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モンテディオ山形
2
[ 試合終了 ] | ||
1 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 0 |
0
- 19分 藤本 佳希
- 81分 デラトーレ
AWAY
V・ファーレン長崎
メンバー
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 山﨑 浩介 | |
DF | 3 | 半田 陸 | |
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 26 | 川井 歩 | |
MF | 8 | 小西 雄大 |
61' |
MF | 17 | 加藤 大樹 | |
MF | 18 | 南 秀仁 | |
MF | 25 | 國分 伸太郎 |
61' |
FW | 10 | 山田 康太 |
88' |
FW | 11 | 藤本 佳希 |
68' |
控えメンバー
GK | 23 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 31 | 木村 誠二 | |
MF | 15 | 藤田 息吹 |
61' |
MF | 20 | チアゴ アウベス |
61' |
MF | 22 | 河合 秀人 |
88' |
FW | 9 | デラトーレ |
68' |
監督
ピーター クラモフスキー |
V・ファーレン長崎
スターティングメンバー
GK | 1 | 富澤 雅也 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 奥井 諒 | |
DF | 15 | 加藤 聖 | |
DF | 24 | 江川 湧清 | |
DF | 26 | 二見 宏志 | |
MF | 6 | 鍬先 祐弥 |
86' |
MF | 7 | クリスティアーノ | |
MF | 10 | カイオ セザール | |
MF | 23 | 米田 隼也 |
86' |
FW | 9 | 植中 朝日 |
72' |
FW | 11 | エジガル ジュニオ |
控えメンバー
GK | 31 | 原田 岳 | |
---|---|---|---|
DF | 16 | 村松 航太 | |
MF | 13 | 加藤 大 |
86' |
MF | 19 | 澤田 崇 |
72' |
FW | 18 | 山崎 亮平 | |
FW | 22 | 奥田 晃也 |
86' |
FW | 27 | 都倉 賢 |
監督
ピーター クラモフスキー |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 14 | FK | 13 | 0 | 0 |
0 | 0 | 3 | CK | 7 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 10 | シュート | 13 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 雨
-
- 気温
- 10.4℃
-
- 湿度
- 79%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 5,002人
-
- 主審
- 高山 啓義
-
- 副審
- 竹田 明弘、関谷 宣貴
-
- 第四の審判
- 野堀 桂佑
監督コメント
<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・良いハードワーク、リードに値するサッカーができている。
・テンポよくボールを動かしていこう
・頭の中は0-0。次の45分しっかり切り替えていこう!
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
■試合総括
チームとして強いパフォーマンスを出せたと思います。その中で、両チームともに良いフットボールをして、サポーターに見せることができました。
強く守備をしなければいけないところは強く行き、守備すべきところ、アグレッシブに戦うところも、上手くできていたと思います。
ボールを持って攻撃するときも、自分たちの使えるスペースを理解しながら上手く使うことができました。その中で良い攻撃ができていて、2ー0からゴールを決めてもう少し突き離すチャンスもあったと思います。そうすればファンがもっと笑顔になったかもしれないです。選手たちが献身的に全てを出しきって戦ってくれたことを誇りに思います。
■質疑応答
Q1:前半の戦い方について。山形がプレッシャーをかけてから裏返されるような形で速攻を受けました。リスクがあるようにも見えましたが、監督のイメージ通りの展開でしたか?
ゲームは自分たちが予期した通りだったと思います。相手のスタイルや強みを理解しながら戦っていました。我々は勇敢に戦い、アグレッシブにプレーできるチームになりたいと思っています。選手たちは今日もそれを出してくれました。
相手がやってきたことに対して驚きはなかったですし、自分たちが良い流れを作ったり、相手を押し返したり、上手くプレスがハマっているところもありました。
球際の競り合いの中で、相手の方へボールがこぼれることもありました。相手には質の高い選手がいましたが、それでも自分たちの原則を保ちながらゴールを守ることができました。
Q2:今日は耐えるところは耐えるような、勝負どころがわかっているような戦い方でした。
自分たちにとって、攻撃、守備、全ての局面の戦い方が大事だと考えています。今日の戦いでは、チームのパフォーマンスを出せたことが大事です。
相手は良いチームで、良い選手がいるとリスペクトしていますが、その中で自分たちが無失点に値するものを出せたと思っています。守備では、選手たちが献身的に規律を守りながら、プレーをやりきってくれました。
ここからまた試合を分析して振り返り、良かったものをしっかりと伸ばしていけるように、そしてまだ磨かなければいけない部分をしっかりと磨いて、自分たちのフットボールを継続していきたいと思います。
・良いハードワーク、リードに値するサッカーができている。
・テンポよくボールを動かしていこう
・頭の中は0-0。次の45分しっかり切り替えていこう!
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
■試合総括
チームとして強いパフォーマンスを出せたと思います。その中で、両チームともに良いフットボールをして、サポーターに見せることができました。
強く守備をしなければいけないところは強く行き、守備すべきところ、アグレッシブに戦うところも、上手くできていたと思います。
ボールを持って攻撃するときも、自分たちの使えるスペースを理解しながら上手く使うことができました。その中で良い攻撃ができていて、2ー0からゴールを決めてもう少し突き離すチャンスもあったと思います。そうすればファンがもっと笑顔になったかもしれないです。選手たちが献身的に全てを出しきって戦ってくれたことを誇りに思います。
■質疑応答
Q1:前半の戦い方について。山形がプレッシャーをかけてから裏返されるような形で速攻を受けました。リスクがあるようにも見えましたが、監督のイメージ通りの展開でしたか?
ゲームは自分たちが予期した通りだったと思います。相手のスタイルや強みを理解しながら戦っていました。我々は勇敢に戦い、アグレッシブにプレーできるチームになりたいと思っています。選手たちは今日もそれを出してくれました。
相手がやってきたことに対して驚きはなかったですし、自分たちが良い流れを作ったり、相手を押し返したり、上手くプレスがハマっているところもありました。
球際の競り合いの中で、相手の方へボールがこぼれることもありました。相手には質の高い選手がいましたが、それでも自分たちの原則を保ちながらゴールを守ることができました。
Q2:今日は耐えるところは耐えるような、勝負どころがわかっているような戦い方でした。
自分たちにとって、攻撃、守備、全ての局面の戦い方が大事だと考えています。今日の戦いでは、チームのパフォーマンスを出せたことが大事です。
相手は良いチームで、良い選手がいるとリスペクトしていますが、その中で自分たちが無失点に値するものを出せたと思っています。守備では、選手たちが献身的に規律を守りながら、プレーをやりきってくれました。
ここからまた試合を分析して振り返り、良かったものをしっかりと伸ばしていけるように、そしてまだ磨かなければいけない部分をしっかりと磨いて、自分たちのフットボールを継続していきたいと思います。
選手コメント
デラトーレ
Q1:バースデーゴールになりました、おめでとうございます。どんな気持ちですか?ゴールを決めることができて、チーム貢献することができたのが嬉しかったですし、本当に素晴らしいゲームでした。
Q2:過去にバースデーゴールはありましたか?
ありました。大体こういう時はゴールを決めてきました。特に何かがある時には強いのでゴールを決めることができて嬉しかったです。
Q3:ゴールシーンを振り返ってください。
あのシーンを振り返ると、まさにトレーニングでやってきた形でした。前からプレッシングかけて、ボールを奪った瞬間に良いポジションで受けてつなぐという高い意識を全員が持っています。あのシーンでは藤田息吹選手からいい感じでボールがもらえて、自分も前に飛び出して、キーパーと1対1で冷静にゴールを決められたので、すごく良かったと思います。
Q4:もう1点いけそうでしたが?
トラップが思った以上に大きくなってしまい、キーパーのアプローチがよかったです。あのようなチャンスは決めなきゃいけないので、次同じようなチャンスが来たら決められるように頑張っていきたいと思います。
Q5:デラトーレ選手の加入がチームにいいエネルギーを与えていると思います。
それが自分の役割でもあると思っています。岡山戦(第8節)は観戦していましたが、あの試合は結果的に再試合になりました。それも自分がこのチームに与えたエネルギーが関係しているのかもしれません。自分はエネルギーを与えられていると思いますが、チームメイトは皆ハードワークしていますし、毎日良いトレーニングを重ねているので、それが今のチームの状態につながっていると思います。この状態を維持できるように、これからもチームにエネルギーを与え続けて、チームの勝利に貢献できたらと思います。
Q6:デラトーレ選手が来てから勝負強い戦い方ができていると思いますが、チーム全体としての戦いぶりをどのように見ていますか?
さっきも言ったように、僕たちは本当にいいトレーニングをしていますし、みんなが高い集中力をもって試合に臨んでいます。それが今のチーム状態につながっていると思いますし、差がないJ2の中では毎試合、毎試合、難しい戦いになっていますが、みんなが次の試合に向けていい準備をして試合に臨んでいる結果、今の結果につながっていると思います。これからも高い集中力でみんながいいトレーニングをして目の前の試合に勝てるように、これからもみんなで頑張っていきたいと思います。
Q7:加藤大樹選手などが守備で何度も追う姿を見せていますが、そういうものは刺激になりますか?
僕はベンチからスタートでしたので、スタメンで出ている選手よりもすごくフレッシュな状態で、いつもピーターさん(クラモフスキー監督)が言っているように、ベンチメンバーが試合に出た時に変化を与えられるチームだと思っています。そういう思いで自分も全力で前から行っていますし、その勢いで周りがついてきてくれていると思うので、途中からでも、試合の最初から出た時でも、前からプレッシングかけて、いい状態で戦い続けたいと思います。
選手コメント
川井 歩
Q1:今日の試合を振り返ってください。非常に苦しい時間が多い中で、守備でしっかり全員で我慢して守れて、こっちのチャンスで決めるところでしっかり決め切って、結果的に2-0で勝てて終われたということはとてもよかったと思います。
Q2:今日の大きな仕事としてはクリスティアーノ選手への対応があったと思いますが、スペースを与えた中で対応することになりました。アプローチの仕方やそこ後の対応の仕方でどんなことを考えましたか?
間違いなく長崎のストロングな部分でありましたし、自分がどれだけクリスティアーノ選手に仕事をさせないかというのが大事だと思って試合にも入りました。実際にピンチを作られたシーンも何度もありましたので、そこは自分の中で全然満足してないですけど、チームとしてゼロに抑えられたというのは非常によかったのかなと思います。
Q3:連戦に入ってチームは3連勝、全部クリーンシートですが、チームの状態をどう見ていますか?
非常にいい雰囲気で練習から取り組めていますし、試合でも全員がひとつの方向を向いてプレーできているので連勝できているんじゃないかなと思います。
Q4:ここまで勝てない時期もありましたが、ようやく連勝して、攻守ともにアグレッシブに戦えていると思いますが、その中で深めている自信はどんなものがありますか?
勝てない苦しい時間も多かったですけど、こうやって連勝できるようになってきて、試合に勝つことで自分たちの自信が深まってきていると思いますし、まだまだ連勝を伸ばしていければいいかなと思っています。
Q5:今日の試合の中で、「ここはもっとこうしたかった」というところはありますか?
長崎さんにボールを握られた時間が多くなって、こっちとしては守備の時間が長かったので、そこはもっと自分たちのサッカーでボールを持って、攻撃の面でもっとアグレッシブにできたらよかったなと思います。
Q6:サポーターの皆さんにひと言お願いします。
天気の悪い中、大勢の人が来てくれて僕たちの力になりましたし、まだまだ連勝を伸ばしていくためにも皆さんの力が本当に必要になってくると思うので、これからも熱い応援よろしくお願いします。
Q7:守備で我慢するところがかなり多かったと思います。最近、チームとして、ここは我慢しようという意思統一も感じられますが、ディフェンスラインとしてどのような変化がありましたか?
苦しい時間が多くて、その中でつなごうとしてしまったりして、自分たちのミスでまたピンチになる、というシーンがこれまでもあったんですけど、そこは割り切って、クリアするところではクリアする、というところだったり、守備のところでも全員で声をかけ合ってプレーできているのが、(失点)ゼロにつながっていますし、連勝できている要因かなと思います。
戦評
5連戦に入り連勝モードに入ったモンテディオ山形はホームでV・ファーレン長崎と対戦。前半に藤本佳希選手、後半に藤本選手と交代で入ったデラトーレ選手がそれぞれゴールを決め、最後まで粘り強い守備を発揮し2-0で3連勝を飾った。
モンテディオの先発メンバーは基本的に前回ホームの大宮戦に戻した形だが、前節でゴールを挙げた小西雄大選手が2試合連続の先発、これまで先発出場が続いていた藤田息吹選手が今節はベンチスタートとなった。
直近の5試合で4試合がクリーンシートの長崎は、前からの守備でボールを奪いにきた。昨シーズンの対戦でモンテディオからハットトリックを奪った植中朝日選手がワンツーからシュート、エジガル ジュニオ選手のポストプレーから右サイドのクリスティアーノ選手が強烈なシュートを放つなど、個の能力を活かしてモンテディオのゴールを脅かした。
それに対してモンテディオは守備から攻撃への切り替えで上回り、カウンターから加藤大樹選手がミドルシュートを放ったり、藤本選手がドリブルで攻め込んだあとにマイナスのクロスを送ったり、フィニッシュの手前まで攻め込んでいた。
すると19分、スローインは一旦相手に渡ったものの、すぐに奪い返すと、山田康太選手が半田陸選手とのワンツーで中央突破。シュートはGK富澤雅也選手にはじかれ、これを加藤聖選手がクリアしようとしたが、半田選手が素早く寄せてブロック。こぼれたボールが藤本選手の近くに転がり、直接蹴り込んでゴールネットを揺らした。
モンテディオはなおも攻撃を仕掛ける。25分、小西選手が体勢を崩しながら前に持ち出したボールを前方へスルーパス。しかしながら、ここは藤本選手がオフサイドとなった。
すると、ここからは長崎が主導権を握る時間が増えていく。長崎は26分に右へ展開し、クリスティアーノ選手の仕掛けからシュート。33分にはクリスティアーノ選手の折り返しから鍬先祐弥選手がヘッドで狙った。前半終了間際にも押し込んだ状態から奥井諒選手がミドルシュートを狙った。しかし、いずれも枠をとらえられず。GK後藤雅明選手のセーブで長崎は得点できずに前半を終えた。
後半開始から長崎はさらにボール支配率を高め、モンテディオ陣内に押し込んできた。49分にはまたもクリスティアーノ選手に強烈なシュートを打たれたが、後藤選手がしっかりと弾いた。長崎は55分のカウンターの場面でも最後はクリスティアーノ選手がミドルシュートを放ち、13分にもサイドチェンジを受けたクリスティアーノ選手がゴール前にボールを供給した。
前半以上に押し込まれたモンテディオだったが、ボールに対して強くアプローチを続け、背後へ走る選手を逃さず付いていくなど、それぞれがやるべき仕事を続けた。
61分には國分伸太郎選手と小西選手に代えて、藤田選手とチアゴ アウベス選手が投入された。このあたりから攻撃に転じるシーンが増え始める。積極的に前に運ぶパスは長崎の守備網に引っかかることもあったが、切り替えの早さやカバーリングでしのいでいた。
68分には足が限界を迎えた藤本選手に代えてデラトーレ選手が投入された。押し込む長崎に対して、モンテディオはシュートこそなかったものの、長崎の陣形が徐々に間伸びしてきたことにも乗じて少しずつ攻撃の機会を増やしていった。
そして迎えた81分、右サイド高い位置でパスを受けた藤田選手が斜めのスルーパスを送ると、抜け出したデラトーレ選手がキーパーとの1対1を落ち着いて決め、貴重な2点目を挙げた。
モンテディオはボールを持ち運べるようになった一方、高い位置でボールをロストしカウンターを受ける場面も多かった。88分には山田康太選手に代えて河合秀人選手を投入。選手交代により再び前線からのプレッシャーの勢いを取り戻し、44分にはチアゴ選手からフリーのデラトーレ選手にボールが渡ったが、ここは惜しくもGK富澤選手に止められた。
アディショナルタイムの終了直前には連続してCKを獲得したが、ここは得点ならず。しかし、長崎の攻撃を無失点に抑え、今季初の3連勝を達成した。
再試合が決まった第8節・岡山戦の結果を含むモンテディオの通算戦績は5勝4分4敗、勝点19。順位は11位から一気に5位まで上げた。
モンテディオの先発メンバーは基本的に前回ホームの大宮戦に戻した形だが、前節でゴールを挙げた小西雄大選手が2試合連続の先発、これまで先発出場が続いていた藤田息吹選手が今節はベンチスタートとなった。
直近の5試合で4試合がクリーンシートの長崎は、前からの守備でボールを奪いにきた。昨シーズンの対戦でモンテディオからハットトリックを奪った植中朝日選手がワンツーからシュート、エジガル ジュニオ選手のポストプレーから右サイドのクリスティアーノ選手が強烈なシュートを放つなど、個の能力を活かしてモンテディオのゴールを脅かした。
それに対してモンテディオは守備から攻撃への切り替えで上回り、カウンターから加藤大樹選手がミドルシュートを放ったり、藤本選手がドリブルで攻め込んだあとにマイナスのクロスを送ったり、フィニッシュの手前まで攻め込んでいた。
すると19分、スローインは一旦相手に渡ったものの、すぐに奪い返すと、山田康太選手が半田陸選手とのワンツーで中央突破。シュートはGK富澤雅也選手にはじかれ、これを加藤聖選手がクリアしようとしたが、半田選手が素早く寄せてブロック。こぼれたボールが藤本選手の近くに転がり、直接蹴り込んでゴールネットを揺らした。
モンテディオはなおも攻撃を仕掛ける。25分、小西選手が体勢を崩しながら前に持ち出したボールを前方へスルーパス。しかしながら、ここは藤本選手がオフサイドとなった。
すると、ここからは長崎が主導権を握る時間が増えていく。長崎は26分に右へ展開し、クリスティアーノ選手の仕掛けからシュート。33分にはクリスティアーノ選手の折り返しから鍬先祐弥選手がヘッドで狙った。前半終了間際にも押し込んだ状態から奥井諒選手がミドルシュートを狙った。しかし、いずれも枠をとらえられず。GK後藤雅明選手のセーブで長崎は得点できずに前半を終えた。
後半開始から長崎はさらにボール支配率を高め、モンテディオ陣内に押し込んできた。49分にはまたもクリスティアーノ選手に強烈なシュートを打たれたが、後藤選手がしっかりと弾いた。長崎は55分のカウンターの場面でも最後はクリスティアーノ選手がミドルシュートを放ち、13分にもサイドチェンジを受けたクリスティアーノ選手がゴール前にボールを供給した。
前半以上に押し込まれたモンテディオだったが、ボールに対して強くアプローチを続け、背後へ走る選手を逃さず付いていくなど、それぞれがやるべき仕事を続けた。
61分には國分伸太郎選手と小西選手に代えて、藤田選手とチアゴ アウベス選手が投入された。このあたりから攻撃に転じるシーンが増え始める。積極的に前に運ぶパスは長崎の守備網に引っかかることもあったが、切り替えの早さやカバーリングでしのいでいた。
68分には足が限界を迎えた藤本選手に代えてデラトーレ選手が投入された。押し込む長崎に対して、モンテディオはシュートこそなかったものの、長崎の陣形が徐々に間伸びしてきたことにも乗じて少しずつ攻撃の機会を増やしていった。
そして迎えた81分、右サイド高い位置でパスを受けた藤田選手が斜めのスルーパスを送ると、抜け出したデラトーレ選手がキーパーとの1対1を落ち着いて決め、貴重な2点目を挙げた。
モンテディオはボールを持ち運べるようになった一方、高い位置でボールをロストしカウンターを受ける場面も多かった。88分には山田康太選手に代えて河合秀人選手を投入。選手交代により再び前線からのプレッシャーの勢いを取り戻し、44分にはチアゴ選手からフリーのデラトーレ選手にボールが渡ったが、ここは惜しくもGK富澤選手に止められた。
アディショナルタイムの終了直前には連続してCKを獲得したが、ここは得点ならず。しかし、長崎の攻撃を無失点に抑え、今季初の3連勝を達成した。
再試合が決まった第8節・岡山戦の結果を含むモンテディオの通算戦績は5勝4分4敗、勝点19。順位は11位から一気に5位まで上げた。