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ジェフユナイテッド千葉
0
[ 試合終了 ] | ||
0 | 前半 | 0 |
0 | 後半 | 0 |
0
AWAY
モンテディオ山形
メンバー
ジェフユナイテッド千葉
スターティングメンバー
GK | 1 | 新井 章太 | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 新井 一耀 | |
DF | 13 | 鈴木 大輔 | |
DF | 15 | チャン ミンギュ |
84' |
DF | 22 | 佐々木 翔悟 | |
MF | 10 | 見木 友哉 | |
MF | 14 | 小島 秀仁 |
74' |
MF | 17 | 福満 隆貴 | |
MF | 26 | 西久保 駿介 |
84' |
FW | 19 | サウダーニャ | |
FW | 40 | 櫻川 ソロモン |
74' |
控えメンバー
GK | 31 | 松原 颯汰 | |
---|---|---|---|
DF | 45 | 矢口 駿太郎 |
84' |
MF | 8 | 風間 宏矢 |
84' |
MF | 28 | 篠原 友哉 |
74' |
FW | 9 | 川又 堅碁 | |
FW | 29 | 佐久間 太一 | |
FW | 37 | ブワニカ 啓太 |
74' |
監督
尹 晶煥 |
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 山﨑 浩介 | |
DF | 3 | 半田 陸 | |
DF | 21 | 吉田 朋恭 |
66' |
DF | 31 | 木村 誠二 | |
MF | 15 | 藤田 息吹 |
89' |
MF | 17 | 加藤 大樹 |
66' |
MF | 18 | 南 秀仁 | |
MF | 24 | 横山 塁 |
66' |
FW | 10 | 山田 康太 | |
FW | 11 | 藤本 佳希 |
84' |
控えメンバー
GK | 23 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 6 | 山田 拓巳 |
66' |
MF | 7 | 岡﨑 建哉 |
89' |
MF | 22 | 河合 秀人 |
66' |
MF | 25 | 國分 伸太郎 |
66' |
FW | 33 | 木戸 皓貴 |
84' |
監督
ピーター クラモフスキー |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 18 | FK | 8 | 0 | 0 |
0 | 0 | 3 | CK | 10 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 7 | シュート | 9 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴のち曇
-
- 気温
- 14.1℃
-
- 湿度
- 20%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 5,223人
-
- 主審
- 福島 孝一郎
-
- 副審
- 竹田 明弘、細尾 基
-
- 第四の審判
- 大橋 侑祐
監督コメント
<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・冷静に自分達のゲームをしよう。
・良く守備できている。
・テンポよくパスを回していこう。
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
全体的に見て良いパフォーマンスを出せていたと思っております。その中でチームとして試合をコントロールすることでしたり、自分たちが支配していくというところをしっかりできていたと思っております。
全ての局面においても、守備を強くするところ、しっかりと支配するところ、ゲームコントロールするところはできていたと思っておりますし、他の日だったらば数点取っていたかもしれないと思います。
その中で自分たちのやりたい良いフットボールもできていたと思っておりますし、選手たちは献身的にそして団結して、最後まで努力して戦ってくれたことを誇りに思っております。
Q:最後までゲームの主導権というところはできていたと思いますが、ゴールを取り切れなかった最大の要因はなんでしょうか。
時間がなくなってしまったことです。
Q:外側ではボールを持ち出せて、その後が詰まってスペースがありませんでした。どういう風に戦いたかったのでしょうか。
先ほどの質問に繋がるところもありますけれども、自分たちのリズムやテンポを出せていたと思いますし、自分たちで使いたいスペースを作れていたと思います。
その中で自分たちの規律と決まり事を守りながら、形を作りながら、そして距離感を良くテンポ良くプレーしていかなければいけないと思っております。
今日の千葉さんのように深く引いて守られるチームもあると思いますけども、そこを崩していければ良いと思います。
そこを乗り越えていくためには、今までやってきたことをしっかりとやりきるだけだと思っております。その中で自分たちができていたことは、試合をコントロールすることと、チームとしてパフォーマンスを出すところ、テンポやいつもの強度は出せていたと思います。今日は相手の千葉さんが足がつったり、時間をかけてきていたと思います。
自分たちがやりたいことは、相手がどう対応してこようと、自分たちの戦い方で仕掛けていくことだと思います。今日はこれをしっかりやれていたと思いますし、千葉さんがいろいろ対策をしてくることもあったと思います。ただ、相手のホームであっても、自分たちがしっかりと支配して、自分たちがゲームをコントロールできました。自分たちはそういったチームになっていきたいと思っております。
そういったフットボールをしていきたいと思いますし、サポーターが見たいと思えるようなフットボールをしていきたいと思っております。
相手チームの方は、最後の試合終了の笛が鳴ったとき安心したと思います。ですから先ほどの質問で、時間がなくなってしまったという話をしました。自分たちの中で、動きもあり、流れもあり、自分たちの戦い方ができて、そして誰も戦いたくないと思えるようなチームになっていければいいと思います。
重要なことは、自分たちのパフォーマンスを分析していって、その中でまだ磨かなければいけないところ、改善していかなければいけない点を見つけながら、もっと成長させていくことだと思っております。自分たちの戦い方でファンが誇りに思えるようなチームを作っていければいいと思います。
今日ご来場いただいたサポーターの方は本当に最高です。彼らが来てくれて本当に嬉しかったですし、彼らは最高のサポーターだと思っています。
そして、昨日の前日練習の後ですけれども、本当に多くのボランティアのサポーターの方々から、スタジアムで雪かきを手伝っていただきました。
本当に我々は感謝していますし、選手たちも心からリスペクトして感謝しています。それだけ自分たちは特別なクラブであり、特別なサポーターがいると感じております。
Q:ジェフが今日、山形のビルドアップに対応する形でシステムを変えてきましたけど、前半は上手く守られたと思いますが、後半はまたボールが回り始めました。サイドバックや10番山田康太選手を使いながらボールを回したと思います。どういった指示を出したのでしょうか。
やってきたことを継続していくことです。マンチェスターシティをご覧なってもわかると思いますけれども、こういった形で我慢強く、自分たちのやっている決まり事を守りながら、距離感よく、スペースを活用できるようなテンポを使っていくことが大事だと思っていますし、相手が誰だろうとできるようにしていきたいと思っています。
今日足りなかった点としては、少しだけキレが、自分たちの最後の部分のキレが足りなかったのかもしれません。そういったところで最後に相手をパンチできなかったのかもしれないと思っております。
・冷静に自分達のゲームをしよう。
・良く守備できている。
・テンポよくパスを回していこう。
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
全体的に見て良いパフォーマンスを出せていたと思っております。その中でチームとして試合をコントロールすることでしたり、自分たちが支配していくというところをしっかりできていたと思っております。
全ての局面においても、守備を強くするところ、しっかりと支配するところ、ゲームコントロールするところはできていたと思っておりますし、他の日だったらば数点取っていたかもしれないと思います。
その中で自分たちのやりたい良いフットボールもできていたと思っておりますし、選手たちは献身的にそして団結して、最後まで努力して戦ってくれたことを誇りに思っております。
Q:最後までゲームの主導権というところはできていたと思いますが、ゴールを取り切れなかった最大の要因はなんでしょうか。
時間がなくなってしまったことです。
Q:外側ではボールを持ち出せて、その後が詰まってスペースがありませんでした。どういう風に戦いたかったのでしょうか。
先ほどの質問に繋がるところもありますけれども、自分たちのリズムやテンポを出せていたと思いますし、自分たちで使いたいスペースを作れていたと思います。
その中で自分たちの規律と決まり事を守りながら、形を作りながら、そして距離感を良くテンポ良くプレーしていかなければいけないと思っております。
今日の千葉さんのように深く引いて守られるチームもあると思いますけども、そこを崩していければ良いと思います。
そこを乗り越えていくためには、今までやってきたことをしっかりとやりきるだけだと思っております。その中で自分たちができていたことは、試合をコントロールすることと、チームとしてパフォーマンスを出すところ、テンポやいつもの強度は出せていたと思います。今日は相手の千葉さんが足がつったり、時間をかけてきていたと思います。
自分たちがやりたいことは、相手がどう対応してこようと、自分たちの戦い方で仕掛けていくことだと思います。今日はこれをしっかりやれていたと思いますし、千葉さんがいろいろ対策をしてくることもあったと思います。ただ、相手のホームであっても、自分たちがしっかりと支配して、自分たちがゲームをコントロールできました。自分たちはそういったチームになっていきたいと思っております。
そういったフットボールをしていきたいと思いますし、サポーターが見たいと思えるようなフットボールをしていきたいと思っております。
相手チームの方は、最後の試合終了の笛が鳴ったとき安心したと思います。ですから先ほどの質問で、時間がなくなってしまったという話をしました。自分たちの中で、動きもあり、流れもあり、自分たちの戦い方ができて、そして誰も戦いたくないと思えるようなチームになっていければいいと思います。
重要なことは、自分たちのパフォーマンスを分析していって、その中でまだ磨かなければいけないところ、改善していかなければいけない点を見つけながら、もっと成長させていくことだと思っております。自分たちの戦い方でファンが誇りに思えるようなチームを作っていければいいと思います。
今日ご来場いただいたサポーターの方は本当に最高です。彼らが来てくれて本当に嬉しかったですし、彼らは最高のサポーターだと思っています。
そして、昨日の前日練習の後ですけれども、本当に多くのボランティアのサポーターの方々から、スタジアムで雪かきを手伝っていただきました。
本当に我々は感謝していますし、選手たちも心からリスペクトして感謝しています。それだけ自分たちは特別なクラブであり、特別なサポーターがいると感じております。
Q:ジェフが今日、山形のビルドアップに対応する形でシステムを変えてきましたけど、前半は上手く守られたと思いますが、後半はまたボールが回り始めました。サイドバックや10番山田康太選手を使いながらボールを回したと思います。どういった指示を出したのでしょうか。
やってきたことを継続していくことです。マンチェスターシティをご覧なってもわかると思いますけれども、こういった形で我慢強く、自分たちのやっている決まり事を守りながら、距離感よく、スペースを活用できるようなテンポを使っていくことが大事だと思っていますし、相手が誰だろうとできるようにしていきたいと思っています。
今日足りなかった点としては、少しだけキレが、自分たちの最後の部分のキレが足りなかったのかもしれません。そういったところで最後に相手をパンチできなかったのかもしれないと思っております。
選手コメント
木村 誠二
--相手が守備的に戦ってきた中での引き分けとなりました。山形としては攻めている中での無得点になりましたが、攻撃面含めて試合を振り返っていただけますか?おっしゃるとおり、ジェフはかなり引き込んで守備をしていたので、できるだけ後ろの残す人数もセンターバックの2枚だけにして攻撃に厚みを出すようにはしたんですけど、なかなかシュートまでの効果的なパスだとか、うまく組み立てられなくて、そこはもっと練習から連係取ってやっていかないと。引いてくる相手とやったときにまた点が取れないということになってしまうので、改善が必要だなと思いました。
--相手のサウダーニャ選手、櫻川ソロモン選手に対して、センターバック2枚でうまく抑えていたと思いますが、守備の手応えはどうでしたか?
ソロモンとサウダーニャ選手がターゲットになるということは前々からわかっていたことでしたが、2枚同時に出場してくるというのは去年もあまりなかったと思うので、最初は少し戸惑ったんですけど、でも自分の前に来たほうをしっかり潰して、お互いにちゃんとカバーに入って、やられたとしてもいつでも後ろにすぐに守備が来れるというふうにしておけば大丈夫だって話し合ってたので、それがうまくハマっていい対応ができた試合だったなと思います。
--ビルドアップで南秀仁選手がケアされた中で、ひとつ奥へのパスという選択肢もあまりなかった印象ですが、ビルドアップに関してはどうでしたか?
中を警戒して絞ってくるぶん、外がかなり空いてきて、サイドバックとかウィングの選手に簡単に付けてあげればペナルティーエリア近辺まではわりと簡単に押し込めるような状態だったので、そこまで嫌な感じはしませんでした。
--前半の終わり頃に、山田康太選手に縦のくさびが入ったシーンがありましたが、どのような状況でしたか?
前を見た瞬間に相手の選手がたぶん、僕がほぼサイドに付けてたので、それもあって少し中を空けてたので、そこは刺せば康太くんはうまいのでターンしてまたゴールに近づけると思ったので、見えたところにそのまま付けたという感じです。
選手コメント
後藤 雅明
--守備はカウンター対策含めて安定して守れていた印象がありますが、守備の手応えはどうでしたか?相手の狙いもカウンターだったりロングボールを狙ってくるのがわかっていたので、後ろの守備のリスク管理や準備のところは後ろの選手全員で気をつけたことだったので、そこを潰せたのはよかったかなと思います。
--カウンターの対策で意識したことがあれば教えてください。
1トップのところで収めて、他の選手が湧いて出てくるという狙いだったと思うので、そこに収めさせない、そこに入れさせないというところをみんながハードワークしてくれたので、事前に対処できたかなと思います。
--3試合終えて1失点というところで、チーム全体で守備がよくなってきているところ、もしくは、もっとやらなければいけないところがあれば教えてください。
基本的にみんながハードワークしてくれてるし、勝負際で球際強く行ったり、セカンドボールを拾うというところは徹底されていると思うので、なかなかビッグチャンスを相手に与えていないと思うので、自信を持って継続してやっていきたいと思います。
--スコアレスドローで難しい試合だったと思いますが、勝点1を後藤選手なりにどのように評価されてますか?
ゼロで抑えたことはプラスで、こういったゲームの流れになるのは今後も出てくると思うので、今日出たことをプラスにとらえて、次に活かしていけたらなと思います。
--今日は相手のロングスロー含めてセットプレーで対応するシーンが多かったですが、そこの守備のところと、そのあとのリリースが早かった印象ですが、そこも狙いとしてあったのかをお願いします。
相手の狙いはロングボールであったり、身長が大きい選手が多かったので、そういったところで僕がクロスだったりにチャレンジしてシュートを打たせないというところを意識してました。積極的にチャレンジして相手にチャンスを与えなかったのはよかったかなと思います。で、相手もブロックを引いて守ってというのもあったと思うので、なるべく早く前線に付けて仕留めるということは意識して、僕が早く出してました。
--一方でパントキックのシーンは少なかった印象ですが?
相手も準備してたので、ドリブルでのカウンターだったり、そういったことで狙ってました。
戦評
前節で今季初勝利を挙げ、山形に戻っての練習もスタートさせたモンテディオ山形は、アウェイ4連戦の3試合目でジェフユナイテッド市原・千葉と対戦。90分を通してボールを支配し続けたが、ブロックを敷く守備的な千葉を最後まで崩し切ることができず、青白縦縞のファーストユニフォームで戦った初戦はスコアレスドローに終わった。
モンテディオの先発メンバー、リザーブメンバーは前節と変わりなし。トップチーム選手に新型コロナ陽性者が確認された千葉は、勝利した前節からメンバー数人を入れ替え、さらにセンターバックでプレーしていたチャン ミンギュ選手をアンカーに置いた3-5-2のシステム。そこから守備になると5バックを敷き、2トップの1枚を下ろして南秀仁選手のケアに充ててきた。
試合はほぼモンテディオがボールを握り、千葉のブロックをいかに攻略するか、そしてロストした直後の守備への切り替えでいかに千葉のカウンターを防ぐかが一貫したテーマとなった。
ケアされた南選手をなかなか使えないモンテディオは、両サイドからボールを前に運ぶシーンが多かった。3分には左サイドの加藤太樹選手から中央の藤田息吹選手を経由し、右サイドから横山塁選手がゴール前に入り込んだが、シュートはGKにキャッチされた。その後、サウダーニャ選手からのクロスに櫻川選手が頭に当てクロスバーに当たるシーンもあった。
その後も横山選手、加藤選手の両サイドの選手が起点となり、縦に仕掛けたり、サポートの選手を使ったりしながらゴールを狙ったが、ゴール前を固めた千葉を崩しきれなかったが、25分にはスローインの流れから、山田康太選手がバイタルにできたスペースで受けてターンし横山選手にパスを送ったり、30分にも山田康太選手から横山選手にボールが送られたが、中で合わせることはできなかった。
南選手も立ち位置を変化させながら、34分には山田康太選手へのくさびを入れ、吉田朋恭選手のミドルシュートにつなげたり、40分にも木村誠二選手のくさびを山田康太選手が受け、そこからの流れで南選手がミドルシュートを放ったり、少しずつ千葉のゴールに攻め込んでいった。
モンテディオは守備の切り替えも早く、千葉が狙うカウンターをかなり抑え込めていた。その中でセットプレーを与えるシーンはあったが、36分のロングスローではGK後藤選手がパンチングでクリアし、直後のCKではゾーンの外から福満隆貴選手にヘディングシュートを打たれたが、ここは枠外となり防ぎ切った。
徐々にゴールに迫りながら仕留めきれず、0-0で折り返した後半も試合の流れは大きく変わらないものの、モンテディオがよりスペースを使って巧みに攻撃を展開するケースが増えていた。
48分の山田康太選手から横山選手へのパスはオフサイドとなったが、53分には自陣からのカウンターで半田陸選手、山田康太選手、藤本佳希選手とつないで加藤選手をスペースへ走らせたが、ここは相手に対応された。60分には横浜選手のパスを受けた藤田選手が巧みなターンからシュートまで持ち込んだが相手に当たり、ここでもゴールはならなかった。
66分、モンテディオは両サイドと左サイドバックの3枚を同時に変更。ピッチ内には國分伸太郎選手、河合秀人選手、山田拓巳選手が入った。疲労が見られた千葉はブロックをさらに引き、モンテディオが相手陣内に押し込む時間を作ったが、70分、CKの流れから南選手が狙ったミドルシュートは枠外。71分には河合選手が左サイドを突破してクロスを入れ、その直後にも國分選手が深い位置まで入り込みクロスを狙ったが、CKを獲得するにとどまった。
途中出場のブワニカ啓太選手がスペースへ走った83分の場面は失点のピンチだったが、木村選手が俊足を飛ばして先にタッチへ逃れるナイスクリア。これ以外にはピンチらしいピンチは作らせなかった。ただし、モンテディオの攻撃もゴール前をさらに固めた千葉を崩し切れなかった。84分には藤本選手に代えて木戸皓貴選手を投入。アディショナルタイム直前には藤田選手に代えて岡﨑建哉選手が投入されたが、シュートまで持ち込むことができず、0-0のまま終了した。
モンテディオは通算戦績が1勝1分1敗となり、勝点4。暫定順位は9位となった。
モンテディオの先発メンバー、リザーブメンバーは前節と変わりなし。トップチーム選手に新型コロナ陽性者が確認された千葉は、勝利した前節からメンバー数人を入れ替え、さらにセンターバックでプレーしていたチャン ミンギュ選手をアンカーに置いた3-5-2のシステム。そこから守備になると5バックを敷き、2トップの1枚を下ろして南秀仁選手のケアに充ててきた。
試合はほぼモンテディオがボールを握り、千葉のブロックをいかに攻略するか、そしてロストした直後の守備への切り替えでいかに千葉のカウンターを防ぐかが一貫したテーマとなった。
ケアされた南選手をなかなか使えないモンテディオは、両サイドからボールを前に運ぶシーンが多かった。3分には左サイドの加藤太樹選手から中央の藤田息吹選手を経由し、右サイドから横山塁選手がゴール前に入り込んだが、シュートはGKにキャッチされた。その後、サウダーニャ選手からのクロスに櫻川選手が頭に当てクロスバーに当たるシーンもあった。
その後も横山選手、加藤選手の両サイドの選手が起点となり、縦に仕掛けたり、サポートの選手を使ったりしながらゴールを狙ったが、ゴール前を固めた千葉を崩しきれなかったが、25分にはスローインの流れから、山田康太選手がバイタルにできたスペースで受けてターンし横山選手にパスを送ったり、30分にも山田康太選手から横山選手にボールが送られたが、中で合わせることはできなかった。
南選手も立ち位置を変化させながら、34分には山田康太選手へのくさびを入れ、吉田朋恭選手のミドルシュートにつなげたり、40分にも木村誠二選手のくさびを山田康太選手が受け、そこからの流れで南選手がミドルシュートを放ったり、少しずつ千葉のゴールに攻め込んでいった。
モンテディオは守備の切り替えも早く、千葉が狙うカウンターをかなり抑え込めていた。その中でセットプレーを与えるシーンはあったが、36分のロングスローではGK後藤選手がパンチングでクリアし、直後のCKではゾーンの外から福満隆貴選手にヘディングシュートを打たれたが、ここは枠外となり防ぎ切った。
徐々にゴールに迫りながら仕留めきれず、0-0で折り返した後半も試合の流れは大きく変わらないものの、モンテディオがよりスペースを使って巧みに攻撃を展開するケースが増えていた。
48分の山田康太選手から横山選手へのパスはオフサイドとなったが、53分には自陣からのカウンターで半田陸選手、山田康太選手、藤本佳希選手とつないで加藤選手をスペースへ走らせたが、ここは相手に対応された。60分には横浜選手のパスを受けた藤田選手が巧みなターンからシュートまで持ち込んだが相手に当たり、ここでもゴールはならなかった。
66分、モンテディオは両サイドと左サイドバックの3枚を同時に変更。ピッチ内には國分伸太郎選手、河合秀人選手、山田拓巳選手が入った。疲労が見られた千葉はブロックをさらに引き、モンテディオが相手陣内に押し込む時間を作ったが、70分、CKの流れから南選手が狙ったミドルシュートは枠外。71分には河合選手が左サイドを突破してクロスを入れ、その直後にも國分選手が深い位置まで入り込みクロスを狙ったが、CKを獲得するにとどまった。
途中出場のブワニカ啓太選手がスペースへ走った83分の場面は失点のピンチだったが、木村選手が俊足を飛ばして先にタッチへ逃れるナイスクリア。これ以外にはピンチらしいピンチは作らせなかった。ただし、モンテディオの攻撃もゴール前をさらに固めた千葉を崩し切れなかった。84分には藤本選手に代えて木戸皓貴選手を投入。アディショナルタイム直前には藤田選手に代えて岡﨑建哉選手が投入されたが、シュートまで持ち込むことができず、0-0のまま終了した。
モンテディオは通算戦績が1勝1分1敗となり、勝点4。暫定順位は9位となった。