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モンテディオ山形
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[ 試合終了 ]
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AWAY
水戸ホーリーホック
水戸ホーリーホック

メンバー

モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 1 後藤 雅明
DF 2 山﨑 浩介
DF 3 半田 陸
DF 5 野田 裕喜
DF 19 松本 怜大
MF 10 山田 康太

70'

MF 15 藤田 息吹

62'

MF 18 南 秀仁
FW 17 加藤 大樹

62'

FW 25 國分 伸太郎

81'

FW 29 ディサロ 燦シルヴァーノ

70'

控えメンバー

GK 16 長谷川 洸
DF 37 喜岡 佳太
MF 8 小西 雄大

62'

MF 20 チアゴ アウベス

62'

MF 22 河合 秀人

70'

MF 41 樺山 諒乃介

81'

FW 9 デラトーレ

70'

監督

ピーター クラモフスキー
水戸ホーリーホック

スターティングメンバー

GK 28 山口 瑠伊
DF 3 大崎 航詩

89'

DF 21 山田 奈央
DF 40 黒石 貴哉
DF 43 鈴木 喜丈
MF 14 椿 直起

76'

MF 16 前田 椋介
MF 30 髙岸 憲伸

68'

MF 34 杉浦 文哉

62'

FW 9 安藤 瑞季

76'

FW 19 村田 航一

68'

控えメンバー

GK 41 中山 開帆
DF 47 松田 隼風
MF 7 曽根田 穣

62'

MF 22 土肥 航大

68'

FW 15 木下 康介

76'

FW 37 鵜木 郁哉

68'

FW 38 唐山 翔自

76'

監督

ピーター クラモフスキー

スタッツ

90 45 total   total 45 90
0 0 16 FK 9 0 0
0 0 8 CK 11 0 0
0 0 0 PK 0 0 0
0 0 12 シュート 11 0 0
0 0 0 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
  • 気温
    18℃
  • 湿度
    58%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    6,885人
  • 主審
    鶴岡 将樹
  • 副審
    穴井 千雅、内山 翔太
  • 第四の審判
    関谷 宣貴

監督コメント

<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・我慢しながら冷静に戦おう
・自分たちのバックパスの際は気をつけよう
・前に行こう!勇敢にハングリーにプレーしよう


<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
■総括
まず、パフォーマンスを分析して感じている点は、前半は自分たちが少しずつ流れをつかめるような形ができていたと思います。
前半の立ち上がりから相手のプレッシャーを受けましたが、選手たちはうまくスペースを見つけて、そこに動き出しながら自分たちのゲームが少しずつできるようになってきたと思います。
その中で前半を強く戦えていたと思いますし、後半に入っても流れをうまくつかみながら戦えるようになってきて、いい流れを作ることができていたと思います。
選手たちがよくやってくれた点は、献身的によく戦ってくれたことだと思いますし、自分たちのフットボールに信念を持って戦ってくれたことだと思います。今日足りていなかった部分はゴールという報いが来なかっただけだと思います。
このスタジアムに足を運んでいただいた多くのサポーターの皆様が選手たちに力をくれたと思います。選手たちはサポーターのために最後まで必死に戦い、惜しくもポストに当たる部分もありました。
サポーターの皆様が力をくれたと思いますし、中継をご覧になったサポーターの皆さんや足を運んでいただいた皆さんのために、勝点3を取ろうと必死に戦ってくれたと思います。

 
Q1:結果的に、プレーオフ圏内に届くようなチャンスを2回ほど逃してしまいました。見えないプレッシャーはあったのでしょうか。
 
試合に向けてのアプローチやメンタリティのところではそういった影響はないと思っております。自分たちは毎試合勝つ準備、勝点3を奪いに行く準備をしっかりとできていると思います。
もちろん勝点3を取れる機会もあったと思いますし、それを重ねていければ良かったと思います。
重要な点としましては、まずここから身体をリカバーして回復させていくこと。そして自分たちのプロセスをしっかりと進めていくこと。次の試合に向けてのアプローチやメンタルが変わることもないですし、次の試合でしっかりと自分たちが勝利を収められるように向かっていきたいと思います。
しっかりと自分たちのフットボールを出せるようにして、そうすれば相手にとって止めにくいチームとなっていくと思います。次の2試合そういった形で臨んでいきたいと思いますし、最終節になったときにどこまで行けるかを見ていきたいと思います。

 
Q2:立ち上がりから相手のスローインからの守備でなかなか守りきれないシーンが多かったように思いますが、どう感じましたか?
 
その通りだと思います。いい観察だと思います。水戸さんがそこをうまく使っていたこともあって、水戸さんがうまく流れを掴んで良いスタートを切ったと思います。
その中で自分たちへの圧力が前半の立ち上がりにかかるような形になってしまったと思います。3、4回ほどスローインで相手が上手く使えた部分があったと思います。
プレスもそうですけど、相手がうまくプレスをはめてきた部分はあったと思います。フィールドの選手たちは、上手くスペースを見つけていたと思いますが、多くの場合、プレッシャーをかけられてチームが崩れてしまい、そこから回復できないこともあったと思います。
ただ、その中で選手を誇りに思えるのは、自分たちが使えるスペースや解決方法をしっかりと見つけて、前半が進むにつれてリズムを掴めるようになっていたことだと思います。
そして前半の終盤ぐらいから自分たちが流れを掴みながら、それを後半にも繋げていくことができたと思います。
その中で不運だったのは、良いプレーをしながら自分たちが得点を奪えなかった部分だと思いますし、そこで決まっていればまた違ったかもしれません。
 

選手コメント

GK:1:後藤 雅明

後藤 雅明

Q1:前半からかなり押し込まれる試合になりましたが、後藤選手から守備面、ビルドアップの面をどのように見ていましたか?

基本は自分たちの失い方が悪くて相手にピンチを作られたと思うので、そこはちょっとした立ち位置だったり、ボールの質だったり、そういったところを改善していかなければいけないなと思います。

 
Q2:前半はミドルシュートを多く打たれたなかで好セーブを連発しましたが、そのあたりのパフォーマンスはどうでしたか?

全体的に、取られ方が悪くても後ろの選手が慌てずに対応してくれたので、危ないシーンはありましたけど、全員が最後まで粘り強く対応できたと思います。

 
Q3:3試合連続のドローになりましたが、この3試合を振り返っていかがですか?

本当にちょっとのところだと思うので。最後の質のところで相手を上回らないと勝てないので、より全員が勝つためにプレーしていきたいなと思います。
 

Q4:勝てばプレーオフ圏内に入れるという状況が続いていますが、いつも以上のプレッシャーなどは感じましたか?

いや、別に。特にそういったプレッシャーは感じてないですね。

 
Q5:そのなかで勝てなかったのは技術面が要因でしょうか?

結果がすべてなので。いろいろあると思いますけど、全員がもっとやれたと思います。
 

Q6:残り2試合は大分、徳島とプレーオフを争う直接対決になりますが、ここで勝つために必要なことは何だと思いますか?

チームがひとつになって、僕たちのサッカーをして、勝つためにやる。それだけです。
 

選手コメント

MF:18:南 秀仁

南 秀仁

Q1:相手チームの陣形が想定と違ったと思いますが、対応はどうでしたか?

前半の入りは、相手のプレッシャーのかけ方に対応するのに少し時間がかかったかなと思いますけど、相手のプレッシャーのかけ方を理解してからは自分たちのサッカーができたんじゃないかなと思います。


Q2:勝ちたかった試合だと思いますが、足りなかった点は?

ペナルティーエリア付近でのクオリティーだったり、崩しの部分でのアイデアだったり、そういうところがもう少しあれば、点数はもっと近づいてくるのかなと思います。

 
Q3:3試合引き分けになりましたが、攻撃面でよさを出せない時間帯にどんなことが必要だと思いますか?

後ろからつなぐ時の工夫であったり、前に入ったときの枚数のかけ方であったり、そこを全員がもっと共通理解をしないとチームはうまく回っていかないかなと思います。自分たちがうまく回せない時間帯や、なかなか攻められない時間帯というのは、そういうのが少し足りないのかなと思います。

 
Q4:一人ひとりのポジショニングや、パスを受ける意識はどうでしょうか?

回せているときのポジショニングと、回せていないときのポジショニングというのは、全員のイメージがつながってないと回らないので、全員がしっかりボールを回せるポジションに立つことが大事かなと思います。

 
Q5:後半の後半ぐらいで、少しボールを持とうというような意識が感じられましたが、0-0のなかでどういうことを考えながらボールを動かしていましたか?

自分たちがボールを持っていれば、点数を取れる確率は上がると思うので、大事にしつつ、大胆に攻めているところはいければいいなとボールを回していました。

 
Q6:水戸のラインが高いなかで、なかなか背後を取れなかったのかなと思いますが、そのあたりはどうでしたか?

回しながら、後ろからロングボールで裏を取ってもなかなかいいチャンスにはつながらないなあと感じていたので、回しつつ、タイミングで裏を取れればよかったかなあと思いますけど、そういうシーンは多くはなかったかなあとは思います。
 

戦評

水曜日に行われた第33節・大宮戦の代替試合は、勝てばJ1参入プレーオフ圏内に入れる試合だったが、結果はドロー。今節はあらためて、勝ってプレーオフ圏内入りをめざす一戦ではあったものの、水戸の圧力に苦しんでスコアレスドローに終わり、今節もプレーオフ圏内には入れなかった。
 
新潟戦から大宮戦にかけて先発6人を入れ替えたが、今節は新潟戦と同じ11人の顔触れとなった。
水戸はこれまで4-4-2、または4-2-3-1の陣形でスタートしてきたが、今節は4-3-3に変更。最終ラインを中央に設定し、ハイプレスの守備を仕掛けてきた。モンテディオはビルドアップで自陣の低い位置でのプレスを強いられ、縦に送ったボールがことごとく遮断されるなど、パスが通らないことでカウンターを受けるケースも多くなった。

3分には中盤の競り合いから安藤瑞季選手に、5分にはモンテディオのスローインを奪われた流れから村田航一選手に、それぞれミドルシュートを打たれたが、いずれもGK後藤雅明選手が好セーブで防いだ。

その後も水戸にワイドに展開する攻撃を仕掛けられ、モンテディオはスライドするものの、サイドで奪いきることができない苦しい試合展開となった。その中でも17分にはオーバーラップした半田陸選手がクロスを狙い、このプレーで獲得したCKでは松本怜大選手がヘディングシュートを狙ったが、GK山口瑠伊選手にキャッチされた。

攻撃のチャンスをつかみつつあったものの、再び水戸に押し込まれていく。33分には左クロスから安藤選手に中央で合わせられる。35分にも左サイドで不用意な奪われ方からカウンターを受け、安藤選手のトラップが大きくなったところでは後藤選手が飛び出してボールを弾いたが、そのこぼれを椿直起選手にシュートを狙われた。37分には自陣でパスをインターセプトされ、最後は安藤選手にシュートを打たれたが、ここはポストに当たり跳ね返った。

前半に打たれたシュートは10本。そのうち多くの決定機を作られながらも、前半はなんとかしのぎ、0-0で折り返した。

後半は風上に立ったモンテディオが試合をコントロールしてスタート。半田選手のスルーパスから國分伸太郎選手がクロスを上げたり、62分には野田裕喜選手のくさびを受けた山田康太選手のミドルシュートがあったりと、ゴール前でのチャンスを作る。

この直後には2枚替え。いずれもカードを1枚もらっている藤田息吹選手、加藤大樹選手に代えて、小西雄大選手、チアゴ アウベス選手を投入。
65分には松本怜選手がインナーラップでチアゴ選手のスルーパスを受けてクロス。こぼれ球にチアゴ選手が飛び込んだが、シュートは至近距離でブロックされた。

70分には2度目の2枚替え。ディサロ燦シルヴァーノ選手、山田康太選手に代えて、デラトーレ選手、河合秀人選手がピッチに入った。
81分には國分選手から樺山諒乃介選手に交代し、この試合の交代は完了。このあと、前線からのプレスが徐々にハマり出したが、水戸も選手交代で攻撃的な選手を入れると、モンテディオは再び押し込まれる。81分には唐山翔自選手にドリブルで持ち込まれ、戻したクロスから土肥航大選手、曽根田穣選手に立て続けにシュートを狙われた。

互いにゴールを目指して激しさが増す展開となった89分、水戸の大崎航詩選手が危険なタックルで一発退場となった。10人になった水戸に対してモンテディオが攻め込み、水戸陣内でCKを獲得するなどゴールへのチャンスを得る。90分+5、野田選手のサイドチェンジを高い位置で山﨑浩介選手がフリック。スペースに飛び出した半田選手のクロスからデラトーレ選手がニアでボレーシュートを放ったが、ポストを直撃し跳ね返された。

試合はこのままタイムアップ。苦しんだ試合のなかでも勝ちに結びつける要素はあったものの、今節はスコアレスドローに終わった。
3試合ドローが続くモンテディオの通算戦績は、これで15勝13分12敗となり、勝点は58。プレーオフ圏内6位の徳島と勝点1差で、残り2試合となった。