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ザスパ群馬
1
[ 試合終了 ] | ||
0 | 前半 | 1 |
1 | 後半 | 1 |
2
- 84分 田中 稔也
- 36分 藤田 息吹
- 48分 林 誠道
AWAY
モンテディオ山形
メンバー
ザスパ群馬
スターティングメンバー
GK | 1 | 清水 慶記 | |
---|---|---|---|
DF | 3 | 畑尾 大翔 | |
DF | 4 | 川上 優樹 |
77' |
DF | 5 | 藤井 悠太 |
81' |
DF | 14 | 平尾 壮 |
57' |
MF | 6 | 内田 達也 |
77' |
MF | 7 | 加藤 潤也 | |
MF | 8 | 岩上 祐三 | |
MF | 11 | 田中 稔也 | |
FW | 39 | 髙木 彰人 |
46*' |
FW | 50 | 大前 元紀 |
控えメンバー
GK | 21 | 松原 修平 | |
---|---|---|---|
DF | 32 | 渡辺 広大 |
77' |
DF | 36 | 吉永 昇偉 |
57' |
MF | 16 | 久保田 和音 |
81' |
MF | 41 | 中山 雄登 |
46*' |
FW | 9 | 北川 柊斗 | |
FW | 18 | 進 昂平 |
77' |
監督
奥野 僚右 |
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 1 | ビクトル | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 山﨑 浩介 | |
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 31 | 半田 陸 | |
MF | 14 | 山田 康太 |
90' |
MF | 15 | 藤田 息吹 | |
MF | 18 | 南 秀仁 | |
MF | 25 | 國分 伸太郎 |
90' |
MF | 41 | 中原 輝 |
87' |
FW | 39 | 林 誠道 |
77' |
控えメンバー
GK | 44 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 3 | 栗山 直樹 |
90' |
DF | 28 | 吉田 朋恭 |
90' |
MF | 8 | 小松 駿太 | |
FW | 20 | ルリーニャ |
77' |
FW | 24 | 藤村 怜 | |
FW | 27 | 松本 幹太 |
87' |
監督
奥野 僚右 |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 9 | FK | 9 | 0 | 0 |
0 | 0 | 4 | CK | 4 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 4 | シュート | 12 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 23℃
-
- 湿度
- 49%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 2,084人
-
- 主審
- 川俣 秀
-
- 副審
- 佐藤 貴之、坂本 晋悟
-
- 第四の審判
- 佐藤 誠和
監督コメント
<ハーフタイム・佐藤尽監督コメント>
・もっとボールに向かっていこう。もっとシュートを打っていこう。
・押し込んでも回そうとしている。チャンスがあったら打っていこう。
・ここで休んではいけない。受けに回らない。積極的にプレーし、全員で締めていこう。
<試合後監督会見・佐藤尽監督>
前半自分達の時間になるのが、遅かったかもしれないですが、ある一定の時間が過ぎてから、しっかりとしたビルドアップと、狙いを持ったパスラインは、しっかり選手も作ってくれていました。
ゲームが落ち着いてからは、点数のところ、ゴール前まで行けるのですが、最後の崩しのところで、崩し切りたいという思いと、逆に外から見ていてもっとゴールに直結するようなシュートだったり、アクションが足りないというところで、後半その辺を修正しました。
守備に関しても前半はすごく粘り強くやってくれていたと思います。
ラインアップのところが若干、相手のロングボールに対して残りがちになりそうなところも、ラインコントロールをこまめにやるというところで、よくトライしてくれていたと思います。
前半セットプレーで一点取れたのが、精神的にもすごく大きかったと思います。毎試合コーチもすごく色んなアイディアを出して、セットプレーに関してはやってくれていました。
そういった意味でも今日に関しては大事なところで取れて、チームにすごく勢いをもたらしてくれたなと思います。
後半も、しっかりとしたビルドアップから攻撃というところでは、スムーズに出来ていたと思うのですが、ラストのゴール前のフィニッシュというところでは、どちらかと言うと逞しさというところが、まだまだ足りないなという印象でした。
セットプレーから一失点はしましたが、最後、途中から出た選手もゲームをクローズするというところで、しっかりと対応してくれたところは、評価に値するのではないかと思っています。
(Q.先制ゴールを決めた藤田息吹選手ですが、守備のところや攻撃の起点としても効いていたと思いますが、今日の試合の評価をお願いします。)
藤田選手の中盤での活動量というところは、彼の大きな武器でもありますし、ウチのボランチの仕事というのは、攻撃の組み立てと守備のところ、最終ラインの前にブロックを作って、しっかり縦パスをシャットアウトする仕事では、藤田と南は機能してくれたのではないかと思っています。
守備的な印象の強い選手ですが、トレーニングゲームでも得点を重ねていましたし、こういった中でセットプレーのターゲットという選手ではないですが、貪欲にゴールの枠の中に入って行ってくれたことがあの得点につながったのかなと思います。
(Q.どういうことを大事にしながら新体制に繋げたいですか?)
いつまで指揮をとるかということに関して、まだこれからクラブと話していくとは思うのですが、少しでも良い流れの中でつなげていけるように、そういう流れを作ることがいま自分に与えられた使命だと思ってます。
(Q.山田康太選手について、前節は高い位置で起点を作ることが多かったのですが、今節はビルドアップのヘルプにいくことが前半の最初の方多かったですが、何か指示があったのでしょうか?)
その辺は、後ろのビルドアップのところにみんな積極的に関わる、パスラインを作っていくというところを強調した部分もあってか、若干相手のディフェンダーの目の前で、ボールをもらうような、そういうシーンがちょっと多くなってしまったところでは、自分の伝え方の反省でもあります。
ただ(山田)康太に関して、途中、前半の途中のところで、もうちょっと、前回同様、相手のボランチの後ろでというところの指示に対して、そこからは比較的修正してくれたのではないかと思っています。
意図的に下げたというよりも、全体的なチームの流れの中のバランスというところでは、若干下がってしまって次の課題ではあるかなとは思っています。
(Q.終盤消耗した中での試合の締め方について)
点数取られる前から、交代のところでは正直、どういう方法が良いのかというのを模索していた部分もあって、その辺は点数取られてから動き出したというところは、一つ反省しなくてはけないところではあると思っています。
締め方と言うと、今いるメンバーで、どういう交代が一番チームとしていいのか、点数を取りに行くのか、それともしっかりとその点数の差のまま、ゲームをクローズするのかというところで、今現在ではどちらかと言うとクローズするていう流れの方がちょっと強くなってしまいがちで、それは自分の反省でもあります。
・もっとボールに向かっていこう。もっとシュートを打っていこう。
・押し込んでも回そうとしている。チャンスがあったら打っていこう。
・ここで休んではいけない。受けに回らない。積極的にプレーし、全員で締めていこう。
<試合後監督会見・佐藤尽監督>
前半自分達の時間になるのが、遅かったかもしれないですが、ある一定の時間が過ぎてから、しっかりとしたビルドアップと、狙いを持ったパスラインは、しっかり選手も作ってくれていました。
ゲームが落ち着いてからは、点数のところ、ゴール前まで行けるのですが、最後の崩しのところで、崩し切りたいという思いと、逆に外から見ていてもっとゴールに直結するようなシュートだったり、アクションが足りないというところで、後半その辺を修正しました。
守備に関しても前半はすごく粘り強くやってくれていたと思います。
ラインアップのところが若干、相手のロングボールに対して残りがちになりそうなところも、ラインコントロールをこまめにやるというところで、よくトライしてくれていたと思います。
前半セットプレーで一点取れたのが、精神的にもすごく大きかったと思います。毎試合コーチもすごく色んなアイディアを出して、セットプレーに関してはやってくれていました。
そういった意味でも今日に関しては大事なところで取れて、チームにすごく勢いをもたらしてくれたなと思います。
後半も、しっかりとしたビルドアップから攻撃というところでは、スムーズに出来ていたと思うのですが、ラストのゴール前のフィニッシュというところでは、どちらかと言うと逞しさというところが、まだまだ足りないなという印象でした。
セットプレーから一失点はしましたが、最後、途中から出た選手もゲームをクローズするというところで、しっかりと対応してくれたところは、評価に値するのではないかと思っています。
(Q.先制ゴールを決めた藤田息吹選手ですが、守備のところや攻撃の起点としても効いていたと思いますが、今日の試合の評価をお願いします。)
藤田選手の中盤での活動量というところは、彼の大きな武器でもありますし、ウチのボランチの仕事というのは、攻撃の組み立てと守備のところ、最終ラインの前にブロックを作って、しっかり縦パスをシャットアウトする仕事では、藤田と南は機能してくれたのではないかと思っています。
守備的な印象の強い選手ですが、トレーニングゲームでも得点を重ねていましたし、こういった中でセットプレーのターゲットという選手ではないですが、貪欲にゴールの枠の中に入って行ってくれたことがあの得点につながったのかなと思います。
(Q.どういうことを大事にしながら新体制に繋げたいですか?)
いつまで指揮をとるかということに関して、まだこれからクラブと話していくとは思うのですが、少しでも良い流れの中でつなげていけるように、そういう流れを作ることがいま自分に与えられた使命だと思ってます。
(Q.山田康太選手について、前節は高い位置で起点を作ることが多かったのですが、今節はビルドアップのヘルプにいくことが前半の最初の方多かったですが、何か指示があったのでしょうか?)
その辺は、後ろのビルドアップのところにみんな積極的に関わる、パスラインを作っていくというところを強調した部分もあってか、若干相手のディフェンダーの目の前で、ボールをもらうような、そういうシーンがちょっと多くなってしまったところでは、自分の伝え方の反省でもあります。
ただ(山田)康太に関して、途中、前半の途中のところで、もうちょっと、前回同様、相手のボランチの後ろでというところの指示に対して、そこからは比較的修正してくれたのではないかと思っています。
意図的に下げたというよりも、全体的なチームの流れの中のバランスというところでは、若干下がってしまって次の課題ではあるかなとは思っています。
(Q.終盤消耗した中での試合の締め方について)
点数取られる前から、交代のところでは正直、どういう方法が良いのかというのを模索していた部分もあって、その辺は点数取られてから動き出したというところは、一つ反省しなくてはけないところではあると思っています。
締め方と言うと、今いるメンバーで、どういう交代が一番チームとしていいのか、点数を取りに行くのか、それともしっかりとその点数の差のまま、ゲームをクローズするのかというところで、今現在ではどちらかと言うとクローズするていう流れの方がちょっと強くなってしまいがちで、それは自分の反省でもあります。
選手コメント
林 誠道
(Q.ゴールシーンを振り返って。どういった形でボールを引き出せましたか?)トップ下の位置で、(山田)康太が受けて前向いたんで、それで僕の抜け出すところは見えていて、それとパスも一緒に、何ていうんですかね、お互いが思った場所だと思うので、あとは僕が決めきるだけでした。
(Q.J2初ゴールという点に関しては?)
まあ嬉しいところはあるのですが、J2J3関係なくゴールはゴールなので、あまり気にせず、また次に向けてやりたいなという気持ちがあります。
(Q.ゴールシーン以外のプレーの出来の部分と山田康太選手との関係で意識したことは?)
他のプレーで言うと、まだゴールチャンスがありましたし、あそこを決めきるところだったというのがあると思います。
康太とは近い距離でプレーしようと言っていたので、それも監督も言ってたので、そこは意識してプレーしました。
選手コメント
藤田 息吹
(Q.得点は狙っていた形でしたか?)僕が決める形ではなかったのですが、そこまでの形は一応準備してきた形でした。
(Q.ゴールは3シーズンぶりですか?)
はい、そうです。
(Q.心境としてはどうですか?)
ゴールを決めたかったので、素直に嬉しいです。
(Q.守備で意識したことは?)
全員が共通意識を持って、前から行くのか、ブロックを作ってから守備をするのかというところの意思統一をしっかりやって試合でプレーすることを意識してやってました。
(Q.攻撃面について、今一番感じていることは?)
攻撃の面で、前のマルさん(石丸前監督)には厳しく色々教えていただいていて、そういったアイデアを持って自分のプレーをしているところが、今のいいプレーにつながっているところはあります。
戦評
佐藤尽監督体制に代わった前節、8試合ぶりの勝利を挙げたモンテディオ山形は、ゴールデンウィーク3連戦の初戦、群馬戦に臨んだ。前半、セットプレーから藤田息吹選手に、後半はカウンターから林誠道選手に、それぞれモンテディオでの初ゴールが生まれ、反撃を1点に抑え、2-1で連勝を飾った。
勝った前節から熊本雄太選手、中村充孝選手がメンバー外となり、新たに山﨑浩介選手と林選手が先発した。山﨑選手はモンテディオでの初先発となった。
立ち上がりは群馬の強いプレッシャーに圧される場面が目立ち、ボランチで展開され、群馬の左サイドから突破される展開となった。13分には群馬が左クロスから、元モンテディオ・髙木彰人選手がヘッドに当てるシーンがあった。ほかにも何度か攻め込まれたが、モンテディオがピンチに立たされることはなかった。
圧されていたモンテディオは、15分過ぎからようやく相手陣内深い位置に起点を作り始め、19分にはスローインの流れから山田康太選手がシュートを狙い、さらに続いた攻撃で國分伸太郎選手のクロスを林選手がヘディングで合わせたが、これは惜しくもクロスバーの上を越えた。
飲水タイムをはさむとモンテディオの動きはさらに改善される。28分には押し込んだ状態から國分選手のクロスに山田康太選手が飛び込み、ヘディングで合わせるまであと一歩。31分には南秀仁選手の縦パスから林選手がポストプレー、サポートの山田康太選手が中央で引きつけ、左サイドの國分選手がシュートチャンスを迎えたが、ここはキーパーの正面。35分にはここも中央のコンビネーションから最後は山田康太選手がシュートを狙うが、ここも相手に対応された。
しかし、このプレーで獲得した36分のCK。キッカー・中原輝選手はマイナス方向の南選手に戻し、相手がラインを上げたところで南選手から中原選手にスルーパスが送られた。相手に付かれながら中原選手がゴールラインギリギリからクロスを上げると、その直前にバックステップでフリーになっていた藤田選手がヘディングシュート。ファーポストに当たったシュートはそのままゴールマウスの中へ入り込んだ。
この先制点でモンテディオの攻撃はさらにテンポアップしたが、シュートチャンスはそれほど作れず、逆にアディショナルタイムにはペナルティーエリアのすぐ外からのFKを与えたが、ここはしっかりしのいで前半を折り返した。
後半はキックオフで相手が軸足を滑らせたところを見逃さず、山田康太選手がボールを奪い、シュートシーンまで持ち込んだ。その直後には自陣に押し込まれたが、ペナルティーエリアでボールを奪った山田拓巳選手が中盤までボールを持ち運び、中央の山田康太選手へ渡すと、山田康太選手のスルーパスを引き出した林選手がキーパーのまたを抜くシュートで追加点を奪った。
その後もショートカウンターから半田陸選手のクロスに林選手があと一歩のシーンや、半田選手のマイナスクロスに林選手がニア潰れ、フリーで入ってきた國分選手がシュートを放った。61分にも山田康太選手のパスを受けた藤田選手がミドルシュートを狙ったが、いずれも3点目のゴールにはならなかった。
2-0になって以降はモンテディオはややラインを下げてブロックを構えたことで、群馬は前線の大前元紀選手が中盤まで下りて組み立てに加わったが、モンテディオは簡単に隙を与えることがなかった。
74分には山田康太選手の横からのくさびをペナルティーエリア内で藤田選手がヒールで落とし、林選手がシュート。79分には自陣からのカウンターで山田康太選手から交代で入ったばかりのルリーニャー選手がドリブルで持ち込み、自らシュートを放ったが、ここはキーパーの正面を突いた。
モンテディオは疲れからか、ラインの間にスペースが空き始め、2点を追う群馬の攻撃を受けることになる。82分にはクロスの折り返しを大前選手にヘディングシュートを狙われた。ここは枠を外れたが、その2分後、群馬にCKを与えると、大前選手が浮かせてファーポスト近くに落とす軌道のボールを入れ、これを田中稔也選手にヘディングで決められ、1点差に詰められた。
この1点で勢いづいた群馬が攻撃の圧力を強めると、モンテディオは87分には中原選手から松本幹太選手に交代。さらに90分には國分選手、山田康太選手に代えて栗山直樹選手、吉田朋恭選手を入れる2枚替え。守備で5-4-1のブロックを構えた。
群馬はセンターバック・畑尾大翔選手を前線に上げるなどパワープレーに持ち込もうとしたが、モンテディオも相手陣内のコーナー付近でボールをキープするなど時間を使い、2-1のまま試合を終わらせた。
モンテディオは今季初の2連勝。通算戦績を3勝4分け4敗、勝点を13に伸ばし、中位グループに浮上。次節は中3日でホーム・甲府戦となる。
勝った前節から熊本雄太選手、中村充孝選手がメンバー外となり、新たに山﨑浩介選手と林選手が先発した。山﨑選手はモンテディオでの初先発となった。
立ち上がりは群馬の強いプレッシャーに圧される場面が目立ち、ボランチで展開され、群馬の左サイドから突破される展開となった。13分には群馬が左クロスから、元モンテディオ・髙木彰人選手がヘッドに当てるシーンがあった。ほかにも何度か攻め込まれたが、モンテディオがピンチに立たされることはなかった。
圧されていたモンテディオは、15分過ぎからようやく相手陣内深い位置に起点を作り始め、19分にはスローインの流れから山田康太選手がシュートを狙い、さらに続いた攻撃で國分伸太郎選手のクロスを林選手がヘディングで合わせたが、これは惜しくもクロスバーの上を越えた。
飲水タイムをはさむとモンテディオの動きはさらに改善される。28分には押し込んだ状態から國分選手のクロスに山田康太選手が飛び込み、ヘディングで合わせるまであと一歩。31分には南秀仁選手の縦パスから林選手がポストプレー、サポートの山田康太選手が中央で引きつけ、左サイドの國分選手がシュートチャンスを迎えたが、ここはキーパーの正面。35分にはここも中央のコンビネーションから最後は山田康太選手がシュートを狙うが、ここも相手に対応された。
しかし、このプレーで獲得した36分のCK。キッカー・中原輝選手はマイナス方向の南選手に戻し、相手がラインを上げたところで南選手から中原選手にスルーパスが送られた。相手に付かれながら中原選手がゴールラインギリギリからクロスを上げると、その直前にバックステップでフリーになっていた藤田選手がヘディングシュート。ファーポストに当たったシュートはそのままゴールマウスの中へ入り込んだ。
この先制点でモンテディオの攻撃はさらにテンポアップしたが、シュートチャンスはそれほど作れず、逆にアディショナルタイムにはペナルティーエリアのすぐ外からのFKを与えたが、ここはしっかりしのいで前半を折り返した。
後半はキックオフで相手が軸足を滑らせたところを見逃さず、山田康太選手がボールを奪い、シュートシーンまで持ち込んだ。その直後には自陣に押し込まれたが、ペナルティーエリアでボールを奪った山田拓巳選手が中盤までボールを持ち運び、中央の山田康太選手へ渡すと、山田康太選手のスルーパスを引き出した林選手がキーパーのまたを抜くシュートで追加点を奪った。
その後もショートカウンターから半田陸選手のクロスに林選手があと一歩のシーンや、半田選手のマイナスクロスに林選手がニア潰れ、フリーで入ってきた國分選手がシュートを放った。61分にも山田康太選手のパスを受けた藤田選手がミドルシュートを狙ったが、いずれも3点目のゴールにはならなかった。
2-0になって以降はモンテディオはややラインを下げてブロックを構えたことで、群馬は前線の大前元紀選手が中盤まで下りて組み立てに加わったが、モンテディオは簡単に隙を与えることがなかった。
74分には山田康太選手の横からのくさびをペナルティーエリア内で藤田選手がヒールで落とし、林選手がシュート。79分には自陣からのカウンターで山田康太選手から交代で入ったばかりのルリーニャー選手がドリブルで持ち込み、自らシュートを放ったが、ここはキーパーの正面を突いた。
モンテディオは疲れからか、ラインの間にスペースが空き始め、2点を追う群馬の攻撃を受けることになる。82分にはクロスの折り返しを大前選手にヘディングシュートを狙われた。ここは枠を外れたが、その2分後、群馬にCKを与えると、大前選手が浮かせてファーポスト近くに落とす軌道のボールを入れ、これを田中稔也選手にヘディングで決められ、1点差に詰められた。
この1点で勢いづいた群馬が攻撃の圧力を強めると、モンテディオは87分には中原選手から松本幹太選手に交代。さらに90分には國分選手、山田康太選手に代えて栗山直樹選手、吉田朋恭選手を入れる2枚替え。守備で5-4-1のブロックを構えた。
群馬はセンターバック・畑尾大翔選手を前線に上げるなどパワープレーに持ち込もうとしたが、モンテディオも相手陣内のコーナー付近でボールをキープするなど時間を使い、2-1のまま試合を終わらせた。
モンテディオは今季初の2連勝。通算戦績を3勝4分け4敗、勝点を13に伸ばし、中位グループに浮上。次節は中3日でホーム・甲府戦となる。