HOME
モンテディオ山形
モンテディオ山形
1
[ 試合終了 ]
0 前半 0
1 後半 0
0
  • 90分 加藤 大樹
AWAY
ザスパ群馬
ザスパ群馬

メンバー

モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 44 藤嶋 栄介
DF 2 山﨑 浩介
DF 5 野田 裕喜
DF 6 山田 拓巳
DF 31 半田 陸
MF 15 藤田 息吹
MF 18 南 秀仁
MF 35 樺山 諒乃介

68'

MF 41 中原 輝

81'

FW 9 ヴィニシウス アラウージョ
FW 14 山田 康太

控えメンバー

GK 1 ビクトル
DF 23 熊本 雄太
DF 28 吉田 朋恭
MF 17 加藤 大樹

81'

MF 25 國分 伸太郎
FW 20 マルティノス

68'

FW 39 林 誠道

監督

ピーター クラモフスキー
ザスパ群馬

スターティングメンバー

GK 1 清水 慶記
DF 3 畑尾 大翔
DF 5 藤井 悠太

10'

DF 25 小島 雅也
DF 40 大武 峻
MF 6 内田 達也
MF 7 加藤 潤也
MF 8 岩上 祐三
MF 11 田中 稔也

80'

FW 9 北川 柊斗

63'

FW 50 大前 元紀

控えメンバー

GK 21 松原 修平
DF 24 光永 祐也

10'

DF 32 渡辺 広大
MF 16 久保田 和音

80'

MF 19 白石 智之
MF 41 中山 雄登
FW 10 青木 翔大

63'

監督

ピーター クラモフスキー

スタッツ

90 45 total   total 45 90
0 0 9 FK 17 0 0
0 0 9 CK 2 0 0
0 0 0 PK 0 0 0
0 0 16 シュート 5 0 0
0 0 0 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
    曇時々晴
  • 気温
    14.1℃
  • 湿度
    50%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    4,428人
  • 主審
    藤田 優
  • 副審
    木川田 博信、船橋 昭次
  • 第四の審判
    野堀 桂佑

監督コメント

<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・自分たちのゲームだぞ。主導権を持って我慢して規律を守ってプレーすれば、得点することができるぞ!
・アグレッシブにプレーし続けよう。
・相手にパンチを打ち続けること。自分を信じて打ち続けていこう。ゴールは自分たちのものだ!


<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
良いパフォーマンスだったと思います。その中で勝ち点3に値するものが出せたと思いますし、その中で良いフットボールも出来たと思います。

本当に選手たちが、この試合をしっかりと支配してくれたことに対して誇りに思いますし、嬉しく思います。

そして最後に、自分たちがやったことに対して、値するものが帰ってきたと思います。


(Q.押し込んでいる中で、相手のカウンターなどが警戒するポイントだったと思いますが、監督はどのような事を注意していましたか?)

まず、内容は思った通りでしたし、自分たちが望んだ通りに相手を押し込んでプレーすることが出来たと思います。

その中で相手のカウンターや、直線的な長いボールに対して自分たちがしっかりとポジション取りをすること、対応しなければいけないところを上手くやれたと思います。

自分たちが支配することが出来たと思いますし、その中で相手のブロックを崩すことが出来たと思います。自分たちが使えるスペースというものを上手く活用出来ましたし、本当に選手たちが、自分たちの戦い方というものを前進させ、前向きにやってくれたことをすごく嬉しく思っています。

選手たちは、本当にハードワークして戦ってくれたと思います。

選手たちもサポーターを喜ばせて家に帰すことが出来たと思いますし、ワクワクする部分もあったと思いますし、勝利でおさめることが出来たこと、良かったと思っています。


(Q.両サイドの選手は交代しましたが、それ以上攻撃の選手を入れ替えなかった理由と、終盤に点を取るためにどのようなプランを持っていたかを聞かせて下さい)

我慢強く、粘り強く戦う必要があったと思いますし、内容を考えてみても、自分たちの戦い方は出せたと思います。

流れの中で自分たちが試合を支配することが出来たと思いますし、自分たちはなるべく長い時間ボールを、流れの中でインプレーにしていきたいと思っています。

我々はファンを、ワクワクさせたいと思いますし、楽しませたいと思っています。

なぜならボールがなるべくプレーしている時間が長ければファンがもっと楽しむことが出来ると思っているからです。

今日も飲水タイムが前後半一度づつありましたが、自分にとってはなぜこれがあったのか、理には適っていないと思っています。

それがゲームの内容につながっていくと思います。

チームとして流れやリズムを掴んでプレーしたいと思いますが、その中で止まってしまう、ぶつ切りになってしまうところもあったと思います。

サブの点ですが、その中で自分たちの違ったスタイルだったり、違った攻撃を出すために使いました。

そして自分たちが終盤に向け力強くなるためと思い、サブをつかっていきました。

今日出た選手も、そして出なかったすべて選手も、本当にみんなハードワークをしてくれていると思いますし、それは本当に誇りに思えることだと思います。


(Q.久々の出場になった加藤選手に掛けていた期待と、彼のパフォーマンスについて)

良かったと思います。毎日やっていることをしっかりとやってくれたと思います。パフォーマンスを出してくれたことは良かったと思います。

それと同時にチームとしてどう戦うかということが大事になってくると思います。

先程も言いましたが、今日勝つために、本当に非常に良いハードワークをしてくれたと思います。選手たちが良く戦ってくれたことを誇りに思います。

今日、ファンが勝ち点3を持ってスタジアムから帰れるということを嬉しく思います。

選手コメント

DF:31:半田 陸

半田 陸

(Q.今日は最後に大きな1アシストを決めて決勝ゴールに絡みましたが、あの場面、マイナスに折り返したことを含めて振り返ってください)

あの場面に限らず、今日は何回もサイドハーフを外側から内側から追い越して、クロスも何回か上げられるシーンがあって、前半もカバ(樺山諒乃介選手)に、決まりはしなかったですが惜しいのがありました。

マルちゃん(マルティノス選手)から、左利きの時はカットインがあるので相手も守りづらいと思って、外をオーバーラップしたらボール来て、少しボール流れて、中見たら青い選手がマイナスに何人か居たので、誰か頼むって感じで中に蹴りました。


(Q.相手はブロック引いて固く守ってきていましたが、どのようなイメージで崩そうと?)

今日の相手は内側をすごく閉めるというスカウティングで、僕も外側で、いつもよりも外側で起点をつくる場面が増えましたが、僕とヒカルくん(中原輝選手)のローテーションだけじゃなくそこにイブくん(藤田息吹選手)だったり、フォワードが関わってローテーションしながら、サイドから上手く崩していこうという話をしました。


(Q.U22日本代表に選出されましたが、選ばれた心境と今回の代表での目標があれば聞かせてください)

今回は香港とカンボジアと試合がありますが、まず自分の特徴を存分に出して、それでゼロ失点に抑えて得点にどんどん絡んでいければなと思います。


(Q.今日は攻撃面では、やることはやれたという感触ですか?)

攻撃はもう少しサイドに振って、相手を広げてからのランニングを前半からもっともっと増やせればと思いました。

選手コメント

MF:17:加藤 大樹

加藤 大樹

(Q.劇的な決勝点となったゴールを振り返ってください)

カウンターからの得点だったと思うのですが、チームではスプリントを掛ける人数も多かったですし、ゴール前に入っていく人数も勢いをもってみんな入って行ったので、たまたま僕のところに来たので、足を出して当てるだけでした。


(Q.体勢としては結構難しそうでしたが?)

後ろで、バーに当たって入ったので、入ってくれ!と思いながら見てました。


(Q.今季は途中出場から3ゴール決めていますが、途中出場からでも結果を出せていることについて、上手く出来ている要因は?)

途中交代というのは、流れを変えたり得点に絡むというのが、一番の重要な仕事だと思っているので、そこに関して意識して得点に絡むのは意識して入っています。
その結果ゴールが生まれているので、良かったと思います。


(Q.得点シーンですが、山田選手がロングボールを出したときにはゴールに走り込んでいましたが、あの時の心境、ゴールへの意識、どのようなことを考えていましたか?)

ゴールの近くにポジションを取って、味方の選手のボールの持ち方も考えながら走ってました。


(Q.ゴールの瞬間は喜びを爆発させていましたが、どのような思いが?)

怪我していて、なかなかチームの力になれなかったので、チームの勝利に貢献したい気持ちがあった中で、ゴールが生まれたので、すごく嬉しかったです。

戦評

ザスパクサツ群馬戦は、モンテディオ山形が押し込みながらも0-0の時間が長く続いたが、後半アディショナルタイム直前、途中出場の加藤大樹選手がゴールを決めると、そのまま1-0で勝利。モンテディオが3連勝を飾った。
 
前節と同じ先発メンバーで臨んだモンテディオは、序盤から群馬にボールを持たれ、やや押し込まれる展開となったが、5分には山田康太選手からヴィニシウス アラウージョ選手へ浮き球が背後へ送られ、足先で合わせたシュートが防がれたシーンや、13分には山田拓巳選手から樺山諒乃介選手へ、オフサイドになったもののスルーパスが送られるなど、徐々に押し込む展開を作っていった。
 
15分のFKでは野田裕喜選手のヘッドの折り返しがそのままゴールマウスに向かったが、岩上祐三選手にゴールライン寸前でクリアされ、19分には南秀仁選手がニアゾーンへ走り込み、山﨑浩介選手のスルーパスを引き出したが、惜しくもゴールラインを割った。
 
群馬のカウンターにはしっかりと対応してきたモンテディオだったが、23分、岩上選手のロングボールが北川柊斗選手に通った場面ではシュートを打たれた。しかし、ここはGK藤嶋栄介選手が止め、失点を防いだ。27分には逆にモンテディオがFKのチャンス。中原輝選手が蹴った枠ギリギリのボールはGK清水慶記選手に防がれ、こぼれ球に詰めた藤田息吹選手もシュートを狙ったが、これも止められた。
 
32分には山田拓巳選手のクロスに藤田選手がヘディングで合わせたが、シュートはわずかに右にそれ、ここでも得点ならず。その後も樺山選手がドリブルで仕掛けるシーンや、半田選手がゴール前にクロスを差し込むシーンなどはあったものの決め切ることができず、前半は0-0で終えた。
 
後半はコンタクトでモンテディオの選手がファウルとなるケースが多く、群馬に多くのセットプレーを与えたり、プレーが頻繁に止まる展開となったが、58分には半田選手のクロスにヴィニシウス選手、山田康太選手が飛び込んだり、66分には樺山選手がカットインからミドルシュート。68分にも南秀仁選手の横パスを受けた藤田選手がミドルシュートを放ったがGKに防がれた。
 
68分には樺山選手に代わってマルティノス選手が投入された。74分にはヴィニシウス選手のポストプレーから中原選手が得意の角度からシュートを狙ったが、これは枠外。その2分後にもオーバーラップした半田選手がクロスを狙うなど、サイドからの崩しを狙い続けた。
 
81分、中原選手から8試合ぶりの出場となる加藤大樹選手にスイッチされ、マルティノス選手は右サイドに移った。終盤にはマルティノス選手を中心に攻撃し、82分にはマルティノス選手がカットインからシュート。88分には山田康太選手のクロスから、フリックされたボールをマルティノス選手が詰めたがシュートにはつながらなかった。
 
しかし、最後のところで打開できずに迎えた90分、モンテディオはビルドアップで山田拓巳選手のフィードをコート中央でヴィニシウス選手が収めたことでカウンターのスイッチが入り、数人がスプリントでゴール方向に走り込んだ。ヴィニシウス選手のボールを右サイドで受けたマルティノス選手はカットインしながら、インナーラップしていった半田選手へボールを預けると、マイナスに折り返されたグラウンダーのクロスを加藤選手が右足でシュート。クロスバーに当たったボールはそのままゴールマウスに吸い込まれた。
 
終盤に挙げたこの先制点は、5分のアディショナルタイムを経て決勝点となった。モンテディオは通算戦績を18勝7分10敗とし、勝点を61に伸ばした。3位・甲府を勝点5差で追っている。