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FC琉球
2
[ 試合終了 ] | ||
1 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 2 |
2
- 9分 阿部 拓馬
- 65分 人見 拓哉
- 64分 デラトーレ
- 81分 デラトーレ
AWAY
モンテディオ山形
メンバー
FC琉球
スターティングメンバー
GK | 1 | ダニー カルバハル | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 福村 貴幸 | |
DF | 4 | 岡﨑 亮平 | |
DF | 22 | 上原 牧人 | |
DF | 28 | 大森 理生 | |
MF | 8 | 池田 廉 |
90+2' |
MF | 10 | 富所 悠 |
60' |
MF | 15 | 大本 祐槻 |
90+2' |
MF | 29 | 人見 拓哉 | |
FW | 16 | 阿部 拓馬 |
81' |
FW | 18 | 野田 隆之介 |
60' |
控えメンバー
GK | 26 | 田口 潤人 | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 金井 貢史 |
81' |
DF | 9 | 李 栄直 |
90+2' |
DF | 27 | 中川 創 | |
MF | 11 | 中野 克哉 |
90+2' |
MF | 25 | 武沢 一翔 |
60' |
FW | 21 | 上原 慎也 |
60' |
監督
ナチョ フェルナンデス |
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 3 | 半田 陸 | |
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 26 | 川井 歩 |
74' |
DF | 37 | 喜岡 佳太 | |
MF | 8 | 小西 雄大 | |
MF | 10 | 山田 康太 |
79' |
MF | 18 | 南 秀仁 | |
FW | 17 | 加藤 大樹 |
55' |
FW | 25 | 國分 伸太郎 |
74' |
FW | 29 | ディサロ 燦シルヴァーノ |
30' |
控えメンバー
GK | 16 | 長谷川 洸 | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 山田 拓巳 |
74' |
DF | 30 | 坂本 稀吏也 | |
MF | 20 | チアゴ アウベス |
55' |
MF | 22 | 河合 秀人 |
74' |
FW | 9 | デラトーレ |
30' |
FW | 39 | 藤原 悠汰 |
79' |
監督
ナチョ フェルナンデス |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 7 | FK | 21 | 0 | 0 |
0 | 0 | 3 | CK | 6 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 4 | シュート | 12 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 31.6℃
-
- 湿度
- 57%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 3,392人
-
- 主審
- 山本 雄大
-
- 副審
- 鈴木 規志、西村 幹也
-
- 第四の審判
- 村田 裕介
監督コメント
<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・セカンドボールを逃さず取りに行こう
・持っているものを全て出そう
・テンポ良くプレーしよう
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
■総括
まずパフォーマンスですが、勝ちに値する戦い方はできていたと思います。前半に関しては少し残念な戦い方になってしまったかもしれません。後半に入り、自分たちのパフォーマンスを出す中で、自分たちのフットボール力強く出して戦えたと思います。
その中で選手たちが試合をひっくり返そうと、よく戦ってくれました。勝点1で帰ることを残念に思っております。
前半の途中から終盤、後半の終盤になっても自分たちの良さを出しながら試合を運べていたと思います。今日の試合の中で一方のチームは勝とうとしていましたが、他方のチームの方はなんとか耐えようとしていました。
相手は終盤になって非常に疲れていましたし、エネルギーが消耗していたと思います。その中で自分たちが良いチャンスや良い場面も作れていたので、勝点3を取れずに残念に思っております。
Q1:前半から琉球のディフェンスラインの背後をなかなか攻略できなかったように見えましたが、後半にチアゴアウベス選手が入ってから左サイドを突破しての攻略が再三見られました。琉球のブロックに対してどう攻略しようとして後半に臨んだのでしょうか。
まずハーフタイムでは自分たちの形やどうやってボールを動かしていくか、距離感をどうしていくかという話をしました。前半にも数回くらい上手く裏を取れていましたけど、それが十分ではなかったです。
後半に入って必要なパフォーマンスがしっかりと上がったと思っています。自分たちがボールを持ったときに動きがダイナミックになり、スペースをうまく使えていました。中央だけでなく外、中、外という形でうまく使えていて、相手のディフェンス間を上手く突けていました。
自分たちのフットボールは相手が終盤なると疲れてきますし、それはやれていたと思います。その中で後半に良いチャンス、良い場面は作れていて、数点取れてもおかしくなかったと思います。終盤にPKもありましたけれども、その前までに試合を決めておかなければいけないと思っております。
試合の中で相手がファールで止めることも多くあったと思います。そして、相手がプレーをストップしてリスタートに時間をかけていました。それも相手の戦略ですけれども、それはゲーム自体がゆっくりとなった原因だったと思いますし、内容自体が難しくなってしまったと思います。
重要なところは選手たちが自分たちの決まりごとを守りながらプレーしていくこと、どんな相手に対しても自分たちの戦い方を続けていくことです。選手たちは本当にハードワークして、自分たちのフットボールを続けてプレーしてくれたと思います。
選手たちが我々のフットボールに信念を持ちながら、試合を引っくり返そうと一緒に戦ってくれたと思っております。
・セカンドボールを逃さず取りに行こう
・持っているものを全て出そう
・テンポ良くプレーしよう
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
■総括
まずパフォーマンスですが、勝ちに値する戦い方はできていたと思います。前半に関しては少し残念な戦い方になってしまったかもしれません。後半に入り、自分たちのパフォーマンスを出す中で、自分たちのフットボール力強く出して戦えたと思います。
その中で選手たちが試合をひっくり返そうと、よく戦ってくれました。勝点1で帰ることを残念に思っております。
前半の途中から終盤、後半の終盤になっても自分たちの良さを出しながら試合を運べていたと思います。今日の試合の中で一方のチームは勝とうとしていましたが、他方のチームの方はなんとか耐えようとしていました。
相手は終盤になって非常に疲れていましたし、エネルギーが消耗していたと思います。その中で自分たちが良いチャンスや良い場面も作れていたので、勝点3を取れずに残念に思っております。
Q1:前半から琉球のディフェンスラインの背後をなかなか攻略できなかったように見えましたが、後半にチアゴアウベス選手が入ってから左サイドを突破しての攻略が再三見られました。琉球のブロックに対してどう攻略しようとして後半に臨んだのでしょうか。
まずハーフタイムでは自分たちの形やどうやってボールを動かしていくか、距離感をどうしていくかという話をしました。前半にも数回くらい上手く裏を取れていましたけど、それが十分ではなかったです。
後半に入って必要なパフォーマンスがしっかりと上がったと思っています。自分たちがボールを持ったときに動きがダイナミックになり、スペースをうまく使えていました。中央だけでなく外、中、外という形でうまく使えていて、相手のディフェンス間を上手く突けていました。
自分たちのフットボールは相手が終盤なると疲れてきますし、それはやれていたと思います。その中で後半に良いチャンス、良い場面は作れていて、数点取れてもおかしくなかったと思います。終盤にPKもありましたけれども、その前までに試合を決めておかなければいけないと思っております。
試合の中で相手がファールで止めることも多くあったと思います。そして、相手がプレーをストップしてリスタートに時間をかけていました。それも相手の戦略ですけれども、それはゲーム自体がゆっくりとなった原因だったと思いますし、内容自体が難しくなってしまったと思います。
重要なところは選手たちが自分たちの決まりごとを守りながらプレーしていくこと、どんな相手に対しても自分たちの戦い方を続けていくことです。選手たちは本当にハードワークして、自分たちのフットボールを続けてプレーしてくれたと思います。
選手たちが我々のフットボールに信念を持ちながら、試合を引っくり返そうと一緒に戦ってくれたと思っております。
選手コメント
野田 裕喜
Q1:今日の試合の振り返りをお願いします。本当にタフなゲームでしたけど、反省する点が多いというか、失点してはいけない時間、前半立ち上がりの時間と、追いついたあとのすぐのワンプレーで、流れ関係なくそこは全員で集中してないといけない時間帯だと思うので、2度とこういうゲームがないようにしていきたいです。本当に反省点が残るゲームだったと思います。
Q2:攻撃では最後は裏を取ってというのはありましたけど、序盤から琉球のブロックをなかなか剥がしきれなかった、崩しきれなかった要因はどういうところが考えられますか?
ブロックを琉球さんが組んでいるなかで、無闇に突っ込んでもクリアを拾われてカウンターにつながるという場面があったので、後半はそんなに慌てずに動かして相手を走らせようと話していました。それが前半からできればよかったですけど、中の僕たち的にはそんなに焦らずにやっていたので、どこでパワーを使うかというのをもっとみんなの共通意識を持ってできれば、もっともっといいゲームができるんじゃないかなと感じました。
Q3:今日はセンターバックで喜岡選手とコンビを組んでというところで、トレーニングではコミュニケーションを取っていたと思いますが、彼とのコンビであったり、プレーの相性というのはどうでしたか?
僕と佳太のなかではコミュニシケーションが取れていましたし、そんなに問題もなかったと思います。相手のスローインだったり、セットプレーのときに、前半特にですけど隙ができて、逆サイドへ展開されてしんどい部分があったので、そこには後半、佳太には「佳太のサイドなんだから、しっかりお前が主導権握ってコミュニケーション取ってくれ」と言いました。流れのプレーのなかでというよりかは、そういった1個1個途切れたところで、僕もそうですけど佳太も主導権を持ってやれれば、もっともっといいプレーができるんじゃないかなと思います。
戦評
3連勝で臨むアウェイ連戦、FC琉球と対戦したモンテディオ山形は、2度リードされながら2度追いつく展開で、土壇場に逆転の可能性もありつつも、2-2のドローのまま試合を終え、連勝がストップした。
モンテディオの先発メンバーは前節から2人変更。今節出場停止の山﨑浩介選手に代わって喜岡佳太選手が加入後初先発。また、藤田息吹選手から小西雄大選手への変更があった。さらに、ベンチでは樺山諒乃介選手から、琉球でのプレー経験のある河合秀人選手への変更があり、藤原悠汰選手も6試合ぶりにメンバー入りを果たした。
気温が31.6℃と高いなか、モンテディオは開始5分に最初のCKを獲得。ニアで山田康太選手が逸らしたボールを、半田陸選手が相手のマーカーと競り合いながらシュートに持ち込んだが、ボールは枠を越えた。その後もモンテディオがボールを持ち押し込む時間が続いたが、9分、琉球のサイドチェンジから左サイドで起点を作られるとクロスを差し込まれ、ファーサイドから入り込んだ阿部拓馬選手に先制を許した。
リードされたあともボールを保持するのはモンテディオ。ただし、琉球が守備ブロックを引いてスペースを消したこともあり、多くのチャンスを作り出せずにいた。そのなかで獲得した12分のCKではディサロ燦シルヴァーノ選手がヘディングでシュートを放ったがキーパーに阻まれ、20分には野田裕喜選手から対角に半田陸選手へサイドチェンジのボールが通ったが、シュートには持ち込めなかった。
前半の飲水タイムから間もなく、試合の立ち上がりにゴールまでの相手選手との接触のあったディサロ選手がプレー続行できなくなり、30分に脳震盪の疑いによる交代でデラトーレ選手が投入された。その後も攻撃では相手のブロックにかかるなど不安定なプレーが続き、38分のFKでデラトーレ選手が頭で合わせたが、ここも枠をとらえることができなかった。
前半の終盤にはモンテディオがピンチを迎える。41分には右サイドを突破されてクロスを上げられると、42分にも中央を経由したサイドチェンジで右サイドをフリーで持ち上がられ、福村貴幸選手のクロスを野田隆之介選手に納められたが、シュートには戻ってきた加藤大樹選手がブロックして防いだ。さらにその直後のCKでは、ショートコーナーからクロスを上げられ、岡﨑亮平選手にヘディングシュートを打たれたが、ここは枠外となった。
アディショナルタイムには直接FKから國分伸太郎選手が直接狙ったが枠外となり、前半は0-1のまま終了した。
後半もモンテディオがボールを握る展開で始まったが、野田選手から小西選手へのパスが緩く、奪われてショートカウンターを受けると、クロスを野田隆之介選手に折り返され、阿部選手にフリーで入り込まれたが、ここはGK後藤雅明選手が体を張ってブロックし、追加点を与えことなくしのいだ。
50分には野田選手から半田選手へのフィードが通り、國分選手からデラトーレ選手へのスルーパスが送られたが、ここは間に合わなかった。55分、加藤選手からチアゴ アウベス選手に交代。チアコ選手はその直後のカウンターの場面で、南秀仁選手とのパス交換で抜け出してクロスを上げ、57分にもクロスからシュートを狙ったが、ゴールはならず。
このあたりからモンテディオは攻撃のテンポを上げ、野田選手が琉球2トップの脇で起点を作るなど、ポジションで変化をつけると、追いついたのはその直後の64分。バイタルで受けた山田康太選手がチアゴ選手にスルーパスを送り、1対1で仕掛けてからのクロスにデラトーレ選手がタイミングよく入り込み、右足を合わせた。デラトーレ選手は3試合連続のゴール。
ようやく追いつき、反撃ムードが高まったのも束の間、琉球キックオフからのワンプレーで今度は琉球が突き放す。65分、ボックスの左脇でパスに追いついた武澤一翔が南のスライディングをかわしてクロス。ファーサイドから入ってきた人見拓哉選手にヘディングで叩き込まれた。
瞬く間に追いかける展開に逆戻りとなったモンテディオは、山田康太選手のミドルシュートや、CKのセカンドで野田選手のボレーシュートなどで反撃を試みると、74分に2枚替え。國分選手、川井歩選手に代えて河合秀人選手、山田拓巳選手が入った。また、足の痛みから運動量が落ちた山田康太選手も79分、藤原悠汰選手と交代した。
82分には高い位置での守備への切り替えから山田拓巳選手がボールを奪い、小西選手のスルーパスに河合選手が抜け出してクロス。これに合わせたのはまたもデラトーレ選手。2-2の同点とした。
ここからは一方的なモンテディオのペース。83分には相手のクリアミスを拾ったチアゴ選手がミドルシュート。その直後には南選手とのワンツーで抜け出した半田選手のクロスを、デラトーレ選手が中央で受けフリーでシュートを放ったが、いずれも枠外だった。
その後も押し込みながらアディショナルタイムに突入。4分設定のアディショナルタイムが終わろうかという時間、モンテディオはスローインの流れから小西選手がクロスを上げると、そこに飛び込んだ藤原選手が相手に倒された。判定はPK。土壇場での逆転劇に絶好の舞台が整った。キッカーは藤原選手。しかし、このPKはGKダニー カルバハル選手に止められ、直後のCKでも決めきることができず、2-2のまま試合が終了した。
逆転勝利を逃したが、苦しい試合で勝点1を得たモンテディオは通算戦績を12勝10分9敗、勝点を46とした。
モンテディオの先発メンバーは前節から2人変更。今節出場停止の山﨑浩介選手に代わって喜岡佳太選手が加入後初先発。また、藤田息吹選手から小西雄大選手への変更があった。さらに、ベンチでは樺山諒乃介選手から、琉球でのプレー経験のある河合秀人選手への変更があり、藤原悠汰選手も6試合ぶりにメンバー入りを果たした。
気温が31.6℃と高いなか、モンテディオは開始5分に最初のCKを獲得。ニアで山田康太選手が逸らしたボールを、半田陸選手が相手のマーカーと競り合いながらシュートに持ち込んだが、ボールは枠を越えた。その後もモンテディオがボールを持ち押し込む時間が続いたが、9分、琉球のサイドチェンジから左サイドで起点を作られるとクロスを差し込まれ、ファーサイドから入り込んだ阿部拓馬選手に先制を許した。
リードされたあともボールを保持するのはモンテディオ。ただし、琉球が守備ブロックを引いてスペースを消したこともあり、多くのチャンスを作り出せずにいた。そのなかで獲得した12分のCKではディサロ燦シルヴァーノ選手がヘディングでシュートを放ったがキーパーに阻まれ、20分には野田裕喜選手から対角に半田陸選手へサイドチェンジのボールが通ったが、シュートには持ち込めなかった。
前半の飲水タイムから間もなく、試合の立ち上がりにゴールまでの相手選手との接触のあったディサロ選手がプレー続行できなくなり、30分に脳震盪の疑いによる交代でデラトーレ選手が投入された。その後も攻撃では相手のブロックにかかるなど不安定なプレーが続き、38分のFKでデラトーレ選手が頭で合わせたが、ここも枠をとらえることができなかった。
前半の終盤にはモンテディオがピンチを迎える。41分には右サイドを突破されてクロスを上げられると、42分にも中央を経由したサイドチェンジで右サイドをフリーで持ち上がられ、福村貴幸選手のクロスを野田隆之介選手に納められたが、シュートには戻ってきた加藤大樹選手がブロックして防いだ。さらにその直後のCKでは、ショートコーナーからクロスを上げられ、岡﨑亮平選手にヘディングシュートを打たれたが、ここは枠外となった。
アディショナルタイムには直接FKから國分伸太郎選手が直接狙ったが枠外となり、前半は0-1のまま終了した。
後半もモンテディオがボールを握る展開で始まったが、野田選手から小西選手へのパスが緩く、奪われてショートカウンターを受けると、クロスを野田隆之介選手に折り返され、阿部選手にフリーで入り込まれたが、ここはGK後藤雅明選手が体を張ってブロックし、追加点を与えことなくしのいだ。
50分には野田選手から半田選手へのフィードが通り、國分選手からデラトーレ選手へのスルーパスが送られたが、ここは間に合わなかった。55分、加藤選手からチアゴ アウベス選手に交代。チアコ選手はその直後のカウンターの場面で、南秀仁選手とのパス交換で抜け出してクロスを上げ、57分にもクロスからシュートを狙ったが、ゴールはならず。
このあたりからモンテディオは攻撃のテンポを上げ、野田選手が琉球2トップの脇で起点を作るなど、ポジションで変化をつけると、追いついたのはその直後の64分。バイタルで受けた山田康太選手がチアゴ選手にスルーパスを送り、1対1で仕掛けてからのクロスにデラトーレ選手がタイミングよく入り込み、右足を合わせた。デラトーレ選手は3試合連続のゴール。
ようやく追いつき、反撃ムードが高まったのも束の間、琉球キックオフからのワンプレーで今度は琉球が突き放す。65分、ボックスの左脇でパスに追いついた武澤一翔が南のスライディングをかわしてクロス。ファーサイドから入ってきた人見拓哉選手にヘディングで叩き込まれた。
瞬く間に追いかける展開に逆戻りとなったモンテディオは、山田康太選手のミドルシュートや、CKのセカンドで野田選手のボレーシュートなどで反撃を試みると、74分に2枚替え。國分選手、川井歩選手に代えて河合秀人選手、山田拓巳選手が入った。また、足の痛みから運動量が落ちた山田康太選手も79分、藤原悠汰選手と交代した。
82分には高い位置での守備への切り替えから山田拓巳選手がボールを奪い、小西選手のスルーパスに河合選手が抜け出してクロス。これに合わせたのはまたもデラトーレ選手。2-2の同点とした。
ここからは一方的なモンテディオのペース。83分には相手のクリアミスを拾ったチアゴ選手がミドルシュート。その直後には南選手とのワンツーで抜け出した半田選手のクロスを、デラトーレ選手が中央で受けフリーでシュートを放ったが、いずれも枠外だった。
その後も押し込みながらアディショナルタイムに突入。4分設定のアディショナルタイムが終わろうかという時間、モンテディオはスローインの流れから小西選手がクロスを上げると、そこに飛び込んだ藤原選手が相手に倒された。判定はPK。土壇場での逆転劇に絶好の舞台が整った。キッカーは藤原選手。しかし、このPKはGKダニー カルバハル選手に止められ、直後のCKでも決めきることができず、2-2のまま試合が終了した。
逆転勝利を逃したが、苦しい試合で勝点1を得たモンテディオは通算戦績を12勝10分9敗、勝点を46とした。