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モンテディオ山形
1
[ 試合終了 ] | ||
0 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 1 |
1
- 90+3分 チアゴ アウベス
- 90+8分 ペレイラ
AWAY
大分トリニータ
メンバー
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 山﨑 浩介 | |
DF | 3 | 半田 陸 | |
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 26 | 川井 歩 | |
MF | 8 | 小西 雄大 | |
MF | 15 | 藤田 息吹 | |
MF | 17 | 加藤 大樹 | |
MF | 25 | 國分 伸太郎 |
69' |
FW | 10 | 山田 康太 |
90+5' |
FW | 11 | 藤本 佳希 |
16' |
控えメンバー
GK | 23 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 31 | 木村 誠二 | |
MF | 20 | チアゴ アウベス |
69' |
MF | 22 | 河合 秀人 | |
FW | 9 | デラトーレ |
16' |
FW | 33 | 木戸 皓貴 |
90+5' |
監督
ピーター クラモフスキー |
大分トリニータ
スターティングメンバー
GK | 1 | 高木 駿 | |
---|---|---|---|
DF | 3 | 三竿 雄斗 | |
DF | 14 | 伊東 幸敏 |
89' |
MF | 11 | 下田 北斗 | |
MF | 21 | エドゥアルド ネット | |
MF | 27 | 梅崎 司 |
69' |
MF | 31 | ペレイラ | |
MF | 38 | 高畑 奎汰 | |
MF | 43 | 弓場 将輝 |
76' |
FW | 13 | 伊佐 耕平 |
76' |
FW | 33 | 呉屋 大翔 |
89' |
控えメンバー
GK | 24 | 西川 幸之介 | |
---|---|---|---|
DF | 4 | 坂 圭祐 |
89' |
MF | 6 | 小林 裕紀 |
76' |
MF | 17 | 井上 健太 |
69' |
FW | 16 | 渡邉 新太 | |
FW | 18 | 藤本 一輝 |
76' |
FW | 22 | サムエル |
89' |
監督
ピーター クラモフスキー |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 16 | FK | 16 | 0 | 0 |
0 | 0 | 6 | CK | 5 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 10 | シュート | 5 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 16.9℃
-
- 湿度
- 20%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 6,638人
-
- 主審
- 長峯 滉希
-
- 副審
- 篠藤 巧、中澤 涼
-
- 第四の審判
- 辛島 宗烈
監督コメント
<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・良いコミュニケーションで連携取れている
・前半の終盤のように自分たちの流れで試合を作っていこう
・後半のスタートしっかり入っていこう
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
■総括
結果を抜きに考えて試合を振り返ると、自分たちの戦い方、ゲームを支配してコントロールすること、そして良いフットボールを出すことは非常に良くできていました。
自分たちが勝利に向けて戦い、終盤の得点で選手たちのハードワークが報われたと思いました。試合を完全に支配できて、勝利を目指して戦えていましたが、勝点3を取れず非常に残念に思っております。
■質疑応答
Q1:チアゴアウベス選手のゴール後の戦い方ですが、こうすればよかったという点はありますか?
自分たちがそこまで何を大事にして戦っていたかということです。自分たちは95分間自分たちの戦い方をして、すごく良いパフォーマンスを出してくれたと思います。
何が出来たかと言うと、最後に相手が60mぐらいのロングボールを入れてきて、そこからクロスが入ってきました。そこの対応はもう少し上手くできるようにしたいと思います。
結果を見て感情的に話すことは簡単です。それは我々が勝点3を手から逃してしまったからです。
自分の視点をしっかりと捉えながら、自分たちのパフォーマンスを分析してプレーを改善しながら、もっと強くなっていきたいと思います。
Q2:5連戦の中で、これまで出場機会のなかった選手が出てくるなど良い材料が多かったと思います。その総括をお願いします。
タフな時期で、試合が数日後にどんどん続いていきました。大事なのは、誰が出ても、誰がユニフォームを着ても、自分たちの戦い方をすること。そのメンタリティを持って戦うことが大事でした。
すごく良いチームになってきているのは皆さんにも明確に見えると思います。どの選手が出場しても自分たちの戦い方を理解していて、それを高いレベルで出してくれたと思っています。あとは今日、勝点3が取れれば、自分たちにとってすごく良い連戦になったと思います。
自分たちはそれに値するプレーができていたと思っています。今日は勝点3を取れるべきだったと思っておりますし、それは自分たち全員が痛みとして感じているところです。ファンが笑顔で勝点3を持って帰れなかったことも残念に思います。
しかしながら、自分たちのフットボールをすること、自分たちのプレー戦い方をしっかりと出すこと。選手たちの努力、献身さ、メンタリティは本当に良かったと思っております。
勝点3を取れたという気持ち、痛みを持ちながら、それを教訓としてもっと自分たちが強く前進していけるようにしたいと思います。
・良いコミュニケーションで連携取れている
・前半の終盤のように自分たちの流れで試合を作っていこう
・後半のスタートしっかり入っていこう
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
■総括
結果を抜きに考えて試合を振り返ると、自分たちの戦い方、ゲームを支配してコントロールすること、そして良いフットボールを出すことは非常に良くできていました。
自分たちが勝利に向けて戦い、終盤の得点で選手たちのハードワークが報われたと思いました。試合を完全に支配できて、勝利を目指して戦えていましたが、勝点3を取れず非常に残念に思っております。
■質疑応答
Q1:チアゴアウベス選手のゴール後の戦い方ですが、こうすればよかったという点はありますか?
自分たちがそこまで何を大事にして戦っていたかということです。自分たちは95分間自分たちの戦い方をして、すごく良いパフォーマンスを出してくれたと思います。
何が出来たかと言うと、最後に相手が60mぐらいのロングボールを入れてきて、そこからクロスが入ってきました。そこの対応はもう少し上手くできるようにしたいと思います。
結果を見て感情的に話すことは簡単です。それは我々が勝点3を手から逃してしまったからです。
自分の視点をしっかりと捉えながら、自分たちのパフォーマンスを分析してプレーを改善しながら、もっと強くなっていきたいと思います。
Q2:5連戦の中で、これまで出場機会のなかった選手が出てくるなど良い材料が多かったと思います。その総括をお願いします。
タフな時期で、試合が数日後にどんどん続いていきました。大事なのは、誰が出ても、誰がユニフォームを着ても、自分たちの戦い方をすること。そのメンタリティを持って戦うことが大事でした。
すごく良いチームになってきているのは皆さんにも明確に見えると思います。どの選手が出場しても自分たちの戦い方を理解していて、それを高いレベルで出してくれたと思っています。あとは今日、勝点3が取れれば、自分たちにとってすごく良い連戦になったと思います。
自分たちはそれに値するプレーができていたと思っています。今日は勝点3を取れるべきだったと思っておりますし、それは自分たち全員が痛みとして感じているところです。ファンが笑顔で勝点3を持って帰れなかったことも残念に思います。
しかしながら、自分たちのフットボールをすること、自分たちのプレー戦い方をしっかりと出すこと。選手たちの努力、献身さ、メンタリティは本当に良かったと思っております。
勝点3を取れたという気持ち、痛みを持ちながら、それを教訓としてもっと自分たちが強く前進していけるようにしたいと思います。
選手コメント
チアゴ アウベス
Q1:前節に続いてアディショナルタイムのゴールとなりました。再三ゴールに迫るなかでのゴールはどんな印象ですか?正直言うと、非常に残念な気持ちがあります。あれだけ劇的なゴールを決めて、それで相手に追いつかれたことは苦い気持ちになります。自分たちが勝点3を取れた試合を勝点1にされたので、それは正直に言うとがっかりです。
Q2:5連戦で得られたことも多かったと思いますが、そのあたりはどうですか?
毎試合見ていたら、本当にチームがリーグ戦で成長していたことをすごく感じていました。僕たちはこれからも気持ちを毎試合、毎試合、成長を求めて試合に臨めば、必ずこれからも試合で結果を出し、僕たちの目標であるJ1に近づいていくと思うので、この気持ちで次の試合に向けて準備していきたいと思います。
Q3:自分のなかで成長した部分はありますか?
自分自身もまだ成長できるという気持ちがすごくあります。ピーターさん(クラモフスキー監督)が求めているサッカーのなかで、自分も自信を持って味方との連係や、みんなの特徴を理解する等、いろんなことをまだまだやれると思うので、毎日の練習に取り組んで、なるべく早くチームに自分を合わせていきたいと思いますし、そうしたらチームが自然に目的に近づいていくと思います。
Q4:7戦負けなしで来ていますが、サポーターに一言お願いします。
サポーターに言いたいのは、誇らしいサポーターのもとで僕たちはサッカーができているということです。これからもお互いに誇りに思う気持ちを持ちながら、いままでのようにアウェイでもホームでも変わらず、多くのサポーターに足を運んでいただきたいと思います。サポーターのみなさんは間違いなく僕たちの力になりますので、これからも続けてチームの後押しをしていただいて、共にチームの目標に近づいていきたいと思います。
選手コメント
野田 裕喜
Q1:最後の場面はもったいない失点で終わってしまいましたが、振り返って、チームとしてどういう状況でしたか?相手も最後時間がなかったので、センターバックのペレイラ選手を上げてパワープレーのような形でやってきたところで、僕らもあまり人数が足りてなかったところもありますし、最初の1個目のロングボールで僕も歩(川井)も競りに行けなくて中途半端になってしまったところが原因なのかなと思います。
Q2:試合全体では大分の攻撃を抑えられていたところもあったと思います。呉屋大翔選手も抑えていましたが、野田選手のプレーを振り返っていかがでしたか?
90分いい試合しても、このような形でやられて勝点失うのは、今シーズン1回目じゃないですし、90分で見ればいいプレーができていたのかなと思いますけど、絶対に勝ち切らなきゃいけない場面で勝点を落としてしまったら意味がないと思うので、結果的には僕自身もよくなかったのかなと思います。
Q3:アディショナルタイムに失点しないというところで心がけたいことはどんなことですか?
(ピッチの)中でも「絶対やられるな」、「集中しよう」と声をかけ合ったり、気持ちも全員が持っていたと思いますが、5バックにするのもありだと思いますし、ピッチでプレーしているを選手も含めて、ベンチワークもそうですけど、もっともっとやれることがあるんじゃないかなと思います。ほんまに優勝を目指しているのであれば、自分らのサッカーをロスタイムのあの場面でも求め続けるのか、少しやり方を変えて勝点3を絶対に取りにいくのかということもこの先、大事だと思うので、選手、スタッフでしっかり話し合って、もう2度とこのようなことが起きないようにやっていきたいと思います。
戦評
ここまで4連勝のモンテディオ山形。ゴールデンウィーク5連戦の全勝をめざした今節は大分トリニータと対戦。後半アディショナルタイムに先制したものの、その直後に同点とされ、1-1のドロー。最後の最後に勝利を逃す結果となった。
5月1日に不慮の事故で亡くなった宮本卓也さん(08-12年在籍)を追悼するため、試合前には黙祷が捧げられ、選手たちは喪章を着けてプレー。また、ベンチには当時の宮本選手の14番のユニフォームが掲げられた。
前節から中3日、モンテディオは前節から3人を変更。一方、9連戦となる大分は前節から2人変更で臨んだ。
立ち上がりから勢いをもって入ったのは大分。2トップがスイッチとなり、モンテディオのセンターバックやキーパーまでプレッシャーをかけにいく積極的な戦いで、9分にはクロスから梅崎司選手がシュート、12分にはクロスのこぼれから下田北斗選手がミドルシュートを放つなど、ゴールに迫った。
モンテディオは藤本佳希選手が接触プレーで負傷し、早くも16分にデラトーレ選手と交代するアクシデントとなった。20分、國分伸太郎選手の直接FKがGKに阻まれたが、そのあとも積極的に縦パスを狙い大分陣内へ攻め込んだ。そして徐々に攻撃機会を増やすと、35分には右サイドで崩し、山田康太選手のクロスに加藤大樹選手が入っていったが、ここは合わず。40分には小西雄大選手のスルーパスから加藤選手がクロス、ファーサイドの角度のないところから國分選手がヘディングシュートを放ったが、GKに阻まれた。
43分には中央でボールを受けたデラトーレがやや遠目からミドルシュートを狙い、GKがセーブ。アディショナルタイムにも守備の早い切り替えからボールを奪い、國分選手がクロスを入れたが、ここはクリアされてCK獲得にとどまった。
0-0で折り返した試合は、後半に入るとモンテディオのペースに。互いにハイテンポのなかでハイプレスを掛け合ったが、モンテディオはコンパクトな大分の陣形の背後にボールを飛ばしていく。サイドの攻防で粘ってマイボールにした川井歩選手から、続いてに左サイドに流れてきた山田康太選手から、縦に走る加藤選手にボールが供給されゴール前に攻め込むも惜しくもオフサイドとなった。
69分に互いに交代を1枚。モンテディオは國分選手からチアゴ アウベス選手に代えると、このあたりから大分は前線からのチェイシングをやめ、ブロックをやや深い位置で構えるようになった。モンテディオはセンターバックとボランチでよりボールを保持できるようになり、さらにブロックの間にもパスを差し込んでいった。
71分には右サイドで競り合いに勝った半田選手から中へ、藤田選手を経由してデラトーレ選手がシュートを放ち、野田選手からのロングフィードも変わらず供給されていた。
大分は76分、2枚替えを行ったが、79分には藤田から背後のチアゴ アウベス選手ヘフィードが飛び、その直後にも藤田選手のスルーパスに山田康太選手が飛び出したが、ここは届かなかった。
その後も背後へシンプルにボールを送ったり、縦にクサビを打ち込んだりしながら、優位に立ったこの時間帯に先制点を奪うチャンスもあったものの、ゴールを奪えないままアディショナルタイムに突入。後半途中に大分の選手同士がバッティングし、治療に時間を要したことから、アディショナルタイムは7分に設定された。
アディショナルタイムに入ってすぐに大分のCKが続いたが、ここを凌いだモンテディオはビルドアップからボールを運んでいき、右サイドで藤田選手とのパス交換で抜け出した半田選手がクロス。ここはクリアされたが、セカンドボールを拾った山田康太選手が再びゴール前にボールを入れると、チアゴ選手が胸トラップからワンテンポ外したシュートでゴールネットを揺らした。90+3の先制シーンだった。
この直後、山田康太選手に代えて木戸皓貴選手を投入。デラトーレ選手が前から激しいプレスをかけ、蹴らせて回収するシーンもあった。しかし、終了間際の90分+8、自陣からのFKをGKが蹴ると、ゴール前に上がっていたペレイラ選手が競って右サイドへ展開。そこから小林裕紀選手が折り返すと、ペレイラ選手が頭に当てたボールはそのままゴールマウスに吸い込まれた。
プレー再開から間もなく、試合終了の笛。モンテディオは5連勝目前で勝点3を逃したが、負けなしは7に伸ばす形となった。これで再試合の詳細が未定の第8節・岡山戦を含めた通算戦績は6勝5分4敗、勝点23。順位は5位で変わらず。次節、アウェイ・岩手戦は岩手側に新型コロナウイルスの感染者が出た関係で中止となったため、次の試合は2週間後の第17節・金沢戦となる。
5月1日に不慮の事故で亡くなった宮本卓也さん(08-12年在籍)を追悼するため、試合前には黙祷が捧げられ、選手たちは喪章を着けてプレー。また、ベンチには当時の宮本選手の14番のユニフォームが掲げられた。
前節から中3日、モンテディオは前節から3人を変更。一方、9連戦となる大分は前節から2人変更で臨んだ。
立ち上がりから勢いをもって入ったのは大分。2トップがスイッチとなり、モンテディオのセンターバックやキーパーまでプレッシャーをかけにいく積極的な戦いで、9分にはクロスから梅崎司選手がシュート、12分にはクロスのこぼれから下田北斗選手がミドルシュートを放つなど、ゴールに迫った。
モンテディオは藤本佳希選手が接触プレーで負傷し、早くも16分にデラトーレ選手と交代するアクシデントとなった。20分、國分伸太郎選手の直接FKがGKに阻まれたが、そのあとも積極的に縦パスを狙い大分陣内へ攻め込んだ。そして徐々に攻撃機会を増やすと、35分には右サイドで崩し、山田康太選手のクロスに加藤大樹選手が入っていったが、ここは合わず。40分には小西雄大選手のスルーパスから加藤選手がクロス、ファーサイドの角度のないところから國分選手がヘディングシュートを放ったが、GKに阻まれた。
43分には中央でボールを受けたデラトーレがやや遠目からミドルシュートを狙い、GKがセーブ。アディショナルタイムにも守備の早い切り替えからボールを奪い、國分選手がクロスを入れたが、ここはクリアされてCK獲得にとどまった。
0-0で折り返した試合は、後半に入るとモンテディオのペースに。互いにハイテンポのなかでハイプレスを掛け合ったが、モンテディオはコンパクトな大分の陣形の背後にボールを飛ばしていく。サイドの攻防で粘ってマイボールにした川井歩選手から、続いてに左サイドに流れてきた山田康太選手から、縦に走る加藤選手にボールが供給されゴール前に攻め込むも惜しくもオフサイドとなった。
69分に互いに交代を1枚。モンテディオは國分選手からチアゴ アウベス選手に代えると、このあたりから大分は前線からのチェイシングをやめ、ブロックをやや深い位置で構えるようになった。モンテディオはセンターバックとボランチでよりボールを保持できるようになり、さらにブロックの間にもパスを差し込んでいった。
71分には右サイドで競り合いに勝った半田選手から中へ、藤田選手を経由してデラトーレ選手がシュートを放ち、野田選手からのロングフィードも変わらず供給されていた。
大分は76分、2枚替えを行ったが、79分には藤田から背後のチアゴ アウベス選手ヘフィードが飛び、その直後にも藤田選手のスルーパスに山田康太選手が飛び出したが、ここは届かなかった。
その後も背後へシンプルにボールを送ったり、縦にクサビを打ち込んだりしながら、優位に立ったこの時間帯に先制点を奪うチャンスもあったものの、ゴールを奪えないままアディショナルタイムに突入。後半途中に大分の選手同士がバッティングし、治療に時間を要したことから、アディショナルタイムは7分に設定された。
アディショナルタイムに入ってすぐに大分のCKが続いたが、ここを凌いだモンテディオはビルドアップからボールを運んでいき、右サイドで藤田選手とのパス交換で抜け出した半田選手がクロス。ここはクリアされたが、セカンドボールを拾った山田康太選手が再びゴール前にボールを入れると、チアゴ選手が胸トラップからワンテンポ外したシュートでゴールネットを揺らした。90+3の先制シーンだった。
この直後、山田康太選手に代えて木戸皓貴選手を投入。デラトーレ選手が前から激しいプレスをかけ、蹴らせて回収するシーンもあった。しかし、終了間際の90分+8、自陣からのFKをGKが蹴ると、ゴール前に上がっていたペレイラ選手が競って右サイドへ展開。そこから小林裕紀選手が折り返すと、ペレイラ選手が頭に当てたボールはそのままゴールマウスに吸い込まれた。
プレー再開から間もなく、試合終了の笛。モンテディオは5連勝目前で勝点3を逃したが、負けなしは7に伸ばす形となった。これで再試合の詳細が未定の第8節・岡山戦を含めた通算戦績は6勝5分4敗、勝点23。順位は5位で変わらず。次節、アウェイ・岩手戦は岩手側に新型コロナウイルスの感染者が出た関係で中止となったため、次の試合は2週間後の第17節・金沢戦となる。