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モンテディオ山形
0
[ 試合終了 ] | ||
0 | 前半 | 1 |
0 | 後半 | 0 |
1
- 28分 小西 雄大
AWAY
徳島ヴォルティス
メンバー
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 42 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 23 | 熊本 雄太 | |
MF | 7 | 岡﨑 建哉 | |
MF | 17 | 中村 駿 | |
MF | 19 | 松本 怜大 | |
MF | 50 | 前川 大河 |
61' |
FW | 9 | ヴィニシウス アラウージョ |
76' |
FW | 18 | 南 秀仁 |
84' |
FW | 40 | 渡邊 凌磨 |
84' |
控えメンバー
GK | 30 | 佐藤 昭大 | |
---|---|---|---|
DF | 31 | 半田 陸 | |
MF | 10 | 中村 充孝 |
84' |
MF | 14 | 本田 拓也 | |
MF | 25 | 末吉 塁 |
61' |
FW | 13 | 大槻 周平 |
76' |
FW | 16 | 北川 柊斗 |
84' |
監督
石丸 清隆 |
徳島ヴォルティス
スターティングメンバー
GK | 21 | 上福元 直人 | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 内田 航平 |
70' |
DF | 20 | 福岡 将太 | |
DF | 22 | 藤田 征也 |
55' |
MF | 7 | 小西 雄大 | |
MF | 8 | 岩尾 憲 | |
MF | 10 | 渡井 理己 |
84' |
MF | 15 | 岸本 武流 | |
MF | 24 | 西谷 和希 |
84' |
FW | 19 | 垣田 裕暉 |
70' |
FW | 45 | 杉森 考起 |
控えメンバー
GK | 31 | 長谷川 徹 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 田向 泰輝 |
55' |
DF | 5 | 石井 秀典 |
70' |
DF | 25 | 安部 崇士 | |
MF | 23 | 鈴木 徳真 |
84' |
FW | 9 | 河田 篤秀 |
70' |
FW | 13 | 清武 功暉 |
84' |
監督
リカルド ロドリゲス |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 10 | FK | 9 | 0 | 0 |
0 | 0 | 10 | CK | 4 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 14 | シュート | 6 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 13.5℃
-
- 湿度
- 46%
-
- ピッチ
- 良芝
-
- 入場者数
- 4,711人
-
- 主審
- 今村 義朗
-
- 副審
- 熊谷 幸剛、桜井 大介
-
- 第四の審判
- 関谷 宣貴
監督コメント
<ハーフタイム>
・切り替え早く
・仕掛けの意識 もっと持っていこう
・絶対に逆転しよう
<試合後監督会見>
今日ホームで首位を相手に、天気も良かったのでたくさんのサポーターのみなさんの前で勝利を届けたかったのですが、勝つことができなく申し訳なく思います。
ゲームの方は、前半自分たちの前からの守備について、中途半端な部分が尾を引きました。
それはこちら側の問題で、中途半端に行かせた部分と、行くのであればそれをはっきりした形でやらなくてはいけない部分があったと思います。
相手は今までのチームの中でも、センターバックが運ぶチームは無かったので、そこはスカウティング不足で僕らの問題だと思います。
選手は本当に最後までハードワークしてくれたと思います。しかし、相手が思った以上に引いてきました。守備のところで言うと、その中で僕らが崩しきれなかったことで、チームに対して課題を突きつけられたと思っています。
ゴールを目指すところだったり、強引なミドルシュートもあってもいいと思います。
センターバックのところで、ズレがもう少し出来るかなと思ったのですが、サイドハーフの自分たちのポジショニングが低かったことで、センターバックを外に引っ張れなかった部分は、これからの課題だと思っています。
相手は試合巧者というか、先制点をとってうまく逃げ切った印象があるので、やっぱり首位のチームだなと思います。
自分たちはまだまだやることがたくさんある印象です。すぐゲームがあります。もう一回自分たちのやらなければいけないことを確認して、またやっていきたいと思います。
(Q.失点の場面についてどう感じていますか?)
最後のところですか?ゴール前ですか?
(質問者「はい」)
出来たプレーかもしれないですし、その前の状況をいますぐに思い出せなのですが、確かにクリア出来た部分もありますし、最後のところはそれが相手に渡ってワンツーされたような状況ですよね。
相手の、ボールを奪った後のスピード感が違うのは感じていました。
その局面だけじゃなく、そこはみんなウイーク(弱いところ)かなと思います。自分たちのあそこのミスと言うか、グラウンドもスリッピーですし、それをミスと捉えるのかどうかは微妙だと思います。
やれた部分もあると思いますし、最後までミスした後もついていけた部分ももちろんあります。
そこを駄目かはなかなか評価しづらいと思ってます。その前の状況を先ほど言いましたけど思い出せないので、何故そこまで持ってこられたかが、気になるところではあります。
(Q.前半守備で中途半端に行かせてしまったということですが、後半に修正したことは?)
相手の狙いとしてゴールキックや、相手のキーパーからのビルドアップに関して言うと、ボランチを上手く引き出して真ん中を使いたいと思っていたので、サイドハーフのポジションを、例えば(渡邊)凌磨などが低く取ってしまって、ウチのセンターバックが2枚に対して垣田選手一枚しかいない状況でもずっと余っている状況で守っていました。
相手のキーパーも含めてプラス2くらいで回されたようなイメージがありました。
その中で前線を行かせているのですが、福岡選手などが、フォワードの逆をついてドリブルで運んで来るところが、今までのチームとだいぶ違うのかなと思います。
今までのチームだと限定している状況の中で蹴ってくるところがありました。
そこは本当に予想外というか、自分たちは行くという話はしてたいたのですが、その中で外されることはあんまり無かったというか、スカウティングミスかなと思います。
もちろんその選手も、その中で判断しなければいけない部分が沢山あると思います。
もう少し明確に伝えておけば、選手もやれたかなと思っています。
後半はある程度、相手も付き合ってくれた部分もあると思います。自分たちのプレッシャーに対してやってくれたという部分もあるので、そこら辺もう少し明確にしておけばよかったと思います。
(Q.後半の末吉選手の投入を起爆剤にしたかっと思いますが、なかなか上手くいかなかったように見えましたがその点について)
左に持ってくると、ちょっと詰まるのかなと思います。
インサイドに入ってプレーしなければいけない部分もあり、彼がそれを得意としていない部分もありますが、その中でチームとして誰が幅を取るのか、それが上手くいかなかったですが、実際最後の方になると(松本)怜大からペナルティエリアの脇に入ってというシーンがありました。
あれが決まっていたら、また印象は違っていたかもしれないですし、その中で、相手のポジションチェンジ、サイドバックがポジションチェンジをしたことによって左に持っていった意図もあります。
こっちとしても、右に使おうかなと思ったのですが、相手の立ち位置によって今回は左に使い、彼にとってはやりにくさはあったかもしれないです。
左でボールを扱うのが上手ではないというのが正直なところなので、彼にはまた次に生かしてもらいたいと思います。
(Q.首位チームの戦ったことで見えた一番の差は?)
ミスの種類が違うのかなというのが感想です。
(あちらは)予想範囲内のミス、こちらは予想外のミスが多いと思いました。
だから(相手は)修正が早く、僕らはまだまだ予想外のミスがあり、ビルドアップもそこでミスをする場面か否かというのが大きな要素だと思います。
あと彼らはボールを持つだけじゃなく、ちょっとしたすき、先ほども言いましたが、ボールを奪った瞬間のスピード感があると思います。
そこをチャンスかどうか感じる部分で、違いはあったと思っています。
・切り替え早く
・仕掛けの意識 もっと持っていこう
・絶対に逆転しよう
<試合後監督会見>
今日ホームで首位を相手に、天気も良かったのでたくさんのサポーターのみなさんの前で勝利を届けたかったのですが、勝つことができなく申し訳なく思います。
ゲームの方は、前半自分たちの前からの守備について、中途半端な部分が尾を引きました。
それはこちら側の問題で、中途半端に行かせた部分と、行くのであればそれをはっきりした形でやらなくてはいけない部分があったと思います。
相手は今までのチームの中でも、センターバックが運ぶチームは無かったので、そこはスカウティング不足で僕らの問題だと思います。
選手は本当に最後までハードワークしてくれたと思います。しかし、相手が思った以上に引いてきました。守備のところで言うと、その中で僕らが崩しきれなかったことで、チームに対して課題を突きつけられたと思っています。
ゴールを目指すところだったり、強引なミドルシュートもあってもいいと思います。
センターバックのところで、ズレがもう少し出来るかなと思ったのですが、サイドハーフの自分たちのポジショニングが低かったことで、センターバックを外に引っ張れなかった部分は、これからの課題だと思っています。
相手は試合巧者というか、先制点をとってうまく逃げ切った印象があるので、やっぱり首位のチームだなと思います。
自分たちはまだまだやることがたくさんある印象です。すぐゲームがあります。もう一回自分たちのやらなければいけないことを確認して、またやっていきたいと思います。
(Q.失点の場面についてどう感じていますか?)
最後のところですか?ゴール前ですか?
(質問者「はい」)
出来たプレーかもしれないですし、その前の状況をいますぐに思い出せなのですが、確かにクリア出来た部分もありますし、最後のところはそれが相手に渡ってワンツーされたような状況ですよね。
相手の、ボールを奪った後のスピード感が違うのは感じていました。
その局面だけじゃなく、そこはみんなウイーク(弱いところ)かなと思います。自分たちのあそこのミスと言うか、グラウンドもスリッピーですし、それをミスと捉えるのかどうかは微妙だと思います。
やれた部分もあると思いますし、最後までミスした後もついていけた部分ももちろんあります。
そこを駄目かはなかなか評価しづらいと思ってます。その前の状況を先ほど言いましたけど思い出せないので、何故そこまで持ってこられたかが、気になるところではあります。
(Q.前半守備で中途半端に行かせてしまったということですが、後半に修正したことは?)
相手の狙いとしてゴールキックや、相手のキーパーからのビルドアップに関して言うと、ボランチを上手く引き出して真ん中を使いたいと思っていたので、サイドハーフのポジションを、例えば(渡邊)凌磨などが低く取ってしまって、ウチのセンターバックが2枚に対して垣田選手一枚しかいない状況でもずっと余っている状況で守っていました。
相手のキーパーも含めてプラス2くらいで回されたようなイメージがありました。
その中で前線を行かせているのですが、福岡選手などが、フォワードの逆をついてドリブルで運んで来るところが、今までのチームとだいぶ違うのかなと思います。
今までのチームだと限定している状況の中で蹴ってくるところがありました。
そこは本当に予想外というか、自分たちは行くという話はしてたいたのですが、その中で外されることはあんまり無かったというか、スカウティングミスかなと思います。
もちろんその選手も、その中で判断しなければいけない部分が沢山あると思います。
もう少し明確に伝えておけば、選手もやれたかなと思っています。
後半はある程度、相手も付き合ってくれた部分もあると思います。自分たちのプレッシャーに対してやってくれたという部分もあるので、そこら辺もう少し明確にしておけばよかったと思います。
(Q.後半の末吉選手の投入を起爆剤にしたかっと思いますが、なかなか上手くいかなかったように見えましたがその点について)
左に持ってくると、ちょっと詰まるのかなと思います。
インサイドに入ってプレーしなければいけない部分もあり、彼がそれを得意としていない部分もありますが、その中でチームとして誰が幅を取るのか、それが上手くいかなかったですが、実際最後の方になると(松本)怜大からペナルティエリアの脇に入ってというシーンがありました。
あれが決まっていたら、また印象は違っていたかもしれないですし、その中で、相手のポジションチェンジ、サイドバックがポジションチェンジをしたことによって左に持っていった意図もあります。
こっちとしても、右に使おうかなと思ったのですが、相手の立ち位置によって今回は左に使い、彼にとってはやりにくさはあったかもしれないです。
左でボールを扱うのが上手ではないというのが正直なところなので、彼にはまた次に生かしてもらいたいと思います。
(Q.首位チームの戦ったことで見えた一番の差は?)
ミスの種類が違うのかなというのが感想です。
(あちらは)予想範囲内のミス、こちらは予想外のミスが多いと思いました。
だから(相手は)修正が早く、僕らはまだまだ予想外のミスがあり、ビルドアップもそこでミスをする場面か否かというのが大きな要素だと思います。
あと彼らはボールを持つだけじゃなく、ちょっとしたすき、先ほども言いましたが、ボールを奪った瞬間のスピード感があると思います。
そこをチャンスかどうか感じる部分で、違いはあったと思っています。
選手コメント
前川 大河
(Q.試合を振り返っての感想を)自分たちのいい時間もありましたが、基本的に相手のやりたいことに、やられたと思いますし、ワンチャンス決められて難しいゲームになったと思います。
(Q.今日意識してプレーしたことは?)
ゴールは狙っていましたが、取れなくて残念な部分がありました。しかし、ライン間で受けて何回かいい場面もあったので、そういうところは良かったと思います。
(Q.次も上位の福岡戦です。どういう事を修正して臨みたいですか?)
自分たちのやることをやるだけだと思うので、ゴール前の精度は自分たち次第だと思います。そういうところをもう一回切り替えてやっていきたいと思います。
(Q.前半途中から少しプレスがはまらない状況になりましたがその要因は?)
最初は前から行って、何回かはまる場面はあったのですが、相手が上手くセンターバックが運んで、ひとつ剥がしてというのをされたので、行きづらくなりました。ちょっと下がった部分もありますが、相手が一つうまかったと思います。
選手コメント
南 秀仁
(Q.試合を終えてみての感想を)自分たちがやりたい、ボールを保持するということが、特に後半できていた中で、点を取れずに負けるというのはすごく悔しいです。
(Q.前半は間で受けるシーンが多かったようですが、チームとして意識したことは?)
前半は相手も前から来てたので、僕のところが空くのはチームみんな分かっています。ただ相手がプレッシャー前から行かなくなると、僕のスペースは無いので、そこでどう点を取る形を作るれるのか大きな課題だと思いました。
(Q.今日の無得点が課題になると思いますが)
もう少し押し込んだ時に、無理にでも間につけたり、ワンツーで入っていったり、ずっと持っているだけじゃなくて、少し無理をしてでも、点を強引に取りに行くプレーが増えれば相手もズレが生じて、点が入るようになると思いました。
戦評
2連敗ののち、2連勝のモンテディオ山形が、この5連戦最後の試合でホーム
迎えたのは、4連勝中の首位・徳島ヴォルティス。前半は互いに攻め合うシーンを作ったが、28分、一瞬の隙を突いた徳島が先制。モンテディオは反撃するものの、最後までゴールに届かず、0-1で敗れた。
モンテディオは左サイドバック・松本怜大選手が3試合ぶりに先発に戻ったほかは前節と同じメンバー。徳島も左サイドバックが代わっただけの先発メンバーとなった。
立ち上がり、まずは徳島がモンテディオ陣内まで押し込みCKを3度続けたが、モンテディオも9分にCKを獲得するとそこからCKを連続させた。10分には右タッチラインいっぱいまでボールを引き込んだ熊本雄太選手から縦の南秀仁選手に収まり、さらにボールを受けた前川大河選手がフィニッシュまで持ち込んだ。その直後のCKでは、ショートコーナーから南選手がミドルシュートを放ったが、GK上福元直人選手に防がれた。
モンテディオはその後も左サイドでショートパスをつなぐシーンを作るが、逆に徳島にハイプレスを外されるケースが増えていった。18分には右サイドの杉森考起選手のクロスを垣田裕暉選手が落とし、西谷和希選手がフリーで入り込みシュートを放つ。27分にはロングボールに垣田選手が抜け出してカウンター。右方向へのパスにサイドバック・藤田征也選手が走り込み放ったシュートがポストを直撃した。
すると28分、徳島のサイドから中央へパスが送られ、これを中村駿選手がカットしたものの、トラップが体から離れた瞬間を小西選手見逃さなかった。ボールを奪い、垣田選手とのワンツーでペナルティーエリア深く潜り込むとシュートも決めきり、あっという間の先制点となった。
先制を許したモンテディオは39分、ショートコーナーからニアに中村駿選手が巧みに入り込んだがシュートは枠外へ。44分にはスローインの流れから深い位置をとったヴィニシウス アラウージョ選手がやや無理な態勢からシュートを狙ったが、ここはサイドネットを揺らすにとどまった。
後半に入ると、モンテディオは2列目の選手を中央に寄せ、両サイドバックを高い位置に押し出す形で得点を狙う。そのなかで、52分には南選手を追い越したヴィニシウス選手がシュートを打つ場面や、野田裕喜選手からのフィードで山田拓巳選手がクロスを上げる場面を作るが、中央を閉じた徳島を崩してフィニッシュまで持ち込むことは難しくなっていた。
61分、前川選手に代えて末吉塁選手を左サイドに投入。65分には渡邊凌磨選手がシュートを放ったり、71分には山田選手のクロスからヴィニシウス選手がバイシクルシュートを狙うなど、いくつかチャンスを作ったが、徳島は切り替えの早さ、球際の強さが衰えず、モンテディオに多くのチャンスを作らせなかった。
76分にはヴィニシウス選手から大槻周平選手にスイッチ。中村駿選手や渡邊選手のシュートなど、徐々に徳島ゴールに迫ると、84分には渡邊選手から北川柊斗選手、南選手から中村充孝選手への2枚替え。87分には中村駿選手のパスを松本選手がワンタッチでニアゾーンヘ送り、飛び出した末吉選手がマイナスに折り返したが、そこは徳島の選手の壁に阻まれた。
アディショナルタイムに入りCKを獲得すると、まずは野田裕喜選手がヘディングシュート。そのこぼれ球を拾い攻撃を続けると、中村駿選手のクロスから熊本選手がヘディングシュート。枠ギリギリを突くコースだったが、ここはGK上福元選手に阻まれた。
終盤にかけ、モンテディオはパワープレーで押し込んだが、徳島の守備も最後まで集中を切らさず、そのまま試合は終了となった。
モンテディオは3連勝ならず。この5連戦を2勝3敗で終えた。通算戦績は13勝9分け12敗、勝点48は変わらず。順位も7位から下がることはなかったが、上位との差がさらに開いた。
迎えたのは、4連勝中の首位・徳島ヴォルティス。前半は互いに攻め合うシーンを作ったが、28分、一瞬の隙を突いた徳島が先制。モンテディオは反撃するものの、最後までゴールに届かず、0-1で敗れた。
モンテディオは左サイドバック・松本怜大選手が3試合ぶりに先発に戻ったほかは前節と同じメンバー。徳島も左サイドバックが代わっただけの先発メンバーとなった。
立ち上がり、まずは徳島がモンテディオ陣内まで押し込みCKを3度続けたが、モンテディオも9分にCKを獲得するとそこからCKを連続させた。10分には右タッチラインいっぱいまでボールを引き込んだ熊本雄太選手から縦の南秀仁選手に収まり、さらにボールを受けた前川大河選手がフィニッシュまで持ち込んだ。その直後のCKでは、ショートコーナーから南選手がミドルシュートを放ったが、GK上福元直人選手に防がれた。
モンテディオはその後も左サイドでショートパスをつなぐシーンを作るが、逆に徳島にハイプレスを外されるケースが増えていった。18分には右サイドの杉森考起選手のクロスを垣田裕暉選手が落とし、西谷和希選手がフリーで入り込みシュートを放つ。27分にはロングボールに垣田選手が抜け出してカウンター。右方向へのパスにサイドバック・藤田征也選手が走り込み放ったシュートがポストを直撃した。
すると28分、徳島のサイドから中央へパスが送られ、これを中村駿選手がカットしたものの、トラップが体から離れた瞬間を小西選手見逃さなかった。ボールを奪い、垣田選手とのワンツーでペナルティーエリア深く潜り込むとシュートも決めきり、あっという間の先制点となった。
先制を許したモンテディオは39分、ショートコーナーからニアに中村駿選手が巧みに入り込んだがシュートは枠外へ。44分にはスローインの流れから深い位置をとったヴィニシウス アラウージョ選手がやや無理な態勢からシュートを狙ったが、ここはサイドネットを揺らすにとどまった。
後半に入ると、モンテディオは2列目の選手を中央に寄せ、両サイドバックを高い位置に押し出す形で得点を狙う。そのなかで、52分には南選手を追い越したヴィニシウス選手がシュートを打つ場面や、野田裕喜選手からのフィードで山田拓巳選手がクロスを上げる場面を作るが、中央を閉じた徳島を崩してフィニッシュまで持ち込むことは難しくなっていた。
61分、前川選手に代えて末吉塁選手を左サイドに投入。65分には渡邊凌磨選手がシュートを放ったり、71分には山田選手のクロスからヴィニシウス選手がバイシクルシュートを狙うなど、いくつかチャンスを作ったが、徳島は切り替えの早さ、球際の強さが衰えず、モンテディオに多くのチャンスを作らせなかった。
76分にはヴィニシウス選手から大槻周平選手にスイッチ。中村駿選手や渡邊選手のシュートなど、徐々に徳島ゴールに迫ると、84分には渡邊選手から北川柊斗選手、南選手から中村充孝選手への2枚替え。87分には中村駿選手のパスを松本選手がワンタッチでニアゾーンヘ送り、飛び出した末吉選手がマイナスに折り返したが、そこは徳島の選手の壁に阻まれた。
アディショナルタイムに入りCKを獲得すると、まずは野田裕喜選手がヘディングシュート。そのこぼれ球を拾い攻撃を続けると、中村駿選手のクロスから熊本選手がヘディングシュート。枠ギリギリを突くコースだったが、ここはGK上福元選手に阻まれた。
終盤にかけ、モンテディオはパワープレーで押し込んだが、徳島の守備も最後まで集中を切らさず、そのまま試合は終了となった。
モンテディオは3連勝ならず。この5連戦を2勝3敗で終えた。通算戦績は13勝9分け12敗、勝点48は変わらず。順位も7位から下がることはなかったが、上位との差がさらに開いた。