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ロアッソ熊本
2
[ 試合終了 ] | ||
1 | 前半 | 2 |
1 | 後半 | 0 |
2
- 12分 イヨハ 理 ヘンリー
- 50分 杉山 直宏
- 17分 山田 康太
- 24分 南 秀仁
AWAY
モンテディオ山形
メンバー
ロアッソ熊本
スターティングメンバー
GK | 23 | 佐藤 優也 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 黒木 晃平 | |
DF | 3 | イヨハ 理 ヘンリー | |
DF | 5 | 菅田 真啓 | |
MF | 6 | 河原 創 | |
MF | 14 | 竹本 雄飛 |
77' |
MF | 15 | 三島 頌平 |
77' |
FW | 9 | 髙橋 利樹 |
77' |
FW | 16 | 坂本 亘基 |
69' |
FW | 18 | 杉山 直宏 |
88' |
FW | 37 | 平川 怜 |
控えメンバー
GK | 1 | 田代 琉我 | |
---|---|---|---|
DF | 4 | 酒井 崇一 | |
DF | 33 | 阿部 海斗 |
77' |
MF | 8 | 上村 周平 |
88' |
MF | 21 | ターレス |
69' |
MF | 32 | 藤田 一途 |
77' |
FW | 11 | 粟飯原 尚平 |
77' |
監督
大木 武 |
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 山﨑 浩介 | |
DF | 3 | 半田 陸 | |
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 26 | 川井 歩 | |
MF | 10 | 山田 康太 |
81' |
MF | 15 | 藤田 息吹 |
81' |
MF | 18 | 南 秀仁 | |
MF | 25 | 國分 伸太郎 |
71' |
FW | 17 | 加藤 大樹 |
61' |
FW | 29 | ディサロ 燦シルヴァーノ |
61' |
控えメンバー
GK | 16 | 長谷川 洸 | |
---|---|---|---|
DF | 37 | 喜岡 佳太 | |
MF | 8 | 小西 雄大 |
81' |
MF | 20 | チアゴ アウベス |
61' |
MF | 22 | 河合 秀人 |
71' |
MF | 41 | 樺山 諒乃介 |
81' |
FW | 9 | デラトーレ |
61' |
監督
ピーター クラモフスキー |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
6 | 8 | 14 | FK | 21 | 6 | 15 |
1 | 4 | 5 | CK | 6 | 5 | 1 |
1 | 0 | 1 | PK | 0 | 0 | 0 |
5 | 6 | 11 | シュート | 8 | 4 | 4 |
1 | 1 | 2 | オフサイド | 5 | 1 | 4 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 22.2℃
-
- 湿度
- 29%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 11,429人
-
- 主審
- 飯田 淳平
-
- 副審
- 中野 卓、赤阪 修
-
- 第四の審判
- 御厨 貴文
監督コメント
<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・プレスは連動していこう
・守備をシャープにいこう
・持っているものを全て出して、ここに勝者として帰ってこよう
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
■総括:
2チームとも強くそして良いフットボールチームの戦い、そしてファンの方々へエンターテイメントを持たせる試合だったと思います。両チームとも良いフットボールをしたと思いますし、日本のサッカーへ何かもたらしたものがあったと思います。
全体的には非常にエキサイティングな試合だったと思います。その中で両チームとも良い攻撃をしあうことができたと思いますけれども、我々が最終的に決勝点を取れずに残念に思っています。
熊本さんは、この先に抜けるということでまずはおめでとうと伝えたいと思います。2-2で抜けるという変な感じがしますけれども、それがこの試合の形式です。
Q1:2失点とも、前半の早い時間帯と後半の早い時間帯で、そこが勝負の別れ目になったと思います。その時間帯をどう分析されますか?
残念に思っております。セットプレーは相手の驚異だったと思いますし、そこを突かれてしまって相手に流れを持っていかれてしまったと思います。それで我々が追いかけなければいけない展開となってしまいました。
しかしながら、選手たちは信念を持ちながら、自分たちのフットボールに対して献身的に戦ってくれたと思いますし、その中で自分たちのフットボールをしながらリードを奪うこと、リードに値するプレーもできたと思います。そしてハーフタイムを迎えることもできたと思いますし、良いフットボールをしながら我々がこじ開けたい部分をうまく開けられていたと思います。
後半に入って、相手がもっとエネルギーを持って入ってくるという話をしておりました。その中でハーフタイムに話していたことは次の10分間、後半の立ち上がり10分が鍵となるという話をしていましたが、その辺で熊本さんにうまくやられてしまって、熊本さんにPKを取られてしまったと思います。
その中で選手たちはよくやっていて、献身的に取り組みを一つひとつやってくれて出し切ってくれたと思います。
3点目が取れそうな場面もあったと思いますし、それが決勝点に繋がっていれば、クラブにとっても特別なものに繋がっていたかもしれないと思っています。
Q2:前半はプレスをうまくはがして背後を取れていたと思いますが、後半相手のプレッシングに押し込まれてしまったのは、相手の勢いなのか、それとも山形がうまく行かないことがあったのでしょうか。
それは流れの中だと思いますし、両チームとも良いフットボールをしながら真っ向勝負で戦っていたと思います。
後半に入ってもいい流れを作って前に運んでいくこともできていたと思います。しかしながらそこで3点目を奪えなかったことは残念に思っております。
Q3:今季、残念ながらこれで終わりになってしまいますが、身につけてきたもの、取り組んできたものを改めて聞かせてください。
今シーズンの序盤からのストーリーというのは、皆さんわからない方がいるかもしれませんけど、いろいろあり、クラブとしても難しい中での戦いでここまでこられたのは選手たちが特別なことを達成してくれたからだと思います。
もしこれが他のクラブや他の選手たちに起こっていたのであれば、非常に難しい状況の中ということがあったので、この場所まで来られていたかわからないと思います。それは我々の選手がよくやってくれた部分だと思います。
その中でタフな時期を乗り越えてきた部分もありましたし、乗り越えられた理由は我々のフットボールに信念を持って戦い続けたこと、そして周りの選手や自分たちを信じてここまでやってきたからだと思っております。
皆さんには前にもお話しましたけれども、42節でどこまで行けるかということ。そのとき誰よりも強くなってシーズンを終わるように話をしていました。そこはやれた部分だと言えると思います。
ここでプレーした選手たち、そして山形に残っているメンバー、そしてクラブにいるスタッフ、全員が献身的に取り組んでエネルギーを注いでくれたからこそのシーズンだったと思います。
そして、クラブとして特別なものを達成できるようにと近づいていくこともできたていたと思います。それをもう一つ加えられなかったことは残念に思っております。ただ、ここに多くの山形のサポーターの方が駆けつけていただきましたし、そして山形で中継をご覧なっていただいた皆様に本当に感謝したいと思います。彼らに特別なものをもたらすことができず申し訳なく思っております。
Q4:今終わったばかりですが、少し足りなかった点は何だと思いますか?
今シーズン重要だったことは、チームとしてクラブとしてタフなシーズンだったと思っています。大事なのは自分たちが苦しい時にどういった反応をしていくのか、そしてネガティブなことが起こったときにどうやって前進していくかが大事だと思います。
そして我々はシーズン終盤に自分たちの流れを掴むことができて、自分たちのフットボールを続けて掴んでいったものだと思いますし、それができたことを誇りに思います。
そして選手たち、クラブ全ての人たちが、本当に難しいときでも団結して自分たちの信念を持ってやれたからここまで来られたと思っております。
ただ本当に今日、決勝点を奪うことができず残念に思っております。
・プレスは連動していこう
・守備をシャープにいこう
・持っているものを全て出して、ここに勝者として帰ってこよう
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
■総括:
2チームとも強くそして良いフットボールチームの戦い、そしてファンの方々へエンターテイメントを持たせる試合だったと思います。両チームとも良いフットボールをしたと思いますし、日本のサッカーへ何かもたらしたものがあったと思います。
全体的には非常にエキサイティングな試合だったと思います。その中で両チームとも良い攻撃をしあうことができたと思いますけれども、我々が最終的に決勝点を取れずに残念に思っています。
熊本さんは、この先に抜けるということでまずはおめでとうと伝えたいと思います。2-2で抜けるという変な感じがしますけれども、それがこの試合の形式です。
Q1:2失点とも、前半の早い時間帯と後半の早い時間帯で、そこが勝負の別れ目になったと思います。その時間帯をどう分析されますか?
残念に思っております。セットプレーは相手の驚異だったと思いますし、そこを突かれてしまって相手に流れを持っていかれてしまったと思います。それで我々が追いかけなければいけない展開となってしまいました。
しかしながら、選手たちは信念を持ちながら、自分たちのフットボールに対して献身的に戦ってくれたと思いますし、その中で自分たちのフットボールをしながらリードを奪うこと、リードに値するプレーもできたと思います。そしてハーフタイムを迎えることもできたと思いますし、良いフットボールをしながら我々がこじ開けたい部分をうまく開けられていたと思います。
後半に入って、相手がもっとエネルギーを持って入ってくるという話をしておりました。その中でハーフタイムに話していたことは次の10分間、後半の立ち上がり10分が鍵となるという話をしていましたが、その辺で熊本さんにうまくやられてしまって、熊本さんにPKを取られてしまったと思います。
その中で選手たちはよくやっていて、献身的に取り組みを一つひとつやってくれて出し切ってくれたと思います。
3点目が取れそうな場面もあったと思いますし、それが決勝点に繋がっていれば、クラブにとっても特別なものに繋がっていたかもしれないと思っています。
Q2:前半はプレスをうまくはがして背後を取れていたと思いますが、後半相手のプレッシングに押し込まれてしまったのは、相手の勢いなのか、それとも山形がうまく行かないことがあったのでしょうか。
それは流れの中だと思いますし、両チームとも良いフットボールをしながら真っ向勝負で戦っていたと思います。
後半に入ってもいい流れを作って前に運んでいくこともできていたと思います。しかしながらそこで3点目を奪えなかったことは残念に思っております。
Q3:今季、残念ながらこれで終わりになってしまいますが、身につけてきたもの、取り組んできたものを改めて聞かせてください。
今シーズンの序盤からのストーリーというのは、皆さんわからない方がいるかもしれませんけど、いろいろあり、クラブとしても難しい中での戦いでここまでこられたのは選手たちが特別なことを達成してくれたからだと思います。
もしこれが他のクラブや他の選手たちに起こっていたのであれば、非常に難しい状況の中ということがあったので、この場所まで来られていたかわからないと思います。それは我々の選手がよくやってくれた部分だと思います。
その中でタフな時期を乗り越えてきた部分もありましたし、乗り越えられた理由は我々のフットボールに信念を持って戦い続けたこと、そして周りの選手や自分たちを信じてここまでやってきたからだと思っております。
皆さんには前にもお話しましたけれども、42節でどこまで行けるかということ。そのとき誰よりも強くなってシーズンを終わるように話をしていました。そこはやれた部分だと言えると思います。
ここでプレーした選手たち、そして山形に残っているメンバー、そしてクラブにいるスタッフ、全員が献身的に取り組んでエネルギーを注いでくれたからこそのシーズンだったと思います。
そして、クラブとして特別なものを達成できるようにと近づいていくこともできたていたと思います。それをもう一つ加えられなかったことは残念に思っております。ただ、ここに多くの山形のサポーターの方が駆けつけていただきましたし、そして山形で中継をご覧なっていただいた皆様に本当に感謝したいと思います。彼らに特別なものをもたらすことができず申し訳なく思っております。
Q4:今終わったばかりですが、少し足りなかった点は何だと思いますか?
今シーズン重要だったことは、チームとしてクラブとしてタフなシーズンだったと思っています。大事なのは自分たちが苦しい時にどういった反応をしていくのか、そしてネガティブなことが起こったときにどうやって前進していくかが大事だと思います。
そして我々はシーズン終盤に自分たちの流れを掴むことができて、自分たちのフットボールを続けて掴んでいったものだと思いますし、それができたことを誇りに思います。
そして選手たち、クラブ全ての人たちが、本当に難しいときでも団結して自分たちの信念を持ってやれたからここまで来られたと思っております。
ただ本当に今日、決勝点を奪うことができず残念に思っております。
選手コメント
南 秀仁
Q1:ゴールシーンの振り返りをお願いします。チーム全体で前から行って、きれいに奪って、自分もいい形で決められたのでよかったと思います。ある程度、「(横パスを)出すかなあ」と思っていたら、読みが当たりました。
Q2:今シーズンを振り返ってどうでしたか?
僕たちも、自分たちは優勝できるポテンシャルがあると思っています。ただ、優勝するには今年の自分たちの戦い方の質、精度をもっともっと上げていかなきゃいけないし、隙をもっともっと少なくしなきゃいけないと思います。ただ、自分たちも今シーズン、優勝をめざしてやっていましたし、なんとかプレーオフまで行って、今日は残念な結果に終わってしまいましたけど、上をめざして戦ってきた結果が今日だと思います。
選手コメント
ディサロ 燦シルヴァーノ
Q1:今日の試合を振り返ってどうでしたか?勝つ以外の何も必要なかったので、今日は。特にレビューすることはないです。
Q2:逆転まで行けましたが、そこから45分はどうでしたか?
ちょっと入りが緩くなってしまったというか、相手のほうが(点を)取らないといけないというのがあって、押せ押せというのが出てしまったかなという感じです。
Q3:ディサロ選手は下りて起点になるプレーが多かったですが?
マンツーマンだったので、そこに僕が下りたら(相手が)捕まえにきてくれるので、空いたスペースを他の選手が使えますし、前半はそれがうまくハマって熊本に何もさせてなかったと思うんですけど、後半は、後ろからつなぐ部分でちょっと余裕を持ち過ぎたのかなと思います。
Q4:相手の守備の連動のほうが上回りましたか?
いや、自滅です。
Q5:初のプレーオフを2試合戦ってみて、どうでしたか?
勝ちたかったです。
選手コメント
チアゴ アウベス
Q1:何か足りない部分がありましたか?前の試合で勝って、勢いで負けないように僕たちも必死に戦ったんですけど、相手も1回戦をホームで勝ち上がってきていてすごく誇り高いチームで、残念ながら引き分けになってしまって、プレーオフのレギュレーションによってこの大会から去ることを残念に思っています。
Q2:相手の連動したプレッシングが来ていたと思いますが、受けていてどうでしたか?
実際に見たら、僕たちの後半の入りがちょっと悪くて、相手のプレッシングにかかって、2失点目はPKになってしまってしまいました。もうひとつ決定的なピンチがあったんですけども、そのあとは危ない場面がなかったので、チームはチャンスを作ったし、最後の方は僕たちがゴールを決めなきゃいけない状況だったので、前気味になってたくさんチャンスを作ることが出来ていました。残念ながらゴールを破ることはできなかったんですけども、自分たちができることはやり尽くした試合だったと思いますし、まずは遠くから僕たちを応援しに来てくれたサポーターの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいし、山形でも僕たちを応援してくれたサポーターの皆さんにも感謝したいし、あとはこれから顔を上げて帰るしかないです。
Q3:プレーオフ2試合経験してみて、どうでしたか?
僕たちは山形から遠く離れて、しかも勝つしかない状況のなかでサッカーしなきゃいけないので、レギュレーションを含めてとても難しい試合でした。勝利しかない中でも自分たちのサッカーをして、サポーターは僕たちと一緒に戦いを重ねていく中で僕たちのことを誇りに思っていると思いますし、ここで途絶えるになってしまいましたが、誇りを持って、頭を上げて、これからのサッカー人生に進んでいきたいと思います。
戦評
J1参入プレーオフ2回戦となったロアッソ熊本戦は、前半を2-1とリードをするも後半早々にPKで失点。3点目をめざしたが最後までゴールを割ることが出来ず2-2で終了。同点の場合は年間順位上位チームが勝ち上がるため、モンテディオは2回戦で敗退。今シーズンのJ1昇格の可能性はなくなった。
試合は、互いにハイテンポなパスとアグレッシブな守備がぶつかり合う激しい展開で始まった。モンテディオは6分、獲得したCKの跳ね返りを加藤大樹選手が収めてシュートを放ったが、ここはGK佐藤優也選手の好セーブに阻まれた。このCKを機に次第にホームの熊本が押し込んでいく。
熊本は効果的な背後へのボールとハイプレスで攻め、4分に続いて7分、11分、12分とCKを獲得。前線へのパスミスから平川怜選手にミドルシュートを打たれ、GK後藤雅明選手の好セーブで防いだ直後の12分。熊本は右CKからイヨハ理ヘンリー選手のヘディングシュートが決まり先制した。
押され気味だったモンテディオも15分過ぎから前にボールを運び出し、17分の國分伸太郎選手の右サイドからのクロスに対し、中央のディサロ選手がスルーしたが、加藤選手が入り込むより先に相手にクリアされた。しかし、セカンドボールを拾って攻め続けると、南秀仁選手のくさびをボックス内の半田選手が落とす。ディサロ選手には合わなかったものの、山田康太選手が入り込み、左足を振り切り同点ゴールとなった。
その後もモンテディオが優位に試合を進め、22分にはカットインした加藤選手がフリーとなり、スルーパスに國分選手が飛び出し、切り返しからタイミングを外して左足シュートを放ったが、ここはCK獲得にとどまった。
続いて24分には、杉山直宏選手の横パスをカットした南選手がそのまま持ち運び、山田康太選手に預けてさらに前進する。山田康太選手のスーパスが相手に当たって背後へ抜けると、南選手が反応しGKとの1対1で落ち着いてループシュートを放ち、モンテディオが逆転に成功した。
前半の残り時間もモンテディオが主導権を握り続ける。36分には半田選手のクロスから山田康太選手がシュート、38分にはディサロ選手が中央でさばき、左サイド國分選手がクロスからチャンスを作り出す。
前半アディショナルタイムには熊本にペナルティーエリア脇でFKを与え、タイミングを外した直接のシュートがクロスバーを直撃する場面もあったが、前半は2-1とリードしたまま終えた。
互いに交代なしで迎えた後半は、立ち上がりから平川選手がドリブルで持ち上がり、三島頌平選手のアーリークロスから高橋利樹選手がヒールシュート。ここは後藤選手がなんとか抑えたが、その後も押し込まれては跳ね返す展開が続いた。すると48分、スルーパスに飛び出した高橋選手に対応した山﨑浩介選手がもつれながらペナルティーエリア内で倒れると、判定はPK。杉山選手にPKを決められ2-2の同点とされる。この時点で熊本が再び勝ち上がりの条件を手にした。
3点目が必要になったモンテディオだったが、ここからは熊本のプレッシングに苦しめられる。56分にはビルドアップで熊本にボールが渡ってしまうが、ここは山﨑選手がカバー。さらに、相手のロングキックに対応した川井歩選手のヘディングのバックパスが弱く、杉山選手にシュートまで持っていかれるも枠外へ。
61分には國分選手のクロスに対し、加藤選手がシュートをするもミートしなかった。この直後の61分に2枚替え。ディサロ選手、加藤選手に代えてデラトーレ選手、チアゴ アウベス選手が投入された。しかし、熊本の攻守の圧力は高く、簡単には主導権を取り戻せなかった。
セカンドボールも拾われ、全体の動きが落ちてきた71分、國分選手から河合秀人選手へと交代。少しずつボールを回すテンポを取り戻し、72分には川井選手のクロスから、ファーポストに飛び込んだ河合選手がシュート。クロスバーに当たって跳ね返ってきたこぼれ球をデラトーレ選手がボレーシュートするも、GK佐藤選手に阻まれた。
77分の熊本の3枚替えのあと、モンテディオもカードを切る。山田康太選手、藤田息吹選手に代えて樺山諒乃介選手、小西雄大選手を投入した。交代直後にチアゴ選手がミドルレンジからシュートを放つもゴールネットを揺らすことはできなかった。
熊本の守備の強度は最後まで落ちず、迎えたアディショナルタイムには野田裕喜選手、山﨑選手が次々に前線へと送られたが、熊本の守備をこじ開けることが出来ず、2-2のまま試合を終えた。
モンテディオは19年以来のプレーオフ進出を果たしたが、またも2回戦で跳ね返され、来シーズンもJ2を舞台に戦うことになった。
試合は、互いにハイテンポなパスとアグレッシブな守備がぶつかり合う激しい展開で始まった。モンテディオは6分、獲得したCKの跳ね返りを加藤大樹選手が収めてシュートを放ったが、ここはGK佐藤優也選手の好セーブに阻まれた。このCKを機に次第にホームの熊本が押し込んでいく。
熊本は効果的な背後へのボールとハイプレスで攻め、4分に続いて7分、11分、12分とCKを獲得。前線へのパスミスから平川怜選手にミドルシュートを打たれ、GK後藤雅明選手の好セーブで防いだ直後の12分。熊本は右CKからイヨハ理ヘンリー選手のヘディングシュートが決まり先制した。
押され気味だったモンテディオも15分過ぎから前にボールを運び出し、17分の國分伸太郎選手の右サイドからのクロスに対し、中央のディサロ選手がスルーしたが、加藤選手が入り込むより先に相手にクリアされた。しかし、セカンドボールを拾って攻め続けると、南秀仁選手のくさびをボックス内の半田選手が落とす。ディサロ選手には合わなかったものの、山田康太選手が入り込み、左足を振り切り同点ゴールとなった。
その後もモンテディオが優位に試合を進め、22分にはカットインした加藤選手がフリーとなり、スルーパスに國分選手が飛び出し、切り返しからタイミングを外して左足シュートを放ったが、ここはCK獲得にとどまった。
続いて24分には、杉山直宏選手の横パスをカットした南選手がそのまま持ち運び、山田康太選手に預けてさらに前進する。山田康太選手のスーパスが相手に当たって背後へ抜けると、南選手が反応しGKとの1対1で落ち着いてループシュートを放ち、モンテディオが逆転に成功した。
前半の残り時間もモンテディオが主導権を握り続ける。36分には半田選手のクロスから山田康太選手がシュート、38分にはディサロ選手が中央でさばき、左サイド國分選手がクロスからチャンスを作り出す。
前半アディショナルタイムには熊本にペナルティーエリア脇でFKを与え、タイミングを外した直接のシュートがクロスバーを直撃する場面もあったが、前半は2-1とリードしたまま終えた。
互いに交代なしで迎えた後半は、立ち上がりから平川選手がドリブルで持ち上がり、三島頌平選手のアーリークロスから高橋利樹選手がヒールシュート。ここは後藤選手がなんとか抑えたが、その後も押し込まれては跳ね返す展開が続いた。すると48分、スルーパスに飛び出した高橋選手に対応した山﨑浩介選手がもつれながらペナルティーエリア内で倒れると、判定はPK。杉山選手にPKを決められ2-2の同点とされる。この時点で熊本が再び勝ち上がりの条件を手にした。
3点目が必要になったモンテディオだったが、ここからは熊本のプレッシングに苦しめられる。56分にはビルドアップで熊本にボールが渡ってしまうが、ここは山﨑選手がカバー。さらに、相手のロングキックに対応した川井歩選手のヘディングのバックパスが弱く、杉山選手にシュートまで持っていかれるも枠外へ。
61分には國分選手のクロスに対し、加藤選手がシュートをするもミートしなかった。この直後の61分に2枚替え。ディサロ選手、加藤選手に代えてデラトーレ選手、チアゴ アウベス選手が投入された。しかし、熊本の攻守の圧力は高く、簡単には主導権を取り戻せなかった。
セカンドボールも拾われ、全体の動きが落ちてきた71分、國分選手から河合秀人選手へと交代。少しずつボールを回すテンポを取り戻し、72分には川井選手のクロスから、ファーポストに飛び込んだ河合選手がシュート。クロスバーに当たって跳ね返ってきたこぼれ球をデラトーレ選手がボレーシュートするも、GK佐藤選手に阻まれた。
77分の熊本の3枚替えのあと、モンテディオもカードを切る。山田康太選手、藤田息吹選手に代えて樺山諒乃介選手、小西雄大選手を投入した。交代直後にチアゴ選手がミドルレンジからシュートを放つもゴールネットを揺らすことはできなかった。
熊本の守備の強度は最後まで落ちず、迎えたアディショナルタイムには野田裕喜選手、山﨑選手が次々に前線へと送られたが、熊本の守備をこじ開けることが出来ず、2-2のまま試合を終えた。
モンテディオは19年以来のプレーオフ進出を果たしたが、またも2回戦で跳ね返され、来シーズンもJ2を舞台に戦うことになった。