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モンテディオ山形
2
[ 試合終了 ] | ||
1 | 前半 | 1 |
1 | 後半 | 2 |
3
- 31分 加藤 大樹
- 54分 藤本 佳希
- 21分 氣田 亮真
- 52分 中山 仁斗
- 64分 遠藤 康
AWAY
ベガルタ仙台
メンバー
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 山﨑 浩介 | |
DF | 3 | 半田 陸 | |
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 31 | 木村 誠二 |
60' |
MF | 15 | 藤田 息吹 | |
MF | 17 | 加藤 大樹 |
88' |
MF | 18 | 南 秀仁 | |
MF | 25 | 國分 伸太郎 |
63' |
FW | 10 | 山田 康太 |
79' |
FW | 11 | 藤本 佳希 |
79' |
控えメンバー
GK | 23 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 野田 裕喜 |
63' |
DF | 26 | 川井 歩 | |
MF | 7 | 岡﨑 建哉 | |
MF | 22 | 河合 秀人 |
79' |
MF | 24 | 横山 塁 |
79' |
FW | 13 | 鈴木 国友 |
88' |
監督
ピーター クラモフスキー |
ベガルタ仙台
スターティングメンバー
GK | 23 | 杉本 大地 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 若狭 大志 | |
DF | 13 | 平岡 康裕 | |
DF | 14 | 石原 崇兆 | |
DF | 25 | 真瀬 拓海 | |
MF | 10 | 梁 勇基 |
79' |
MF | 18 | 氣田 亮真 | |
MF | 35 | フォギーニョ | |
MF | 50 | 遠藤 康 | |
FW | 9 | 中山 仁斗 |
85' |
FW | 42 | 富樫 敬真 |
控えメンバー
GK | 22 | ストイシッチ | ||
---|---|---|---|---|
DF | 3 | 福森 直也 | ||
DF | 41 | 内田 裕斗 | ||
MF | 17 | 富田 晋伍 |
79' |
90+3' |
MF | 28 | 名倉 巧 |
90+3' |
|
FW | 11 | 赤﨑 秀平 |
85' |
|
FW | 19 | 皆川 佑介 |
監督
ピーター クラモフスキー |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 8 | FK | 15 | 0 | 0 |
0 | 0 | 3 | CK | 6 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 12 | シュート | 13 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 曇時々晴
-
- 気温
- 9.5℃
-
- 湿度
- 39%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 11,456人
-
- 主審
- 長峯 滉希
-
- 副審
- 正木 篤志、道山 悟至
-
- 第四の審判
- 植松 健太朗
監督コメント
<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・もっとパスを繋いでいこう
・自分たちの持っているものを出そう
・自分たちのゲームにしよう
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
まず、一緒に応援してくれたサポーターに勝利を届けられることができずに残念に思います。残念な結果になってしまいましたが、その中で自分たちのフットボールをすることができ、多くのチャンス、得点が複数点入りそうなチャンスを作ることもできていたと思います。
その中で1人少ない状況になったとしても、選手たちが自分たちの特徴や信念、メンタリティを持って強く戦ってくれたことを誇りに思います。ファンに勝点3を届けることができなくて残念に思っております。
ーーレッドカードの部分は、その前のミスもあったと思います。その点についてはどう考えられますか?
まず、ミスは起こることだと思っておりますし、そのことを話すのでありましたら、レッドカードの話をしたいと思います。相手選手がゴールから離れていく状況で、自分たちのゴールキーパーが届く位置にもいたと思います。
ミスは起こることだと思いますし、選手たちを誇りに思える点は、自分たちがやろうとしているフットボールを100%やってくれたことだと思います。
その点、選手たちは本当にしっかりとやってくれたと思っています。
誇りに思える点は、メンタリティを持ちながら戦うことを、選手たちがしっかり出してくれたと思いますけれども、一つの判定で試合が壊れてしまったと思います。
試合の中でも多くチャンスを作ることができていたと思いますし、後半も自分たちに流れがついたと思います。その中で2点目を取って追いつくこともできましたし、そこからうちのゲームになるところだったと思っております。その中でゴールが生まれると思っていました。
ーー退場者が出てからの攻撃の形について。中央に山田康太選手や河合秀人選手を置いて、サイドに藤本佳希選手、鈴木国友選手を置きました。その狙いを聞かせてください。
我々の持っているメンタリティというのは次のゴールを決めていくことです。それは1人少ない状況でも変わらずやれたと思います。
その中で使えるスペースもわかっていましたし、うまく数的優位を作りながらサイドのストライカーで、突破できるようにと考えました。
その点、1人少ない中でもうまくやれている部分があると思いましたし、選手たちは難しい中でもしっかりと戦ってくれたことを本当に誇りに思っております。その中で相手は試合終盤になって足をつったりしていましたし、それで時間を潰そうとしていたと思います。その他は皆さんの分析におまかせします。
・もっとパスを繋いでいこう
・自分たちの持っているものを出そう
・自分たちのゲームにしよう
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
まず、一緒に応援してくれたサポーターに勝利を届けられることができずに残念に思います。残念な結果になってしまいましたが、その中で自分たちのフットボールをすることができ、多くのチャンス、得点が複数点入りそうなチャンスを作ることもできていたと思います。
その中で1人少ない状況になったとしても、選手たちが自分たちの特徴や信念、メンタリティを持って強く戦ってくれたことを誇りに思います。ファンに勝点3を届けることができなくて残念に思っております。
ーーレッドカードの部分は、その前のミスもあったと思います。その点についてはどう考えられますか?
まず、ミスは起こることだと思っておりますし、そのことを話すのでありましたら、レッドカードの話をしたいと思います。相手選手がゴールから離れていく状況で、自分たちのゴールキーパーが届く位置にもいたと思います。
ミスは起こることだと思いますし、選手たちを誇りに思える点は、自分たちがやろうとしているフットボールを100%やってくれたことだと思います。
その点、選手たちは本当にしっかりとやってくれたと思っています。
誇りに思える点は、メンタリティを持ちながら戦うことを、選手たちがしっかり出してくれたと思いますけれども、一つの判定で試合が壊れてしまったと思います。
試合の中でも多くチャンスを作ることができていたと思いますし、後半も自分たちに流れがついたと思います。その中で2点目を取って追いつくこともできましたし、そこからうちのゲームになるところだったと思っております。その中でゴールが生まれると思っていました。
ーー退場者が出てからの攻撃の形について。中央に山田康太選手や河合秀人選手を置いて、サイドに藤本佳希選手、鈴木国友選手を置きました。その狙いを聞かせてください。
我々の持っているメンタリティというのは次のゴールを決めていくことです。それは1人少ない状況でも変わらずやれたと思います。
その中で使えるスペースもわかっていましたし、うまく数的優位を作りながらサイドのストライカーで、突破できるようにと考えました。
その点、1人少ない中でもうまくやれている部分があると思いましたし、選手たちは難しい中でもしっかりと戦ってくれたことを本当に誇りに思っております。その中で相手は試合終盤になって足をつったりしていましたし、それで時間を潰そうとしていたと思います。その他は皆さんの分析におまかせします。
選手コメント
山田 康太
--ホーム開幕戦とみちのくダービーで、かなりテンションが高いなかでの試合となりましたが、どう感じましたか?まずはホームで試合をやれたこと、前節に足を痛めた中で最善を尽くしてくれたメディカルスタッフに感謝しながらピッチに立ちました。ただ、結果に対しては何も言い訳するつもりもないです。結果がすべてで、もちろん僕たちに責任があると感じていますし、サポーターには申し訳ないと思っています。
--試合を左右するような退場がありましたが、その前のところからうまくいかないところがありました。後半のプレーを振り返ってどうでしたか?
「全体的にどちらのチームがフットボールとして成立していたのかというと、手応えはありました。ただ「いい試合だね」で終わってはいけないし、結果的に敗退してしまったので、みんな同じようなことを感じていると思います。こういった状況の試合で勝っていかなければ、僕らの価値は上げていけないのかなと思います。僕はまだこのクラブに来て短いですけど、皆さん勝利を求めていたと思いますし、「山形いいサッカーするね」というだけで終わってしまうので、そこに対して全員がもっとこだわっていくという点が、このクラブが上に行くには少し足りないかなと思います。
--今日はビルドアップのときに、左サイドに下りずにバイタルのあたりで浮いていましたが、相手に対してそのような対応だったのかということと、一言、ダービーの感想がどうだったかをお願いします。
相手のボランチのフォギーニョ選手が少し自分のことをケアしているのを感じていました。普段通りのポジションを取っても、少しポジションを変えてもかなりケアされている感覚があったので、前半の半ばぐらいから、自分が生きるポイントというのを探りました。その中で徐々にいいボールが出せたり、相手の嫌なことができたりという実感があったので、そこは自分の感覚ではあったかなと思います。ダービーは本当にサポーターもたくさん来てくれて、なかなか味わえない、必ず勝たなければいけない試合というか、もちろん全部そうですけど、歴史を感じる試合だったので、責任感というところではいつも以上にありました。結果がついてこなかったので力不足だなと思います。
選手コメント
山田 拓巳
--山田拓巳選手はこれまでみちのくダービーを何度も経験されていて、今日の試合にどう臨んだのか、また、結果についてどう思われたか教えてください。僕自身もそうですし、チームとしても久々のダービーでしたし、開幕して1ヶ月近く経っていますけど、この日をすごい楽しみにしていました。僕以外、ダービーを経験した選手はいないと思います。ベガルタさんのほうも若い選手が多くてダービーの経験がない選手が多いなかでの試合でした。今週、特別試合前にチームメートに何か伝えたかというと、伝えてはいませんでした。このスタジアムに当日入って、自然といつもと違う雰囲気を感じると思うだろうし、緊張感も出てくると思うので、あまり深く考え過ぎないようにしていました。若い選手が多いので、いつもどおり臨めるように、自分たちのプレーが出せれば結果もついてくるという自信もあったので、必要以上にプレッシャーをかけないように心がけて今日の試合に臨みました。
結果は厳しいものになりましたし、この世界は結果がすべてと言っても過言ではないので、本当に悔しい結果になってしまいましたし、僕たち以上にファン、サポーターの皆さんのほうが今日の結果に対して納得がいかず、悔しさは強いかもしれないです。それはいつもどおりの声を出しての声援はなかったですけど、試合が終わったあとの雰囲気とか、サポーターの声を聞けば、僕たちより今日に懸けていたし、楽しみにしていたし、ホーム開幕戦でもありましたし、なんとしても勝ってほしいというのをすごく感じました。もちろん、自分たちもこの結果にまったく満足してないですし、悔しいですけど、一人退場者が出て難しい状況になり、そのなかでも最低限の結果は欲しかったです。決して負ける相手ではなかったと思うので、なんとか2-2に追いつけたところまではよかったです。まだまだ自分たちの力が足りないのかなというのはあらためて実感した試合でもありました。
戦評
5戦目にして、遂に迎えた今季ホーム開幕戦はベガルタ仙台とのみちのくダービー。モンテディオは仙台に2度先行されるも2度追いついたが、直接FKで3点目を奪われると奪い返すことができず、2-3で悔しい敗戦となった。
前半、モンテディオは風下スタートとなったが、徐々にボール保持を増やして押し込むとチャンスを作る。11分には藤本佳希選手のポストプレーから右に展開。國分伸太郎選手のクロスに加藤大樹選手が入り込みシュートを放ったが、ここは枠外。その直後にも山田拓巳選手からのパスをバイタルエリアで國分選手が受け、3人目でさらに飛び出した藤本選手がシュートを放ったが、キーパーにキャッチされた。
仙台もボックス内でボールを収めた中山仁斗選手のシュートや、富樫敬真選手のロングシュートなどでゴールを狙うが、攻守の切り替えが早いモンテディオも山田康太選手がミドルシュートを放ったり、スルーパスに飛び出した藤田息吹選手がシュートを狙うなど、速いテンポで仙台を上回っていた。
しかし21分、仙台に中盤のセカンドボールを拾われると、フォギーニョ選手から中山選手を経由し、氣田亮真選手に飛び出された。すかさず山﨑浩介選手が対応にあたったが、ペナルティーエリアに入ったところでコントロールされたシュートを枠内に収められ、仙台に先制を許した。
追うモンテディオも山田康太選手が右サイドで攻撃に加わると、31分、藤田選手のパスを山田康太選手がバイタルで受け、スルーパスに飛び出してニアゾーンを取った國分選手がクロス、ゴール前に詰めていた加藤選手がきっちり合わせ、1-1の同点とした。
モンテディオはさらに攻撃を続ける。36分、右スローインの流れから、バイタルエリアでボールを受けた山田康太選手がクロスを送り、藤本選手が飛び込んだが、ヘディングシュートは惜しくも枠をとらえきれなかった。さらに42分、モンテディオのクリアボールを拾った仙台はバックパスでGK杉本大地選手にボールを戻したところで、加藤選手が猛然とアプローチ。ボール奪取に成功し無人のゴールめがけて左足を振ったが、シュートは風にも圧されて枠をそれていった。
1-1で迎えた後半、47分に富樫選手のドリブルからのミドルシュートをGK後藤雅明選手がセーブ。モンテディオも國分選手のサイドからのくさびを山田康太選手がダイレクトでシュートを狙うなど応戦した。しかし52分、仙台は左サイドでボールをつなぐと、ニアゾーンで富樫選手が起点を作り、さらに中央へ。そこへ中山選手が反応して入り込み、シュートがゴールネットを揺らした。
再び突き放されたモンテディオも反撃。右サイドに回したボールを、半田陸選手が中央へクロス。GK杉本選手がキャッチミスでファンブルし、こぼれたところに詰めていたのが藤本選手。しっかりと押し込んで試合を再び振り出しに戻した。
互いに奪ってから縦に速い攻撃が増えてきた時間帯、仙台は前線からのプレッシングを強めてくると、60分、モンテディオは國分選手のバックパスがミスとなり、遠藤選手にカットされた。そこで木村誠二選手が体を寄せに行ったところで遠藤選手が接触で転倒。ペナルティーエリアの外だったが、得点機会阻止と見做されて木村選手は一発レッドで退場となった。
10人になったモンテディオは國分選手に代え、怪我から復帰し昨年10月以来の出場となる野田裕喜選手をピッチに送ったが、直後の仙台のFKで遠藤選手に直接決められ、三たびリードを許した。
モンテディオは藤本選手を右サイドに出し、山田康太選手をトップに置く4-4-1に形を変え、さらに79分、山田康太選手と藤本選手に代えて河合秀人選手と横山塁選手を投入。フレッシュな選手の活動量で数的不利を思わせない戦いを挑んだ。さらに88分には加藤選手に代えて鈴木国友選手を投入し、そのまま左サイドハーフでプレーさせた。
反撃を仕掛けたいモンテディオだったが、左サイドで何度も突破を許す苦しい状況に追い込まれ、攻撃の形を作ることができなかった。6分設定のアディショナルタイムには、右サイドから横山選手や山﨑選手がボールを送るがシュートまで持ち込めなかった。野田選手がハイボールを競らせるクロスを送ったシーンでは、攻め残っていた山﨑選手が競り、こぼれたボールを横山選手が強振したが、ミートせずに浮いてしまい、そのままタイムアップとなった。
7年ぶりのみちのくダービーで敗戦となったモンテディオは、通算戦績が1勝2分2敗となり、勝点は5のまま。順位も9位から13位まで下げた。
前半、モンテディオは風下スタートとなったが、徐々にボール保持を増やして押し込むとチャンスを作る。11分には藤本佳希選手のポストプレーから右に展開。國分伸太郎選手のクロスに加藤大樹選手が入り込みシュートを放ったが、ここは枠外。その直後にも山田拓巳選手からのパスをバイタルエリアで國分選手が受け、3人目でさらに飛び出した藤本選手がシュートを放ったが、キーパーにキャッチされた。
仙台もボックス内でボールを収めた中山仁斗選手のシュートや、富樫敬真選手のロングシュートなどでゴールを狙うが、攻守の切り替えが早いモンテディオも山田康太選手がミドルシュートを放ったり、スルーパスに飛び出した藤田息吹選手がシュートを狙うなど、速いテンポで仙台を上回っていた。
しかし21分、仙台に中盤のセカンドボールを拾われると、フォギーニョ選手から中山選手を経由し、氣田亮真選手に飛び出された。すかさず山﨑浩介選手が対応にあたったが、ペナルティーエリアに入ったところでコントロールされたシュートを枠内に収められ、仙台に先制を許した。
追うモンテディオも山田康太選手が右サイドで攻撃に加わると、31分、藤田選手のパスを山田康太選手がバイタルで受け、スルーパスに飛び出してニアゾーンを取った國分選手がクロス、ゴール前に詰めていた加藤選手がきっちり合わせ、1-1の同点とした。
モンテディオはさらに攻撃を続ける。36分、右スローインの流れから、バイタルエリアでボールを受けた山田康太選手がクロスを送り、藤本選手が飛び込んだが、ヘディングシュートは惜しくも枠をとらえきれなかった。さらに42分、モンテディオのクリアボールを拾った仙台はバックパスでGK杉本大地選手にボールを戻したところで、加藤選手が猛然とアプローチ。ボール奪取に成功し無人のゴールめがけて左足を振ったが、シュートは風にも圧されて枠をそれていった。
1-1で迎えた後半、47分に富樫選手のドリブルからのミドルシュートをGK後藤雅明選手がセーブ。モンテディオも國分選手のサイドからのくさびを山田康太選手がダイレクトでシュートを狙うなど応戦した。しかし52分、仙台は左サイドでボールをつなぐと、ニアゾーンで富樫選手が起点を作り、さらに中央へ。そこへ中山選手が反応して入り込み、シュートがゴールネットを揺らした。
再び突き放されたモンテディオも反撃。右サイドに回したボールを、半田陸選手が中央へクロス。GK杉本選手がキャッチミスでファンブルし、こぼれたところに詰めていたのが藤本選手。しっかりと押し込んで試合を再び振り出しに戻した。
互いに奪ってから縦に速い攻撃が増えてきた時間帯、仙台は前線からのプレッシングを強めてくると、60分、モンテディオは國分選手のバックパスがミスとなり、遠藤選手にカットされた。そこで木村誠二選手が体を寄せに行ったところで遠藤選手が接触で転倒。ペナルティーエリアの外だったが、得点機会阻止と見做されて木村選手は一発レッドで退場となった。
10人になったモンテディオは國分選手に代え、怪我から復帰し昨年10月以来の出場となる野田裕喜選手をピッチに送ったが、直後の仙台のFKで遠藤選手に直接決められ、三たびリードを許した。
モンテディオは藤本選手を右サイドに出し、山田康太選手をトップに置く4-4-1に形を変え、さらに79分、山田康太選手と藤本選手に代えて河合秀人選手と横山塁選手を投入。フレッシュな選手の活動量で数的不利を思わせない戦いを挑んだ。さらに88分には加藤選手に代えて鈴木国友選手を投入し、そのまま左サイドハーフでプレーさせた。
反撃を仕掛けたいモンテディオだったが、左サイドで何度も突破を許す苦しい状況に追い込まれ、攻撃の形を作ることができなかった。6分設定のアディショナルタイムには、右サイドから横山選手や山﨑選手がボールを送るがシュートまで持ち込めなかった。野田選手がハイボールを競らせるクロスを送ったシーンでは、攻め残っていた山﨑選手が競り、こぼれたボールを横山選手が強振したが、ミートせずに浮いてしまい、そのままタイムアップとなった。
7年ぶりのみちのくダービーで敗戦となったモンテディオは、通算戦績が1勝2分2敗となり、勝点は5のまま。順位も9位から13位まで下げた。