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モンテディオ山形
3
[ 試合終了 ] | ||
1 | 前半 | 1 |
2 | 後半 | 1 |
2
- 24分 前川 大河
- 90+2分 渡邊 凌磨
- 90+4分 加藤 大樹
- 3分 安藤 瑞季
- 67分 平戸 太貴
AWAY
FC町田ゼルビア
メンバー
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 42 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 23 | 熊本 雄太 | |
DF | 31 | 半田 陸 |
74' |
MF | 8 | 小松 駿太 | |
MF | 14 | 本田 拓也 |
65' |
MF | 19 | 松本 怜大 | |
MF | 40 | 渡邊 凌磨 | |
FW | 10 | 中村 充孝 |
65' |
FW | 13 | 大槻 周平 |
74' |
FW | 50 | 前川 大河 |
82' |
控えメンバー
GK | 30 | 佐藤 昭大 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 野田 裕喜 |
65' |
DF | 36 | 小野田 将人 | |
MF | 18 | 南 秀仁 |
74' |
MF | 20 | 加藤 大樹 |
65' |
FW | 9 | ヴィニシウス アラウージョ |
74' |
FW | 33 | 高橋 潤哉 |
82' |
監督
石丸 清隆 |
FC町田ゼルビア
スターティングメンバー
GK | 42 | 福井 光輝 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 奥山 政幸 | |
DF | 4 | 水本 裕貴 |
46*' |
DF | 5 | 深津 康太 | |
DF | 22 | 小田 逸稀 | |
MF | 8 | ジョン チュングン |
82' |
MF | 10 | 平戸 太貴 | |
MF | 14 | 吉尾 海夏 |
89' |
MF | 18 | 髙江 麗央 | |
MF | 25 | 佐野 海舟 | |
FW | 16 | 安藤 瑞季 |
74' |
控えメンバー
GK | 1 | 秋元 陽太 | |
---|---|---|---|
DF | 23 | 酒井 隆介 |
46*' |
MF | 29 | 森村 昂太 | |
FW | 7 | マソビッチ |
89' |
FW | 9 | ステファン | |
FW | 13 | 岡田 優希 |
82' |
FW | 30 | 中島 裕希 |
74' |
監督
ランコ ポポヴィッチ |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 9 | FK | 15 | 0 | 0 |
0 | 0 | 3 | CK | 2 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 7 | シュート | 15 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 6℃
-
- 湿度
- 50%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 2,311人
-
- 主審
- 田中 玲匡
-
- 副審
- 蒲澤 淳一、大矢 充
-
- 第四の審判
- 佐藤 誠和
監督コメント
<ハーフタイム>
・ゲームの中で同じミスを繰り返さないこと。
・前を向いて仕掛けていく意識を持とう。
<試合後監督会見>
平日、寒い中に応援に駆けつけくれたサポーターのみなさんに本当に感謝したいと思います。
それ(サポーターの皆さんの応援)が最終的に勝たせてくれました。
選手を後押ししていただき、(選手は最後まで足を止めずにやってくれたところが全てだと思います。
内容に関しては、自分たちのやりたいことが全く今日は出来ませんでした。
時間は無いですが、修正してコンディションが良い選手を使っていきたいと思います。
サッカーの内容に関しては、今日はあまり話すことはないと思います。
(Q.大幅に先発メンバーを変えましたがどんな言葉を掛けたのかと、この試合で上手く行かなかったところについて)
いつもと同じで、中二日のところで、パフォーマンスとコンディションが良いと思った選手を、今回は送り込みました。
今日は変わりなく行こうと思ったのですが、なかなか上手くいかなかったのが、現状だと思います。
(Q.今季初の逆転勝利でしたが、後半点が取れた要因は?)
最後は割り切った形でゴールに向かい、ラッキーな点だったと思います。
先ほど言いましたように、チームとしてボールをしっかり握って崩していくという形がほとんど出来なかったので、クリーンなボールがなかなか前に入りませんでした。
後ろのノッキング具合は相当なものかなと思います。
まだまだ上手くならないといけないということだと思います。
チームとして課題を持ち帰って、これがまだゴールでもないので、勝てたというメンタリティというのは称賛したいですし、まだまだ上手くなるというところは、持ち帰ってやっていきたいと思います。
(Q.ボールを繋げなかった要因は?)
後ろのノッキング具合が今日はひどく、相手が前線から来るというよりブロックを引く守備体型で、ツーセンターフォワードとボランチのラインがちょっと前気味で探すところが問題だと思っています。
ポジショニングから取れていないのもそうですが、ズレが出来ているのに自分で持って探して、次の選手が苦しい状況でつけるという状況が、頻繁に起こってしまいました。
またそれを見れていないという状況が結構多かったです。
形を変えてやっていく手段、ボランチも含めてなかなか運べなかった要因だと思います。
(Q.メンバーを変えたことも要因ですか?)
それはあるかもしれないですが、チームで持ち帰って、一人がどうこうという問題じゃないと思いますので、それをグループで、しっかり修正する力というのは必要だと思います。
全体的には良くなかった、これで勝てたというのは逆に町田さんには申し訳ないゲームだったと思います。
・ゲームの中で同じミスを繰り返さないこと。
・前を向いて仕掛けていく意識を持とう。
<試合後監督会見>
平日、寒い中に応援に駆けつけくれたサポーターのみなさんに本当に感謝したいと思います。
それ(サポーターの皆さんの応援)が最終的に勝たせてくれました。
選手を後押ししていただき、(選手は最後まで足を止めずにやってくれたところが全てだと思います。
内容に関しては、自分たちのやりたいことが全く今日は出来ませんでした。
時間は無いですが、修正してコンディションが良い選手を使っていきたいと思います。
サッカーの内容に関しては、今日はあまり話すことはないと思います。
(Q.大幅に先発メンバーを変えましたがどんな言葉を掛けたのかと、この試合で上手く行かなかったところについて)
いつもと同じで、中二日のところで、パフォーマンスとコンディションが良いと思った選手を、今回は送り込みました。
今日は変わりなく行こうと思ったのですが、なかなか上手くいかなかったのが、現状だと思います。
(Q.今季初の逆転勝利でしたが、後半点が取れた要因は?)
最後は割り切った形でゴールに向かい、ラッキーな点だったと思います。
先ほど言いましたように、チームとしてボールをしっかり握って崩していくという形がほとんど出来なかったので、クリーンなボールがなかなか前に入りませんでした。
後ろのノッキング具合は相当なものかなと思います。
まだまだ上手くならないといけないということだと思います。
チームとして課題を持ち帰って、これがまだゴールでもないので、勝てたというメンタリティというのは称賛したいですし、まだまだ上手くなるというところは、持ち帰ってやっていきたいと思います。
(Q.ボールを繋げなかった要因は?)
後ろのノッキング具合が今日はひどく、相手が前線から来るというよりブロックを引く守備体型で、ツーセンターフォワードとボランチのラインがちょっと前気味で探すところが問題だと思っています。
ポジショニングから取れていないのもそうですが、ズレが出来ているのに自分で持って探して、次の選手が苦しい状況でつけるという状況が、頻繁に起こってしまいました。
またそれを見れていないという状況が結構多かったです。
形を変えてやっていく手段、ボランチも含めてなかなか運べなかった要因だと思います。
(Q.メンバーを変えたことも要因ですか?)
それはあるかもしれないですが、チームで持ち帰って、一人がどうこうという問題じゃないと思いますので、それをグループで、しっかり修正する力というのは必要だと思います。
全体的には良くなかった、これで勝てたというのは逆に町田さんには申し訳ないゲームだったと思います。
選手コメント
渡邊 凌磨
(Q.今日はスタートから左サイドハーフでのプレーでしたがいかがでしたか?)いい位置で受けて、前向いて仕掛けるシーンというのがほぼゼロに近く、センターバックから、ボランチからの縦パスというのが少なかったというのもちろんあります。
それを引き出すような動きが少なかったと思うし、まだ映像を全部見れてないので、なんでそうなったのか自分の中で整理できていませんが、結果としてそういうのが少なかったと思います。
いつも受けている場所で受ける回数が減っていました。
左だからという問題ではなく、ポジショニングの問題なのか相手を見れてないかというのは、これから自分の中で整理していって、次に繋げたいと思います。
(Q.給水などプレーが止まったところで選手間で話をしていたようですが、どういう会話がありましたか?)
いつもどおりの事が出来てないのは、たぶんみんなわかっていたと思うし、それは人が変わっても変わらなくてもやらなければいけないことです。
そこを基準として出来ていないとたぶん全員が思っていたし、立ち上がり早々に失点したところから、結果は勝てましたが、内容も詰めていかないとJ1狙うチームではなくなってしまうというのは今日率直に感じました。
(Q.出来ていなかったこと、やるべきことはどういうことでしたか?)
もちろん球際はそうですが、自分のプレーやそういうのじゃなくて、気持ちで変えられる部分というのはいっぱいあったと思います。
そういうところがまだまだ足りないし、前節もそうだったので、そういう部分を今日は無くしていこうと言って入った試合でした。
まだまだ足りないと思っているので、そういうところ、監督も試合前に言っていましたが、ミスしても自分が止まらなければ、それがミスにならないということはそのとおりだと思います。
ミスをミスにしないというのが、チームプレーだと思います。
そういうところはもっともっと今まで以上に、自分たちのサッカーをやって勝てた時というのは、そういうのが出来ていたからああいうことが出来たと思うので、その辺もっとやっていきたいと思います。
(Q.セットプレーのキッカーを務めましたがそこからの得点の場面と、自身の得点シーンを振り返って下さい)
コーナーキックは、キッカーがいなかったので、蹴ってみてということだったのですが、ニアを狙うというのは僕たちが常にやっていることです。
そこにボールを蹴ればいいだけなので、大した役割ではなかったのですが、それが点に結びついたのは良かったと思います。
2点目(自身の得点)に関しては、もう点取るしかないので、もう取りたいという気持ちだけで入ったらヴィニ(ヴィニシウス・アラウージョ選手)がいいボールをくれました。
(Q.プレースキッカーの経験はこれまでは?)
やってました。新潟の時も蹴ってましたし、今までずっと各チームで蹴らない時はなかったですが、頻繁にというわけじゃないですが、居なかったりしたら蹴ってることが多かったかなと思います。
(Q.残り4試合、自分たちでどんな戦いをしていきたいですか?)
もちろん勝つというところは、大前提ですが、今日みたいな勝ち、もちろん勝てたのは良かったですし、今までこういう勝ち方がなかったので、こういう勝ち方もたまには良いかなと思います。
しかし、僕らはちゃんとボール回してゴールまで行くのを、みんなで共通理解を持ってやっているので、監督は、本意じゃないというか、こういう勝ち方は本意ではないので、ちゃんと僕ららしいサッカーを見せて、来季に繋げていけたらと思います。
選手コメント
加藤 大樹
(Q.劇的な逆転勝利になるゴールでした。どんな思いでプレーしていましたか?)押し込まれる展開が多かったので、途中出場で流れを変えるために入ったのですが、失点してしまい、苦しい場面でしたが、諦めず、前に前に、前の意識というのは忘れずにプレーしていました。
(Q.得点シーンを改めて)
南(秀仁選手)が上手く抜け出してくれたので、必ず出てくるだろうなというふうには思っていました。タイミング良く南が出してくれたと思います。
(Q.ゴールを狙ったシュートでしたか?)
ヴィニシウス(アラウージョ選手)とディフェンスとキーパーが見ていて、キーパーとヴィニの間に速いボールというか、通せば何かが起こると思って入ったのですが、そのまま入ってくれたので、シュートではないですね。
(Q.今季初の逆転勝利でした。途中出場の選手としては仕事をしたという感じですか?)
途中出場の選手が試合を決めるというのはチームとしても大きいと思うので、そこに関しては満足しています。
(Q.残り4試合どういう戦いをしたいですか?)
まだまだチームとしてやれることはあるので、その質を突き詰めて、来シーズンに向けてやっていくしかないです。
戦評
12月最初の試合となった今節のFC町田ゼルビア戦、モンテディオ山形は終始苦しい戦いを強いられたが、1-2で迎えたアディショナルタイムに2得点。今季初の逆転勝利は劇的な幕切れとなった。
0-0の前節・甲府戦から中2日、モンテディオは先発メンバー5人を入れ替えた。本田拓也選手は17試合ぶり、中村充孝選手は14試合ぶりの先発となったが、ボランチは本田選手と小松駿太選手と先発では初のコンビとなった。
甲府戦は攻守ともに機能せず、今節はその課題克服もテーマだったが、いきなり3分に失点を喫することになった。本田選手が中盤でボールを奪われると、町田は右サイドへ展開。吉尾海夏選手のクロスは山田拓巳選手が中央にクリアしたが、安藤瑞季選手がダイレクトでシュート。これを止めることができず、立ち上がりからビハインドのスタートとなった。
さらに5分には、モンテディオのCKをクリアされ、町田が2対1のカウンター。吉尾選手のクロスから平戸太貴選手がフリーで放ったシュートはポスト直撃。モンテディオは最悪のケースを免れた。
11分にはモンテディオも山田拓巳選手のクロスから渡邊凌磨選手がヘディングシュートを放つシーンを作ったが、前半を通して町田の4-4-2ブロックの間で起点を作ることができず、前方にパスを出しては跳ね返されたり、パスをひっかけられたりとノッキングの連続。セカンドボールへの執着心でも相手に上回られた。
しかし、20分頃から町田の中盤と最終ラインの間にパスが入るようになり、相手陣内でのプレーが少し増えると、24分、小松選手の縦パスを中村充選手が落とし、大槻周平選手がシュートを狙った。ここは相手ディフェンダーのブロックに阻まれたが、この直後のCKで、キッカー・渡邊選手のボールを大槻選手がニアでスラし、ファーサイドで前川選手が押し込んで同点とした。
追いつかれた町田が再び前からボールをとりに来たことで、モンテディオはまた圧され気味となった。36分には前川選手のフィードに渡邊選手が抜け出すシーンや、CKから半田陸選手がボレーシュートを放つシーン、熊本雄太選手からバイタルエリアの前川選手にパスが通り、はたいて松本怜大選手から中央にパスを送るシーンなど、いくつかチャンスにつながりかけるシーンを作るが、2点目には届かず、1-1のまま前半を終えた。
後半も立ち上がりに自陣深く入られ、吉尾選手にサイドネットを揺らされるなど、不安定な立ち上がりとなった。
49分には山田選手のクロスから中村充選手がシュートを狙うシーンもあったが、その後は小松選手のロストから安藤選手にシュートまで持ち込まれたり、クロスの折り返しを安藤選手にヘディングシュートで狙われるなど防戦となった。
59分にはショートカウンターから最後は髙江麗央選手にシュートを打たれたり、61分にも早いリスタートの流れから小田逸稀選手にシュートを許すなど、ゴールを脅かされた。モンテディオは縦に入れたボールがことごとくミスになったり、相手にカットされるなどで守備に入れ替わるシーンが多く、スタンドからはそのたびにため息が漏れた。
65分には本田選手、中村充選手から野田裕喜選手、加藤大樹選手がスイッチ。半田選手センターバックからボランチに上がった。しかし、これで流れを変えることはできず、67分、町田のサイド突破からのクロスで、最後は平戸選手にシュートを決められ、再び突き放された。
ビハインドもモンテディオは74分にも2枚替え。半田選手、大槻選手に代えて南選手、ヴィニシウス アラウージョ選手を投入。ボランチに入った南選手はボールを多くさばくことでチームにリズムを生み出し、逆に野田選手から前方の山田選手へのフィードも生きるようになった。
82分には前川選手に代えて髙橋潤哉選手が入り、最後の追い上げを狙う。4分間のアディショナルタイムに入ったところで、モンテディオは左サイドからの攻撃でファウルを受け、FKのチャンス。キッカー・ヴィニシウス選手のボールはキーパー手前のスペースへ。ここにマークを剥がした渡邊選手が飛び込み、ヘディングを決めて2-2と追いついた。
直後の90分+3には背後をとった平戸選手のループシュートをGK藤嶋栄介選手が右手で弾き出す好セーブ。するその直後の町田のCKでは、モンテディオのカウンターでまずは相手陣内に入ると、スローインからの流れで、南選手のスルーパスに加藤選手が飛び出し、左足で対角へ。飛び込んだヴィニシウス選手は触ることができなかったが、ボールはそのままゴールマウスの中に転がり込み、大逆転のゴールとなった。
試合は間もなく終了。今季初の逆転勝利を飾ったモンテディオは、通算戦績を15勝11分け12敗とし、勝点56で7位に浮上した。
0-0の前節・甲府戦から中2日、モンテディオは先発メンバー5人を入れ替えた。本田拓也選手は17試合ぶり、中村充孝選手は14試合ぶりの先発となったが、ボランチは本田選手と小松駿太選手と先発では初のコンビとなった。
甲府戦は攻守ともに機能せず、今節はその課題克服もテーマだったが、いきなり3分に失点を喫することになった。本田選手が中盤でボールを奪われると、町田は右サイドへ展開。吉尾海夏選手のクロスは山田拓巳選手が中央にクリアしたが、安藤瑞季選手がダイレクトでシュート。これを止めることができず、立ち上がりからビハインドのスタートとなった。
さらに5分には、モンテディオのCKをクリアされ、町田が2対1のカウンター。吉尾選手のクロスから平戸太貴選手がフリーで放ったシュートはポスト直撃。モンテディオは最悪のケースを免れた。
11分にはモンテディオも山田拓巳選手のクロスから渡邊凌磨選手がヘディングシュートを放つシーンを作ったが、前半を通して町田の4-4-2ブロックの間で起点を作ることができず、前方にパスを出しては跳ね返されたり、パスをひっかけられたりとノッキングの連続。セカンドボールへの執着心でも相手に上回られた。
しかし、20分頃から町田の中盤と最終ラインの間にパスが入るようになり、相手陣内でのプレーが少し増えると、24分、小松選手の縦パスを中村充選手が落とし、大槻周平選手がシュートを狙った。ここは相手ディフェンダーのブロックに阻まれたが、この直後のCKで、キッカー・渡邊選手のボールを大槻選手がニアでスラし、ファーサイドで前川選手が押し込んで同点とした。
追いつかれた町田が再び前からボールをとりに来たことで、モンテディオはまた圧され気味となった。36分には前川選手のフィードに渡邊選手が抜け出すシーンや、CKから半田陸選手がボレーシュートを放つシーン、熊本雄太選手からバイタルエリアの前川選手にパスが通り、はたいて松本怜大選手から中央にパスを送るシーンなど、いくつかチャンスにつながりかけるシーンを作るが、2点目には届かず、1-1のまま前半を終えた。
後半も立ち上がりに自陣深く入られ、吉尾選手にサイドネットを揺らされるなど、不安定な立ち上がりとなった。
49分には山田選手のクロスから中村充選手がシュートを狙うシーンもあったが、その後は小松選手のロストから安藤選手にシュートまで持ち込まれたり、クロスの折り返しを安藤選手にヘディングシュートで狙われるなど防戦となった。
59分にはショートカウンターから最後は髙江麗央選手にシュートを打たれたり、61分にも早いリスタートの流れから小田逸稀選手にシュートを許すなど、ゴールを脅かされた。モンテディオは縦に入れたボールがことごとくミスになったり、相手にカットされるなどで守備に入れ替わるシーンが多く、スタンドからはそのたびにため息が漏れた。
65分には本田選手、中村充選手から野田裕喜選手、加藤大樹選手がスイッチ。半田選手センターバックからボランチに上がった。しかし、これで流れを変えることはできず、67分、町田のサイド突破からのクロスで、最後は平戸選手にシュートを決められ、再び突き放された。
ビハインドもモンテディオは74分にも2枚替え。半田選手、大槻選手に代えて南選手、ヴィニシウス アラウージョ選手を投入。ボランチに入った南選手はボールを多くさばくことでチームにリズムを生み出し、逆に野田選手から前方の山田選手へのフィードも生きるようになった。
82分には前川選手に代えて髙橋潤哉選手が入り、最後の追い上げを狙う。4分間のアディショナルタイムに入ったところで、モンテディオは左サイドからの攻撃でファウルを受け、FKのチャンス。キッカー・ヴィニシウス選手のボールはキーパー手前のスペースへ。ここにマークを剥がした渡邊選手が飛び込み、ヘディングを決めて2-2と追いついた。
直後の90分+3には背後をとった平戸選手のループシュートをGK藤嶋栄介選手が右手で弾き出す好セーブ。するその直後の町田のCKでは、モンテディオのカウンターでまずは相手陣内に入ると、スローインからの流れで、南選手のスルーパスに加藤選手が飛び出し、左足で対角へ。飛び込んだヴィニシウス選手は触ることができなかったが、ボールはそのままゴールマウスの中に転がり込み、大逆転のゴールとなった。
試合は間もなく終了。今季初の逆転勝利を飾ったモンテディオは、通算戦績を15勝11分け12敗とし、勝点56で7位に浮上した。