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モンテディオ山形
モンテディオ山形
0
[ 試合終了 ]
0 前半 1
0 後半 1
2
  • 2分 黒﨑 隼人
  • 81分 西谷 優希
AWAY
栃木SC
栃木SC

メンバー

モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 1 後藤 雅明
DF 2 山﨑 浩介
DF 3 半田 陸
DF 5 野田 裕喜
DF 26 川井 歩

79'

MF 8 小西 雄大
MF 22 河合 秀人

61'

MF 25 國分 伸太郎
FW 17 加藤 大樹

61'

FW 20 チアゴ アウベス

90+4'

FW 39 藤原 悠汰

61'

控えメンバー

GK 23 藤嶋 栄介
DF 6 山田 拓巳

79'

DF 31 木村 誠二
MF 10 山田 康太

61'

MF 14 新垣 貴之

90+4'

MF 15 藤田 息吹

61'

FW 13 鈴木 国友

61'

監督

ピーター クラモフスキー
栃木SC

スターティングメンバー

GK 1 川田 修平
DF 3 黒﨑 隼人
DF 15 大谷 尚輝
DF 18 大森 渚生
DF 35 鈴木 海音
MF 10 森 俊貴

83'

MF 14 谷内田 哲平

61'

MF 24 神戸 康輔

61'

MF 30 福森 健太

72'

FW 29 矢野 貴章
FW 37 根本 凌

72'

控えメンバー

GK 41 藤田 和輝
DF 22 小野寺 健也

83'

MF 4 佐藤 祥

61'

MF 7 西谷 優希

61'

MF 23 植田 啓太

72'

FW 19 大島 康樹

72'

FW 21 トカチ

監督

ピーター クラモフスキー

スタッツ

90 45 total   total 45 90
0 0 14 FK 7 0 0
0 0 2 CK 1 0 0
0 0 0 PK 0 0 0
0 0 9 シュート 5 0 0
0 0 0 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
  • 気温
    30.1℃
  • 湿度
    54%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    6,431人
  • 主審
    榎本 一慶
  • 副審
    森川 浩次、塚田 健太
  • 第四の審判
    宇田 賢史

監督コメント

<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・冷静になって自分たちの戦いをしよう
・ボールを受け続けよう
・テンポよく相手を崩そう


<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
■総括
結果については、みんな残念に思っています。そしてファンに勝点3を取って帰せずに申し訳ないと思っています。
ゲームは自分たちが予期した通りの流れだと思いますし、その中で自分たちが試合をコントロールできていたと思います。相手の対応も自分たちが考えていた通りのものがありましたし、相手の少ないチャンスで2得点を取られてしまい残念に思っております。それもフットボールの一つですし、厳しい試合だと思っています。
今日のタスクとしては、自分たちがやっていることをしっかり伸ばさなければいけないと感じました。選手たちはこの試合をひっくり返えそうと、必死に戦って取り組んでくれたと思います。ただ、この試合をひっくり返すことをできずに残念に思っております。

 
Q:1 今日は先発に加入したばかりの藤原悠汰選手が先発しました。先発に起用した意図と、今日のプレーの評価をお願いします。
 
今週加入してきて、その中で良い練習を何回かできてきました。まず彼がチームとの繋がりをうまく持っていくこと、そしてチームのパフォーマンスをしっかりと出すことが大事だったと思います。
今日は良い部分もあったと思いますし、その中でもっと時間がたてば、彼がチームに馴染んできて、我々のやり方にも馴染めると思います。
 

Q:2 今日は試合をコントロールできていたとおっしゃいましたが、栃木が山形の攻撃に対策を講じてきていたようにも見えました。そこで上回っていくために必要なことはどこになるのでしょうか。
 
自分たちが作りたいスペースを作ることもできたと思いますし、ゲームをコントロールし、試合をコントロールすることもできていたと思います。
ただ、ゴールまでの20mの部分でシャープさが少し足りず、そこで1点取れれば相手をこじ開けていくことはできたと思います。
いいチャンスを作れていた部分もありました。前半には相手の良いセーブもありました。後半のチャンスも相手がラインギリギリでかき出したこともありました。
こういった試合の中で1点を取ってこじ開けていくところが今日はできませんでした。これをしっかりと振り返って、自分たちがよくやれた点でしたり、もっとシャープに改善しなければいけない点をしっかりと見ていきたいと思います。
 
 
Q:3 今日、ゴール自由席の声出しが限定解禁されました。監督にとっても初めての声援で、どう感じられましたか?また、結果で応えられなかったことについて、今の心境を聞かせてください。
 
本当に説明できないほど残念に思っております。この痛みは言葉で表せないと思います。
彼らがまた歌って応援することができて本当に良かったですし、選手たちも楽しみにしていて彼らからエネルギーをもらっていたと思います。シーズンが進むにつれてこういったことがもっと多くできれば良いと思っております。
今夜は本当に私も選手も、そしてクラブも彼らを笑顔で返すことができずに残念に思っております。

選手コメント

MF:10:山田 康太

山田 康太

Q1:声出し応援が解禁となりましたが、試合の感想をお願いします。

サッカー選手として、声援を受けながらプレーできるということがどれだけ幸せかというのを感じられた一日でした。だからこそ結果で、来てくれたサポーターたちに恩返ししたかったですし、こういう特別な一日を勝って、素晴らしい一日で終えたかったですけど、そうはならなかったので、すごく責任を感じています。

 
Q2:栃木の守備に攻め手が見つけられないような状況でしたが、どのように感じていますか?

僕自身、あまり難しさを感じてなくて、入ったあとも、空いてるところや、どういうふうに攻略していくかというのは、自分の中でイメージもできていました。何度か危険なゾーンに入っていけるというのは僕自身、多少体現できたというところはありますけど、最後のクオリティはチームでやることなので、僕自身がというよりかチームで共有して、それがクオリティなのか、チームとしての点の取り方なのかはわからないですけど、そういうのはこだわっていかないと、得点というのは試合を変えてしまうので、難しくしちゃったかなと思います。

 
Q3:引いた相手に対して、クオリティ以外の部分でどういうイメージで崩したかったのでしょうか。

チームとしてどうこうというよりかは、(自分は)途中から入ったので、個人的な戦術で、目の前の選手をどうやって剥がすかというところで、ファーストプレーもうまく前に相手を剥がして置いていけてという、そういうのを見ながら感じていましたし、そういうのを前半や後半で、各々いろんな選手が人任せにしないで相手に向かっていかないと、怖さというのは出ないと思うし、どこかミスを恐れたプレーとかというのは、見ている人も見ていて気持ちよくないと思うので、自分が入ったら前に前に、自分が目の前の敵を剥がすというのもひとつですし、守備になったら強度をあげていくということは徹底してやっていました。だからチームとしてというよりかは、僕は途中からだったので、いい方向に持っていけたらなと思っていました。

 
Q4:5戦勝利がなく、チームとして苦しい状況が続いていますが、いまのチームをどのように見ているのか、これからどのように改善していこうと考えているのかを聞かせてください。

正直、日々の練習から、苦しい試合を自分たちのゲームにして勝っていくようなチームの雰囲気ではないなと、最近感じていて、それを僕一人が感じているのか、チーム全員が感じているのかはわからないですけど、日々の紅白戦で、サブのチームがスタメンのチームに必死に食らいつくとか、そういう些細なことですけど、それが足りないなというのはここ数週間感じています。自分もコンディションが上がらずにサブ組として紅白戦でやるときがあり、ただの調整じゃないし、チーム全員で競争性がないと強いチームにはならないと僕は思っているので、そこは自分自身ももっとやっていかないといけないし、チームとして「仲のいいチームだね」で終わっちゃダメだと思うので、そこは突き詰めてやっていくべきだなと思います。
 

選手コメント

DF:2:山﨑 浩介

山﨑 浩介

Q1:最初の失点は、課題にしていたスローインからのところでしたが、それと時間帯も含めて、振り返りをお願いします。

立ち上がりは気をつけて入ろうと、全体として意識統一して入っていきましたが、早い時間帯に失点してしまってゲームを難しくしてしまったなという感じはあります。

 
Q2:そのあとはボールを握って、スペースを突いて攻める機会もありましたが、得点につながらなかった要因は?

ボールを握っていましたけど、イージーミスも多かったですし、そこで主導権を握りきれない時間帯もあったので、そこでちょっとしたミスの積み重ねがあって、なかなか自分たちの得点に結びつかなかったというのはあると思います。
 
 
Q3:今日の声出し応援は楽しみにされていたと思いますが、試合を通しての感想をお願いします。

僕もそうですけど、応援を聞いたことのない選手がほとんどだと思いますし、アップのときからああやって声を出してくれて、僕たちも興奮しましたし、でもそれを結果で応えたかったですけど、それができずに残念です。

 
Q4:リーグ戦で5試合勝利がありませんが、チームの雰囲気、練習からどう感じていますか?

なかなか結果が出てない状況ですけど、仙台戦では引き分けでしたけど、熱の入った試合をできたというところをプラスに、この試合でそれを継続して勝利をつかみたかったです。それができずに率直に残念だと思います。何かしらの原因があって、ちょっとしたミスや自分たちが理想とする攻撃ができなかったときに、違う手を打つのか、同じやり方で貫き通すのか、そこはチームとしてまだ改善点があると思います。

戦評

コロナ禍以降、初めて声出し応援が【声出し応援運営検証試合】として解禁された記念すべき試合、両チームサポーターのチャントに包まれながら戦ったが、モンテディオは立ち上がりに先制を許すと、試合終盤にも追加点を奪われ、0-2で敗戦となった。
 
前節・仙台戦からのメンバー変更は一人。チームに合流したばかりの藤原悠汰選手がトップに入った。これにより、前節トップのチアゴ アウベス選手が右サイドハーフに、前節右サイドハーフの川井歩選手が左サイドバックにとスライドし、本来のポジションに戻った。
 
しかし、キックオフ直後に失点を喫することになる。相手のスローインを潰しきれずに逆サイドまで運ばれ、黒﨑隼人選手のシュートでゴール。ブロックに入った野田選手の足に当たったことでコースが変わり、GK後藤雅明選手も反応しきれなかった。
 
開始早々のビハインドとなったが、その後は多くの時間でモンテディオがボールを握り、栃木ゴールをめざしていった。8分には右サイドからのパスを受けた加藤大樹選手が前を向いてシュート。14分には小西雄大選手がクロスを狙い、そのセカンドボールを川井選手が逆サイドへ展開。國分伸太郎選手が縦に抜け出し、クロスボールに藤原選手が合わせたが、これは相手のブロックを阻まれた。
 
モンテディオはその後もテンポよくボールを動かし、バイタルエリアなどで巧みに起点を作りながら攻め込むが、栃木の守備も人を逃さず、タイトに対応していたこともあり、フィニッシュまで持ち込むことは困難だった。モンテディオは守備網を突破しようと試みるが、出し手と受け手の連携がうまく行かないシーンが多く目立った。
 
前半の終盤にはチアゴ選手が積極的にフィニッシュを狙い、39分には右サイドでパスを受けてループ気味のシュート、43分には藤原選手が背後へ送ったボールに追いついて強いシュートをニアへ、45分に國分選手のアーリークロスをバイシクルでシュート。しかし、いずれもゴールはならず。攻め込んでいたがゴールを割れず、0-1のまま折り返した。
 
後半も主導権を握っていたモンテディオ。50分には加藤選手が河合選手とのワンツーでサイドを突破したり、河合選手がバイタル中央で受けてターンから仕掛けたりする場面もあった。57分には國分選手のパスを受けたチアゴ選手がシュートを狙ったがミートしなかった。
 
61分、山形は3枚替え。藤原選手、加藤選手、河合選手に代えて鈴木国友選手、藤田息吹選手、山田康太選手が投入された。その直後の62分には、鈴木選手の左からのクロスをキーパーが前に弾いたところを藤田選手が飛び込んでシュートまで持ち込んだが、ゴール前に戻っていた選手にクリアされ、ゴールはならなかった。
 
モンテディオは攻撃のテンポを上げるが、連係が合わずにボールを失うシーンが多くなっていった。79分には川井選手から山田拓巳選手にスイッチしたが、その直後の81分、野田裕喜選手からの縦パスが引っ掛けられ、そのままカウンターを受ける。栃木は右サイドの大島康樹選手のクロス、ニアで一人潰れ、ファーから入ってきた西谷優希選手が合わせ、栃木が追加点を奪った。
 
モンテディオはさらに苦しくなったが、すでに栃木はブロックを引いて構え、スペースがほとんどない状態になったことと、モンテディオが攻め急いで連係のミスが増えたことで決定機に持ち込むことができず、試合は0-2で終了した。
 
モンテディオは声出し応援を結果に結びつけることができず、5試合未勝利、暫定順位は10位まで後退した。通算戦績は8勝8分7敗、勝点は32のままとなった。