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愛媛FC
愛媛FC
0
[ 試合終了 ]
0 前半 1
0 後半 3
4
  • 18分 山田 康太
  • 52分 山田 康太
  • 59分 ヴィニシウス アラウージョ
  • 63分 ヴィニシウス アラウージョ
AWAY
モンテディオ山形
モンテディオ山形

メンバー

愛媛FC

スターティングメンバー

GK 1 岡本 昌弘
DF 3 西岡 大志

85'

DF 20 茂木 力也
DF 35 大谷 尚輝
MF 6 小暮 大器
MF 8 川村 拓夢
MF 11 近藤 貴司

57'

MF 16 田中 裕人

57'

MF 39 内田 健太

57'

FW 10 藤本 佳希
FW 38 唐山 翔自

46*'

控えメンバー

GK 31 辻 周吾
DF 22 小川 大空

85'

MF 7 横谷 繁

57'

MF 9 前田 凌佑

57'

MF 19 忽那 喬司
FW 17 榎本 大輝

57'

FW 40 石井 快征

46*'

監督

實好 礼忠
モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 1 ビクトル
DF 2 山﨑 浩介
DF 5 野田 裕喜

82'

DF 6 山田 拓巳
DF 31 半田 陸
MF 15 藤田 息吹
MF 18 南 秀仁

74'

MF 35 樺山 諒乃介

65'

MF 41 中原 輝
FW 9 ヴィニシウス アラウージョ

65'

FW 14 山田 康太

74'

控えメンバー

GK 44 藤嶋 栄介
DF 23 熊本 雄太

82'

DF 28 吉田 朋恭
MF 25 國分 伸太郎

74'

FW 13 木戸 皓貴

74'

FW 20 マルティノス

65'

FW 39 林 誠道

65'

監督

ピーター クラモフスキー

スタッツ

90 45 total   total 45 90
0 0 6 FK 13 0 0
0 0 4 CK 2 0 0
0 0 0 PK 0 0 0
0 0 8 シュート 15 0 0
0 0 0 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
  • 気温
    23.7℃
  • 湿度
    61%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    2,134人
  • 主審
    清水 勇人
  • 副審
    佐藤 貴之、イ サンギ
  • 第四の審判
    中井 恒

監督コメント

<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・自分たちの決まり事をしっかりやれば後半も対応できる。
・ハードワークする準備をすること。
・タッチ、パス、テンポ良くプレーしていこう。


<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
良いパフォーマンスだったと思います。良いフットボールも出来ていたと思いますし、ボールを回すところも上手く動かせていたと思います。

その中でチャンスを多くつくることも出来たと思いますし、デザイン、自分たちが作ってきた形で得点が出来たところは、選手達がしっかりと練習からやってくれたお陰だと思っています。

守備も強く守ることも出来たと思いますし、選手達を本当に誇りに思います。
そしてすごく良い運動量を出してくれたと思います。

ここに駆けつけてくれたファンの方と一緒に勝ち点3を持ち帰ることが出来て、本当に嬉しく思います。
本当にここに来ていただいたファンの方からは、自分たちに大きな意味を与えていただいたと思います。



(Q.攻撃について縦に早い展開・プレーが前節より多かったと思いますがその評価と、選手に対してどのように働きかけを?)

自分たちが使えるスペースも分かっていましたし、相手が止めようとしているのもあったと思います。その中では自分たちがテンポ良く回すということが重要だったと思います。

ポジティブにプレーが出来たと思いますし、良いプレーでしたり、良い飛び出しがあったと思います。それが良いゴールへと繋がったと思います。

選手は良いパフォーマンスを出してくれたと思います。そこは嬉しく思いますし、しっかりとこれを続けて築いていければ良いと思います。

自分たちが前を使って早く攻めるところも、自分たちが上手く行けない時には上手く回せたと思いますし、その中での運動量というのが非常に良く出ていたと思います。

守備の面でも強く守備が出来ていたと思います。しっかりと戦ってくれた選手達を本当に誇りに思います。


(Q.守備について、9試合振りの無失点でしたがその評価と、前節から変えたことがあれば教えて下さい。)

変えたことは何もありません。その中で自分たちの決まり事、原則をしっかりとやり切ってくれたと思います。

このパフォーマンスをもっとと出せるようにして、シーズンを良い形で終えれるようにしていきたいと思います。

選手コメント

FW:14:山田 康太

山田 康太

(Q.2ゴールの振り返りと、相手の守備を上手く崩すイメージが出来ていたようですが、攻撃について前節からの変化を教えて下さい)

今日の2ゴールはチームとして良い形が表現出来ていたというか、自分たちの良さが生まれたからこそ崩せて、最後は自分だったというだけで、チームメイトに感謝したいです。

愛媛を崩すというよりも、自分たちの理想とするものの追求をぶれずにやっている中で、多少の自分なりに工夫というか、どういう立ち位置をとったり、どういうプレーが有効的かというのを考えながらやっていました。

特別相手に対してという準備はチームとしてはあまりしてなかったので、上手く自分たちのプレーが表現できたという感じです。


(Q.攻撃面で、中盤から縦のスルーパスなど足の早いボールがこれまでより多かったと思いますが、意識の変化・意識してやっていることがあれば教えて下さい)

自分がビルドアップに関わることもすごく大事だと思ってますが、一番は自分が相手に脅威を与えるプレーを心がけてやっていることです。それが少なくなってきたら、自分の出ている意味もないと思います。

そういうところでクオリティを出すことや、チームがゴールに向かうためのプレーになれば良いなと思ってやっています。
そこはどんな試合でも心がけてやっています。


(Q.9試合振りの無失点でしたが、守備面について)

これまで、少しの緩さや、誰とかではなくチームとして出てしまっているのが、実際失点につながってしまい、ゲームを難しくしてしまったというのは選手も感じています。

それが京都戦でも出てしまったと思いますし、良いゲームをしても失点したら難しくなります。
今日、そこからの修正というところでゼロで終われたのは一つ自信になると思います。

また継続してやっていこうというのは、みんなで話しているので、良かったかなと思います。


(Q.前半の後半、若干相手ペースになったり、追加点取れなかったところがありましたが、そのあたりはどう改善していきたいでしょうか?)

ハングリーな部分が薄れてしまったというか、1点取って、もう少し畳み掛けるべきシーンだったと思います。

相手がボール持った時に、バックパスなどでもっとラインを全体的に上げて、攻守において主導権を握りたかったですが、そこを構えてしまったのが、相手に良さを出させてしまったかなという部分ではありますが、ハーフタイムに監督から「しっかり2点3点取るんだぞ」と方向性を示してくれました。

後半自分たちもこのままじゃ駄目だということで、よりゴールに向かって攻守において主導権握れたかなと思います。

そこは監督に頼らず選手がピッチ内で修正して、前半のうちからもっとアグレッシブな試合をするべきだったことは反省点です。

選手コメント

DF:2:山﨑 浩介

山﨑 浩介

(Q.9試合振りの無失点でした。守備で意識していたことを教えて下さい)

ここ数試合先制点を取られていて、後ろの人間として責任を感じていました。
先制点が本当に大事な試合になると思ってたので、リスク管理というところは口うるさく後ろからコーチングして、ここ最近受けてたカウンターのところを、全体で修正しようとしていました。


(Q.古巣の愛媛戦でしたがその感想と、愛媛の藤本佳希選手とのマッチアップについての感想を教えて下さい)

本当に成長させてくれたクラブなので、ここに帰ってきて自分がプレーしている姿を見せることが出来て、まずは良かったと思います。

(藤本)佳希くんに関しては、一緒にずっとやってきて、尊敬している選手ですし、その選手とマッチアップ出来たので、本当に今日の試合は特別なものになりました。


(Q.先制点は山﨑選手の縦パスから、いきなりボックスの中に入るようなボールでしたが、どういうものが見えていてあのパスになったのでしょうか?)

相手のウイングバックが出てきて、あそこの間が間延びするというのはスカウティングにもありましたし、そういう部分で上手くいったんじゃないかなと思います。

戦評

2連敗で迎えたアウェイの第31節・愛媛FC戦、モンテディオ山形は山田康太選手、ヴィニシウス アラウージョ選手が2得点ずつを挙げ、守っても愛媛の攻撃をシャットアウト。4-0で3試合ぶりの勝利を飾った。

モンテディオは半田陸選手が先発に復帰した以外は前節と同じメンバーで臨むと、立ち上がりからボールを支配し、愛媛陣内に攻め込んだ。

2分には樺山諒乃介選手のクロスのこぼれに反応した藤田息吹選手がシュート。7分の山田康太選手のスルーパスはヴィニシウス選手に合わなかったが、その後もスローインの流れで山田康太選手からヴィニシウス選手にパスが通りフィニッシュ目前のシーンを作るなど押し込んだ。

すると18分、山﨑浩介選手から縦へ長いスルーパスが送られると、これをペナルティーエリア内でヴィニシウス選手が収め、そこからパスを受けた山田康太選手が左足でシュートを放ち、先制に成功した。これまで6試合連続で前半に先制されていたモンテディオは、ついに念願の先制点を手にした。

しかし、ここからはやや愛媛にペースを奪われる。23分のFKでは川村拓夢選手にフリーで入り込まれ、左足のシュートがミートしていればあわやという場面を作られた。さらに右サイドから崩された27分には逆サイドの内田健太選手にシュートを打たれ、GKビクトル選手の好セーブで失点を免れた。

その後も攻撃では愛媛のブロックを崩しきれずにカウンターを受け、左右からクロスを受ける受け身の時間が続くことになった。44分に与えたCKでは、ワンクッションあったボールから大谷尚輝選手にヘディングシュートを打たれたが、ここは枠を外れ、前半は1点のリードをなんとか守って終了した。

後半に入ると、モンテディオの攻撃に再びギアが入る。51分にはビクトル選手のフィードをヴィニシウス選手の奥で受けた樺山選手がドリブルで持ち込む3対2のカウンター。ここは味方へのパスが通らず、得点はならなかったが、その2分後、右サイドで中原輝選手に預けてニアゾーンに抜け出した南秀仁選手がマイナスに折り返すと、フリーで入ってきた山田康太選手がきっちりとシュートを決め、追加点を奪った。

ここで愛媛は3枚替えで攻撃の活性化を図るが、むしろ守備の混乱を突いてモンテディオがさらに攻め込んだ。59分には2点目のワンツーと同じ形で今度はバックパスが抜け出し、クロスからヴィニシウス選手がゴールネットを揺らし、3点目。さらに63分にも右サイドからの山田康太選手のパスを中央でなんとか収めた樺山選手がスルーパス。ヴィニシウス選手が小さく切り返し、早めのショットでキーパーの横を打ち抜いた。

4-0と大きくリードしたモンテディオは65分に2枚替え。樺山選手、ヴィニシウス選手からマルティノス選手、林誠道選手にスイッチ。左サイドに入ったマルティノス選手のチャンスメークで林選手に2度決定機が訪れたり、山田選手のクロスから山田康太選手のシュートシーンを作るなど、攻撃の手を緩めなかった。

74分には2度目の2枚替え。山田康太選手、南選手に代えて木戸皓貴選手、國分伸太郎選手がピッチに入ったが、引き続きモンテディオがゲームをコントロールして進めた。82分には最後のカードで、野田裕喜選手から熊本雄太選手へ。野田選手は開幕戦から続いてきたフルタイム出場がここで途切れることになった。

83分には愛媛に右クロスから藤本佳希選手にヘディングシュートを打たれたり、その直後にも小暮大器選手に右サイドを抜け出されクロスを上げられるなど、やや押し込まれる場面はあったが、集中力を保った守備で失点を防いだ。また、試合終盤には藤田選手が相手の起点をことごとく潰し、セカンドボールを拾うなどピンチの芽を事前に摘んだ。

90分+3には愛媛クロスのこぼれ球でビクトル選手と藤本選手が交錯するシーンがあったが、ここでもビクトル選手か体を張って失点を防ぎ、4-0のまま試合を終わらせた。

3試合ぶりに勝利したモンテディオは、通算戦績を15勝7分9敗とし、勝点を52に伸ばした。琉球を今季初めて上回り、7位に浮上した。