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横浜FC
2
[ 試合終了 ] | ||
1 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 1 |
1
- 19分 小川 航基
- 65分 小川 航基
- 69分 山﨑 浩介
AWAY
モンテディオ山形
メンバー
横浜FC
スターティングメンバー
GK | 49 | スベンド ブローダーセン | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 和田 拓也 | |
DF | 22 | 岩武 克弥 | |
DF | 27 | 中塩 大貴 | |
MF | 4 | 高橋 秀人 | |
MF | 17 | 武田 英二郎 |
58' |
MF | 19 | 亀川 諒史 | |
MF | 30 | 手塚 康平 |
84' |
FW | 16 | 長谷川 竜也 |
78' |
FW | 18 | 小川 航基 |
78' |
FW | 47 | フェリペ ヴィゼウ |
58' |
控えメンバー
GK | 44 | 六反 勇治 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | ガブリエウ | |
MF | 7 | 松浦 拓弥 |
78' |
MF | 10 | 安永 玲央 |
84' |
FW | 9 | クレーベ |
78' |
FW | 15 | 伊藤 翔 |
58' |
FW | 48 | 山下 諒也 |
58' |
監督
四方田 修平 |
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 山﨑 浩介 | |
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 19 | 松本 怜大 |
78' |
DF | 26 | 川井 歩 | |
MF | 8 | 小西 雄大 | |
MF | 17 | 加藤 大樹 |
60' |
MF | 18 | 南 秀仁 | |
MF | 24 | 横山 塁 |
60' |
FW | 10 | 山田 康太 | |
FW | 11 | 藤本 佳希 |
78' |
控えメンバー
GK | 23 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 山田 拓巳 |
78' |
DF | 30 | 坂本 稀吏也 | |
MF | 7 | 岡﨑 建哉 | |
MF | 20 | チアゴ アウベス |
60' |
MF | 25 | 國分 伸太郎 |
60' |
FW | 33 | 木戸 皓貴 |
78' |
監督
ピーター クラモフスキー |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 10 | FK | 17 | 0 | 0 |
0 | 0 | 2 | CK | 5 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 6 | シュート | 12 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 曇
-
- 気温
- 16.3℃
-
- 湿度
- 80%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 3,283人
-
- 主審
- 窪田 陽輔
-
- 副審
- 篠藤 巧、内山 翔太
-
- 第四の審判
- 数原 武志
監督コメント
<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・守備はコンパクトにできている
・落ちついてボールを動かし続けよう
・セカンドボールを奪おう
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
試合に関しまして、まずいい対戦相手に対し非常にタフな戦いになったと思います。その中で選手たちのパフォーマンスも素晴らしいが出せていたと思いますし、その中で自分たちのフットボールもすることができていたと思います。
その中でチャンスを多く作ることができ、数点決めていてもおかしくないチャンスもあったと思います。相手のゴールキーパーの良いセーブでしたり、ポストに当たった部分もあったと思います。
パフォーマンスがスコアボードに表れなかった試合だと思っております。しかしながら、選手たちが非常に努力し、献身的にそして気持ちを持って自分たちのフットボールに信念を持って戦ってくれたことを本当に誇りに思います。
彼らに値する結果が出せずに残念に思います。
--毎試合、良いプレー、良い形ができつつも、もどかしい試合が続いていると思いますが、ここはやってきたことを信じてというところでしょうか。
今回もそうですし、この3、4試合を振り返ったとしても、今よりも勝点をとれたかもしれなかった試合もあったと思います。
もちろん、残念に思っていますし、フラストレーションもあると思います。けれどもこういったところで言い訳をするのではなく、ネガティブになることもなく、みんなでこれを乗り越えていきたいと思います。
このチームはパフォーマンスを出せている部分があると思いますし、自分もそういった経験は過去にありました。
大切なのは、自分たちのパフォーマンスを出すこと、そして自分たちのフットボールをすること。確実にそれは見えていると思います。
我々はハードワークを続けて、今やっていることを信じて、それを結果に繋げていければ良いと思います。
--試合の入りは非常に慎重な印象を受けました。両方とも攻撃的なチームということで、少し慎重になったのでしょうか。
自分たちが予期したとおりのゲームだったと思いますし、自分たちが分析してきた、練習の中で準備してきた通りの試合だったと思います。
ゲームの流れは自分たちにあったと思いますし、序盤も自分たちのリズムを掴むこともできていたと思います。その中で、相手のスペースも上手く使えていたと思います。
自分たちのプレスもアグレッシブに行けていたと思いますし、強く戦えていたと思います。守備の部分もコンパクトにできていたと思います。
それがあったから相手がチャンスを作ることを限定したと思います。前半に関しましては、フリーキックのチャンスもビデオで映ったと思います。
そのあとあったチャンスは、30メートル付近から打たれたシュートだけ。そこを決められてしまった。相手に与えたチャンスも2回だけだったと思います。
攻撃の部分でもそうですけど、自分たちが上手くスペースを使いながら、相手を揺さぶる良い攻撃もできていて、その中で自分たちの流れも作れたと思います。
試合の中でもっと得点を取れてもおかしくなかったと思っております。そして、自分たちのチャンスの中から、フットボールの流れを作れていたと思います。
選手たちは本当に最後までひっくり返えそうと献身的に戦ってくれたと思いますし、彼らに値する結果が出なく、残念に思っております。
重要なところは、しっかりと自分たちの戦い方というものを分析していくことだと思いますし、そして、今日勝てた試合だったかもしれないですが、反省していかなければいけない部分もあると思います。
こういった部分を自分たちの力にしたり、自分たちの実力を出せるようにしていきたいと思います。
フットボールは出せていたと思いますし、自分たちの流れをしっかりと呼び込めるようにして、自分たちがこの先、勝ち続けられるようにしていきたいと思っております。
--横浜FCの他の試合を見ていると、大きくて強いフォワードにロングボールを入れる攻撃に脆いというのもあったと思います。そういう戦術を執らなかった理由を教えて下さい。
フットボールをしながらでも自分たちがチャンスを作れたと思いますし、その中で自分たちの流れも作れたと思います。
試合の中で自分たちがやるべきことはやったと思いますし、別の日の試合だったらこういったゲームでも自分たちが勝ったかもしれないと思っております。
守備の部分では、相手に上手くプレスをかけられていましたし、相手のロングボールへの対応というのもしっかりできていたと思いますし、相手のパターン、プレーに対しても対応できていたと思います。
その中で、攻撃の部分で自分たちがボールを動かすことだったり、スペースを上手く空けて使うこともできていたと思います。そういった形で得点できそうな場面も何回か作れていたと思います。
先程も言いましたけど、別の日だったら、シュートが入っていたかもしれないです。
自分たちが値したものを取れずに残念に思います。
・守備はコンパクトにできている
・落ちついてボールを動かし続けよう
・セカンドボールを奪おう
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
試合に関しまして、まずいい対戦相手に対し非常にタフな戦いになったと思います。その中で選手たちのパフォーマンスも素晴らしいが出せていたと思いますし、その中で自分たちのフットボールもすることができていたと思います。
その中でチャンスを多く作ることができ、数点決めていてもおかしくないチャンスもあったと思います。相手のゴールキーパーの良いセーブでしたり、ポストに当たった部分もあったと思います。
パフォーマンスがスコアボードに表れなかった試合だと思っております。しかしながら、選手たちが非常に努力し、献身的にそして気持ちを持って自分たちのフットボールに信念を持って戦ってくれたことを本当に誇りに思います。
彼らに値する結果が出せずに残念に思います。
--毎試合、良いプレー、良い形ができつつも、もどかしい試合が続いていると思いますが、ここはやってきたことを信じてというところでしょうか。
今回もそうですし、この3、4試合を振り返ったとしても、今よりも勝点をとれたかもしれなかった試合もあったと思います。
もちろん、残念に思っていますし、フラストレーションもあると思います。けれどもこういったところで言い訳をするのではなく、ネガティブになることもなく、みんなでこれを乗り越えていきたいと思います。
このチームはパフォーマンスを出せている部分があると思いますし、自分もそういった経験は過去にありました。
大切なのは、自分たちのパフォーマンスを出すこと、そして自分たちのフットボールをすること。確実にそれは見えていると思います。
我々はハードワークを続けて、今やっていることを信じて、それを結果に繋げていければ良いと思います。
--試合の入りは非常に慎重な印象を受けました。両方とも攻撃的なチームということで、少し慎重になったのでしょうか。
自分たちが予期したとおりのゲームだったと思いますし、自分たちが分析してきた、練習の中で準備してきた通りの試合だったと思います。
ゲームの流れは自分たちにあったと思いますし、序盤も自分たちのリズムを掴むこともできていたと思います。その中で、相手のスペースも上手く使えていたと思います。
自分たちのプレスもアグレッシブに行けていたと思いますし、強く戦えていたと思います。守備の部分もコンパクトにできていたと思います。
それがあったから相手がチャンスを作ることを限定したと思います。前半に関しましては、フリーキックのチャンスもビデオで映ったと思います。
そのあとあったチャンスは、30メートル付近から打たれたシュートだけ。そこを決められてしまった。相手に与えたチャンスも2回だけだったと思います。
攻撃の部分でもそうですけど、自分たちが上手くスペースを使いながら、相手を揺さぶる良い攻撃もできていて、その中で自分たちの流れも作れたと思います。
試合の中でもっと得点を取れてもおかしくなかったと思っております。そして、自分たちのチャンスの中から、フットボールの流れを作れていたと思います。
選手たちは本当に最後までひっくり返えそうと献身的に戦ってくれたと思いますし、彼らに値する結果が出なく、残念に思っております。
重要なところは、しっかりと自分たちの戦い方というものを分析していくことだと思いますし、そして、今日勝てた試合だったかもしれないですが、反省していかなければいけない部分もあると思います。
こういった部分を自分たちの力にしたり、自分たちの実力を出せるようにしていきたいと思います。
フットボールは出せていたと思いますし、自分たちの流れをしっかりと呼び込めるようにして、自分たちがこの先、勝ち続けられるようにしていきたいと思っております。
--横浜FCの他の試合を見ていると、大きくて強いフォワードにロングボールを入れる攻撃に脆いというのもあったと思います。そういう戦術を執らなかった理由を教えて下さい。
フットボールをしながらでも自分たちがチャンスを作れたと思いますし、その中で自分たちの流れも作れたと思います。
試合の中で自分たちがやるべきことはやったと思いますし、別の日の試合だったらこういったゲームでも自分たちが勝ったかもしれないと思っております。
守備の部分では、相手に上手くプレスをかけられていましたし、相手のロングボールへの対応というのもしっかりできていたと思いますし、相手のパターン、プレーに対しても対応できていたと思います。
その中で、攻撃の部分で自分たちがボールを動かすことだったり、スペースを上手く空けて使うこともできていたと思います。そういった形で得点できそうな場面も何回か作れていたと思います。
先程も言いましたけど、別の日だったら、シュートが入っていたかもしれないです。
自分たちが値したものを取れずに残念に思います。
選手コメント
山﨑 浩介
--ゴールシーンを振り返ってください。自分がフリーということはボールが来る前からわかっていたので、(川井)歩がいいボールを出してくれたのであとは合わせるだけでした。
--いい試合をしつつ、悔しい結果が続いていますが、どのあたりを補いたいですか?
今日の試合も自分たちのペースを出せていた部分もあったので、結果出てないですけど、本当にちょっとしたところだと思うので、下を向いている時間はないのでみんなで擦り合わせながら、次勝てるようにいい準備をしたいと思います。
--今日の試合前、横浜FCに対して、チームとしてはどのように攻めて、守るときはどういうところに注意して、というところはあったのでしょうか。
今日の横浜FCに対しては、全体でまとまって統一した守備をすることを心がけていましたし、そこが出せた部分と、あとはクロスのところ。長谷川(竜也)選手からのクロスのところはしっかり中の人数を合わせて気をつけようという話はしていました。
--山﨑選手や野田選手から素晴らしい対角のボールで、藤本選手や山田康太選手へいいボールを出したと思いますが、そのあたりも狙いとしてありましたか?
相手が前から来るというのもわかっていましたし、そこでのズレが生まれるというのもわかっていたので、あとは見て出すだけでした。
選手コメント
小西 雄大
--初先発、初出場となりましたが、自分のプレーを振り返っていただけますか?チャンスもありましたし、そういうところで、こういう試合で結果を出せる選手になるまではまだまだ足りないところがたくさんあるなという中で、本当に悔しい試合になりました。
--できるところも見せられたと思いますが、もう少し自分自身でプラスするところをどこに求めたいですか?
初出場で、このメンバーで試合をするというのは、僕自身ほとんどなかったので、連係のところもそうですし、個人のところでも最後の質というところはもっともっと上げていかなきゃいけないところかなと思います。
--小西選手は徳島から移籍してきて、今日の山形のサッカーは非常にハイテンポでサッカーの中身が似ているところもあると思いますが、そのあたりはどうでしょうか。
僕的にはなかなか違うところが多いなという印象で、ハイインテンシティで、スペースがあればどんどん前に行ってというサッカーなので、少し違いというのはあるかなとは思うのですが、最後のほうは相手を押し込んでボールを動かしながらチャンスをうかがうというところは似ているところはあると思います。それを90分間通して、いま行くべきなのか、それともボールを持って相手を引き出すべきなのかというのは、いまのサッカーでも必要になってくるところではあるのかなと感じています。
--左足の正確なフィードというところは今日のゲームでも自信になったところだと思いますが、どうですか?
もっともっと僕自身できると思っていて、それはいまのサッカーの中でもそうですし、もっともっとコミュニケーション取って合わせて、擦り合わせていければチームもよくなると思うし、その中で自分のよさというのももっともっと出していけるところもあると思うので、そこはかなり試合数というのは過ぎたので、ここから1試合1試合大事に、無駄にせずやっていけたらなと思います。
戦評
今季初の中3日のゲームで、モンテディオは前節から3人を入れ替え。左サイドバックには松本怜大選手、ボランチに小西雄大選手が今季初先発、初出場。右サイドハーフの横山塁選手は4試合ぶりの先発復帰となった。
どちらもボールを保持し攻撃に色を持つチームだが、立ち上がりはテンポの速さ、切り替えの早さで上回るモンテディオが優位に進める。10分、中盤でターンした藤本佳希選手がゴール前で持ち込みシュート。9分には野田裕喜選手から右スペースへのボールを横山選手が追いつき、16分には川井歩選手からのロングボールを中央で加藤大樹選手が追いつき、カットインからのシュートはキーパーに防がれたが、モンテディオがペースを握りチャンスも作っていた。
しかし、ペナルティーエリア手前のファウルでFKを与えると、この場面はしのいだが、19分、横浜FC・小川航基選手が中盤に下りてボールを受けて前進を開始したところへ、加藤選手がプレスバック。ここで潰したかに見えたが、小川選手は倒れずにこらえ、前を塞ぎに来た南秀仁選手をかわしてミドルシュート。これを決められ、横浜FCに先制を許した。
モンテディオはリードされたあともボールを保持しながら攻め続ける。しかし、シュートまで持ち込むシーンが少なくなり、徐々に圧力を受け自陣でボールを失うケースも増え始めていた。
しかし終盤は再びギアが上がり、起点となった横山選手を内側から追い越した川井選手がシュートを狙い、直後のCKではクリアを拾った小西選手がダイレクトでシュート。その直後のFKでは山﨑浩介選手がヘディングシュートを放ち、さらに右サイドから攻めた終盤にもペナルティーエリア内に潜り込んだ川井選手のシュートがGKの手をかすめてクロスバーに跳ね返る決定的シーンを作った。しかし前半は追いつくことができず、0-0の折り返しとなった。
互いに交代なしの後半もモンテディオが攻撃を継続。開始直後のカウンターでは加藤選手とパス交換した藤本選手がシュート。48分のCKでもサインプレーで後ろから飛び込んだ松本怜選手がフリーでシュートを狙った。54分にも松本怜選手のクロスから山田康選手がヒールで合わせるなど攻め込んだが、得点は奪えなかった。
58分の横浜FCの2枚替えに続き、モンテディオも60分に2枚替え。加藤選手、横山選手に代わり、チアゴ アウベス選手、國分伸太郎選手がそのままのポジションに入った。その直後にはモンテディオが南選手のクロスからチアゴ アウベス選手のシュートにつなげるプレーがあったが、65分、自陣のビルドアップで野田選手が伊藤翔選手のプレスバックを受けてボールを失うと、そこからのラストパスでまたも小川選手に決められ、リードを広げられた。
69分、モンテディオはFKを獲得。ファーサイドに流れたボールを川井選手が拾い、折り返しを山﨑選手が頭で合わせた。山﨑選手の加入後初ゴールで1点を返したモンテディオは、77分にも川井選手のクロスを山﨑選手が落とし、山田康選手が合わせるもののミートできなかった場面などもあり、横浜FCを守勢に回して攻め続けた。
78分には両チームが2枚替え。モンテディオは藤本選手、松本選手に代えて木戸皓貴選手、山田拓巳選手をピッチに送った。
横浜FCは終盤にもハイプレスを狙うが、モンテディオも時折ミスもありながらつないで対抗し、相手ゴールに迫った。84分にはチアゴ アウベスセンシュのクロスから山田康選手がシュート。さらに山田拓選手の縦パスでチアゴ アウベス選手が走り込み、アディショナルタム直前にも山田康選手のくさびをペナルティーエリア内で南選手が受け、さらにスルーパスを送るシーンもあった。しかし、最後までゴールへの執念を見せたものの追いつくことができず、1-2のまま敗戦となった。
これでモンテディオの戦績は1勝3分3敗となり、勝点6は変わらず。順位は14位から19位まで後退した。
どちらもボールを保持し攻撃に色を持つチームだが、立ち上がりはテンポの速さ、切り替えの早さで上回るモンテディオが優位に進める。10分、中盤でターンした藤本佳希選手がゴール前で持ち込みシュート。9分には野田裕喜選手から右スペースへのボールを横山選手が追いつき、16分には川井歩選手からのロングボールを中央で加藤大樹選手が追いつき、カットインからのシュートはキーパーに防がれたが、モンテディオがペースを握りチャンスも作っていた。
しかし、ペナルティーエリア手前のファウルでFKを与えると、この場面はしのいだが、19分、横浜FC・小川航基選手が中盤に下りてボールを受けて前進を開始したところへ、加藤選手がプレスバック。ここで潰したかに見えたが、小川選手は倒れずにこらえ、前を塞ぎに来た南秀仁選手をかわしてミドルシュート。これを決められ、横浜FCに先制を許した。
モンテディオはリードされたあともボールを保持しながら攻め続ける。しかし、シュートまで持ち込むシーンが少なくなり、徐々に圧力を受け自陣でボールを失うケースも増え始めていた。
しかし終盤は再びギアが上がり、起点となった横山選手を内側から追い越した川井選手がシュートを狙い、直後のCKではクリアを拾った小西選手がダイレクトでシュート。その直後のFKでは山﨑浩介選手がヘディングシュートを放ち、さらに右サイドから攻めた終盤にもペナルティーエリア内に潜り込んだ川井選手のシュートがGKの手をかすめてクロスバーに跳ね返る決定的シーンを作った。しかし前半は追いつくことができず、0-0の折り返しとなった。
互いに交代なしの後半もモンテディオが攻撃を継続。開始直後のカウンターでは加藤選手とパス交換した藤本選手がシュート。48分のCKでもサインプレーで後ろから飛び込んだ松本怜選手がフリーでシュートを狙った。54分にも松本怜選手のクロスから山田康選手がヒールで合わせるなど攻め込んだが、得点は奪えなかった。
58分の横浜FCの2枚替えに続き、モンテディオも60分に2枚替え。加藤選手、横山選手に代わり、チアゴ アウベス選手、國分伸太郎選手がそのままのポジションに入った。その直後にはモンテディオが南選手のクロスからチアゴ アウベス選手のシュートにつなげるプレーがあったが、65分、自陣のビルドアップで野田選手が伊藤翔選手のプレスバックを受けてボールを失うと、そこからのラストパスでまたも小川選手に決められ、リードを広げられた。
69分、モンテディオはFKを獲得。ファーサイドに流れたボールを川井選手が拾い、折り返しを山﨑選手が頭で合わせた。山﨑選手の加入後初ゴールで1点を返したモンテディオは、77分にも川井選手のクロスを山﨑選手が落とし、山田康選手が合わせるもののミートできなかった場面などもあり、横浜FCを守勢に回して攻め続けた。
78分には両チームが2枚替え。モンテディオは藤本選手、松本選手に代えて木戸皓貴選手、山田拓巳選手をピッチに送った。
横浜FCは終盤にもハイプレスを狙うが、モンテディオも時折ミスもありながらつないで対抗し、相手ゴールに迫った。84分にはチアゴ アウベスセンシュのクロスから山田康選手がシュート。さらに山田拓選手の縦パスでチアゴ アウベス選手が走り込み、アディショナルタム直前にも山田康選手のくさびをペナルティーエリア内で南選手が受け、さらにスルーパスを送るシーンもあった。しかし、最後までゴールへの執念を見せたものの追いつくことができず、1-2のまま敗戦となった。
これでモンテディオの戦績は1勝3分3敗となり、勝点6は変わらず。順位は14位から19位まで後退した。