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モンテディオ山形
2
[ 試合終了 ] | ||
1 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 0 |
0
- 22分 加藤 大樹
- 85分 樺山 諒乃介
AWAY
ジェフユナイテッド千葉
メンバー
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 山﨑 浩介 | |
DF | 3 | 半田 陸 | |
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 26 | 川井 歩 | |
MF | 15 | 藤田 息吹 | |
MF | 18 | 南 秀仁 |
90+2' |
MF | 22 | 河合 秀人 |
72' |
FW | 17 | 加藤 大樹 |
62' |
FW | 25 | 國分 伸太郎 |
62' |
FW | 29 | ディサロ 燦シルヴァーノ |
62' |
控えメンバー
GK | 16 | 長谷川 洸 | |
---|---|---|---|
DF | 19 | 松本 怜大 | |
MF | 8 | 小西 雄大 |
90+2' |
MF | 10 | 山田 康太 |
72' |
MF | 20 | チアゴ アウベス |
62' |
MF | 41 | 樺山 諒乃介 |
62' |
FW | 9 | デラトーレ |
62' |
監督
ピーター クラモフスキー |
ジェフユナイテッド千葉
スターティングメンバー
GK | 1 | 新井 章太 | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 新井 一耀 | |
DF | 15 | チャン ミンギュ | |
DF | 26 | 西久保 駿介 |
56' |
DF | 30 | 田邉 秀斗 |
44' |
MF | 4 | 田口 泰士 | |
MF | 10 | 見木 友哉 | |
MF | 18 | 熊谷 アンドリュー | |
MF | 21 | 秋山 陽介 |
56' |
FW | 20 | 高木 俊幸 |
56' |
FW | 40 | 櫻川 ソロモン |
56' |
控えメンバー
GK | 31 | 松原 颯汰 | |
---|---|---|---|
DF | 11 | 米倉 恒貴 |
56' |
DF | 33 | ダニエル アウベス |
44' |
MF | 5 | 小林 祐介 | |
FW | 27 | チアゴ デ レオンソ |
56' |
FW | 35 | リカルド ロペス |
56' |
FW | 37 | ブワニカ 啓太 |
56' |
監督
ピーター クラモフスキー |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 24 | FK | 14 | 0 | 0 |
0 | 0 | 6 | CK | 3 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 6 | シュート | 10 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 雨のち曇
-
- 気温
- 28.8℃
-
- 湿度
- 70%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 8,495人
-
- 主審
- 上村 篤史
-
- 副審
- 藤井 陽一、梅田 智起
-
- 第四の審判
- 船橋 昭次
監督コメント
<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・ハーフタイム、しっかりと充電しよう
・ボールを動かし続けよう
・次のゴールも自分たちが取ろう
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
総括:
全体的に良いパフォーマンスが出せていたと思います。自分たちが試合をコントロールできて、良いフットボールをしながら戦えたと思っております。
守備を堅くしなければいけない時間帯も良い守備ができましたし、勝ち点3に値する戦いができたと思います。
選手たちが献身的に非常によく戦って、スタジアムにお越しいただいたファンがジャンプできるように、そして周りのチームメイトのために必死に戦ってくれたと思います。
今日お越しいただいたサポーターの皆様は本当に素晴らしい雰囲気を作ってくれました。彼らが選手たちにパワーを与えてくれて、彼らが勝点3に貢献してくれました。
今日はガールズデーのイベントを行い、勝利を収められて良かったと思います。選手たちがハードワークをしてこの地域を誇りに思えるような戦い方をしてくれたと思っています。
Q1:試合の後半、千葉が選手を4人入れ替えて4バックにしてから流れを持っていかれて苦しい時間帯が続きました。押し込まれた要因と監督の対応を聞かせてください。
その通りだと思います。その時間帯、我々はしっかりとメンタリティを持ちながら守備の決まり事を守り切ってやらなければいけませんでした。
その中でも我々はスペースを見つけられましたが、そういうときに少しタッチミスが入ったり、パスミスが起こったりしてしまって、そこで少しリズムが悪くなってしまいました。
もう少しボールをしっかりと握れれば良かったですが、我々がしっかりと運べたときは相手の裏を突くことができました。
少しコントロールを失ってしまいましたが、終盤になって我々が2点目を決めることができました。2ゴールに値する、勝点3に値する戦い方ができたと思っております。
Q2:決定的な2点目になりましたが、ゴールのあとに樺山諒乃介選手へどのような声をかけましたか?
「誕生日おめでとう」(日本語で)。
Q3:樺山選手は去年よりも一段と成長したようにも見えますが、監督の目からみていかがですか?
確実にそうだと思います。彼は毎日の練習の中からハードワークして、全ての要素を伸ばしていこうと必死にやってくれていると思います。
もっと自分のプレーができるようにと、良い姿勢を持って毎日練習に取り組んでいます。
それが環境にあっていると思いますし、今は全選手が、30何人我々選手全員が必死に自分たちを出し切っている状況です。
彼には才能があると思いますし、まだまだ伸びる部分、もっともっと上げていける部分があると思います。
他の選手と同じようにこれからもハードワークを続けてくれれば良いと思います。
・ハーフタイム、しっかりと充電しよう
・ボールを動かし続けよう
・次のゴールも自分たちが取ろう
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
総括:
全体的に良いパフォーマンスが出せていたと思います。自分たちが試合をコントロールできて、良いフットボールをしながら戦えたと思っております。
守備を堅くしなければいけない時間帯も良い守備ができましたし、勝ち点3に値する戦いができたと思います。
選手たちが献身的に非常によく戦って、スタジアムにお越しいただいたファンがジャンプできるように、そして周りのチームメイトのために必死に戦ってくれたと思います。
今日お越しいただいたサポーターの皆様は本当に素晴らしい雰囲気を作ってくれました。彼らが選手たちにパワーを与えてくれて、彼らが勝点3に貢献してくれました。
今日はガールズデーのイベントを行い、勝利を収められて良かったと思います。選手たちがハードワークをしてこの地域を誇りに思えるような戦い方をしてくれたと思っています。
Q1:試合の後半、千葉が選手を4人入れ替えて4バックにしてから流れを持っていかれて苦しい時間帯が続きました。押し込まれた要因と監督の対応を聞かせてください。
その通りだと思います。その時間帯、我々はしっかりとメンタリティを持ちながら守備の決まり事を守り切ってやらなければいけませんでした。
その中でも我々はスペースを見つけられましたが、そういうときに少しタッチミスが入ったり、パスミスが起こったりしてしまって、そこで少しリズムが悪くなってしまいました。
もう少しボールをしっかりと握れれば良かったですが、我々がしっかりと運べたときは相手の裏を突くことができました。
少しコントロールを失ってしまいましたが、終盤になって我々が2点目を決めることができました。2ゴールに値する、勝点3に値する戦い方ができたと思っております。
Q2:決定的な2点目になりましたが、ゴールのあとに樺山諒乃介選手へどのような声をかけましたか?
「誕生日おめでとう」(日本語で)。
Q3:樺山選手は去年よりも一段と成長したようにも見えますが、監督の目からみていかがですか?
確実にそうだと思います。彼は毎日の練習の中からハードワークして、全ての要素を伸ばしていこうと必死にやってくれていると思います。
もっと自分のプレーができるようにと、良い姿勢を持って毎日練習に取り組んでいます。
それが環境にあっていると思いますし、今は全選手が、30何人我々選手全員が必死に自分たちを出し切っている状況です。
彼には才能があると思いますし、まだまだ伸びる部分、もっともっと上げていける部分があると思います。
他の選手と同じようにこれからもハードワークを続けてくれれば良いと思います。
選手コメント
加藤 大樹
Q1:ホームで2連勝ですが、今日は終盤に苦しい時間帯もありましたが、どうでしたか?相手のパワーが、前線にいる選手に多かったので、起点は何回か作られましたけど、全員でそこの危険なところというのは抑えていたので、守備に関してはよかったんじゃないかなと思います。
Q2:細かい連携から崩して1点目というところで、最後は加藤選手が決めましたが、ゴールを振り返っていただけますか?
前の試合もああいう形で、僕がオフサイドになっちゃってゴールにはならなかったんですけど、ああいう形が続けて毎試合毎試合出せているので、今回は決めきれてよかったなあと思います。
Q3:前節のことでラインも意識していましたか?
意識していました。今日は嫁に言われました。「ライン見いや」って(笑)。だから、そこはちょっと意識して、落ち着いて入れられたかなと思います。
Q4:今日は間に合うようなタイミングで出してもらった感じですか?
いいところにこぼれたので、あとはしっかり抑えようという気持ちで蹴ったら、入ったのでよかったです。
Q5:チームは連戦のなかでターンオーバーしながら戦っている部分もありますが、攻撃面でうまくいっているところがあれば聞かせてください。
全員が攻守にわたって何をすべきというのが理解できているので、途中から出た選手もインパクトを残せますし、全体が共通意識を持ってプレーできているので、こういう結果につながっているのかなと思います。
Q6:これで暫定7位まで浮上しましたが、残り、プレーオフに向けてというところではどうですか?
監督も言っているように、1秒1秒、自分たちが力強くプレーするということと、自分たちのチームパフォーマンスというのが出せれば結果はついてくると思うので、そこに集中してやつていきたいと思います。
Q7:前節もオフサイドのシーンがあったということですが、右から左に来るイメージの共有ができていたということですか?
右からの崩しが多いので、常にああいうポジションは狙っておこうというのはチームで決まっていますし、僕もそこにしっかり入ろうと思っています。
Q8:ああいったテンポのいい攻撃というのが最近できているのも、チームでイメージの共有ができているということでしょうか。
そうだと思います。
選手コメント
樺山 諒乃介
Q1:今季途中の加入後、ゴールがなかったのですが、ようやくゴールができたことでの気持ちはどうですか?やっと入ったので、1点だけじゃ終われないと思っているので、残り少ないですけど1点でも多く取れるように頑張ります。
Q2:素早い展開からの南秀仁選手からのパスでしたが、振り返ってどうですか?
秀仁くんなら自分の思ったところに出してくれると思ってたので、自分は信じて走るだけやったので、それが思いどおりに来て、自分の形でしっかり止めて、冷静に最後キーパーを見てコースに流し込めたのでよかったです。
Q3:タイミングとしてはちょっと早かったですか?
そうです。止めて、すぐコースに流し込むイメージで。
Q4:もう1個持ち出すと危ないわけですね。
真ん中やったので、敵に追われていたというのは分かっていたので、早く打てるようにと思って打ちました。
Q5:昨日が誕生日だったというところで、今日の試合でのゴールは意識していましたか?
毎試合ゴールは狙っているんですけど、バースデーゴール…まあ次の日なんですけど、昨日も誕生日で幸せで、今日もこういう形で幸せな気持ちになれているのでよかったです。
Q6:残り6試合で、プレーオフも射程圏内ですが、今後についてどのように考えていますか?
まだプレーオフ圏内に入れてないですけど、6試合もあります。その6試合全部勝てば18ポイントなので、その18ポイントを取るつもりで。先のことを考えてもあまり意味がないと思うので、まずは目の前のヴェルディ戦。1試合1試合、頑張っていきます。
Q7:ゴールにたどり着くまでにどんな苦労がありましたか?
努力とかってあまり分かんなくて、シンプルに自分はサッカーが好きで、シュート練習とかも別に努力とはあまり思ってないし、ただ単に自分がゴールを決めたいし、シュートを打つのが好きで、サッカーをするのが好きやから、毎日の練習終わりにナベさん(渡邉晋コーチ)に付き添ってもらってシュート練習とかしていて、徐々にそのシュート練習のなかでも入る回数が増えてきたし、それがこういう形で試合になって決められたので、シュート練習していてよかったと思ったし、もっとシュート練習したいと思いました。
Q8:試合展開的に、千葉が攻勢に出てきたなかで、どのようにゴールを狙おうと思いましたか?
3枚替えで入って、デラちゃん(デラトーレ)とチアゴ(アウベス)と3人で、まずは前で、3人だけでも点が取れるように頑張ろうと言って入って、押し込まれる展開が長くてしんどかったんですけど、そのなかでもああやって1回のチャンスをモノにできたというのは自分にとってもすごく自信に変わるし、いつもはサイドからだけやけど、あの形みたいに中でひとつ、右足でも左足でも仕事ができたというのは自信に変わります。
Q9:トップ下でプレーした経験もここにはつながっていますか?
そうですね。中でプレーするとかゴールを意識するというのは、やっぱりトップ下やから、ウィングとトップ下の違いやと思うし、それは2回連続でトップ下で出たというのがすごくいい経験になりました。
戦評
3連戦の3試合目、ホームで行われる今シーズン最後のナイトゲームで、モンテディオはジェフユナイテッド千葉に2-0で勝利。前節の横浜FC戦に続いて2連勝とし、プレーオフ争いに食らいついている。
立ち上がりからモンテディオがボールを持って動かし、千葉が守備から入る構図となったが、4-4-2でコンパクトに構える千葉に対し、中に差し込むボールを遮断されることが多く、そこからショートカウンターを何度も受ける展開となった。5分には櫻川ソロモン選手に、6分には高木俊幸選手にシュートを枠に飛ばされたが、GK後藤雅明選手の好セーブで防いだ。
当初は自陣でプレーする時間が多かったモンテディオは時間とともにボールを前に運べるようになるが、相手陣内でバイタルエリアへのくさびがカットされることも多く、シュートチャンスまでたどり着くことが難しかった。
しかし22分、モンテディオが押し込んだ状態から、セカンドボールを拾った南秀仁選手が少し前方の半田陸選手に預けると、半田選手は藤田選手とのワンツーでライン突破し、中央でディサロ燦シルヴァーノ選手が潰れる形になり、逆サイドでフリーの加藤大樹選手がしっかりと決めきって先制に成功した。
ここからのモンテディオはボールを動かしながら相手を引き出し、上手く相手陣内まで運ぶと、球際の強度が高い千葉がファウルを犯し、モンテディオがセットプレーからゴールを狙うシーンを多く作ることができていた。アディショナルタイムには、河合秀人選手のスルーパスに半田選手が抜け出したが、トラップがやや流れ、シュートまで持ち込めなかった。
1-0のまま後半に入ると、いい入りをしたのはモンテディオ。まずは左サイドから攻め込む。その流れから獲得した46分のCKでは、藤田息吹選手が背後を取ったプレーから波状攻撃。最後は川井歩選手のボレーシュートをディサロ選手が触ったが、ゴールの枠内には飛ばなかった。
その後は1点を追う千葉が徐々に圧力を強めてきたが、56分には一気に4枚替え。フレッシュな選手を投入し、フォーメーションも4-4-2に変更した。再びコンパクトさを取り戻した千葉を前に、モンテディオのパスが引っかかり始め、こぼれ球の競り合いでやや引けを取るなど、押し込まれる時間帯も増えていった。
62分、ここでモンテディオは3枚替えにでる。ディサロ選手、國分伸太郎選手、加藤選手の3トップをデラトーレ選手、樺山諒乃介選手、チアゴ アウベス選手と交代した。しかしその直後、千葉の攻撃でモンテディオが大きなピンチを迎える。モンテディオが攻め込んだあと、セカンドボールを先に拾ったのは千葉・チャン ミンギュ選手。ドリブルで前に運ぶと、左サイドのリカルド ロペス選手から再び中央に戻ったボールは、チアゴ デ レオンソ選手がキャッチ。そのままスピードに乗りペナルティーエリアまで入り込むと、GK後藤選手の頭上を越すループシュートを狙ったが、ここは枠を大きくそれていった。
このピンチのあとはオープンな展開になっていく。72分、河合選手に代えて山田康太選手がピッチへ。直後、千葉がチャンスを迎える。右スペースに走り込んだ米倉恒貴選手のクロスを、レオンソ選手が頭に当て、ボールは逆サイドへ。これを拾ったロペス選手が中央にボールを送ると、田口泰士選手がミドルシュートを狙ったが、これは枠をそれた。
モンテディオは自陣に押し込まれる時間も多かったが、85分、ゴールキックからの攻撃で、セカンドボールを拾った南選手がスルーパスを送ると、ライン付近で浮いていた樺山選手がしっかりコントロールし、左足でゴールを射抜いた。前日に20歳の誕生日を迎えた樺山選手の今シーズン初ゴールでモンテディオが突き放した。
アディショナルタイムを含む終盤はモンテディオもセーフティーにボールを動かしながら時間を使う。アディショナルタイムには、南選手から小西雄大選手へと最後のカードを切ると、その直後にデラトーレ選手が65メートルオーバーのロングシュートを狙うなど、千葉の反撃を許さず、クリーンシートで2連勝とした。
モンテディオは通算戦績を15勝10分11敗、勝点を55まで伸ばし、1試合消化が少ないなかでプレーオフ圏内まで勝点2差に迫った。
立ち上がりからモンテディオがボールを持って動かし、千葉が守備から入る構図となったが、4-4-2でコンパクトに構える千葉に対し、中に差し込むボールを遮断されることが多く、そこからショートカウンターを何度も受ける展開となった。5分には櫻川ソロモン選手に、6分には高木俊幸選手にシュートを枠に飛ばされたが、GK後藤雅明選手の好セーブで防いだ。
当初は自陣でプレーする時間が多かったモンテディオは時間とともにボールを前に運べるようになるが、相手陣内でバイタルエリアへのくさびがカットされることも多く、シュートチャンスまでたどり着くことが難しかった。
しかし22分、モンテディオが押し込んだ状態から、セカンドボールを拾った南秀仁選手が少し前方の半田陸選手に預けると、半田選手は藤田選手とのワンツーでライン突破し、中央でディサロ燦シルヴァーノ選手が潰れる形になり、逆サイドでフリーの加藤大樹選手がしっかりと決めきって先制に成功した。
ここからのモンテディオはボールを動かしながら相手を引き出し、上手く相手陣内まで運ぶと、球際の強度が高い千葉がファウルを犯し、モンテディオがセットプレーからゴールを狙うシーンを多く作ることができていた。アディショナルタイムには、河合秀人選手のスルーパスに半田選手が抜け出したが、トラップがやや流れ、シュートまで持ち込めなかった。
1-0のまま後半に入ると、いい入りをしたのはモンテディオ。まずは左サイドから攻め込む。その流れから獲得した46分のCKでは、藤田息吹選手が背後を取ったプレーから波状攻撃。最後は川井歩選手のボレーシュートをディサロ選手が触ったが、ゴールの枠内には飛ばなかった。
その後は1点を追う千葉が徐々に圧力を強めてきたが、56分には一気に4枚替え。フレッシュな選手を投入し、フォーメーションも4-4-2に変更した。再びコンパクトさを取り戻した千葉を前に、モンテディオのパスが引っかかり始め、こぼれ球の競り合いでやや引けを取るなど、押し込まれる時間帯も増えていった。
62分、ここでモンテディオは3枚替えにでる。ディサロ選手、國分伸太郎選手、加藤選手の3トップをデラトーレ選手、樺山諒乃介選手、チアゴ アウベス選手と交代した。しかしその直後、千葉の攻撃でモンテディオが大きなピンチを迎える。モンテディオが攻め込んだあと、セカンドボールを先に拾ったのは千葉・チャン ミンギュ選手。ドリブルで前に運ぶと、左サイドのリカルド ロペス選手から再び中央に戻ったボールは、チアゴ デ レオンソ選手がキャッチ。そのままスピードに乗りペナルティーエリアまで入り込むと、GK後藤選手の頭上を越すループシュートを狙ったが、ここは枠を大きくそれていった。
このピンチのあとはオープンな展開になっていく。72分、河合選手に代えて山田康太選手がピッチへ。直後、千葉がチャンスを迎える。右スペースに走り込んだ米倉恒貴選手のクロスを、レオンソ選手が頭に当て、ボールは逆サイドへ。これを拾ったロペス選手が中央にボールを送ると、田口泰士選手がミドルシュートを狙ったが、これは枠をそれた。
モンテディオは自陣に押し込まれる時間も多かったが、85分、ゴールキックからの攻撃で、セカンドボールを拾った南選手がスルーパスを送ると、ライン付近で浮いていた樺山選手がしっかりコントロールし、左足でゴールを射抜いた。前日に20歳の誕生日を迎えた樺山選手の今シーズン初ゴールでモンテディオが突き放した。
アディショナルタイムを含む終盤はモンテディオもセーフティーにボールを動かしながら時間を使う。アディショナルタイムには、南選手から小西雄大選手へと最後のカードを切ると、その直後にデラトーレ選手が65メートルオーバーのロングシュートを狙うなど、千葉の反撃を許さず、クリーンシートで2連勝とした。
モンテディオは通算戦績を15勝10分11敗、勝点を55まで伸ばし、1試合消化が少ないなかでプレーオフ圏内まで勝点2差に迫った。