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モンテディオ山形
2
[ 試合終了 ] | ||
1 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 1 |
1
- 7分 ヴィニシウス アラウージョ
- 78分 大槻 周平
- 53分 富山 貴光
AWAY
大宮アルディージャ
メンバー
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 42 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 23 | 熊本 雄太 | |
MF | 7 | 岡﨑 建哉 | |
MF | 17 | 中村 駿 | |
MF | 36 | 小野田 将人 |
79' |
MF | 50 | 前川 大河 |
69' |
FW | 9 | ヴィニシウス アラウージョ |
69' |
FW | 18 | 南 秀仁 |
87' |
FW | 40 | 渡邊 凌磨 |
87' |
控えメンバー
GK | 30 | 佐藤 昭大 | |
---|---|---|---|
DF | 31 | 半田 陸 |
79' |
MF | 8 | 小松 駿太 | |
MF | 10 | 中村 充孝 |
87' |
MF | 25 | 末吉 塁 |
69' |
FW | 13 | 大槻 周平 |
69' |
FW | 16 | 北川 柊斗 |
87' |
監督
石丸 清隆 |
大宮アルディージャ
スターティングメンバー
GK | 1 | 笠原 昂史 | |
---|---|---|---|
DF | 24 | 西村 慧祐 | |
DF | 25 | 高山 和真 |
81' |
DF | 43 | 山田 将之 |
90+3' |
DF | 50 | 畑尾 大翔 | |
MF | 7 | 三門 雄大 | |
MF | 10 | 黒川 淳史 | |
MF | 22 | 翁長 聖 | |
MF | 26 | 小島 幹敏 | |
MF | 41 | 小野 雅史 |
72' |
FW | 28 | 富山 貴光 |
72' |
控えメンバー
GK | 40 | フィリップ クリャイッチ | |
---|---|---|---|
DF | 4 | ヴィターリス マクシメンコ |
81' |
MF | 9 | 菊地 俊介 |
72' |
MF | 29 | 川田 拳登 |
90+3' |
MF | 45 | 青木 亮太 |
72' |
MF | 48 | 柴山 昌也 | |
FW | 17 | ネルミン ハスキッチ |
監督
高木 琢也 |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 9 | FK | 14 | 0 | 0 |
0 | 0 | 6 | CK | 3 | 0 | 0 |
0 | 0 | 1 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 10 | シュート | 13 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 3.3℃
-
- 湿度
- 67%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 2,014人
-
- 主審
- 田中 玲匡
-
- 副審
- 佐藤 貴之、阿部 将茂
-
- 第四の審判
- 植松 健太朗
監督コメント
<ハーフタイム>
・もう一度ギアを上げて、点を取りに行こう。
・もっとアクションを起こしていこう。
・ゆるく行かないこと。
<試合後監督会見>
水曜のナイターにも関わらず、選手を後押ししてくれたサポーターのみなさんに感謝したいと思います。
やはりサポーターのみなさんの声援があるとないとでは、だいぶ大きいと思っています。
もちろん、選手もハードワークをしてくれたこともそうですが、雰囲気を全体的に作っていただいたサポーターあっての勝利だと思っています。
ゲームの方は、相手がある程度プレッシャーをかけにくるのは理解はしていましたが、相手のバイタルエリアというか、中盤とディフェンスラインの間が分離して、空くところを使って行きたいと考えていました。
しかし、ちょっと見つけにくい部分があったのかなと思います。
その中でも少しづつ押し込む形は出来たのですが、その押し込んだ状況の中から、仕掛けの動きというか、パスもそうですがそこに付けられないのは、足元のプレーで終始した、ちょっと迫力に欠けたような攻撃をしてしまった印象です。
その前の、仕掛ける前のタイミングでは、ボールが入っているケースはありましたが、そこから背中をとる意識が今日は低かったと思います。
しかし、早いタイミングで得点を取れましたが、もっともっとゴールを揺らすという意識がチームとしては必要ですし、そこはもう一回共有したいです。
相手のプレッシャーを感じて、来てくれるといっぱいスペースが出来ることを理解しながらやれることができれば、もう少し支配と言うか押し込む形は出来たと思います。それは課題です。
パス出した後、グラウンド状況もスリッピーな状況でポジショニングを取るのが遅い印象です。そのへんは不安定材料がまだまだ多く課題だと思います。
ただ苦しい中でも、PKを取ったのも仕掛けた結果だと思うので、数少ない形かもしれないですが、もっともっと数多く増やしていきたいと思います。
こうやって難しいゲームでも勝つということは大事なことです。反省材料はありますが、選手も中二日の中でよくハードワークをしてくれました。
(Q.大宮にカウンターからチャンスを作られることが多かったですが、その点について)
カウンターに対しての対応は、基本的に自分たちのミスから起きることなので、まあ相手のミスマッチは、端から分かっていることです。
逆に言ったら僕たちもミスマッチはあります。
まずしっかりポジションをとって、要は失わないということが大前提になります。
後半両サイドバックが上がってリスク管理のところはだいぶ緩くなったと思います。
点を取りにいかなければいけない状況では致し方ない部分もあります。
どちらかと言うと、そのカウンター、セカンドボールを拾われてのサイドに振られるというケースが多かった印象です。
まあそこの取りどころが無いと、どんどんどんどんリスク管理を言って、後ろに重心をしてしまうケースはいやですし、前半の途中からその部分が出たので、後半からもう一回前から行こうと話をしました。
その中で怖さがあってワイドの部分、両サイドの部分にミスマッチが起こるのは、選手の中では頭の中で理解してやりながらやっているので、もう少しポジショニングをしっかりとってボールを動かして、相手も動かす形に持っていきたいと思います。
ただしそうなったら、カウンターを食らうと、バックが走力で、全力で戻る形しかないと思うので、まず怖がらずに自分たちから外して行くポジションを見つけるかどうかを、まずやらなければいけないと思います。
(Q.同点に追いつかれても下を向かずに戦うところが見えましたが、リバウンドメンタリティについては?)
新潟戦で失点した後、戦意が無いように見えたとは言い切れないですが、その話もこの間の千葉戦もそうですが、今日も話をしていました。
ゲームはやっぱり90分間だというところを選手はよく体現してくれたと思っています。
・もう一度ギアを上げて、点を取りに行こう。
・もっとアクションを起こしていこう。
・ゆるく行かないこと。
<試合後監督会見>
水曜のナイターにも関わらず、選手を後押ししてくれたサポーターのみなさんに感謝したいと思います。
やはりサポーターのみなさんの声援があるとないとでは、だいぶ大きいと思っています。
もちろん、選手もハードワークをしてくれたこともそうですが、雰囲気を全体的に作っていただいたサポーターあっての勝利だと思っています。
ゲームの方は、相手がある程度プレッシャーをかけにくるのは理解はしていましたが、相手のバイタルエリアというか、中盤とディフェンスラインの間が分離して、空くところを使って行きたいと考えていました。
しかし、ちょっと見つけにくい部分があったのかなと思います。
その中でも少しづつ押し込む形は出来たのですが、その押し込んだ状況の中から、仕掛けの動きというか、パスもそうですがそこに付けられないのは、足元のプレーで終始した、ちょっと迫力に欠けたような攻撃をしてしまった印象です。
その前の、仕掛ける前のタイミングでは、ボールが入っているケースはありましたが、そこから背中をとる意識が今日は低かったと思います。
しかし、早いタイミングで得点を取れましたが、もっともっとゴールを揺らすという意識がチームとしては必要ですし、そこはもう一回共有したいです。
相手のプレッシャーを感じて、来てくれるといっぱいスペースが出来ることを理解しながらやれることができれば、もう少し支配と言うか押し込む形は出来たと思います。それは課題です。
パス出した後、グラウンド状況もスリッピーな状況でポジショニングを取るのが遅い印象です。そのへんは不安定材料がまだまだ多く課題だと思います。
ただ苦しい中でも、PKを取ったのも仕掛けた結果だと思うので、数少ない形かもしれないですが、もっともっと数多く増やしていきたいと思います。
こうやって難しいゲームでも勝つということは大事なことです。反省材料はありますが、選手も中二日の中でよくハードワークをしてくれました。
(Q.大宮にカウンターからチャンスを作られることが多かったですが、その点について)
カウンターに対しての対応は、基本的に自分たちのミスから起きることなので、まあ相手のミスマッチは、端から分かっていることです。
逆に言ったら僕たちもミスマッチはあります。
まずしっかりポジションをとって、要は失わないということが大前提になります。
後半両サイドバックが上がってリスク管理のところはだいぶ緩くなったと思います。
点を取りにいかなければいけない状況では致し方ない部分もあります。
どちらかと言うと、そのカウンター、セカンドボールを拾われてのサイドに振られるというケースが多かった印象です。
まあそこの取りどころが無いと、どんどんどんどんリスク管理を言って、後ろに重心をしてしまうケースはいやですし、前半の途中からその部分が出たので、後半からもう一回前から行こうと話をしました。
その中で怖さがあってワイドの部分、両サイドの部分にミスマッチが起こるのは、選手の中では頭の中で理解してやりながらやっているので、もう少しポジショニングをしっかりとってボールを動かして、相手も動かす形に持っていきたいと思います。
ただしそうなったら、カウンターを食らうと、バックが走力で、全力で戻る形しかないと思うので、まず怖がらずに自分たちから外して行くポジションを見つけるかどうかを、まずやらなければいけないと思います。
(Q.同点に追いつかれても下を向かずに戦うところが見えましたが、リバウンドメンタリティについては?)
新潟戦で失点した後、戦意が無いように見えたとは言い切れないですが、その話もこの間の千葉戦もそうですが、今日も話をしていました。
ゲームはやっぱり90分間だというところを選手はよく体現してくれたと思っています。
選手コメント
中村 駿
(Q.難しいゲームをしっかり勝ち切ることが出来ました。振り返って)後半立ち上がり失点して、そこから崩れることなく自分たちのペースに戻しながら、ラッキーな部分はありましたが、そこで巻き返せたのは、自分たちもすこしは力がついて来ているかなというのがあったので、良かったと思います。
(Q.監督が終始足元のプレーが多くて迫力に欠けたかなと言ってましたが?)
前を向いた時に、蹴れるタイミングでアクションが少なかったのは僕も感じているところではありました。
使いながらやっているつもりではいたのですが、なかなかそれをピッチの上で表現出来ませんでした。
もっとそれがあれば、今日やっていた攻撃がもっとうまく行っていたと思います。
地道な作業ですが、そういうのがやれていくと、歯車はどんどん狂ってくると思うので、そういうところを見直しながらやっていくべきだと思います。
(Q.連戦が続きますが、次に向けて意気込みを)
次は5連戦とりあえずラストなので、相手は徳島さんですし、自分たちの積み上げてきたものが、どれだけ上位のチーム相手に出来るのか楽しみな部分がたくさんあります。ホームで出来ますし、しっかり自分たちのプレーを100%やって立ち向かっていきたいと思います。
(Q.前半大宮の小島選手がさばいたり、三門選手が高い位置に来てたりしましたが、大宮のボランチに対してどの様にプレーをしていましたか?)
自分たちがつかむ回数は、少なかったですが、後ろと前がコミュニケーションをとりながら、消せるシーンはしっかり消せていました。
後ろに走った部分は、後ろに渡す部分もしっかり出来てたと思います。
あとは縦関係になられるとセカンドボールの奪い合いのところで少し相手に分があるなと今日感じたので、そこを改善するべきかなと思います。
(Q.京都戦、新潟戦と連敗しした後、千葉戦に勝ち今日も追いつかれても勝ちましたが、中村選手からみてチームのリバウンドメンタリティは?)
どの試合も本当に自分たち次第です。
自分たちのサッカーが出来てる時は、勝ち点が取れている時だと思います。
今日に関して言えば、ちょっとしたミスで失点しましたが、全体を通して見て見たら自分たちのサッカーが出来てない訳ではありませんでした。
そこに対しての自信がみんなついてきているからこそ、最後、追いつかれてからのもう一点を自分たちが取ることが出来たと思います。
そこは自分たちの形があるからこそ、自分たちの精神的な強さにも繋がっていると思います。
選手コメント
大槻 周平
(Q.1-1の場面からピッチに登場しましたが、どの様な事を意識しましたか?)1-1で、まず点を取りたいという気持ちで多分監督から使ってもらったと思います。
そこは意識しましたし、背後のスペースが結構あり、監督からもどんどんそういったところを使って欲しいと言われたので、意識して入りました。
(Q.PKの場面はどのようなことを意識して?)
練習の時からPKの練習はしてましたし、自信持って蹴れました。絶対入るなという気持ちではいました。
(Q.ピッチに入ってからすぐハードワークをするなど、気温が低い中でもすごく動けていたようですが?)
寒いからプレースタイルを変えるというのではなく、やることを変えずに、どんなときもハードワークは僕たちが大事にしている部分です。
前線でプレッシャーをかけることで、相手ももちろん嫌がりますし、僕達のラインをもうちょっと高くしたいという気持ちが強いです。
あそこでプレッシャーかけないとどんどん後ろに重たくなるので、そういったところは寒さ関係なしに、気候とか関係なしにやり続けることが大事だと思っています。
(Q.次の徳島戦はどのような事を意識して?)
本当に手強い相手ですし、うまさもありますし、しっかりといい守備からいい攻撃に繋げるというのが一番大事なところだと思います。
もちろん自分たちのサッカーと言うか、攻撃的なスタイルはもちろん出すのですが、その中でもしっかり守備することも大事だと思います。
攻撃だけじゃなくて、好きにやらせるとすごく上手い選手が多いので、しっかりと守備も強度を高めてやることは次の試合大事だと思います。
(Q.連敗から連勝という形になりましたが、チームの中で話していることは?)
良い時と悪い時の差が激しいので、そういったところは継続してもっと、悪いなりにもしっかり力を出すは大事になってくると思います。
いい時はいいだけじゃ多分ダメだと思うので、悪い時にどれだけ良い方向に持っていけるようにするかが今のチームには大事だと思うので、そういったところは意識するようにしています。
(Q.次に向けてサポーターに一言お願いします)
次もホームでできます。皆さんの声援があるなかで、ここで勝てば必ずいい方向に向かうと思います。
みなさんに後押しをしてもらえば、必ず勝利に近づくと思うので、ぜひ後押ししていただきたいと思います。
戦評
前節・千葉戦話5-1と大勝し、連敗を2で止めたモンテディオ山形はホームに戻り大宮と対戦。立ち上がりにヴィニシウス アラウージョ選手の3試合連続ゴールで先制。後半早い時間に追いつかれたが、獲得したPKを大槻周平選手が決め、2-1で勝利した。
モンテディオは前節から南秀仁選手を先発に戻し、前川大河選手を左サイドハーフに移した布陣。前節から3人を入れ替えた大宮は、出場停止の山越康平選手のポジションに、先月までモンテディオでプレーしていた高山和真選手が入った。
立ち上がりから大宮は高い位置からのプレスを狙い、奪ったあとは黒川淳史選手の仕掛けを中心に、ショートカウンターから翁長聖選手がシュートを放つ場面もあった。
大宮ペースの滑り出しかと思われた7分、相手のパスミスを奪った南秀仁選手がドリブルで運んでからくさびのパスを入れると、収めたヴィニシウス選手はタメを作り、コースを狙って枠内にシュートを流し込んだ。
その直後、大宮は高山選手のフィードで左スペースに流れた富山貴光選手がシュートを放ったり、左ワイドの翁長聖選手がカットインからシュートを放つなど、モンテディオは何度かシュートまで持ち込まれるシーンがあった。
しかし、モンテディオも攻守の切り替えを意識して徐々にボールを持ち時間を増やすと、23分には渡邊凌磨選手がシュートを放ったが、押し込む時間も作るなかでシュートまで持ち込むシーンは少なかった。
31分にFKの流れから小野雅史選手にクロスバーをかすめるシュートを打たれたり、黒川選手に仕掛けられてシュートを打たれるなど、押し込まれるシーンもあったがGK藤嶋栄介選手の落ち着いたプレーもあり、シュート9本を許す前半を無失点で切り抜けた。
後半立ち上がり、またもヴィニシウス選手に決定機が訪れたが、シュートはGK笠原昂史選手の好セーブに阻まれた。その後は1点ビハインドの大宮がギアを上げ、ハイプレスからカウンターを中心とした迫力ある攻撃でモンテディオを押し込んだ。すると53分、右サイドでボールを受けた黒川選手が強烈なシュート。ここはGK藤嶋選手が弾いたが、跳ね返ったボールを富山選手に蹴り込まれ、1-1の同点とされた。
16分にはCKで山田拓巳選手がフリーで飛び込みヘディングシュートを放つ決定機があったが、ここはゴール前をカバーしていた三門雄大選手にクリアされた。その後はモンテディオが押し込む時間もあったが、大宮も攻撃権を手にすると巧みなポゼッションでモンテディオの守備をかわしていった。
69分、最初の交代はヴィニシウス選手から大槻選手、前川選手から末吉塁選手への2枚替え。飲水タイムをはさみ、徐々にペースを握ったモンテディオは76分、押し込んだ状態から岡﨑建哉選手が南選手とのワンツーからミドルシュートを放つ。これが西村慧祐選手のハンドを誘い、PKを獲得。78分、このPKを大槻選手が決め、モンテディオが再び勝ち越した。
ここでモンテディオは小野田将人選手に代えて半田陸選手を投入。87分には渡辺選手、南選手に代えて北川柊斗選手、中村充孝選手を投入した。終盤にかけ、大宮はパワープレー気味に攻めるシーンもあったが、モンテディオはしっかりと跳ね返し、終了の笛が鳴るまで、拾ったボールを相手の背後に送り続けた。
2連敗スタートからの2連勝で11月の星を五分に戻したモンテディオ。通算戦績はこれで13勝9分け11敗となり、順位を7位まで上げた。ホーム連戦となる次節は、首位・徳島と対戦する。
モンテディオは前節から南秀仁選手を先発に戻し、前川大河選手を左サイドハーフに移した布陣。前節から3人を入れ替えた大宮は、出場停止の山越康平選手のポジションに、先月までモンテディオでプレーしていた高山和真選手が入った。
立ち上がりから大宮は高い位置からのプレスを狙い、奪ったあとは黒川淳史選手の仕掛けを中心に、ショートカウンターから翁長聖選手がシュートを放つ場面もあった。
大宮ペースの滑り出しかと思われた7分、相手のパスミスを奪った南秀仁選手がドリブルで運んでからくさびのパスを入れると、収めたヴィニシウス選手はタメを作り、コースを狙って枠内にシュートを流し込んだ。
その直後、大宮は高山選手のフィードで左スペースに流れた富山貴光選手がシュートを放ったり、左ワイドの翁長聖選手がカットインからシュートを放つなど、モンテディオは何度かシュートまで持ち込まれるシーンがあった。
しかし、モンテディオも攻守の切り替えを意識して徐々にボールを持ち時間を増やすと、23分には渡邊凌磨選手がシュートを放ったが、押し込む時間も作るなかでシュートまで持ち込むシーンは少なかった。
31分にFKの流れから小野雅史選手にクロスバーをかすめるシュートを打たれたり、黒川選手に仕掛けられてシュートを打たれるなど、押し込まれるシーンもあったがGK藤嶋栄介選手の落ち着いたプレーもあり、シュート9本を許す前半を無失点で切り抜けた。
後半立ち上がり、またもヴィニシウス選手に決定機が訪れたが、シュートはGK笠原昂史選手の好セーブに阻まれた。その後は1点ビハインドの大宮がギアを上げ、ハイプレスからカウンターを中心とした迫力ある攻撃でモンテディオを押し込んだ。すると53分、右サイドでボールを受けた黒川選手が強烈なシュート。ここはGK藤嶋選手が弾いたが、跳ね返ったボールを富山選手に蹴り込まれ、1-1の同点とされた。
16分にはCKで山田拓巳選手がフリーで飛び込みヘディングシュートを放つ決定機があったが、ここはゴール前をカバーしていた三門雄大選手にクリアされた。その後はモンテディオが押し込む時間もあったが、大宮も攻撃権を手にすると巧みなポゼッションでモンテディオの守備をかわしていった。
69分、最初の交代はヴィニシウス選手から大槻選手、前川選手から末吉塁選手への2枚替え。飲水タイムをはさみ、徐々にペースを握ったモンテディオは76分、押し込んだ状態から岡﨑建哉選手が南選手とのワンツーからミドルシュートを放つ。これが西村慧祐選手のハンドを誘い、PKを獲得。78分、このPKを大槻選手が決め、モンテディオが再び勝ち越した。
ここでモンテディオは小野田将人選手に代えて半田陸選手を投入。87分には渡辺選手、南選手に代えて北川柊斗選手、中村充孝選手を投入した。終盤にかけ、大宮はパワープレー気味に攻めるシーンもあったが、モンテディオはしっかりと跳ね返し、終了の笛が鳴るまで、拾ったボールを相手の背後に送り続けた。
2連敗スタートからの2連勝で11月の星を五分に戻したモンテディオ。通算戦績はこれで13勝9分け11敗となり、順位を7位まで上げた。ホーム連戦となる次節は、首位・徳島と対戦する。