HOME
ギラヴァンツ北九州
0
[ 試合終了 ] | ||
0 | 前半 | 0 |
0 | 後半 | 0 |
0
AWAY
モンテディオ山形
メンバー
ギラヴァンツ北九州
スターティングメンバー
GK | 1 | 吉丸 絢梓 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 村松 航太 | |
DF | 6 | 岡村 和哉 | |
DF | 22 | 生駒 仁 | |
DF | 32 | 永田 拓也 |
85' |
MF | 10 | 髙橋 大悟 | |
MF | 11 | 永野 雄大 |
78' |
MF | 14 | 新垣 貴之 |
85' |
MF | 17 | 針谷 岳晃 | |
FW | 16 | 西村 恭史 |
67' |
FW | 18 | 富山 貴光 |
46*' |
控えメンバー
GK | 31 | 志村 滉 | |
---|---|---|---|
DF | 24 | 前田 紘基 | |
DF | 44 | 藤谷 壮 |
85' |
MF | 8 | 六平 光成 |
78' |
MF | 13 | 前川 大河 |
67' |
MF | 15 | 野口 航 |
85' |
FW | 19 | 平山 駿 |
46*' |
監督
小林 伸二 |
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 1 | ビクトル | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 23 | 熊本 雄太 | |
DF | 31 | 半田 陸 | |
MF | 7 | 岡﨑 建哉 |
74' |
MF | 14 | 山田 康太 | |
MF | 17 | 加藤 大樹 |
74' |
MF | 25 | 國分 伸太郎 | |
FW | 9 | ヴィニシウス アラウージョ | |
FW | 18 | 南 秀仁 |
83' |
控えメンバー
GK | 44 | 藤嶋 栄介 | ||
---|---|---|---|---|
DF | 2 | 山﨑 浩介 | ||
DF | 28 | 吉田 朋恭 |
90+5' |
|
MF | 8 | 小松 駿太 |
74' |
|
MF | 15 | 藤田 息吹 | ||
FW | 27 | 松本 幹太 |
83' |
90+5' |
FW | 39 | 林 誠道 |
74' |
監督
小林 伸二 |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 19 | FK | 8 | 0 | 0 |
0 | 0 | 5 | CK | 9 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 4 | シュート | 14 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 20.7℃
-
- 湿度
- 48%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 2,383人
-
- 主審
- 藤田 優
-
- 副審
- 金井 清一、西水流 優一
-
- 第四の審判
- 村田 裕介
監督コメント
<ハーフタイム>
・ゲームの入りをしっかり。
・相手を受けない。自分たちから仕掛けていこう。
・我慢強く戦おう。絶対に勝てる!
<試合後監督会見>
ホームで2連敗してここに乗り込んで来ましたので、なんとか勝ちを持っていきたかったのですが、得点を奪えず、必然的にドローというのは仕方ないゲームだったと思います。
ゲームプラン的には、思い通りの形では進んでいましたが、ゴール前でのパワーの掛け方はまだ課題だと思います。今日のゲームでも出たので、しっかりそこは向き合ってやっていかなければいけない部分だと思います。
後半のところで、途中またボールを動かすことだけに固執したような感もありました。
そこをまた持ち帰って、ゴールを奪うところを、そのクオリティをみんなが共有する部分は、課題だと思います。
選手を交代していくと、若干パワー不足は否めないところでした。
これもチームとしての課題だと思います。
90分間どうやって戦うかは、チームとしては、僕の課題でもあるし、チームも幅をもう少し増やしていかなければいけないと思っています。
選手は諦めずに最後まで戦ってくれたと思いますので、感謝したいと思います。
(Q.今季初出場となった岡﨑建哉選手はどう見られてましたか?)
彼が入ることによって、ゲームのリズムは上手く流れるとだいたい予測はしていました。
久々というか今年初めてのゲームですが、コンディションも悪い中で、ちょっと無理くり感を出して使いましたが、非常に良いパフォーマンスを出してくれたと思っています。
他の選手がそうなるとスムーズに次のプレーに移行できるのかは、今年足りない部分だったので、また新たにと言うか全体のクオリティがもう一つ上がっていく印象を受けたので、チームにとっては明るい材料かなと思います。
(Q.ゴール前のパワー不足を改善せるために必要なものは?)
今日見てる限りでは、シンプルに崩せるシーンは結構あったと思います。
それを止める作業をしてから、また難しいことをして相手が戻るシーンを作ってしまったのが、まだまだあると思っています。
先程のボランチと一緒で、もっとシンプルにボールを付けるところを、優先順位を間違っていかなければ、相手に簡単に崩せると思うのですですが、自分たちからスピードダウンして、横パスをしてさらわれて、相手の数的優位のところにボールを持って行って、ということがまだ残っていました。
今日も結構あり、カウンターを喰らう部分はあったと思います。
チャンスを逃しているのは、ハーフタイムに伝えたのですが、やっぱりそれをグラウンドでトレーニングしていかないとなかなか難しい部分もあると思います。
勇気を持って前につけて行き、自分がもう一回動くという部分は、もっとシンプルな形でできることだと思っています。
(Q.ゴールキーパーを変えた理由と、後ろの選手のビルドアップの時のポジショニング、配列、バランスどの様に見ていましたか?)
ビクトルは、パフォーマンス的には、元々遜色ないパフォーマンスをずっと練習でも続けてくれていました。
今流れの悪い中ひとつ変えてみる、高さももちろんクロス対応もありますし、そういった部分では今回が変えるタイミングかなと思い、いつ使ってもいいかなと思っていましたが、このタイミングで使うという決断をしました。
ビルドアップのところで言うと、今日は相手はまた違う特殊というか、守り方の形態もありますが、比較的スムーズに動かせたかなと思っています。
後ろのポジションというか、ボランチのポジションが決まっていないという状況だったと思います。
そこから前に供給できることが少なかったのが、現状だと思っていたので、今日は比較的、全体的にシンプルに動かしてリズムを作れという話はしていました。
比較的いけたというかボールは動かせたと思います。その中で相手が突っ込んできた時の、その隙をもう一個使えないというのか、全体としてビルドアップ、クリーンにボールを動かしてもそこを突けないのが、うちの甘さなので、改善の余地があると思います。
・ゲームの入りをしっかり。
・相手を受けない。自分たちから仕掛けていこう。
・我慢強く戦おう。絶対に勝てる!
<試合後監督会見>
ホームで2連敗してここに乗り込んで来ましたので、なんとか勝ちを持っていきたかったのですが、得点を奪えず、必然的にドローというのは仕方ないゲームだったと思います。
ゲームプラン的には、思い通りの形では進んでいましたが、ゴール前でのパワーの掛け方はまだ課題だと思います。今日のゲームでも出たので、しっかりそこは向き合ってやっていかなければいけない部分だと思います。
後半のところで、途中またボールを動かすことだけに固執したような感もありました。
そこをまた持ち帰って、ゴールを奪うところを、そのクオリティをみんなが共有する部分は、課題だと思います。
選手を交代していくと、若干パワー不足は否めないところでした。
これもチームとしての課題だと思います。
90分間どうやって戦うかは、チームとしては、僕の課題でもあるし、チームも幅をもう少し増やしていかなければいけないと思っています。
選手は諦めずに最後まで戦ってくれたと思いますので、感謝したいと思います。
(Q.今季初出場となった岡﨑建哉選手はどう見られてましたか?)
彼が入ることによって、ゲームのリズムは上手く流れるとだいたい予測はしていました。
久々というか今年初めてのゲームですが、コンディションも悪い中で、ちょっと無理くり感を出して使いましたが、非常に良いパフォーマンスを出してくれたと思っています。
他の選手がそうなるとスムーズに次のプレーに移行できるのかは、今年足りない部分だったので、また新たにと言うか全体のクオリティがもう一つ上がっていく印象を受けたので、チームにとっては明るい材料かなと思います。
(Q.ゴール前のパワー不足を改善せるために必要なものは?)
今日見てる限りでは、シンプルに崩せるシーンは結構あったと思います。
それを止める作業をしてから、また難しいことをして相手が戻るシーンを作ってしまったのが、まだまだあると思っています。
先程のボランチと一緒で、もっとシンプルにボールを付けるところを、優先順位を間違っていかなければ、相手に簡単に崩せると思うのですですが、自分たちからスピードダウンして、横パスをしてさらわれて、相手の数的優位のところにボールを持って行って、ということがまだ残っていました。
今日も結構あり、カウンターを喰らう部分はあったと思います。
チャンスを逃しているのは、ハーフタイムに伝えたのですが、やっぱりそれをグラウンドでトレーニングしていかないとなかなか難しい部分もあると思います。
勇気を持って前につけて行き、自分がもう一回動くという部分は、もっとシンプルな形でできることだと思っています。
(Q.ゴールキーパーを変えた理由と、後ろの選手のビルドアップの時のポジショニング、配列、バランスどの様に見ていましたか?)
ビクトルは、パフォーマンス的には、元々遜色ないパフォーマンスをずっと練習でも続けてくれていました。
今流れの悪い中ひとつ変えてみる、高さももちろんクロス対応もありますし、そういった部分では今回が変えるタイミングかなと思い、いつ使ってもいいかなと思っていましたが、このタイミングで使うという決断をしました。
ビルドアップのところで言うと、今日は相手はまた違う特殊というか、守り方の形態もありますが、比較的スムーズに動かせたかなと思っています。
後ろのポジションというか、ボランチのポジションが決まっていないという状況だったと思います。
そこから前に供給できることが少なかったのが、現状だと思っていたので、今日は比較的、全体的にシンプルに動かしてリズムを作れという話はしていました。
比較的いけたというかボールは動かせたと思います。その中で相手が突っ込んできた時の、その隙をもう一個使えないというのか、全体としてビルドアップ、クリーンにボールを動かしてもそこを突けないのが、うちの甘さなので、改善の余地があると思います。
選手コメント
岡﨑 建哉
(Q.今季初出場でしたが、試合を振り返って)絶対勝ちたかった試合でした。チームとしても僕自身としても、0-0ということですごく悔しい思いをしています。
(Q.コンディションはどうでしたか?)
先週復帰して、コンディション的には自分自身は出られる状態にいたので、そういう中で使ってもらった中で結果が出なかったのは、悔しい思いが強いです。
(Q.北九州のプレッシャーが厳しかったと思いますが、その中で上手くパスを入れられた手応えは?)
前からガンガンというか人をつかみに来るので、空いているところはたくさんあった中で入れる回数自体は多くなかったので、見えてないわけじゃないですが入れないことが多かった試合だったと思います。
そこに挿せばもっと違う展開になったと今は反省しています。
(Q.得点について、去年と比べてどういうところが課題だと?)
ゴールに向かうプレーをどんどんしていかないといけない、相手にとって怖いことをもっとすることが大事ですし、去年も点が入らない時期に言っていたのですが、そこに特化しすぎると固くなったりするので、入る時は入ると思って、その前の崩しであったり質であったりをもっと高めていくことが、点を多く取っていくのに大事なことかなと思います。
(Q.ここのところチームとしてボランチのバランスは課題になっていたと思いますが、その辺、今日は意識して臨みましたか?)
自分たちのところに人がどんどん来るほうが、南君たちも空いてくるので、そういう部分では周りの人をうまく使えるよう、意識してプレーしていましたが、質の部分はまだまだかなと思っています。
(Q.足元に入ったところでプレッシャーが来るような印象でしたが?)
それも、スカウティングでもやっていたので、そこを外せればマンツーマンみたいな感じだったので、もっともっと背後、センターバックの背後にもっとついていければ相手も嫌だったと思います。
選手コメント
南 秀仁
(Q.前節と比べてピッチ全体を使って攻めていた印象がありますが、攻撃で意識したことは?)ここ最近の試合で大胆なプレーが少なかったので、みんなで思い切りよくやっていこうという話はしていました。
自分たちがやりたいサッカーは、前節、前々節に比べたら、少しづつできていると思います。
(Q.ゴール前まで行くシーンがある中で監督はパワー不足と話してましたが、南選手はどういうものが必要と感じましたか?)
思い切りよく足を振ることだったり、ただパスを出した方がチャンスになるという時もあるので、そこは判断が上手く行った時は点も入るし、そういう判断を間違えずにペナルティエリア付近でクオリティー高くやれれば点が取れると思います。
(Q.山形らしさが戻ってきたということですが、どういうところが良くなってきてますか?)
シンプルに、アグレッシブになっていますし、戦うところも戦えていますし、このサッカーを続けて点がたくさん取れるようになってくれば、自分たちが目指すところにより近くなると思うので、いいところは継続してやっていきたいです。
戦評
ホームでの2連敗を受け、今節に巻き返しを図るモンテディオ山形はアウェイで北九州と対戦。前半、後半ともに多くのシュートシーンを作りながらもあと一歩攻めきれず、0-0のスコアレスドロー。連敗は止めたが、持ち帰る勝点は1にとどまった。
連敗を受け、この試合のGKは藤嶋栄介選手からビクトル選手にスイッチ。また、ようやくチームに合流した岡﨑建哉選手が今季初出場でボランチに入り、右サイドハーフにはこれまでの5試合ボランチでプレーしていた山田康太選手が起用された。
立ち上がりから主導権を握ったのはモンテディオ。開始直後、古巣との対戦となる國分伸太郎選手からくさびが入り、くれを受けた山田康太選手が南選手へのスルーパスを狙った。ここは合わずにキーパーがキャッチしたが、その後も幅を使いながら北九州のプレッシャーを外しながらボールを前に運んだ。
12分には山田拓巳選手のくさびを南秀仁選手がフリック。加藤大樹選手が一瞬動きを止めなければ大きなチャンスというシーンだった。13分のCKでは低く抜けてきたヴィニシウス アラウージョ選手のボールを半田陸選手がボレーシュート、さらにその流れから左に持ち込んだヴィニシウス選手もシュート。19分には相手との競り合いでボールを奪ったヴィニシウス選手のクロスから加藤選手がヘディングシュートを狙ったがこれは枠外。その直後にも左サイドを突破したヴィニシウス選手のクロスのセカンドを南選手がシュート、そのクリアを拾った半田選手もシュートと、北九州のゴールを次々に襲った。
チャンスを量産し、シュートも放ちながらゴールを割れないモンテディオは、その後、攻撃がややトーンダウン。北九州にボールを持たれるシーンもあったが、守備の切り替えが早く、決定的なシーンを作らせなかった。41分には北九州の左サイドから永田拓也選手にダイレクトでクロスを入れられ、ややヒヤリとするシーンもあったが、GKビクトル選手がしっかりとキャッチした。
後半に入り、北九州は1トップを代えてきたが、試合を優位に進めたのは引き続きモンテディオだった。47分には半田選手がミドルシュートを放ち、キーパーが弾いたボールをヴィニシウス選手がヘディングで競ると、その2分後にもプレッシャーを受けた相手のバックパスミスに対し、南選手が走り込んだ。ここもあとはペナルティーエリアを飛び出した相手キーパーをかわせば1点確実というシーンだったが、キーパーに先に触られた。
その後も山田拓巳選手やヴィニシウス選手がシュートを狙ったり、65分から67分にかけて4度のCKを獲得するなど攻め込む時間を作るが、決定打を繰り出せなかった。
北九州はシンプルなロングボールで徐々にモンテディオのサイドバックの背後を突いてきたが、飲水タイム後の73分には新垣貴之選手の左クロスがファーサイドでフリーの生駒仁選手につながった。GKビクトル選手が足を滑らせゴールが空いていたことで生駒選手はダイレクトのシュートを選択したが、これはミートしなかった。
モンテディオ最初の選手交代はこの直後。岡﨑選手から林誠道選手、加藤選手から今季初出場となる小松駿太選手への2枚替え。78分には中盤で奪ったボールを小松選手が前線のヴィニシウス選手に付けると、ヴィニシウス選手はボックスの手前から積極的に打っていったが、ここは大きく枠を越えていった。
ややオープンな展開になるにつれ、北九州に縦のロングボールを入れられるシーンも増えていった。82分には途中出場の前川大河選手がワンツーで抜け出してシュートを放つが、ここは枠をそれていった。
83分、左サイドでプレーしていた南選手に代えて松本幹太選手がピッチへ送られた。その直後に獲得したCKでは野田裕喜選手がヘディングシュートを放ったが、ここは相手に跳ね返された。トップ下に移った山田康太選手と入れ替わりで右サイドハーフでプレーする林選手は何度か背後を突く動きを見せるが、崩しきるまでには至らなかった。
0-0のまま、アディショナルタイムは4分。攻撃の馬力が上がらないモンテディオに対し、北九州がビッグチャンスを作ったのは90分+2。押し込んだ状態から針谷岳晃選手のフィードを背後で受けた高橋大悟選手がダイレクトでクロス。逆サイドからの野口航選手の折り返しに平山選手が詰めていたが、ここは山田拓巳選手がしっかりとカバーリングに戻ってビッグセーブを見せた。
その後もゴール前深く進入した前川選手にシュートを打たれるシーンもあったが、ビクトル選手が確実にキャッチ。試合終了間際には松本幹太選手に代えて移籍後初出場となる吉田朋恭選手を投入したが、間もなく試合終了の笛が鳴った。
モンテディオは連敗を止めたものの、今節も勝利はならず。2試合無得点で次節はホームに新潟を迎える。通算戦績は1勝3分け2敗、勝点は6となった。
連敗を受け、この試合のGKは藤嶋栄介選手からビクトル選手にスイッチ。また、ようやくチームに合流した岡﨑建哉選手が今季初出場でボランチに入り、右サイドハーフにはこれまでの5試合ボランチでプレーしていた山田康太選手が起用された。
立ち上がりから主導権を握ったのはモンテディオ。開始直後、古巣との対戦となる國分伸太郎選手からくさびが入り、くれを受けた山田康太選手が南選手へのスルーパスを狙った。ここは合わずにキーパーがキャッチしたが、その後も幅を使いながら北九州のプレッシャーを外しながらボールを前に運んだ。
12分には山田拓巳選手のくさびを南秀仁選手がフリック。加藤大樹選手が一瞬動きを止めなければ大きなチャンスというシーンだった。13分のCKでは低く抜けてきたヴィニシウス アラウージョ選手のボールを半田陸選手がボレーシュート、さらにその流れから左に持ち込んだヴィニシウス選手もシュート。19分には相手との競り合いでボールを奪ったヴィニシウス選手のクロスから加藤選手がヘディングシュートを狙ったがこれは枠外。その直後にも左サイドを突破したヴィニシウス選手のクロスのセカンドを南選手がシュート、そのクリアを拾った半田選手もシュートと、北九州のゴールを次々に襲った。
チャンスを量産し、シュートも放ちながらゴールを割れないモンテディオは、その後、攻撃がややトーンダウン。北九州にボールを持たれるシーンもあったが、守備の切り替えが早く、決定的なシーンを作らせなかった。41分には北九州の左サイドから永田拓也選手にダイレクトでクロスを入れられ、ややヒヤリとするシーンもあったが、GKビクトル選手がしっかりとキャッチした。
後半に入り、北九州は1トップを代えてきたが、試合を優位に進めたのは引き続きモンテディオだった。47分には半田選手がミドルシュートを放ち、キーパーが弾いたボールをヴィニシウス選手がヘディングで競ると、その2分後にもプレッシャーを受けた相手のバックパスミスに対し、南選手が走り込んだ。ここもあとはペナルティーエリアを飛び出した相手キーパーをかわせば1点確実というシーンだったが、キーパーに先に触られた。
その後も山田拓巳選手やヴィニシウス選手がシュートを狙ったり、65分から67分にかけて4度のCKを獲得するなど攻め込む時間を作るが、決定打を繰り出せなかった。
北九州はシンプルなロングボールで徐々にモンテディオのサイドバックの背後を突いてきたが、飲水タイム後の73分には新垣貴之選手の左クロスがファーサイドでフリーの生駒仁選手につながった。GKビクトル選手が足を滑らせゴールが空いていたことで生駒選手はダイレクトのシュートを選択したが、これはミートしなかった。
モンテディオ最初の選手交代はこの直後。岡﨑選手から林誠道選手、加藤選手から今季初出場となる小松駿太選手への2枚替え。78分には中盤で奪ったボールを小松選手が前線のヴィニシウス選手に付けると、ヴィニシウス選手はボックスの手前から積極的に打っていったが、ここは大きく枠を越えていった。
ややオープンな展開になるにつれ、北九州に縦のロングボールを入れられるシーンも増えていった。82分には途中出場の前川大河選手がワンツーで抜け出してシュートを放つが、ここは枠をそれていった。
83分、左サイドでプレーしていた南選手に代えて松本幹太選手がピッチへ送られた。その直後に獲得したCKでは野田裕喜選手がヘディングシュートを放ったが、ここは相手に跳ね返された。トップ下に移った山田康太選手と入れ替わりで右サイドハーフでプレーする林選手は何度か背後を突く動きを見せるが、崩しきるまでには至らなかった。
0-0のまま、アディショナルタイムは4分。攻撃の馬力が上がらないモンテディオに対し、北九州がビッグチャンスを作ったのは90分+2。押し込んだ状態から針谷岳晃選手のフィードを背後で受けた高橋大悟選手がダイレクトでクロス。逆サイドからの野口航選手の折り返しに平山選手が詰めていたが、ここは山田拓巳選手がしっかりとカバーリングに戻ってビッグセーブを見せた。
その後もゴール前深く進入した前川選手にシュートを打たれるシーンもあったが、ビクトル選手が確実にキャッチ。試合終了間際には松本幹太選手に代えて移籍後初出場となる吉田朋恭選手を投入したが、間もなく試合終了の笛が鳴った。
モンテディオは連敗を止めたものの、今節も勝利はならず。2試合無得点で次節はホームに新潟を迎える。通算戦績は1勝3分け2敗、勝点は6となった。