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モンテディオ山形
5
[ 試合終了 ] | ||
0 | 前半 | 0 |
5 | 後半 | 1 |
1
- 58分 オウンゴール
- 52分 藤本 佳希
- 66分 チアゴ アウベス
- 87分 デラトーレ
- 90+1分 デラトーレ
- 90+5分 木戸 皓貴
AWAY
ブラウブリッツ秋田
メンバー
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 山﨑 浩介 | |
DF | 3 | 半田 陸 | |
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 26 | 川井 歩 | |
MF | 11 | 藤本 佳希 |
90+2' |
MF | 15 | 藤田 息吹 | |
MF | 18 | 南 秀仁 | |
MF | 20 | チアゴ アウベス |
73' |
FW | 10 | 山田 康太 |
90+2' |
FW | 13 | 鈴木 国友 |
73' |
控えメンバー
GK | 23 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 31 | 木村 誠二 | |
MF | 8 | 小西 雄大 |
90+2' |
MF | 22 | 河合 秀人 |
73' |
FW | 9 | デラトーレ |
73' |
FW | 33 | 木戸 皓貴 |
90+2' |
監督
ピーター クラモフスキー |
ブラウブリッツ秋田
スターティングメンバー
GK | 1 | 新井 栄聡 |
75' |
---|---|---|---|
DF | 3 | 小柳 達司 | |
DF | 4 | 池田 樹雷人 | |
DF | 13 | 才藤 龍治 | |
DF | 33 | 飯尾 竜太朗 | |
MF | 6 | 輪笠 祐士 | |
MF | 8 | 茂 平 |
67' |
MF | 9 | 中村 亮太 |
56' |
MF | 23 | 稲葉 修土 | |
FW | 29 | 齋藤 恵太 |
56' |
FW | 40 | 青木 翔大 |
56' |
控えメンバー
GK | 21 | 田中 雄大 |
79' |
|
---|---|---|---|---|
DF | 5 | 千田 海人 | ||
MF | 15 | 江口 直生 | ||
FW | 14 | 三上 陽輔 |
56' |
|
FW | 16 | 井上 直輝 |
67' |
79' |
FW | 18 | 吉田 伊吹 |
56' |
|
FW | 19 | 武 颯 |
56' |
監督
ピーター クラモフスキー |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 20 | FK | 9 | 0 | 0 |
0 | 0 | 8 | CK | 5 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 15 | シュート | 3 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 23.7℃
-
- 湿度
- 26%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 5,722人
-
- 主審
- 吉田 哲朗
-
- 副審
- 穴井 千雅、緒方 孝浩
-
- 第四の審判
- 千葉 直史
監督コメント
<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・集中を切らさず冷静に行こう
・もっと自分たちのリズムでゲームをやりきろう
・自分たちでゲームを難しくしないこと、自分たちのフットボールをやろう
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
■試合総括
チームとしてのパフォーマンスを強く出せたと思っています。そしてパフォーマンスとスコアボードが見合った試合になったと思います。
ブラウブリッツ秋田は非常に長いボールを蹴ってダイレクトに攻めてくるチームで、セカンドボールを奪ってくる。その中でセットプレーやリスタートもあり、ゲームが止まったり動いたりすることが多くあると予期していました。
その中で大事だったのは、自分たちがその状況の中でも落ち着いてプレーしていけるか、自分たちのプレーを、信念を持って戦えるかでした。
すごく良いパフォーマンスを出せたと思いますし、5点取れたということでファンの皆さんが喜んで、笑顔でスタジアムを後にできたことを嬉しく思っております。
■質疑応答
(Q)今日2得点を決めたデラトーレ選手は、来日して山形に加入してから短い期間でベンチに入り、そのまま起用されました。監督はどういうところを評価してベンチに入れたのか。また2点を決めたパフォーマンスについて聞かせてください。
デラトーレ選手は効果的なものを出せたと思っています。短い期間の中でしたが、自分たちがチーム全体で毎日やっていることをしっかり出してくれました。
グループ全員でしっかりと練習を積んできたことが彼のパフォーマンス、そしてフィジカルが上がってきた要因だと思っています。1人ではなく、みんなが一緒になってこの一週間必死に練習してきたことが出せたと思います。
彼はブラジルでも試合をしてきたのもありました。これから先も彼のフィジカルをもっと高めていければ良いと思っております。
練習の中でも、彼が出場できそうな感じがあったので、彼を選べました。今後も彼が我々の練習の中の強度についてこられるように高め合って、一歩一歩進んでいければ良いと思っています。
(Q)今シーズンは第2節の熊本戦で1勝してから、パフォーマンスが良い中でも勝ち切れずにいました。今日勝利したことは、チームにとって大きなきっかけになると思いますが、いかがでしょうか。
試合のところですけれども、自分は感情抜きでしっかりとパフォーマンスを分析することが大事だと思っています。
その中で自分たちは毎週毎週、前回までの試合の中でもしっかりとパフォーマンスを出せるようになっていたと思っております。
スコアボードが今日のパフォーマンスに反映したと思っていますし、これまでの試合の中でもパフォーマンスを出せていたと思います。
自分たちが毎週やっていることを継続して伸ばすこと。そして流れを掴んでいくために、しっかりと良い準備をして次の試合に向けていきたいと思っております。
(Q)1点勝ち越した後にデラトーレ選手と河合秀人選手を投入しました。そこに強いメッセージがあったと思いますがいかがでしょうか。
自分たちのフットボールを続けていくことが重要ですし、誰が出ても自分たちが戦えるようにすることが重要だと思っています。出た選手たちもどこのスペースを活用するかを理解しながら明確にやれていたと思います。
控えの選手たちが出たあとも、しっかりと得点を取りに行く、どういった試合の状況だろうと、我々は次のゴールを目指していくことを継続して行っていければ良いと思います。
サブの選手達がそういったインパクトを残すことも大事だと思います。ただそれは、全員のパフォーマンスがしっかりと出せたからだと思っています。
今日の試合の中で5得点でき、ファンを笑顔で帰すことができたことを非常に嬉しく思っております。
(Q)点を取りに行くぞというメッセージで良かったでしょうか。
基本的にはそうです。自分たちが毎日やってきたことの報いがあったと思っています。
(Q)今日はチアゴアウベス選手と鈴木国友選手が先発し、藤本佳希選手が右サイドに入りました。先発メンバーを入れ替えた監督の考えを聞かせてください。
毎日練習していることを繋げることが大事だと思っております。
我々が作っていきたいのは、誰が出たとしても、誰か選手が出られなくても、他の選手が出れば同じものを出せるようなチームです。
今日の組み合わせは上手くいったところもあって、よく出せたものもあると思います。同時にまだ改善しなければいけないものもあったと思うので、今までやってきたプロセスは変えずに継続して行っていきたいと思います。
私のメンタリティとしては、1人の選手だけに頼るのではなく、どの選手が出たとしても、チームでのパフォーマンスを出せるようにしていきたいと思っています。
それが今日の試合で出せたと思っています。
・集中を切らさず冷静に行こう
・もっと自分たちのリズムでゲームをやりきろう
・自分たちでゲームを難しくしないこと、自分たちのフットボールをやろう
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
■試合総括
チームとしてのパフォーマンスを強く出せたと思っています。そしてパフォーマンスとスコアボードが見合った試合になったと思います。
ブラウブリッツ秋田は非常に長いボールを蹴ってダイレクトに攻めてくるチームで、セカンドボールを奪ってくる。その中でセットプレーやリスタートもあり、ゲームが止まったり動いたりすることが多くあると予期していました。
その中で大事だったのは、自分たちがその状況の中でも落ち着いてプレーしていけるか、自分たちのプレーを、信念を持って戦えるかでした。
すごく良いパフォーマンスを出せたと思いますし、5点取れたということでファンの皆さんが喜んで、笑顔でスタジアムを後にできたことを嬉しく思っております。
■質疑応答
(Q)今日2得点を決めたデラトーレ選手は、来日して山形に加入してから短い期間でベンチに入り、そのまま起用されました。監督はどういうところを評価してベンチに入れたのか。また2点を決めたパフォーマンスについて聞かせてください。
デラトーレ選手は効果的なものを出せたと思っています。短い期間の中でしたが、自分たちがチーム全体で毎日やっていることをしっかり出してくれました。
グループ全員でしっかりと練習を積んできたことが彼のパフォーマンス、そしてフィジカルが上がってきた要因だと思っています。1人ではなく、みんなが一緒になってこの一週間必死に練習してきたことが出せたと思います。
彼はブラジルでも試合をしてきたのもありました。これから先も彼のフィジカルをもっと高めていければ良いと思っております。
練習の中でも、彼が出場できそうな感じがあったので、彼を選べました。今後も彼が我々の練習の中の強度についてこられるように高め合って、一歩一歩進んでいければ良いと思っています。
(Q)今シーズンは第2節の熊本戦で1勝してから、パフォーマンスが良い中でも勝ち切れずにいました。今日勝利したことは、チームにとって大きなきっかけになると思いますが、いかがでしょうか。
試合のところですけれども、自分は感情抜きでしっかりとパフォーマンスを分析することが大事だと思っています。
その中で自分たちは毎週毎週、前回までの試合の中でもしっかりとパフォーマンスを出せるようになっていたと思っております。
スコアボードが今日のパフォーマンスに反映したと思っていますし、これまでの試合の中でもパフォーマンスを出せていたと思います。
自分たちが毎週やっていることを継続して伸ばすこと。そして流れを掴んでいくために、しっかりと良い準備をして次の試合に向けていきたいと思っております。
(Q)1点勝ち越した後にデラトーレ選手と河合秀人選手を投入しました。そこに強いメッセージがあったと思いますがいかがでしょうか。
自分たちのフットボールを続けていくことが重要ですし、誰が出ても自分たちが戦えるようにすることが重要だと思っています。出た選手たちもどこのスペースを活用するかを理解しながら明確にやれていたと思います。
控えの選手たちが出たあとも、しっかりと得点を取りに行く、どういった試合の状況だろうと、我々は次のゴールを目指していくことを継続して行っていければ良いと思います。
サブの選手達がそういったインパクトを残すことも大事だと思います。ただそれは、全員のパフォーマンスがしっかりと出せたからだと思っています。
今日の試合の中で5得点でき、ファンを笑顔で帰すことができたことを非常に嬉しく思っております。
(Q)点を取りに行くぞというメッセージで良かったでしょうか。
基本的にはそうです。自分たちが毎日やってきたことの報いがあったと思っています。
(Q)今日はチアゴアウベス選手と鈴木国友選手が先発し、藤本佳希選手が右サイドに入りました。先発メンバーを入れ替えた監督の考えを聞かせてください。
毎日練習していることを繋げることが大事だと思っております。
我々が作っていきたいのは、誰が出たとしても、誰か選手が出られなくても、他の選手が出れば同じものを出せるようなチームです。
今日の組み合わせは上手くいったところもあって、よく出せたものもあると思います。同時にまだ改善しなければいけないものもあったと思うので、今までやってきたプロセスは変えずに継続して行っていきたいと思います。
私のメンタリティとしては、1人の選手だけに頼るのではなく、どの選手が出たとしても、チームでのパフォーマンスを出せるようにしていきたいと思っています。
それが今日の試合で出せたと思っています。
選手コメント
デラトーレ
(Q)来日後、短期間でベンチ入りしてピッチに立つということになりました。今日の試合に向けてのコンディショニングはどうでしたか?練習から全力を出して、なるべく早くチームに慣れることを頭の中に入れてトレーニングに取り組みました。ピータークラモフスキー監督からいろんなアドバイスを受けて、その中でチャンスがあればなるべく早く試合に出場できれば良いなと思っていました。その期待に応えられたのではないかと思います。
(Q)山形でのデビュー戦の2得点でサポーターにも強く印象付けたと思いますが、得点を振り返ってください。
今日本当に素晴らしい一日過ごすことができました。素晴らしいチームメートからのアドバイスを受けて、チームに貢献できるように試合に臨むことができました。2点目については、本当はクロスだったのですが、ボールが枠に入ったことはすごくうれしく思いますし、チームメートには感謝しかないです。彼らがいなければこうやって活躍できなかったと思います。本当に素晴らしいゴールでした。
(Q)相手が退場する場面ではデラトーレ選手のチェイシングでキーパーまで行ったところで相手のパスミスにつながったところもあったと思います。守備でもデラトーレ選手の良さを出せたのではないですか?
そうですね。あの場面ではプレッシングをして、ピーター監督がいつも言うように、相手がバックパスをしたらプレッシングをするということで、自分も入ったばかりだったのでフレッシュな感じで、チームに貢献できるようにプレーしました。もちろん、試合は2-1で勝っていたのですが、その中で追加点を決めきる気持ちで試合に臨んだ結果、こうやって活躍できたと思います。
(Q)デビュー戦となりましたが、ホームスタジアムの雰囲気はいかがでしたか? そして、サポーターの皆さんに一言お願いします。
サポーターの皆さんは最初から最後まで素晴らしい雰囲気を作ってくれました。実を言うと自分自身もすごくワクワクして、早くデビューしたいという気持ちがすごく強かったので、素晴らしい天気の中で、そして素晴らしいサポーターの後押しがあって僕たちが結果を出すことができました。これからもサポーターの皆さんの後押しが力になると思いますし、これからもスタジアムに足を運んでいただいて、僕たちに熱い応援よろしくお願いします。
選手コメント
チアゴ アウベス
(Q)2点目のゴールはどういった形でゴール前までたどり着いて決めたのでしょうか。ひと言で言うと嗅覚でした。鈴木(国友)選手がそこでシュートを打って、必ずそこにボールがこぼれてくると信じて走った結果、ゴールが取れたと思います。あとは押し込むだけでした。
(Q)結果としてチームを勝たせるゴールになりました。それについての感想をお願いします。
追いつかれたときに勝ち越し点を決めたので、チームに自信を取り戻したゴールだったと思います。でもチームメートがいなければ僕もこのゴールを決められなかったと思うので、全員が最初から最後まで集中力を保ったことが結果につながったと思います。
(Q)ゴールが決まったあと、岡﨑建哉選手のユニフォームを皆さんで掲げていましたが、どんな思いでユニフォームを掲げられたのでしょうか。
岡﨑選手が残念な怪我で離脱しました。建哉選手は温かく迎え入れてくれましたし、自分自身もすごく残念に思います。建哉選手は良いリハビリができるように、僕たちが建哉選手のぶんまで頑張って、建哉選手の復帰を待とうと思います。
戦評
今シーズンから始まったモンテディオ山形、ブラウブリッツ秋田、いわてグルージャ盛岡の「奥州合戦」は、前節の秋田vs岩手に続いて、今節は山形vs秋田の「奥羽本戦」も開幕。前半を0-0で折り返したあと、モンテディオが後半に一挙5得点で5-1と大勝。今シーズン2勝目、ホーム初勝利を挙げた。
モンテディオはチアゴ アウベス選手、鈴木国友選手が今季初先発となり、藤本佳希選手が右サイドハーフの位置でのスタートとなった。
ロングボールを蹴り込み、前から押し込むのを得意とする秋田は、4分にモンテディオ陣内でクロスの跳ね返りを稲葉修士選手がシュート。7分には長いFKの流れから青木翔大選手がシュート。モンテディオにとってはしのぐ時間が続いた。
徐々にモンテディオが秋田のプレスをかわしながらボールを持ち出し、相手コートに入るシーンを作り始める。19分にはチアゴ アウベス選手のドリブルから鈴木選手がシュート。31分には早いリスタートから半田陸選手のクロスのこぼれを藤本選手がシュート。直後のCKでも藤本選手の折り返しから最後は野田裕喜選手がヘディングシュートでゴールを狙うが、GK新井栄聡選手に阻まれ、CK獲得にとどまった。
互いに守備の堅さが目立つ前半を終え、後半に入ると、モンテディオはロングボールやドリブルで押し上げながら攻撃を組み立てていく。52分、野田選手からのロングボールを鈴木選手が空中で競り勝ち、右サイドの藤本選手にパスを送ると、藤本選手はドリブルでペナルティーエリア内に侵入し、左足で先制ゴールを獲得。
この直後の56分、秋田は3枚替えで2トップと右サイドハーフを交代すると、58分のCKでは才藤龍治選手がニアでそらしたボールをDF陣がクリアしきれず、そのままオウンゴールとなった。
追いつかれたモンテディオだが、ボールを保持しながら相手コートでのプレーを増やし、CKの流れから山田康太選手のボレーシュートや、半田選手から藤本選手を経由し、中央でチアゴ アウベス選手がシュートを放つなど攻めの姿勢を崩さなかった。
66分、自陣からのカウンターで、藤本選手のパスを受けたチアゴ アウベス選手が右サイドでオープンに開いた鈴木選手へパス、そのまま鈴木選手がペナルティーエリアに持ち込んでシュート。ファーサイドに流れそうなボールをチアゴ アウベス選手が枠内に押し込み、モンテディオでの初ゴールを奪った。
再びリードしたモンテディオは69分、秋田のCKからヘディングでゴールネットを揺らされるが、ここはオフサイドでゴールは認められなかった。73分にはモンテディオが2枚替え。鈴木選手、チアゴ アウベス選手に代えてデラトーレ選手と河合秀人選手がピッチへ送り出された。
モンテディオでのデビュー戦となるデラトーレ選手は前線からの守備で味方とともに相手を追い込んだ。75分、バックパスのミスを誘ってボールを奪うと、ミドルレンジからシュート。これをGK新井選手はペナルティーエリア外にいながらも手で止めたため、得点機会の阻止の判定でレッドカードの提示を受け退場となった。ここで獲得したFKを川井歩選手が直接狙ったが、ここはGKの正面。しかし、このあとは10人になった秋田がバランスを崩す形で前からボールを追ってきたことで、モンテディオはカウンターを狙いやすくなった。
1点のリードを盾に主導権を握りながら攻め込んだ87分、モンテディオは秋田陣内で失ったボールを高い位置で奪い返すと、河合選手のスルーパスにデラトーレ選手が絶妙のタイミングで飛び出し、GKのわきの下を射抜くゴールでJリーグ初ゴールを記録。さらにアディショナルタイムに入ると、右サイド高い位置での半田選手のスローインを受けたデラトーレ選手が2タッチ目で浮き球をゴールへ、ボールはそのままゴールマウス吸い込まれ、デラトーレ選手の2得点目でリードをさらに広げた。
このあと、藤本選手、山田康太選手に代わって木戸皓貴選手、小西雄大選手がピッチに入ると、90分+5、押し込んだモンテディオは河合選手が左サイドから仕掛けてマイナスにクロス。デラトーレ選手のシュートはGKに弾かれたが、こぼれ球を木戸選手がきっちり押し込みモンテディオでの初ゴール。5ゴールでホーム初勝利を挙げた。
再試合扱いとなった前節・岡山戦の結果を含めての成績ではあるが、通算戦績は2勝3分4敗、勝点9となり、暫定の順位を18位に上げた。
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モンテディオはチアゴ アウベス選手、鈴木国友選手が今季初先発となり、藤本佳希選手が右サイドハーフの位置でのスタートとなった。
ロングボールを蹴り込み、前から押し込むのを得意とする秋田は、4分にモンテディオ陣内でクロスの跳ね返りを稲葉修士選手がシュート。7分には長いFKの流れから青木翔大選手がシュート。モンテディオにとってはしのぐ時間が続いた。
徐々にモンテディオが秋田のプレスをかわしながらボールを持ち出し、相手コートに入るシーンを作り始める。19分にはチアゴ アウベス選手のドリブルから鈴木選手がシュート。31分には早いリスタートから半田陸選手のクロスのこぼれを藤本選手がシュート。直後のCKでも藤本選手の折り返しから最後は野田裕喜選手がヘディングシュートでゴールを狙うが、GK新井栄聡選手に阻まれ、CK獲得にとどまった。
互いに守備の堅さが目立つ前半を終え、後半に入ると、モンテディオはロングボールやドリブルで押し上げながら攻撃を組み立てていく。52分、野田選手からのロングボールを鈴木選手が空中で競り勝ち、右サイドの藤本選手にパスを送ると、藤本選手はドリブルでペナルティーエリア内に侵入し、左足で先制ゴールを獲得。
この直後の56分、秋田は3枚替えで2トップと右サイドハーフを交代すると、58分のCKでは才藤龍治選手がニアでそらしたボールをDF陣がクリアしきれず、そのままオウンゴールとなった。
追いつかれたモンテディオだが、ボールを保持しながら相手コートでのプレーを増やし、CKの流れから山田康太選手のボレーシュートや、半田選手から藤本選手を経由し、中央でチアゴ アウベス選手がシュートを放つなど攻めの姿勢を崩さなかった。
66分、自陣からのカウンターで、藤本選手のパスを受けたチアゴ アウベス選手が右サイドでオープンに開いた鈴木選手へパス、そのまま鈴木選手がペナルティーエリアに持ち込んでシュート。ファーサイドに流れそうなボールをチアゴ アウベス選手が枠内に押し込み、モンテディオでの初ゴールを奪った。
再びリードしたモンテディオは69分、秋田のCKからヘディングでゴールネットを揺らされるが、ここはオフサイドでゴールは認められなかった。73分にはモンテディオが2枚替え。鈴木選手、チアゴ アウベス選手に代えてデラトーレ選手と河合秀人選手がピッチへ送り出された。
モンテディオでのデビュー戦となるデラトーレ選手は前線からの守備で味方とともに相手を追い込んだ。75分、バックパスのミスを誘ってボールを奪うと、ミドルレンジからシュート。これをGK新井選手はペナルティーエリア外にいながらも手で止めたため、得点機会の阻止の判定でレッドカードの提示を受け退場となった。ここで獲得したFKを川井歩選手が直接狙ったが、ここはGKの正面。しかし、このあとは10人になった秋田がバランスを崩す形で前からボールを追ってきたことで、モンテディオはカウンターを狙いやすくなった。
1点のリードを盾に主導権を握りながら攻め込んだ87分、モンテディオは秋田陣内で失ったボールを高い位置で奪い返すと、河合選手のスルーパスにデラトーレ選手が絶妙のタイミングで飛び出し、GKのわきの下を射抜くゴールでJリーグ初ゴールを記録。さらにアディショナルタイムに入ると、右サイド高い位置での半田選手のスローインを受けたデラトーレ選手が2タッチ目で浮き球をゴールへ、ボールはそのままゴールマウス吸い込まれ、デラトーレ選手の2得点目でリードをさらに広げた。
このあと、藤本選手、山田康太選手に代わって木戸皓貴選手、小西雄大選手がピッチに入ると、90分+5、押し込んだモンテディオは河合選手が左サイドから仕掛けてマイナスにクロス。デラトーレ選手のシュートはGKに弾かれたが、こぼれ球を木戸選手がきっちり押し込みモンテディオでの初ゴール。5ゴールでホーム初勝利を挙げた。
再試合扱いとなった前節・岡山戦の結果を含めての成績ではあるが、通算戦績は2勝3分4敗、勝点9となり、暫定の順位を18位に上げた。
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