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大宮アルディージャ
1
[ 試合終了 ] | ||
1 | 前半 | 2 |
0 | 後半 | 1 |
3
- 4分 イバ
- 13分 中原 輝
- 45+3分 山田 康太
- 59分 加藤 大樹
AWAY
モンテディオ山形
メンバー
大宮アルディージャ
スターティングメンバー
GK | 31 | 上田 智輝 | |
---|---|---|---|
DF | 3 | 河本 裕之 | |
DF | 8 | 馬渡 和彰 |
75' |
DF | 22 | 翁長 聖 | |
DF | 24 | 西村 慧祐 | |
MF | 5 | 石川 俊輝 |
62' |
MF | 7 | 三門 雄大 | |
MF | 26 | 小島 幹敏 |
46*' |
MF | 37 | 松田 詠太郎 |
46*' |
FW | 10 | 黒川 淳史 | |
FW | 19 | イバ |
62' |
控えメンバー
GK | 1 | 笠原 昂史 | |
---|---|---|---|
DF | 13 | 渡部 大輔 |
75' |
DF | 42 | 山越 康平 | |
MF | 15 | 大山 啓輔 |
46*' |
MF | 41 | 小野 雅史 |
62' |
MF | 48 | 柴山 昌也 |
46*' |
FW | 17 | ネルミン ハスキッチ |
62' |
監督
霜田 正浩 |
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 1 | ビクトル | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 山﨑 浩介 | |
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 31 | 半田 陸 |
81' |
MF | 17 | 加藤 大樹 |
90+2' |
MF | 18 | 南 秀仁 | |
MF | 25 | 國分 伸太郎 |
66' |
MF | 41 | 中原 輝 | |
FW | 14 | 山田 康太 |
81' |
FW | 39 | 林 誠道 |
66' |
控えメンバー
GK | 21 | 櫛引 政敏 | |
---|---|---|---|
DF | 23 | 熊本 雄太 | |
DF | 28 | 吉田 朋恭 |
81' |
MF | 7 | 岡﨑 建哉 |
66' |
MF | 24 | 藤村 怜 |
90+2' |
FW | 13 | 木戸 皓貴 |
66' |
FW | 20 | ルリーニャ |
81' |
監督
ピーター クラモフスキー |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 7 | FK | 17 | 0 | 0 |
0 | 0 | 8 | CK | 2 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 11 | シュート | 17 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 曇
-
- 気温
- 22.1℃
-
- 湿度
- 70%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 4,374人
-
- 主審
- 榎本 一慶
-
- 副審
- 金井 清一、金次 雄之介
-
- 第四の審判
- 松澤 慶和
監督コメント
<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・みんな素晴らしいぞ。自分たちのゲームを続けよう。ハードワークを続けよう。
・冷静にボールを動かし続けよう。しっかりとコミュニケーションを取っていこう。
・プロとして戦っていこう。自分たちのフットボールをしよう。勝ち点3はすぐ手元にあるぞ!45分すべてを出しつくそう!
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
全体的にいいパフォーマンスだたっと思います。
試合をしっかりとコントロールすることが出来たと思います。
その中で良いチャンスを作れていました。勝ち点3が取れて良かったと思います。
本当に良いフットボールが出来ていたと思います。試合をしっかりとコントロールすることができたと思います。ハードワークを続けることもできましたし、その中で選手たちが取り組もうとした姿勢、そして規律、非常に良いパフォーマンスを出せていたと思います。
(Q.立ち上がり早い時間に失点しましたが、それ以降もチームとして目指すサッカーを貫いてそのままやれたのは、チームが成熟したようにも感じますが如何でしょうか?)
選手たちが非常に良くやってくれたからだと思います。本当に成熟、チームとして成熟したプレーが出来たと思いますし、その時もしっかりと強く戦えたと思います。
その中で鍵となったのは、自分たちのゲームをしっかりとやり通したところだと思いますし、反対に自分たちが上手くいってなかった時もあったと思いますが、その中でも落ち着いて自分たちのフットボールをしっかりと継続してプレーしていたと思います。
選手たちは本当に、メンタリティというものが非常によくついてきていると思いますし、その中で今日、選手たちが非常に良く戦ってくれたことをすごく誇りに思います。
勝利をおさめることが出来たことを誇りに思います。
(Q.前半大宮の右サイドをかなり使われてピンチになることもありましたが、対応としてチームとしてどのような修正を?)
試合前にもそこの部分は意識していましたし、(大宮が)新しい監督になられてからここ数週間でそのプレーをやっているのは意識していました。
良いチームだと思いますし、すごく良いパフォーマンスを相手は出していたと思います。大宮さんも霜田監督のもとで成長していくチームだと思っています。
強いディフェンシブのパフォーマンスも出せていたと思いますし、無失点にも値したと思います。
(Q.この試合でモンテディオ山形はJ2通算300勝を達成しましたが、そのことについてコメントを)
クラブとして誇りに思います。そこで今日は勝ち点3を取ることが非常に大事な試合だったと思っています。今日で300勝ですけども、クラブとしてもっともっと、これから先に勝ちをおさめられるようにしていきたいと思います。
・みんな素晴らしいぞ。自分たちのゲームを続けよう。ハードワークを続けよう。
・冷静にボールを動かし続けよう。しっかりとコミュニケーションを取っていこう。
・プロとして戦っていこう。自分たちのフットボールをしよう。勝ち点3はすぐ手元にあるぞ!45分すべてを出しつくそう!
<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
全体的にいいパフォーマンスだたっと思います。
試合をしっかりとコントロールすることが出来たと思います。
その中で良いチャンスを作れていました。勝ち点3が取れて良かったと思います。
本当に良いフットボールが出来ていたと思います。試合をしっかりとコントロールすることができたと思います。ハードワークを続けることもできましたし、その中で選手たちが取り組もうとした姿勢、そして規律、非常に良いパフォーマンスを出せていたと思います。
(Q.立ち上がり早い時間に失点しましたが、それ以降もチームとして目指すサッカーを貫いてそのままやれたのは、チームが成熟したようにも感じますが如何でしょうか?)
選手たちが非常に良くやってくれたからだと思います。本当に成熟、チームとして成熟したプレーが出来たと思いますし、その時もしっかりと強く戦えたと思います。
その中で鍵となったのは、自分たちのゲームをしっかりとやり通したところだと思いますし、反対に自分たちが上手くいってなかった時もあったと思いますが、その中でも落ち着いて自分たちのフットボールをしっかりと継続してプレーしていたと思います。
選手たちは本当に、メンタリティというものが非常によくついてきていると思いますし、その中で今日、選手たちが非常に良く戦ってくれたことをすごく誇りに思います。
勝利をおさめることが出来たことを誇りに思います。
(Q.前半大宮の右サイドをかなり使われてピンチになることもありましたが、対応としてチームとしてどのような修正を?)
試合前にもそこの部分は意識していましたし、(大宮が)新しい監督になられてからここ数週間でそのプレーをやっているのは意識していました。
良いチームだと思いますし、すごく良いパフォーマンスを相手は出していたと思います。大宮さんも霜田監督のもとで成長していくチームだと思っています。
強いディフェンシブのパフォーマンスも出せていたと思いますし、無失点にも値したと思います。
(Q.この試合でモンテディオ山形はJ2通算300勝を達成しましたが、そのことについてコメントを)
クラブとして誇りに思います。そこで今日は勝ち点3を取ることが非常に大事な試合だったと思っています。今日で300勝ですけども、クラブとしてもっともっと、これから先に勝ちをおさめられるようにしていきたいと思います。
選手コメント
中原 輝
(Q.今日のゲームを振り返って)先制されてしまってちょっと入り難しいゲームになりましたが、その後自分たちのサッカーを上手く出来て、逆転する力というかしっかり勝つことが出来たゲームでした。
先制されても最後には自分たちが勝ちましたが、本当にいまチームの状態が良い中で、そういうチーム全体として良い方向で試合に臨めているのかなと思います。
(Q.ゴールシーンのフリーキックを振り返って)
フリーキックはもともと自信があって、山形に来てからああいう良い位置で、僕自身蹴ることが無かったのですが、今回はそこでファールがあった時点から自分で蹴ると決めてて、うまく自分の感触というかキックの質も、うまく練習通り蹴れた結果、ゴールという形になったので非常に良かったと思います。
(Q.その後もチャンスが有りました。もうちょっと決めたかったですか?)
僕の中でその後のカットインしていったシュートはやっぱり決めたかったですし、決めないといけなかったというのもあります。
自分の中で2点、3点というふうに取れる力は、これからの課題なのかなと思っています。
(Q.勝ち続けて上に近づきたいところですが、改めて意気込みを)
やっぱり今負けずに勝ち続けているというのは非常に良いですが、上を見るとまだ差はあるので、自分たちは一戦一戦落とせない覚悟を持って、勝ち続けるために、チーム全体として強い気持ちで戦っていきたいと思います。
選手コメント
加藤 大樹
(Q.今日はスタメンでしたが、どのような想いでピッチに立ちましたか?)
自分の役割をしっかり果たすために、自分のプレーに集中することだけを考えて入りました。
(Q.試合を決定づけたゴールシーンを振り返って)
カウンターからのゴールだったのですが、(中原)輝がああいう形で持っていて、思い切ってシュートを打って相手に当たって僕のところに転がってきた。そこで右足のシュートモーションから左足で、すごく落ち着いてプレーできたと思います。
(Q.自身でも納得のゴールでしたか?)
そうですね、上手いこと力抜けて当たったので、良かったです。
(Q.今日は逆転勝ちと、一戦一戦強さを見せていると思いますが如何ですか?)
チームとして先制点を取られて、逆転して勝つというのはすごくチームとして良いことですけど、まずは先制されない、失点しないということを突き詰めてやっていかないと上には行けないので、その部分で少し甘さが出たので、しっかり修正して次につなげたいと思います。
(Q.シーズンが半分終了しました。ここまで復帰をして良い形で来ていると思いますが今後に向けて)
結果としてついてきてはいますが、個人としてもチームとしても やっぱり目指すべきところにまだいないので、 まだまだ満足というのはしてはいけないですし、より成長していけるように日々のトレーニングからやっていきたいと思います。
(Q.その成長のために必要なものは?)
毎日のトレーニングと、トレーニング以外の生活の部分、全てにおいて成長できるようにしたいと思います。
(Q.今日はチームにとってJ2通算300勝目でした。そのことについて)
そうだったんですね。ちょっと知らなかったのですが、モンテディオ山形がもっと勝ち続けられるチームになるようにしっかりと貢献したいと思います。
(Q.今日はアウェイにも関わらずたくさんのサポーターが最後までサポートしてくれました。一言お願いします)
アウェイに来てくれるサポーターというのは、すごく元気を与えてもらえてますし、僕たちも、来てくれたからには喜んで帰ってもらいたいという気持ちなので、今日は一緒に勝てて良かったなと思います。
戦評
シーズン折り返しとなる第21節、モンテディオ山形はアウェイで大宮アルディージャと対戦。序盤に先制を許したものの、その後3得点で逆転勝利を収めて今季初の4連勝。J2リーグ戦通算300勝(J1・J2通算330勝)も達成した。
モンテディオはここまでGK以外の先発メンバーを固定して戦ってきたが、この試合は藤田息吹選手が不在となった。そのため、加藤大樹選手が12試合ぶりに先発に復帰して左サイドハーフに。左サイドハーフの中原輝選手が右サイドハーフに、右サイドハーフの國分伸太郎選手がボランチにそれぞれスライドした。
立ち上がりは前節、15試合ぶりに勝利した大宮が、ホームで連勝を狙おうとモチベーション高く試合に入り押し込んだ。モンテディオも大宮に対し高い位置からプレッシャーをかけて対抗したが、縦パスからイバ選手に抜け出され、そのままゴールを決められた。開始わずか4分での失点となった。
しかし、前節で4得点を挙げているモンテディオはこれで慌てることなく、自分たちがやってきたサッカーを忠実に実践し始める。おもに左サイドから攻め、山田康太選手がミドルシュートを狙ったり、南秀仁選手の縦パスをペナルティーエリア内で受けた林誠道選手が倒され、ファウルの判定はなかったが危険な位置まで入り込んでいた。
山田康太選手がファウルを受け、13分にはほぼ正面からのFKを獲得。これを中原輝選手が決めて早い時間に追いついた。試合を振り出しに戻したモンテディオは攻守の切り替えの早さと球際の強さで大宮を上回り、ゲームを支配する。大宮は右ウィングの松田詠太郎選手にボールを集め、仕掛けてからのクロスボールが何度かゴール前に入ってきたが、GKビクトル選手のパンチングやセンターバック陣の対応で跳ね返し、松田選手にも山田拓巳選手が可能な限り制限をかけた。
モンテディオは31分、32分と立て続けに中原選手がカットインからのシュートを狙い、34分にはカットインからファーサイドの加藤選手へクロスを贈るなど、右サイドが活性化。その後も前半の終盤にかけて、半田陸選手とのコンビで右サイドをかき回す中原選手はクロスを送ったり、起点になったりした。
43分には中原選手から南選手を経由して山田康太選手がシュート。ここは相手キーパーに弾かれたが、アディショナルタイムに入り、キーパーからつないで中原選手が右サイドでボールを受けると、中央へ送ったクロスを山田康太選手がダイレクトでミドルシュート。これがゴールマウスに突き刺さり、モンテディオが前半終了直前で逆転に成功した。
後半は大宮が2枚替えでスタート。お互いに相手のプレスをパスワークでかわしながら攻撃を繰り出した。モンテディオは左サイドバックの山田拓巳選手でプレッシャーを外し、そこからバイタルエリア中央で右サイドバックの半田選手がパスを受け、そこから攻撃を続けるなど相手陣地にしっかりとボールを運んでいた。
54分にはモンテディオの前からのプレスを外されたところから前に運ばれ、黒川淳史選手にほぼフリーでシュートを打たれたが、ここはビクトル選手がファインセーブ。するとその5分後、カウンターの場面で中原選手がカットインからシュート。相手に当たってこぼれたボールを加藤選手が拾い、右足で打つと見せかけて左足に持ち替え、左隅を狙ったコントロールショットを決めた。モンテディオが3-1とリードを広げ、大宮を突き放した。
モンテディオは66分、林選手、國分選手に代えて木戸皓貴選手、岡﨑建哉選手を投入。飲水タイムの直後には、南選手のパスミスからボールを奪われ、ネルミン ハスキッチ選手にシュートを打たれたが、ここはビクトル選手と山﨑浩介選手が体を張ってストップ。さらにクロスのこぼれ球を三門雄大選手にシュートを狙われるなど、危ない場面が続いた。
しかし、モンテディオも73分、木戸選手の落としから半田選手がフリーでシュートを放ったり、その直後には半田選手の落としから木戸選手がシュートを狙った。78分には山田康太選手のシュートのこぼれ球を中原選手が拾い、横へのパスを南選手がダイレクトでシュートを放ち、80分にも半田選手がペナルティーエリア内に入りシュートを放った。
次々に相手ゴールを襲った山形は81分、半田選手、山田康太選手に代えて吉田朋恭選手、ルリーニャ選手をそれぞれ投入。吉田選手が高い位置で積極的に攻撃に関わったり、岡﨑選手が左角度からミドルシュートを狙うなど、攻撃の手を緩めなかった。
試合終盤はやや中央の攻撃に偏り、相手を崩しきれない場面も見られた。アディショナルタイムには加藤選手に代えて藤村怜選手を投入。終了間際には野田裕喜選手のフィードから相手の背後でボールを収めた木戸選手が中央へマイナスノラストパスを贈ると、藤村選手がシュート。ディフェンダーに弾かれたボールに反応した木戸選手もシュートを狙ったが、これもわずかに左へ外れて追加点はならなかった。しかし、多くの時間に主導権を握り、試合をコントロールしたモンテディオが3-1で試合を終わらせた。
クラモフスキー監督就任から、これで7勝1分け。通算戦績は10勝6分け5敗と勝ち数を二桁にのせた。さらに勝点を36まで伸ばし、今季最高順位の6位に浮上した。
モンテディオはここまでGK以外の先発メンバーを固定して戦ってきたが、この試合は藤田息吹選手が不在となった。そのため、加藤大樹選手が12試合ぶりに先発に復帰して左サイドハーフに。左サイドハーフの中原輝選手が右サイドハーフに、右サイドハーフの國分伸太郎選手がボランチにそれぞれスライドした。
立ち上がりは前節、15試合ぶりに勝利した大宮が、ホームで連勝を狙おうとモチベーション高く試合に入り押し込んだ。モンテディオも大宮に対し高い位置からプレッシャーをかけて対抗したが、縦パスからイバ選手に抜け出され、そのままゴールを決められた。開始わずか4分での失点となった。
しかし、前節で4得点を挙げているモンテディオはこれで慌てることなく、自分たちがやってきたサッカーを忠実に実践し始める。おもに左サイドから攻め、山田康太選手がミドルシュートを狙ったり、南秀仁選手の縦パスをペナルティーエリア内で受けた林誠道選手が倒され、ファウルの判定はなかったが危険な位置まで入り込んでいた。
山田康太選手がファウルを受け、13分にはほぼ正面からのFKを獲得。これを中原輝選手が決めて早い時間に追いついた。試合を振り出しに戻したモンテディオは攻守の切り替えの早さと球際の強さで大宮を上回り、ゲームを支配する。大宮は右ウィングの松田詠太郎選手にボールを集め、仕掛けてからのクロスボールが何度かゴール前に入ってきたが、GKビクトル選手のパンチングやセンターバック陣の対応で跳ね返し、松田選手にも山田拓巳選手が可能な限り制限をかけた。
モンテディオは31分、32分と立て続けに中原選手がカットインからのシュートを狙い、34分にはカットインからファーサイドの加藤選手へクロスを贈るなど、右サイドが活性化。その後も前半の終盤にかけて、半田陸選手とのコンビで右サイドをかき回す中原選手はクロスを送ったり、起点になったりした。
43分には中原選手から南選手を経由して山田康太選手がシュート。ここは相手キーパーに弾かれたが、アディショナルタイムに入り、キーパーからつないで中原選手が右サイドでボールを受けると、中央へ送ったクロスを山田康太選手がダイレクトでミドルシュート。これがゴールマウスに突き刺さり、モンテディオが前半終了直前で逆転に成功した。
後半は大宮が2枚替えでスタート。お互いに相手のプレスをパスワークでかわしながら攻撃を繰り出した。モンテディオは左サイドバックの山田拓巳選手でプレッシャーを外し、そこからバイタルエリア中央で右サイドバックの半田選手がパスを受け、そこから攻撃を続けるなど相手陣地にしっかりとボールを運んでいた。
54分にはモンテディオの前からのプレスを外されたところから前に運ばれ、黒川淳史選手にほぼフリーでシュートを打たれたが、ここはビクトル選手がファインセーブ。するとその5分後、カウンターの場面で中原選手がカットインからシュート。相手に当たってこぼれたボールを加藤選手が拾い、右足で打つと見せかけて左足に持ち替え、左隅を狙ったコントロールショットを決めた。モンテディオが3-1とリードを広げ、大宮を突き放した。
モンテディオは66分、林選手、國分選手に代えて木戸皓貴選手、岡﨑建哉選手を投入。飲水タイムの直後には、南選手のパスミスからボールを奪われ、ネルミン ハスキッチ選手にシュートを打たれたが、ここはビクトル選手と山﨑浩介選手が体を張ってストップ。さらにクロスのこぼれ球を三門雄大選手にシュートを狙われるなど、危ない場面が続いた。
しかし、モンテディオも73分、木戸選手の落としから半田選手がフリーでシュートを放ったり、その直後には半田選手の落としから木戸選手がシュートを狙った。78分には山田康太選手のシュートのこぼれ球を中原選手が拾い、横へのパスを南選手がダイレクトでシュートを放ち、80分にも半田選手がペナルティーエリア内に入りシュートを放った。
次々に相手ゴールを襲った山形は81分、半田選手、山田康太選手に代えて吉田朋恭選手、ルリーニャ選手をそれぞれ投入。吉田選手が高い位置で積極的に攻撃に関わったり、岡﨑選手が左角度からミドルシュートを狙うなど、攻撃の手を緩めなかった。
試合終盤はやや中央の攻撃に偏り、相手を崩しきれない場面も見られた。アディショナルタイムには加藤選手に代えて藤村怜選手を投入。終了間際には野田裕喜選手のフィードから相手の背後でボールを収めた木戸選手が中央へマイナスノラストパスを贈ると、藤村選手がシュート。ディフェンダーに弾かれたボールに反応した木戸選手もシュートを狙ったが、これもわずかに左へ外れて追加点はならなかった。しかし、多くの時間に主導権を握り、試合をコントロールしたモンテディオが3-1で試合を終わらせた。
クラモフスキー監督就任から、これで7勝1分け。通算戦績は10勝6分け5敗と勝ち数を二桁にのせた。さらに勝点を36まで伸ばし、今季最高順位の6位に浮上した。