。
Q:プレースキッカーとしても期待されていたと思いますが、得点につながりませんでした。
A:今年はクリスさん(ブラッドリーコーチ)が来て、チームとしてもセットプレーで2点も取れているので、そこに僕も役割として担っている気持ちでゴールを積み重ねられるようにやりたいなと思います。
Q:次はホーム開幕戦ですが、そこに向けての意気込みをお願いします。
A:試合後にサポーターから声をかけていただいた通り、もう負けられない。優勝して昇格するというのが僕たちの今年の目標なので、もう何がなんでも勝つというところ。結果もそうですけど内容も、相手もいい相手ですし、内容ももっとこだわって、山形らしい勝ち方ができるように頑張りたいと思います。
戦評
前節、今季初黒星を喫したモンテディオ山形は、開幕アウェイ4連戦の最後となるザスパクサツ群馬戦に臨んだが、開始早々に先制を許したあと、堅い群馬の守備を最後まで崩すことができず、0-1で敗れ連敗となった。
モンテディオの前節からの変更は一人。後藤優介が3試合先発を務めたトップ下に小西雄大が今季初先発。また、ベンチには國分伸太郎が今季初めてメンバー入りした。
前節・磐田戦の反省もあり、立ち上がりから積極的にボールを縦に差し込み、相手ブロックの中央で起点を作る意欲を示したが、群馬がセカンドボールを拾うと長いボールでモンテディオを押し戻す。
4分に初めてのCKを与えると、セカンドボールを回収したものの群馬の激しいプレッシングに自陣から抜け出せず、川井歩のクリアがタッチを割った。すると、そのスローインから群馬のスルーパスからの飛び出しは凌いだものの、掻き出したボールが相手に渡りミドルシュートを打たれた。これをGK後藤雅明が弾いたが、そのこぼれ球を武颯に押し込まれ失点した。
早い時間に先制されたが、モンテディオは中盤の小西やセンターバック・野田裕喜が積極的に縦パスを送ったり、西村慧祐が背後へ走る川井歩へ向けてロングフィードを狙ったり、打開策を模索したが、群馬の守備ブロックは簡単には崩れなかった。その中で悪い失い方をすると、中央のワンツーから佐藤亮にミドルシュートを打たれるなど群馬のカウンターを受けることになった。
モンテディオはアタッキングサードまでボールを運ぶことができても、そこから先は崩しきれず、数多く奪ったセットプレーのチャンスもゴールに繋げることができなかった。44分には群馬のスローインから速攻を受け、右サイドを破った岡本一真から折り返され、ゴール前であわやのシーンを作られた。
前半は0-1。26分、イサカのクロスに加藤大樹が飛び込んで頭に当てたシーンもあったが、シュートにはカウントされず、前半はシュート数ゼロで折り返した。
後半は群馬の守備ブロックがさらに下がって堅さを増した。モンテディオは前半以上のテンポの速さでボールを動かし、51分までに2本のCKを獲得するなどチャンスもあったが、ここでも生かしきれなかった。逆に55分にはクロスから川本梨誉のシュートで枠内を狙われたが、ここは後藤雅が好セーブでチームを救った。
押される展開が多いモンテディオは、58分に2枚替え。イサカ、加藤に代わり、チアゴ アウベス、國分伸太郎が投入された。國分を中心にショートパスを回してそれまでとは違ったリズムが生まれ始める。西村からのくさびを受けた國分が外を追い越す川井歩を使ったり、相手の背後のスペースを突いたりすることでクロスも上がるようになっていた。
さらに74分には藤田息吹に代えて河合秀人、デラトーレに代えて藤本佳希が投入され、小西は一列下がってボランチに変わった。しかし、ここから群馬はさらにブロックを下げて失点しない守りに徹する。モンテディオは更にテンポを上げ、終盤にかけて押し込む時間を多くしていった。
0-1のまま突入したアディショナルタイムに、國分のクロスが相手に当たり、ルーズボールに反応したチアゴ アウベスのシュートは、惜しくもGK櫛引政敏にキャッチされた。モンテディオはこれがこの試合唯一のシュート。直後にも小野がゴール前にクロスを入れたが、これも櫛引にキャッチされ試合が終了した。
モンテディオは開幕2連勝のあと2連敗。勝点6の8位タイで開幕からのアウェイ4連戦を終えた。次節はいよいよホーム開幕戦。今節で首位に立った町田ゼルビアを迎える。