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モンテディオ山形
3
[ 試合終了 ] | ||
1 | 前半 | 0 |
2 | 後半 | 0 |
0
- 15分 ディサロ 燦シルヴァーノ
- 58分 ディサロ 燦シルヴァーノ
- 90+4分 チアゴ アウベス
AWAY
徳島ヴォルティス
メンバー
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 山﨑 浩介 | |
DF | 3 | 半田 陸 | |
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 26 | 川井 歩 | |
MF | 10 | 山田 康太 |
86' |
MF | 15 | 藤田 息吹 | |
MF | 18 | 南 秀仁 | |
FW | 17 | 加藤 大樹 |
71' |
FW | 25 | 國分 伸太郎 |
83' |
FW | 29 | ディサロ 燦シルヴァーノ |
71' |
控えメンバー
GK | 16 | 長谷川 洸 | |
---|---|---|---|
DF | 37 | 喜岡 佳太 | |
MF | 8 | 小西 雄大 |
86' |
MF | 20 | チアゴ アウベス |
71' |
MF | 22 | 河合 秀人 |
83' |
FW | 9 | デラトーレ |
71' |
FW | 33 | 木戸 皓貴 |
監督
ピーター クラモフスキー |
徳島ヴォルティス
スターティングメンバー
GK | 1 | ホセ アウレリオ スアレス | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 内田 航平 |
66' |
DF | 14 | カカ | |
DF | 36 | エウシーニョ |
20' |
MF | 7 | 白井 永地 |
78' |
MF | 13 | 新井 直人 | |
MF | 20 | 児玉 駿斗 |
66' |
MF | 24 | 西谷 和希 | |
MF | 37 | 浜下 瑛 |
46*' |
MF | 44 | 杉本 太郎 |
24' |
FW | 15 | 藤尾 翔太 |
控えメンバー
GK | 31 | 長谷川 徹 | |
---|---|---|---|
DF | 3 | 石尾 崚雅 |
46*' |
DF | 25 | 安部 崇士 |
24' |
MF | 11 | 杉森 考起 |
66' |
MF | 19 | 長谷川 雄志 |
78' |
MF | 23 | 玄 理吾 | |
FW | 17 | 一美 和成 |
66' |
監督
ダニエル ポヤトス |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 16 | FK | 11 | 0 | 0 |
0 | 0 | 4 | CK | 2 | 0 | 0 |
0 | 0 | 1 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 10 | シュート | 5 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 曇
-
- 気温
- 15.2℃
-
- 湿度
- 72%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 9,096人
-
- 主審
- 高山 啓義
-
- 副審
- 塚越 由貴、池田 一洋
-
- 第四の審判
- 俵 元希
監督コメント
<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・セカンドボール強くいこう。
・良い距離感でプレーできている。前への飛び出しを忘れずに。
・敵陣でプレーを続けよう。次のゴールも自分たちが決めよう。
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
■総括
すごく良いフットボールの戦いだったと思います。本当に徳島さんのことをリスペクトしております。その中で自分たちのパフォーマンスの全ての要素において、すごく良く戦えていたと思います。ボールをうまく動かして相手を動かすこともできていたと思います。
守備においても強く連動して守ることができました。その中で自分たちが試合をコントロールしながら戦えていて、自分たちが使いたかったスペースを上手く活用できていたと思います。
相手のディフェンスラインの裏を自分たちが狙った通りに上手く取りながら、多くのチャンスを作ることができました。そういった部分はすごく良くできていたと思います。
そして今日、ファンの皆様がワクワクして飛び上がるような試合ができたことを嬉しく思っております。
今日、我々がクラブにとって、そしてサポーターにとって、記憶に残る試合になったと思います。今日スタジアムに足を運んでいただいた多くの皆様に感謝し、選手を応援してエネルギーを送っていただいたサポーターの皆様に感謝したいと思います。
全選手が毎日ハードワークをして互いを高め合おうと日々努力している部分が良く出たと思いますし、自分たちのフットボールをしっかりとやって戦い、サポーターの皆さんのために、そして山形の地域の人々のために、戦った選手たちを誇りに思います。
そして自分たちのフットボールに信念を持ち、自分たちの仲間を信じて戦い、特別なことを達成できたのは素晴らしいことだと思っております。
Q1:前半立ち上がり15分くらいまで強く戦えていたと思いますが、いかがでしょうか。
そう思います。序盤の戦いを見ながら徳島さんも非常に良いチームだと思いました。ただその中で、我々のフットボールを強く出せていたと思います。それが重要な点でした。選手は非常によく動いていたと思いますし、自分たちがやりたい部分をしっかりと出しながら、自分たちのパターンや動き出しを上手く出しながら得点に繋げていくことができたと思います。得点に値するものだと思いますし、その中で数点取ってもおかしくない部分もあったと思います。
Q2:これまでは勝たなければいけない試合で負けたり引き分けたりすることもありました。この試合で勝てた要因はなんでしょうか。
1試合1試合の内容はしっかりと見ていかなければいけないと思っています。自分たちにとっての試練は、自分たちが何をやっていくかということ。信念に対してのチャレンジだと思っています。
フットボールの中で何を信じて戦うかという問いに、正しいも間違っているもないと思います。フィールドに出ている全ての選手たちは、誰であろうと我々のフットボールを信じて、周りのチームメイトを信じて戦ってくれています。
前にも話しましたけれども、何か自分たちの前に障害が出てきたのであれば、それを乗り越えて前に進んでいかなければいけない。今シーズンのリーグ戦を振り返ると、自分たちにとって乗り越えなければいけないものが数回あったと思います。今言ってくださったことも、我々が乗り越えなければいけない障害の一つでした。
我々がクラブの中で話していたことは、自分たちの前に何か障害が出たとしても、しっかりとそれを乗り越えて前に進んでいこう、そして自分たちのフットボールをしていこうということです。
その節の順位表を見るのではなくて、最後の42節が終わったあとの順位表でどこに行けるかを見ようという話をしました。
それを選手たちが信じて日々成長していこうと毎日毎日ハードワークしながら努力してくれたと思っております。本日自分たちがやってきたことで特別な形で終わることができました。これは自分たちが今までやってきたことへの報いだと思っています。
今、選手たちはこの感覚を楽しんでほしいと思います。しっかりと回復して自分たちが今までやってきたプロセスを続けながら、週末、岡山に勝てるようにしていきたいと思います。
・セカンドボール強くいこう。
・良い距離感でプレーできている。前への飛び出しを忘れずに。
・敵陣でプレーを続けよう。次のゴールも自分たちが決めよう。
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
■総括
すごく良いフットボールの戦いだったと思います。本当に徳島さんのことをリスペクトしております。その中で自分たちのパフォーマンスの全ての要素において、すごく良く戦えていたと思います。ボールをうまく動かして相手を動かすこともできていたと思います。
守備においても強く連動して守ることができました。その中で自分たちが試合をコントロールしながら戦えていて、自分たちが使いたかったスペースを上手く活用できていたと思います。
相手のディフェンスラインの裏を自分たちが狙った通りに上手く取りながら、多くのチャンスを作ることができました。そういった部分はすごく良くできていたと思います。
そして今日、ファンの皆様がワクワクして飛び上がるような試合ができたことを嬉しく思っております。
今日、我々がクラブにとって、そしてサポーターにとって、記憶に残る試合になったと思います。今日スタジアムに足を運んでいただいた多くの皆様に感謝し、選手を応援してエネルギーを送っていただいたサポーターの皆様に感謝したいと思います。
全選手が毎日ハードワークをして互いを高め合おうと日々努力している部分が良く出たと思いますし、自分たちのフットボールをしっかりとやって戦い、サポーターの皆さんのために、そして山形の地域の人々のために、戦った選手たちを誇りに思います。
そして自分たちのフットボールに信念を持ち、自分たちの仲間を信じて戦い、特別なことを達成できたのは素晴らしいことだと思っております。
Q1:前半立ち上がり15分くらいまで強く戦えていたと思いますが、いかがでしょうか。
そう思います。序盤の戦いを見ながら徳島さんも非常に良いチームだと思いました。ただその中で、我々のフットボールを強く出せていたと思います。それが重要な点でした。選手は非常によく動いていたと思いますし、自分たちがやりたい部分をしっかりと出しながら、自分たちのパターンや動き出しを上手く出しながら得点に繋げていくことができたと思います。得点に値するものだと思いますし、その中で数点取ってもおかしくない部分もあったと思います。
Q2:これまでは勝たなければいけない試合で負けたり引き分けたりすることもありました。この試合で勝てた要因はなんでしょうか。
1試合1試合の内容はしっかりと見ていかなければいけないと思っています。自分たちにとっての試練は、自分たちが何をやっていくかということ。信念に対してのチャレンジだと思っています。
フットボールの中で何を信じて戦うかという問いに、正しいも間違っているもないと思います。フィールドに出ている全ての選手たちは、誰であろうと我々のフットボールを信じて、周りのチームメイトを信じて戦ってくれています。
前にも話しましたけれども、何か自分たちの前に障害が出てきたのであれば、それを乗り越えて前に進んでいかなければいけない。今シーズンのリーグ戦を振り返ると、自分たちにとって乗り越えなければいけないものが数回あったと思います。今言ってくださったことも、我々が乗り越えなければいけない障害の一つでした。
我々がクラブの中で話していたことは、自分たちの前に何か障害が出たとしても、しっかりとそれを乗り越えて前に進んでいこう、そして自分たちのフットボールをしていこうということです。
その節の順位表を見るのではなくて、最後の42節が終わったあとの順位表でどこに行けるかを見ようという話をしました。
それを選手たちが信じて日々成長していこうと毎日毎日ハードワークしながら努力してくれたと思っております。本日自分たちがやってきたことで特別な形で終わることができました。これは自分たちが今までやってきたことへの報いだと思っています。
今、選手たちはこの感覚を楽しんでほしいと思います。しっかりと回復して自分たちが今までやってきたプロセスを続けながら、週末、岡山に勝てるようにしていきたいと思います。
選手コメント
藤田 息吹
Q1:逆転でプレーオフ出場が決まりましたが、今の心境を聞かせてください。もちろん、うれしいのも大きいんですけど、プレーオフを勝ち抜いてこそだと思うので、まだまだこれからだなという思いもあります。
Q2:1点目のところのパスカットはどのような狙いがありましたか?
奪ったボールを前に付けるとチャンスになるというのは分析であったので、丁寧にしっかり前につなげればチャンスになるのかなと思って出しました。
Q3:相手が退場になったシーンのところでは、その直前で左方向にパスを出しましたが、どういった狙いがありましたか?
練習からあそこのポジションに大樹(加藤)が必ずいてくれているので、ほとんど見ることなく、あそこに出せばチャンスになるのかなと思って出しました。
Q4:同じくアシストした2点目のところの動きも教えてください。
2点目のところはうまく右サイドで崩して相手の背後を取れたので、結構、自分がセンタリングを上げるまでに時間があったのでよく見て、合わせることができました。
Q5:今日のご自身の戦いぶりはどうでしょうか。
僕というよりも、チームとしていいパフォーマンスが出せたから、僕もそれによって、いいパフォーマンスが出せたのかなと思っています。
Q6:徳島が一人少なくなって、後半から3バックになることもありましたが、ボランチところでは何か影響はありましたか?
あまり気にすることなく、むしろ後半のほうがうまく背後にボールを入れて攻められたのかなというのはありました。
Q7:数的優位でスペースが使いやすかったのか、相手の形で攻めやすかったのか、そのあたりはどうですか?
自分たちは相手のフォーメーションに影響されるというよりも、どちらかというと自分たちが主導権を持ってボールを動かして、背後を突いて攻めたいというチームなので、あまり相手のフォーメーションがどうとかいうのは気にせずやっていました。
Q8:試合中、仙台の状況というのはどれくらい入ってきましたか?
僕はまったくわかんなかったので、試合が終わって、ベンチがすごくよろこんでいるのを見て、「もしかしたら(仙台が)引き分けたのかな、負けたのかな」というのは感じました。
Q9:チームとしては最初から、この試合に集中しようとか、監督からは何かありましたか?
この試合に限らずずっとですけれど、自分たちは自分たちのサッカーに集中してプレーをしようというのはずっと話してたので、この試合も変わらず、特に自分たちは条件が勝つだけだったので、そこに集中しやすかったのかなと思います。
Q10:プレーオフ1回戦の相手はリーグ戦で連敗している岡山になりますが、そこに向けての意気込みを聞かせてください。
これまでの反省を踏まえて、自分たちがこれまで積み上げてきたものもあるので、それをしっかりアウェイで出して、勝てるように頑張っていきたいと思います。
Q11:6月ごろにかなり順位を落としましたが、クラモフスキー監督は「いまの順位ではなく、42節の順位が大事なんだ」と先ほどおっしゃっていました。選手間ではどんな話をされていましたか?
選手間でもそういう感じだったと思います。やっぱり、自分たちは目の前の1試合1試合を積み上げていくっていうだけだったと思うので、あまり順位表に左右されることなく、試合に集中できていたのかなと思います。
選手コメント
ディサロ 燦シルヴァーノ
Q1:プレーオフ進出が決まったことで、いまの率直な気持ちを聞かせてください。人生でこんなことを経験できることもなかなかないと思うので、運も味方にして、本当最高の気分です。
Q2:今日の2ゴールはそれぞれよさが出たゴールかと思いますが、振り返っていかがですか?
1点目はチーム全体での守備のよさのお陰もあって、シュートはうまく隅を突けたかなと思うのと、2点目に関しても、チームのやり方、この1年間積み上げてきたものというのを出した形だと思うので、2点ともモンテディオ山形らしいゴールだったなと思います。
Q3:前半の15分くらいまではかなり押し込まれる時間も多かったですが、その時間帯についてはどうでしたか?
あまり憶えてないんですけど、相手が退場するまでに1点取れたのはよかったと思います。
Q4:山形に7月に加入したとき、目標は二桁に置いていました。今日で8ゴールですが、プレーオフ含めたらあと2点が目標達成ですが、そのあたりはどう考えていますか?
チームが勝つために点取るだけなので、あまり数字は見ずに。チームが勝つために点を取ります。
Q5:プレーオフ1回戦は岡山戦になりますが、今季は岡山に連敗しています。岡山との対戦する気持ちを教えてください。
明らかにこっちに勢いがあるので、必ず勝つと思うので、問題ないです!
Q6:リーグ戦全体を振り返って、今季は波があるシーズンでした。そのあたりはどのように見ていましたか?
僕、夏から来たので、それ以前の試合をすべて把握しているということはないので、なんとも一概には言えないんですけど、僕がいたシーズンでも、良い時は連勝したこともありましたし、3試合4試合勝てなくて、勝たないといけない試合を落としてきた部分もあったので、一筋縄にはいかないのもJ2リーグっていうのも僕も経験していたので分かってはいましたけど、本当に結果がすべてだと思うので、ここからは今までの戦い方というか、波とかは関係ないと思うので、いま一番勢いがある僕たちが一番有利だと思います。
Q7:自分たちのサッカーがある中で、相手も対応してくると思います。そのなかで、このサッカーを信じる理由はどんなところにありますか?
それはピーター(クラモフスキー監督)のサッカーを信じているっていうことですね、全員が。揺らぎはないです。
戦評
6位と勝点1差で迎えた今シーズン最終節は、6位・徳島ヴォルティスとの直接対決。モンテディオは前半に先制し、後半に追加点、さらにダメ押し点とゴールを重ね、3-0で勝利。7位・仙台がドローに終わったこともあり、モンテディオが6位に浮上し、クラブ史上3度目のプレーオフ進出を決めた。
前節と先発メンバーに変更なしのモンテディオは、徳島・西谷和希選手のドリブルで前進され、押し込まれる展開で進む。しかし、奪ったあとはライン間で山田康太選手が受けて前を向いたり、川井歩選手のスルーパスに加藤大樹選手が飛び出したりと、相手の背後を巧みに狙った。
11分にはGK後藤雅明選手がビルドアップでミスをしたが、すかさず野田裕喜選手がプレスバックし見事なカバーを見せた。徳島はハイプレスをかけてきたが、モンテディオは落ち着いてボールを動かしペースを握った。すると15分、徳島のビルドアップに対してモンテディオがハイプレスを狙うと、相手キーパーの縦パスがズレ、ボールは藤田息吹選手の足元へ。そのまま前方のディサロ燦シルヴァーノ選手の足元に付けると、ディサロ選手はターンから左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。
さらに20分、藤田選手がワンタッチで背後へ入れたボールを加藤選手が追ったところ、後ろからエウシーニョ選手が手をかけて倒した。エウシーニョ選手はこれが2度目の警告となり、退場処分に。徳島は10人でプレーすることになった。
これを機にモンテディオがボールを保持する時間が確実に増え、4-4-1に構える徳島のライン間で巧みに起点を作った。しかし、何度かチャンスを作ったものの、守備的な戦い方にシフトした徳島から追加点を奪うことができず、前半は1-0で折り返した。
後半に入り、徳島は選手交代で3バックに変更。守備の際には5-3-1に構えつつ、攻撃では両ワイドを上げ、さらにセンターバックからも1枚出ていくなど、少ない人数で攻撃に厚みを加える工夫を施していた。
徳島は47分のFK時、背後で藤尾翔太選手が合わせるが、ここは枠外。52分には徳島の右からのクロスがファーサイドへ流れ、その折り返しをここも藤尾選手が頭で合わせたが、ここも枠外にそれた。
モンテディオも数的優位を活かしてしっかりと守備で対応すると、攻撃機会も増やしていった。56分には加藤選手のクロスを相手に触られたが、そのセカンドを狙っていた山田康太選手がシュートを放つ。さらに、その2分後には右サイドを崩す。半田陸選手を起点に、藤田選手がその内側を追い越していくと、速いクロスをディサロ選手が合わせ、2点目をゲットした。
後がない徳島は、攻守にパワーをかけてきたが、球際でファウルを取られるケースも多くなった。モンテディオはリスタートでしっかり時間を使いながら、相手のプレスにも落ち着いて対応を続け、65分には國分選手のアーリークロスに山田康太選手が入っていくなど、なおも攻め続けた。
徳島はその直後の2枚替えで、フォーメーションを2トップにした4-3-2に変更。するとモンテディオも71分に2枚替え。ディサロ選手、加藤選手に代えてデラトーレ選手、チアゴ アウベス選手を投入した。
徳島は2トップに早めのクロスを合わせるシーンや、途中出場の一美和成選手が持ち込んでシュートを放つシーンを作るが、モンテディオもチアゴ選手を中心にカウンターで徳島ゴールに何度も迫った。81分にはドリブルで持ち込んだチアゴ選手がデラトーレ選手に預けたが、フリーで放ったシュートは枠を外れた。
83分には國分選手から河合秀人選手に、86分には山田康太選手から小西雄大選手にスイッチ。アディショナルタイムにかけて、徳島は最後の力を振り絞り攻撃で押し込んできたが、モンテディオはこれをしのぐと、90分+3、デラトーレ選手のフリックに飛び出したチアゴ選手がボックス内で倒され、PKを獲得。90分+4、このPKをチアゴ選手自身が決めてダメ押しの3点目を奪った。モンテディオは今季ホーム最終戦に勝利、ラスト1試合で逆転でのプレーオフ進出を果たした。
モンテディオの今シーズンの通算戦績は17勝13分12敗、勝点64で6位に入った。プレーオフ1回戦は10月30日(日)、3位・ファジアーノ岡山とアウェイで対戦する。
前節と先発メンバーに変更なしのモンテディオは、徳島・西谷和希選手のドリブルで前進され、押し込まれる展開で進む。しかし、奪ったあとはライン間で山田康太選手が受けて前を向いたり、川井歩選手のスルーパスに加藤大樹選手が飛び出したりと、相手の背後を巧みに狙った。
11分にはGK後藤雅明選手がビルドアップでミスをしたが、すかさず野田裕喜選手がプレスバックし見事なカバーを見せた。徳島はハイプレスをかけてきたが、モンテディオは落ち着いてボールを動かしペースを握った。すると15分、徳島のビルドアップに対してモンテディオがハイプレスを狙うと、相手キーパーの縦パスがズレ、ボールは藤田息吹選手の足元へ。そのまま前方のディサロ燦シルヴァーノ選手の足元に付けると、ディサロ選手はターンから左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。
さらに20分、藤田選手がワンタッチで背後へ入れたボールを加藤選手が追ったところ、後ろからエウシーニョ選手が手をかけて倒した。エウシーニョ選手はこれが2度目の警告となり、退場処分に。徳島は10人でプレーすることになった。
これを機にモンテディオがボールを保持する時間が確実に増え、4-4-1に構える徳島のライン間で巧みに起点を作った。しかし、何度かチャンスを作ったものの、守備的な戦い方にシフトした徳島から追加点を奪うことができず、前半は1-0で折り返した。
後半に入り、徳島は選手交代で3バックに変更。守備の際には5-3-1に構えつつ、攻撃では両ワイドを上げ、さらにセンターバックからも1枚出ていくなど、少ない人数で攻撃に厚みを加える工夫を施していた。
徳島は47分のFK時、背後で藤尾翔太選手が合わせるが、ここは枠外。52分には徳島の右からのクロスがファーサイドへ流れ、その折り返しをここも藤尾選手が頭で合わせたが、ここも枠外にそれた。
モンテディオも数的優位を活かしてしっかりと守備で対応すると、攻撃機会も増やしていった。56分には加藤選手のクロスを相手に触られたが、そのセカンドを狙っていた山田康太選手がシュートを放つ。さらに、その2分後には右サイドを崩す。半田陸選手を起点に、藤田選手がその内側を追い越していくと、速いクロスをディサロ選手が合わせ、2点目をゲットした。
後がない徳島は、攻守にパワーをかけてきたが、球際でファウルを取られるケースも多くなった。モンテディオはリスタートでしっかり時間を使いながら、相手のプレスにも落ち着いて対応を続け、65分には國分選手のアーリークロスに山田康太選手が入っていくなど、なおも攻め続けた。
徳島はその直後の2枚替えで、フォーメーションを2トップにした4-3-2に変更。するとモンテディオも71分に2枚替え。ディサロ選手、加藤選手に代えてデラトーレ選手、チアゴ アウベス選手を投入した。
徳島は2トップに早めのクロスを合わせるシーンや、途中出場の一美和成選手が持ち込んでシュートを放つシーンを作るが、モンテディオもチアゴ選手を中心にカウンターで徳島ゴールに何度も迫った。81分にはドリブルで持ち込んだチアゴ選手がデラトーレ選手に預けたが、フリーで放ったシュートは枠を外れた。
83分には國分選手から河合秀人選手に、86分には山田康太選手から小西雄大選手にスイッチ。アディショナルタイムにかけて、徳島は最後の力を振り絞り攻撃で押し込んできたが、モンテディオはこれをしのぐと、90分+3、デラトーレ選手のフリックに飛び出したチアゴ選手がボックス内で倒され、PKを獲得。90分+4、このPKをチアゴ選手自身が決めてダメ押しの3点目を奪った。モンテディオは今季ホーム最終戦に勝利、ラスト1試合で逆転でのプレーオフ進出を果たした。
モンテディオの今シーズンの通算戦績は17勝13分12敗、勝点64で6位に入った。プレーオフ1回戦は10月30日(日)、3位・ファジアーノ岡山とアウェイで対戦する。