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FC町田ゼルビア
1
[ 試合終了 ] | ||
0 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 1 |
1
- 56分 オウンゴール
- 86分 深津 康太
AWAY
モンテディオ山形
メンバー
FC町田ゼルビア
スターティングメンバー
GK | 42 | 福井 光輝 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 奥山 政幸 | |
DF | 4 | 水本 裕貴 | |
DF | 5 | 深津 康太 | |
DF | 23 | 酒井 隆介 |
73' |
MF | 6 | 佐野 海舟 | |
MF | 8 | 髙江 麗央 | |
MF | 10 | 平戸 太貴 | |
MF | 14 | 吉尾 海夏 |
73' |
MF | 18 | 長谷川 アーリアジャスール |
61' |
FW | 13 | 岡田 優希 |
控えメンバー
GK | 45 | 茂木 秀 | |
---|---|---|---|
DF | 15 | 森下 怜哉 | |
DF | 17 | 高橋 祥平 | |
DF | 24 | 青木 義孝 | |
MF | 20 | デューク カルロス |
73' |
FW | 28 | 太田 修介 |
61' |
FW | 30 | 中島 裕希 |
73' |
監督
ランコ ポポヴィッチ |
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 44 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 23 | 熊本 雄太 | |
MF | 14 | 山田 康太 | |
MF | 15 | 藤田 息吹 |
90' |
MF | 17 | 加藤 大樹 | |
MF | 19 | 松本 怜大 | |
FW | 9 | ヴィニシウス アラウージョ |
90' |
FW | 10 | 中村 充孝 |
76' |
FW | 18 | 南 秀仁 |
90' |
控えメンバー
GK | 1 | ビクトル | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 山﨑 浩介 | |
DF | 31 | 半田 陸 | |
MF | 25 | 國分 伸太郎 |
90' |
MF | 41 | 中原 輝 |
76' |
FW | 13 | 木戸 皓貴 |
90' |
FW | 39 | 林 誠道 |
90' |
監督
ランコ ポポヴィッチ |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 14 | FK | 15 | 0 | 0 |
0 | 0 | 5 | CK | 3 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 6 | シュート | 3 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 12.3℃
-
- 湿度
- 41%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 2,618人
-
- 主審
- 御厨 貴文
-
- 副審
- 竹田 和雄、藤井 陽一
-
- 第四の審判
- 金井 清一
監督コメント
<ハーフタイム>
・自分たちが押し込んだ時もやり切っていない。もっと前に仕掛けよう。
・もう少し冷静に対応しよう。
・リスク管理をしっかり意識しよう。
<試合後監督会見>
まずは無事に開幕することが出来たのは、本当に喜ばしいことだと思います。
僕たちのサポーターが来れないというのは残念でしたが、まずサッカーが出来たことに本当に感謝したいと思います。
ゲームの方は、いろいろプランはありましたが、開幕戦ということもあって、かなりクローズと言うか、固い試合になるなとは思っていました。
どちらかと言うと自分たちのやりたいことは、僕達の方が、特に前半出来なかった印象です。
ポジショニングもかなり悪かったですし、自分たちから捕まりに行ってるようなイメージがあったので、相手としてはすごい守りやすかった部分はありました。
その中で取られ方が悪く、カウンターを食らいましたが、前半はよくゼロで終えたと思います。
後半、ポジションは修正はしましたが、ゴール前までに詰め寄るシーンは正直言ってイメージとは違う形で持って行きました。自分たちのやりたいことはあまり出来なかったです。
そういった意味では、町田さんのゲームだったと思います。
自分たちはもう一回、(次の試合まで)一週間あります。山形に一回帰り、一回選手たちがリフレッシュできると思いますし、また新たなメンタルを持って次に向かいたいと思います。
(Q.前半から町田が内を固めてきてたように見えましたが、どう打開したかった?)
内に閉めてきたというよりも、僕たちがちょっと捕まりに行ったなというイメージがありました。外のポジショニングもそうですが、中の選手のポジショニングも相手により近いポジションを取ってしまいました。
ボランチの食いつきはあったので、そこのポジショニングの修正や南がそこを見つけることは可能でしたが、他の中の選手は見つけられなかったなという印象ですね。
外の選手も、若干ポジションを高目に取っていたので、そのぶんちょっと相手に捕まりやすかったですし、全体のポジショニングは、今までの中では、久々のゲームだったのもありますが、ちょっと悪かったと思います。
(Q.藤田選手と山田康太選手の起用の意図と評価を)
プレーの強度では期待をして、チームとして求めていた部分は、試合の中で発揮してくれたと思います。
ただし、そのチームの中での潤滑油としてのボランチとしては、若干今日は逆にブレーキだった部分があり、ちょっと物足りなさを感じたゲームだったと正直なところ思います。
今日に関して言えば、それはボランチだけの問題ではなく、チーム全体としての硬さやポジショニングの悪さが全体的に出たゲームだったと思います。
今後修正して、次に活かしていきたいと思います。
(Q.後半先制後、今日の内容ではもう一点というのは難しかった?)
前半の内容から見て、後半、良くはないですが押し込めた部分もありました。
どちらかというと追加点というよりも消極的な部分が見えたのは正直否めないと思います。
相手も足が止まっていたのもあったので、そこを堅くいく展開をしたのが正直なところです。
あそこで決め切る力や交代選手を含めて馬力、パワーを持って交代するべきだったのは正直なところです。
チームとしてはこれから、自分たちの形、交代選手も含めてどういった形でもう一点取りに行くのかを詰めなければならない部分がたくさんあります。
ちょっと痛いですが、勉強したなというところです。(開幕戦は)ここ10年なかなか勝てなかったのもありますが、(今年も)なかなか簡単には勝たせてもらえなかったです。
・自分たちが押し込んだ時もやり切っていない。もっと前に仕掛けよう。
・もう少し冷静に対応しよう。
・リスク管理をしっかり意識しよう。
<試合後監督会見>
まずは無事に開幕することが出来たのは、本当に喜ばしいことだと思います。
僕たちのサポーターが来れないというのは残念でしたが、まずサッカーが出来たことに本当に感謝したいと思います。
ゲームの方は、いろいろプランはありましたが、開幕戦ということもあって、かなりクローズと言うか、固い試合になるなとは思っていました。
どちらかと言うと自分たちのやりたいことは、僕達の方が、特に前半出来なかった印象です。
ポジショニングもかなり悪かったですし、自分たちから捕まりに行ってるようなイメージがあったので、相手としてはすごい守りやすかった部分はありました。
その中で取られ方が悪く、カウンターを食らいましたが、前半はよくゼロで終えたと思います。
後半、ポジションは修正はしましたが、ゴール前までに詰め寄るシーンは正直言ってイメージとは違う形で持って行きました。自分たちのやりたいことはあまり出来なかったです。
そういった意味では、町田さんのゲームだったと思います。
自分たちはもう一回、(次の試合まで)一週間あります。山形に一回帰り、一回選手たちがリフレッシュできると思いますし、また新たなメンタルを持って次に向かいたいと思います。
(Q.前半から町田が内を固めてきてたように見えましたが、どう打開したかった?)
内に閉めてきたというよりも、僕たちがちょっと捕まりに行ったなというイメージがありました。外のポジショニングもそうですが、中の選手のポジショニングも相手により近いポジションを取ってしまいました。
ボランチの食いつきはあったので、そこのポジショニングの修正や南がそこを見つけることは可能でしたが、他の中の選手は見つけられなかったなという印象ですね。
外の選手も、若干ポジションを高目に取っていたので、そのぶんちょっと相手に捕まりやすかったですし、全体のポジショニングは、今までの中では、久々のゲームだったのもありますが、ちょっと悪かったと思います。
(Q.藤田選手と山田康太選手の起用の意図と評価を)
プレーの強度では期待をして、チームとして求めていた部分は、試合の中で発揮してくれたと思います。
ただし、そのチームの中での潤滑油としてのボランチとしては、若干今日は逆にブレーキだった部分があり、ちょっと物足りなさを感じたゲームだったと正直なところ思います。
今日に関して言えば、それはボランチだけの問題ではなく、チーム全体としての硬さやポジショニングの悪さが全体的に出たゲームだったと思います。
今後修正して、次に活かしていきたいと思います。
(Q.後半先制後、今日の内容ではもう一点というのは難しかった?)
前半の内容から見て、後半、良くはないですが押し込めた部分もありました。
どちらかというと追加点というよりも消極的な部分が見えたのは正直否めないと思います。
相手も足が止まっていたのもあったので、そこを堅くいく展開をしたのが正直なところです。
あそこで決め切る力や交代選手を含めて馬力、パワーを持って交代するべきだったのは正直なところです。
チームとしてはこれから、自分たちの形、交代選手も含めてどういった形でもう一点取りに行くのかを詰めなければならない部分がたくさんあります。
ちょっと痛いですが、勉強したなというところです。(開幕戦は)ここ10年なかなか勝てなかったのもありますが、(今年も)なかなか簡単には勝たせてもらえなかったです。
選手コメント
山田 康太
(Q.今日の試合について1-1という結果、自身のパフォーマンスも含めて振り返ってください)山形に来て初めての公式戦で、少しはイメージはしていましたが、前半入りはなかなか理想通りの試合運びに出来ませんでした。
なかなか自分たちでゲームをコントロールする時間が短かったので、どうしてもうまく運べている感じは正直しませんでした。
ただその中でも失点もしてないですし、実際あの試合展開でアウェイの中先制し、流れの中でもあまり怖さを感じていませんでした。
ただセットプレーでやられてしまったのはすごく、選手も追いつかれた側ですし、若干メンタル的に落ちちゃった部分も正直あったと思います。
(Q.攻撃面でボールはある程度を持てる中で、うまい縦パスを入れれなかったり形を作れたなかったのは、どういうところがうまくいかなかったですか?)
もう少し選手の距離感を縮めてもよかったと思います。
まあアツ君(中村充孝選手)や秀仁君(南秀仁選手)ともう少し僕が近い距離でプレーできると、もう少しテンポが生まれてきたり、面白いアイデアの共有はできると思っています。
練習からやっている中で、サイドにはタイキ君(加藤大樹選手)など特徴のある選手がいるので、中がダメだった時に外、初めて外という選択肢が出てくる中で、まずその内側がなかったのが正直な感想です。
もう少し距離感をみんなが縮める必要があったと思います。
(Q.ハードワークや球際の強さを示せたと思いますがその点はいかがですか?)
そこは最低限やるべきプレーだと思います。
攻撃に特徴のあるチームだからといって守備の強度が落ちてしまうと良い攻撃にも繋がりません。
失った瞬間は、自分を含めチーム全体がいい意識を持っていると思うので、その中の一員として僕もファーストディフェンスを強くだったり、セカンドボールの反応を早くして、敵とコンタクトするプレーもありましたが、そういうところは怠らずにやっていかないとボールも自分達の方に溢れてこないと思います。
町田はそういうところに特徴のあるチームだと思うので、その面でも負けてはいけないという思いで入りました。
(Q.初勝利をかけて次節への意気込みを)
山形で一試合やってみて、次の試合の時はどういう展開になったらどうしようというのは、一試合やったことによって、ある程度僕を含めてみんな理解力が上がっていると思います。
去年からメンバーも多少変わっていると思いますので、そういうところも含めて山形でいい調整をして、またアウェイですけど、もっといい試合見せられると思います。
必ず勝ち点3取れるように取り組んでいきたいと思います。
(Q.J2へのレンタル2シーズン目となり昨シーズン年間通して試合に絡み続けるという経験をした上で、さらに競争が激しい環境に身を置いてるとい思いますが、開幕戦にスタメンで出れました。今シーズンにかける思い、今後自分自身がどう成長して行きたいか等について)
どこのチームにいても、やっぱりこの世界でやっている以上競争は当たり前だと思っています。
僕がチームを変えて、もちろん競争があった中で監督がチョイスしてくれたということに、まずプレイヤーとして喜びを感じていました。
ここがゴールでも何でもないので、今日も勝てなかったですし、誰が出ても、本当にいい選手がたくさんいると思います。
僕も結果が出ないといつ出なくなるかも分からないです。しかし、代わりに出た選手も自分もすごく信頼して見ていられると言うか、良い関係は出来ていると思います。
自分が出る時は全力のプレーをして、いい関係を築けていければいいかなと思います。
選手コメント
南 秀仁
(Q.開幕戦かなり固い試合になってしまった印象ですが振り返って如何でしょうか?)本当に両チーム開幕ということで、まあ堅い試合になりましたが、悪くはなかったんじゃないかと思います。
(Q.攻撃のところでなかなかシュートチャンスに持ち込めなかったところで、南選手にもなかなかボールが入らない印象でしたが、どうでしょうか?うまくいかなかったところは?)
何回かを受けられるチャンスがあったので、今日は大事に大事にやりすぎていた部分もあったと思います。
思い切りよくやってもよかったかなと思います。
(Q.毎年開幕戦山形苦しんでる中で、プレーの強度やコンディションは、南選手自身はどう感じてますか?)
コンディションは全然悪くないと思いますし、すごくいいキャンプが出来ていました。身体的にも状態は良かったです。
(Q.例年と比べてはいかがですか?)
そんなに差はないと思いますが、僕は今年の方がいつもより体がいい感じです。
戦評
開幕戦の相手はFC町田ゼルビア。モンテディオ山形はキャンプ地・市原から町田に乗り込んだ。優勝を目標に掲げるシーズン、ぜひとも開幕戦を白星で飾り今後につなげたかったが、結果は1-1のドローに終わった。
モンテディオのスターティングメンバーは、ボランチに入った藤田息吹選手、山田康太選手以外の9人はすべて昨季までの在籍選手。また、ベンチメンバーは半田陸選手以外の6人、すべて新加入選手が並んだ。
立ち上がり直後、左サイドを突破されてクロスを入れられるシーンはあったが、その後は町田陣内に押し込む形でボールを回し、特に右サイドから崩す姿勢が見られた。しかし、町田のタイトに守備にシュートまで行きつかず、徐々にボールを奪われカウンターを受けるシーンが増えていった。
19分には藤田選手が高い位置でサポートの位置に入り、そこからの攻撃でCKを獲得、31分にも左サイドで南秀仁選手と山田康太選手のパス交換からCKを奪うなど、散発的に攻撃するシーンはあったが、前半を通してモンテディオのシュートはゼロに終わった。
逆に町田は何度かカウンターを打ち、そのうち前半のシュートは3本。39分には左サイド・岡田優希選手の切り返しからのシュートがゴールマウスの角をかすめるなど、ホームの町田が得点に近い状態でハーフタイムを迎えた。
後半は町田がボールを持つ展開が多めだったが、モンテディオも山田康太選手が左サイドで攻撃に絡むなど、打開策を探る展開となった。
すると56分、モンテディオのFK。キッカー・ヴィニシウス アラウージョ選手のボールはヘディングで跳ね返されたが、それを拾ったのは再びヴィニシウス選手。ニアサイドへクロスを送ると、町田の水本裕貴選手が対応しようとしたボールがゴールマウスに向かい、そのままオウンゴール。モンテディオが先制した。
モンテディオは1点のリードで余裕のあるボール保持はできていた。カウンターを受けるシーンは少なくなったが、もう1点奪うためのプレーもほとんどなくなっていた。
町田は61分の交代に続き、73分には2枚替え。元モンテディオの中島裕希選手もこのタイミングでの出場となった。モンテディオも76分、左サイドハーフの中村充孝選手に代わり、中原輝選手を投入。その中原選手から南選手を経由し、左サイドの加藤大樹選手が切り返しから放ったシュートが、この試合のファーストシュートになった。
モンテディオは1点のリードをセーフティに守る展開が続いていたが、86分、町田がFKを獲得。その5分前には同じようなポイントから平戸太貴選手が蹴ったボールがそのままGK藤嶋栄介選手がキャッチしたが、今回はラインの裏でワンバウンドするより低い軌道。ここで町田の深津康太選手に飛び込まれ、ダイビングヘッドでゴールネットを揺らされた。
同点とされたモンテディオは89分に3枚替え。ヴィニシウス選手→林誠道選手、南選手→木戸皓貴選手、藤田選手→國分伸太郎選手がそれぞれピッチに入った。
モンテディオはフレッシュな選手を中心に何度かカウンターのチャンスを迎えると、アディショナルタイムに、加藤選手の左クロスに木戸選手がヘディングを合わせた。ここは町田のキーパーにキャッチされたが、その直後、山田康太選手から背後へ送られたボールを、バウンドにうまく合わせた木戸選手がミドルシュート。ここは枠内に飛んだがキーパーに弾かれ、CKでもうワンチャンスあるかと思われたが、ここでタイムアップの笛が吹かれた。
モンテディオの初戦は1-1のドロー。町田、千葉、甲府とともに勝点1の9位タイで今季をスタートさせた。次週からは山形に戻り、第2節・東京ヴェルディ戦に向けたトレーニングを開始する。
モンテディオのスターティングメンバーは、ボランチに入った藤田息吹選手、山田康太選手以外の9人はすべて昨季までの在籍選手。また、ベンチメンバーは半田陸選手以外の6人、すべて新加入選手が並んだ。
立ち上がり直後、左サイドを突破されてクロスを入れられるシーンはあったが、その後は町田陣内に押し込む形でボールを回し、特に右サイドから崩す姿勢が見られた。しかし、町田のタイトに守備にシュートまで行きつかず、徐々にボールを奪われカウンターを受けるシーンが増えていった。
19分には藤田選手が高い位置でサポートの位置に入り、そこからの攻撃でCKを獲得、31分にも左サイドで南秀仁選手と山田康太選手のパス交換からCKを奪うなど、散発的に攻撃するシーンはあったが、前半を通してモンテディオのシュートはゼロに終わった。
逆に町田は何度かカウンターを打ち、そのうち前半のシュートは3本。39分には左サイド・岡田優希選手の切り返しからのシュートがゴールマウスの角をかすめるなど、ホームの町田が得点に近い状態でハーフタイムを迎えた。
後半は町田がボールを持つ展開が多めだったが、モンテディオも山田康太選手が左サイドで攻撃に絡むなど、打開策を探る展開となった。
すると56分、モンテディオのFK。キッカー・ヴィニシウス アラウージョ選手のボールはヘディングで跳ね返されたが、それを拾ったのは再びヴィニシウス選手。ニアサイドへクロスを送ると、町田の水本裕貴選手が対応しようとしたボールがゴールマウスに向かい、そのままオウンゴール。モンテディオが先制した。
モンテディオは1点のリードで余裕のあるボール保持はできていた。カウンターを受けるシーンは少なくなったが、もう1点奪うためのプレーもほとんどなくなっていた。
町田は61分の交代に続き、73分には2枚替え。元モンテディオの中島裕希選手もこのタイミングでの出場となった。モンテディオも76分、左サイドハーフの中村充孝選手に代わり、中原輝選手を投入。その中原選手から南選手を経由し、左サイドの加藤大樹選手が切り返しから放ったシュートが、この試合のファーストシュートになった。
モンテディオは1点のリードをセーフティに守る展開が続いていたが、86分、町田がFKを獲得。その5分前には同じようなポイントから平戸太貴選手が蹴ったボールがそのままGK藤嶋栄介選手がキャッチしたが、今回はラインの裏でワンバウンドするより低い軌道。ここで町田の深津康太選手に飛び込まれ、ダイビングヘッドでゴールネットを揺らされた。
同点とされたモンテディオは89分に3枚替え。ヴィニシウス選手→林誠道選手、南選手→木戸皓貴選手、藤田選手→國分伸太郎選手がそれぞれピッチに入った。
モンテディオはフレッシュな選手を中心に何度かカウンターのチャンスを迎えると、アディショナルタイムに、加藤選手の左クロスに木戸選手がヘディングを合わせた。ここは町田のキーパーにキャッチされたが、その直後、山田康太選手から背後へ送られたボールを、バウンドにうまく合わせた木戸選手がミドルシュート。ここは枠内に飛んだがキーパーに弾かれ、CKでもうワンチャンスあるかと思われたが、ここでタイムアップの笛が吹かれた。
モンテディオの初戦は1-1のドロー。町田、千葉、甲府とともに勝点1の9位タイで今季をスタートさせた。次週からは山形に戻り、第2節・東京ヴェルディ戦に向けたトレーニングを開始する。