HOME
京都サンガF.C.
3
[ 試合終了 ] | ||
1 | 前半 | 0 |
2 | 後半 | 0 |
0
- 29分 曽根田 穣
- 53分 ピーター ウタカ
- 85分 庄司 悦大
AWAY
モンテディオ山形
メンバー
京都サンガF.C.
スターティングメンバー
GK | 21 | 清水 圭介 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 黒木 恭平 | |
DF | 6 | 本多 勇喜 | |
DF | 16 | 安藤 淳 | |
DF | 23 | ヨルディ バイス | |
MF | 10 | 庄司 悦大 | |
MF | 11 | 曽根田 穣 |
71' |
MF | 15 | 仙頭 啓矢 |
83' |
MF | 24 | 川﨑 颯太 | |
MF | 31 | 福岡 慎平 |
90+2' |
FW | 9 | ピーター ウタカ |
83' |
控えメンバー
GK | 34 | 若原 智哉 | |
---|---|---|---|
DF | 19 | 麻田 将吾 | |
MF | 8 | 荒木 大吾 |
90+2' |
MF | 22 | 谷内田 哲平 | |
MF | 41 | 金久保 順 |
71' |
FW | 13 | 宮吉 拓実 |
83' |
FW | 18 | 野田 隆之介 |
83' |
監督
實好 礼忠 |
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 30 | 佐藤 昭大 | |
---|---|---|---|
DF | 4 | 三鬼 海 | |
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 23 | 熊本 雄太 | |
MF | 7 | 岡﨑 建哉 |
83' |
MF | 17 | 中村 駿 | |
MF | 19 | 松本 怜大 | |
MF | 20 | 加藤 大樹 |
64' |
FW | 9 | ヴィニシウス アラウージョ |
64' |
FW | 18 | 南 秀仁 |
77' |
FW | 40 | 渡邊 凌磨 |
77' |
控えメンバー
GK | 42 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 31 | 半田 陸 | |
MF | 8 | 小松 駿太 |
83' |
MF | 25 | 末吉 塁 |
77' |
MF | 50 | 前川 大河 |
64' |
FW | 13 | 大槻 周平 |
64' |
FW | 16 | 北川 柊斗 |
77' |
監督
石丸 清隆 |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 9 | FK | 8 | 0 | 0 |
0 | 0 | 5 | CK | 5 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 10 | シュート | 11 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 曇
-
- 気温
- 19.8℃
-
- 湿度
- 48%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 4,744人
-
- 主審
- 吉田 哲朗
-
- 副審
- 浜本 祐介、植田 文平
-
- 第四の審判
- 日比野 真
監督コメント
<ハーフタイム>
・奪ったあとのファーストチョイスを大事に
・自分たちの距離感をもっと意識していこう
<試合後監督会見>
アウェイにも関わらずサポーターの応援があったことに、本当に心強く思いますし、感謝したいと思います。
その中でしっかり勝ち点、勝ちゲームを見せれなかったのは残念ですが、もう一個、自分たちが成長しなければいけないと思っています。
ゲームに関して言うと、相手の間延びしたサッカーに、自分たちも距離感をどんどん遠くしてしまって、外した形でボールをなかなか動かせませんでした。
今まででも、切り替えもその距離感だとおこせないですし、思った以上に一人一人の距離感が、相手も長いのですが、相手のプレーエリアの広さに、個人の一対一のところで負けたところは出たと思います。
グループで相手のバイタルなどを突けるのは、ウチの強みなのですが今回はほとんど何も出来なかったのは残念です。
相手も対策していく中で、自分たちも次にもう一個踏み込んだ形で、成長していくために、いい材料を貰ったと思うので、しっかり、二日しかないですが、確認して次のゲームに向いたいと思います。
(Q.守備について、サイドバックの背後を突破されてそこからのクロス等が多かったですが、対応についてどう見ていましたか?)
失点したシーン、ディフェンスに向かう背後をケアしなければいけないかという判断は間違っていたなと言う印象はありますし、全体的に前がかりに守備的にはなるので、それをシャドーの選手がスライドするのかセンターバックがキャッチしに行くのかという部分は、真ん中にウタカ選手が居ることもあり、全体的に重たくなった印象はあります。
しかし、もう少しアグレッシブにやりたいところですので、もう一回整理したいと思います。実際のところで言うと今日はあまり上手くいってないとゲームだと思います。
(Q.失点後なかなかパフォーマンスが上がらないようでしたが、試合を通してのチーム全体のパフォーマンスは?)
距離感が悪く、長いパスを入れ込んでいくと、局面で一対一を作られ、相手のストロングポイントの中でやってしまったのは問題だったと思います。
もともと自分達は距離感を近くしながら、相手を動かしてそこにボールを運んでいくことがやりたいことです。
もっと運べばいいと思うのですが、それが全然できなかったのが今日の問題だと思います。
その後の切り替えも、距離感が遠くてなかなかできないので、ああなると自分たちのやりたいことはできない印象です。
(Q.後半の最初バイタルに入れる意識がでたように見えましたがそれも続かず、中盤の4枚のラインの裏にボールがなかなか入らなかった印象ですが、その辺も原因は距離感でしょうか?)
相手が自分たちのボールにプレッシャーをかけてくれる時は結構入っていたと思います。
前半、センターバックから例えば南などトップ下の選手の距離感も遠かったと思います。
ボランチがうちのボランチに食いついた部分があったので、もうちょっと見れないかなという話はハーフタイムにしました。
それが後半の頭できたと思います。
しかし、相手が嫌がると次はもう一個下がってきました。
後ろの選手がそれを外してもう一個前に持っていかないと、どんどん次また相手の前に前に前に入ってきて、要は怖いところにまたいなくなるという現象が今回は続いたと思います。
だから、あそこまで引かれるとしんどいのはもちろんあります。
しかし、やっていかなければいけないことはまだまだある印象です。
まだ本当に自分達の力になっていないところだと思います。
・奪ったあとのファーストチョイスを大事に
・自分たちの距離感をもっと意識していこう
<試合後監督会見>
アウェイにも関わらずサポーターの応援があったことに、本当に心強く思いますし、感謝したいと思います。
その中でしっかり勝ち点、勝ちゲームを見せれなかったのは残念ですが、もう一個、自分たちが成長しなければいけないと思っています。
ゲームに関して言うと、相手の間延びしたサッカーに、自分たちも距離感をどんどん遠くしてしまって、外した形でボールをなかなか動かせませんでした。
今まででも、切り替えもその距離感だとおこせないですし、思った以上に一人一人の距離感が、相手も長いのですが、相手のプレーエリアの広さに、個人の一対一のところで負けたところは出たと思います。
グループで相手のバイタルなどを突けるのは、ウチの強みなのですが今回はほとんど何も出来なかったのは残念です。
相手も対策していく中で、自分たちも次にもう一個踏み込んだ形で、成長していくために、いい材料を貰ったと思うので、しっかり、二日しかないですが、確認して次のゲームに向いたいと思います。
(Q.守備について、サイドバックの背後を突破されてそこからのクロス等が多かったですが、対応についてどう見ていましたか?)
失点したシーン、ディフェンスに向かう背後をケアしなければいけないかという判断は間違っていたなと言う印象はありますし、全体的に前がかりに守備的にはなるので、それをシャドーの選手がスライドするのかセンターバックがキャッチしに行くのかという部分は、真ん中にウタカ選手が居ることもあり、全体的に重たくなった印象はあります。
しかし、もう少しアグレッシブにやりたいところですので、もう一回整理したいと思います。実際のところで言うと今日はあまり上手くいってないとゲームだと思います。
(Q.失点後なかなかパフォーマンスが上がらないようでしたが、試合を通してのチーム全体のパフォーマンスは?)
距離感が悪く、長いパスを入れ込んでいくと、局面で一対一を作られ、相手のストロングポイントの中でやってしまったのは問題だったと思います。
もともと自分達は距離感を近くしながら、相手を動かしてそこにボールを運んでいくことがやりたいことです。
もっと運べばいいと思うのですが、それが全然できなかったのが今日の問題だと思います。
その後の切り替えも、距離感が遠くてなかなかできないので、ああなると自分たちのやりたいことはできない印象です。
(Q.後半の最初バイタルに入れる意識がでたように見えましたがそれも続かず、中盤の4枚のラインの裏にボールがなかなか入らなかった印象ですが、その辺も原因は距離感でしょうか?)
相手が自分たちのボールにプレッシャーをかけてくれる時は結構入っていたと思います。
前半、センターバックから例えば南などトップ下の選手の距離感も遠かったと思います。
ボランチがうちのボランチに食いついた部分があったので、もうちょっと見れないかなという話はハーフタイムにしました。
それが後半の頭できたと思います。
しかし、相手が嫌がると次はもう一個下がってきました。
後ろの選手がそれを外してもう一個前に持っていかないと、どんどん次また相手の前に前に前に入ってきて、要は怖いところにまたいなくなるという現象が今回は続いたと思います。
だから、あそこまで引かれるとしんどいのはもちろんあります。
しかし、やっていかなければいけないことはまだまだある印象です。
まだ本当に自分達の力になっていないところだと思います。
選手コメント
佐藤 昭大
(Q.試合全体を振り返って)守備の強度が出なかったという部分が大きな反省点です。
みんなも理解していると思います。
前節いい試合をして、今節同じ強度で同じモチベーションで臨んだつもりではいましたが、こういう結果は、自分達にまだまだ緩さがあったと言わざるを得ない結果だと思います。
真摯に受け止めて、常に守備の強度を緩めないようにトレーニングからやっていく必要があると思っています。
(Q.球際の攻防で少し上回れてカウンター受ける場面もありましたが、リスク管理についてはどう見ていましたか?)
リスク管理、戦術的な部分も含めて、ウタカ選手は個の能力が高いので、しっかり攻めてる時でも野田(裕喜選手)とクマ(熊本雄太選手)中心にしっかり捕まえて、起点を作らせないようにと当然言っていました。
分かっていても、相手の個の能力はあるので、剥がされる部分は当然出てくると思っていました。
最後の部分でクロスの対応や、個の部分で一人一人が強くならなければいけない。戦術だけじゃなく最終的には個々の能力の部分というのは、もっともっと成長しないといけないゲームだったと改めて感じました。
(Q.失点後もなかなかギアが上がらないようにも見えましたが)
自分たちのモチベーションの部分、声かけの部分、前を向いて点を取りに行くとお互い喋ってはいました。
下向きになって「今日のゲームは…」という感じは間違いなくありませんでした。
その部分に関して、外から感じている部分とは違う部分あるかもしれないです。
でも結果として、3点取られて無得点だったのは、大いに反省しないといけない。
うちのチームがボールを持ててはいたので、相手が前から激しく取りに来るという部分ではなくて、僕らがボールを持ってその後のクオリティ、前線の、もっともっと相手の嫌なところをつく、例えば背後にもっともっとどんどんボールを入れていく、ゴール前で綺麗に崩すだけじゃなく、足を振って行く、そういう部分の相手の嫌なことをするのはちょっと足りなかった。
そういう部分が出せれば、もっとアグレッシブに点を取りに行くという印象になったと思います。
(Q.1失点目ですが、弾いたところを押し込まれてしまいましたが、あそこはキャッチにしていったのでしょうか?それとも弾きにいったのでしょうか?)
今の自分の能力では、弾くのが精一杯でした。
自分自身の力の無さなので、あれをキャッチ出来たり、もっと遠くへ弾くというのは、もっと練習からクオリティを高めていきたいと思っています。
(Q.ゴール前の芝が荒れていたようですが、その辺りは気になったりとか注意しようとかは?)
それはウォーミングアップの段階で分かってましたし、それを含めてサッカーで、バウンドがどうこうとかそれは言い訳にすぎないので、分かった上でのプレーでした。
選手コメント
岡﨑 建哉
(Q.今日の試合を全体的に振り返って)京都のサッカーに合わせたではないですが、広い範囲で間延びしている感じのサッカーに、はまってしまった印象があります。
(Q.もう少しコンパクトにボールを回したかったと思いますが、バスがうまく繋がらなかったり引っ掛けられたりというのは、どういうことが上手くいかなかったですか?)
距離感であったり関係性、動きの質、そういう部分でいつもより劣っていたのは間違いないと思います。
京都さんは、取ってから前に早いというか、狙っている部分がありました。
前半からそれを何回も受けてしまって相手に勢いづかせてしまったと思っています。
(Q.前節の東京ヴェルディ戦のように、前に前にという山形らしい姿勢がなかなか出せませんでした。それについてはどう感じていますか?)
その通りだったと思います。やってても前に前にアグレッシブに行くというより、それを受けてしまって重たく重たくなってしまったのを、ずるずるいったのが敗因だと思っています。
(Q.昇格争いでは厳しい立場になってしまいました。次節以降の戦い方について)
目の前の試合一試合一試合を、自分たちがアグレッシブであったり全力でやることが全てだと思います。
その先にまた何か見えてくると思うので、まずは一試合一試合、目の前の試合を戦っていきたいと思っています。
戦評
前回の5連戦を4勝1分けと好成績で終え、7位まで浮上したモンテディオ山形。11月最初の試合であり、今季5度目の5連戦の初戦をアウェイの京都で迎えた。ピーター ウタカ選手に4得点を喫した第10節のリベンジを狙ったが、試合を通して京都ペース。前半に1点、後半に2点を奪われ、反撃のゴールも奪えず、0-3の完敗となった。
中7日で迎えた今節、出場停止の山田拓巳選手の右サイドバックに三鬼海選手をあてた以外は前節と同じメンバーで臨んだ。一方、京都は3バックにヨルディ バイス選手が復帰。中盤にも庄司悦大選手が戻った。
立ち上がりから、互いにボールを持つ時間を作りながら、守備では厳しく対応する締まった展開。モンテディオは8分、FKからヴィニシウス アラウージョ選手の頭に合わせたり、9分には松本怜大選手のパスに加藤大樹選手が飛び出したが、クロスが相手の守備に阻まれるなど、効果的な攻撃にならなかった。
逆に京都はシャドーの仙頭啓矢選手が左サイドでボールを受け、戻りながら背後にパスを送ったり、ミドルシュートを放ったりと存在感を強めていた。モンテディオも渡邊凌磨選手のミドルシュートや、南秀仁選手のクロスなどもあったが、全体的にコンパクトさを保てず、いつものテンポのいいボール回しや守備への早い切り替えは影を潜めていた。
飲水タイム後は押し込まれる時間が続き、ウタカ選手のシュートをGK佐藤昭大選手が好セーブでストップするが、状況は大きく変わらず。29分、佐藤選手からのフィードを相手がカットし、仙頭選手が左からクロスを入れると、ウタカ選手が潰れた先で曽根田穣選手がシュート。ここも佐藤選手が体を張って止めたが、こぼれ球を曽根田選手に押し込まれ、均衡が破れた。
リードされたモンテディオは押し込む形に持ち込む時間もあったが、京都の守備の人数の多さに崩しきれず、36分の京都のCKの場面ではセカンドボールからウタカ選手にシュートを狙われ、佐藤選手が右手でゴールラインギリギリに防ぐ場面があったり、モンテディオのビルドアップのミスからカウンターを受け、アーリークロスから仙頭選手にヘディングシュートを打たれるなど、押し込まれたまま前半を終えた。
両チーム交代なしで迎えた後半、ビハインドのモンテディオは三鬼選手がミドルシュート。さらに49分には、右から強引に仕掛けた渡邊選手のクロスからヴィニシウス選手がフリーでヘディングシュートを放つ場面もあったが、ここは相手キーパーの好セーブに阻まれた。
すると53分、モンテディオが相手陣内で攻撃の途中にボールを奪われ、京都がカウンター。中央の庄司悦大選手から左サイドへ送られたボールを本多勇喜選手がフリーで走り込み、クロスからウタカ選手にゴールを決められた。
60分には南選手のクロスからヴィニシウス選手がシュートを放つ決定機を迎えたが、ここもキーパーにキャッチされた。モンテディオは引いた京都を相手にボールを持つ時間を増やしたが、なかなか得点に結びつけることができなかった。
64分、ヴィニシウス選手から大槻周平選手、加藤選手から前川大河選手に交代。67分のCKから最後は渡邊選手がシュートを狙うが、ここは枠外。その後もボールを持って押し込む形を作るが、中盤の4枚のブロックを越えることができなかった。77分には南選手から末吉塁選手、渡邊選手から北川柊斗選手へスイッチ。しかし、守備に徹した京都の守備はさらにタイトになり、81分には中村駿選手がミドルシュートを放つが強いシュートにならず、キーパーにキャッチされた。
83分には岡﨑建哉選手から小松駿太選手にスイッチしたが、85分、京都の途中出場、野田隆之介選手と金久保順選手に押し込まれ、そこから戻されたボールを庄司選手がミドルシュート。これがダメ押しの3点目となった。
11月最初の試合を落としたモンテディオの通算戦績は11勝9分け10敗、勝点は42で変わらず。順位は7位から2つ落として9位で次は中二日のホームでアルビレックス新潟戦を迎える。
中7日で迎えた今節、出場停止の山田拓巳選手の右サイドバックに三鬼海選手をあてた以外は前節と同じメンバーで臨んだ。一方、京都は3バックにヨルディ バイス選手が復帰。中盤にも庄司悦大選手が戻った。
立ち上がりから、互いにボールを持つ時間を作りながら、守備では厳しく対応する締まった展開。モンテディオは8分、FKからヴィニシウス アラウージョ選手の頭に合わせたり、9分には松本怜大選手のパスに加藤大樹選手が飛び出したが、クロスが相手の守備に阻まれるなど、効果的な攻撃にならなかった。
逆に京都はシャドーの仙頭啓矢選手が左サイドでボールを受け、戻りながら背後にパスを送ったり、ミドルシュートを放ったりと存在感を強めていた。モンテディオも渡邊凌磨選手のミドルシュートや、南秀仁選手のクロスなどもあったが、全体的にコンパクトさを保てず、いつものテンポのいいボール回しや守備への早い切り替えは影を潜めていた。
飲水タイム後は押し込まれる時間が続き、ウタカ選手のシュートをGK佐藤昭大選手が好セーブでストップするが、状況は大きく変わらず。29分、佐藤選手からのフィードを相手がカットし、仙頭選手が左からクロスを入れると、ウタカ選手が潰れた先で曽根田穣選手がシュート。ここも佐藤選手が体を張って止めたが、こぼれ球を曽根田選手に押し込まれ、均衡が破れた。
リードされたモンテディオは押し込む形に持ち込む時間もあったが、京都の守備の人数の多さに崩しきれず、36分の京都のCKの場面ではセカンドボールからウタカ選手にシュートを狙われ、佐藤選手が右手でゴールラインギリギリに防ぐ場面があったり、モンテディオのビルドアップのミスからカウンターを受け、アーリークロスから仙頭選手にヘディングシュートを打たれるなど、押し込まれたまま前半を終えた。
両チーム交代なしで迎えた後半、ビハインドのモンテディオは三鬼選手がミドルシュート。さらに49分には、右から強引に仕掛けた渡邊選手のクロスからヴィニシウス選手がフリーでヘディングシュートを放つ場面もあったが、ここは相手キーパーの好セーブに阻まれた。
すると53分、モンテディオが相手陣内で攻撃の途中にボールを奪われ、京都がカウンター。中央の庄司悦大選手から左サイドへ送られたボールを本多勇喜選手がフリーで走り込み、クロスからウタカ選手にゴールを決められた。
60分には南選手のクロスからヴィニシウス選手がシュートを放つ決定機を迎えたが、ここもキーパーにキャッチされた。モンテディオは引いた京都を相手にボールを持つ時間を増やしたが、なかなか得点に結びつけることができなかった。
64分、ヴィニシウス選手から大槻周平選手、加藤選手から前川大河選手に交代。67分のCKから最後は渡邊選手がシュートを狙うが、ここは枠外。その後もボールを持って押し込む形を作るが、中盤の4枚のブロックを越えることができなかった。77分には南選手から末吉塁選手、渡邊選手から北川柊斗選手へスイッチ。しかし、守備に徹した京都の守備はさらにタイトになり、81分には中村駿選手がミドルシュートを放つが強いシュートにならず、キーパーにキャッチされた。
83分には岡﨑建哉選手から小松駿太選手にスイッチしたが、85分、京都の途中出場、野田隆之介選手と金久保順選手に押し込まれ、そこから戻されたボールを庄司選手がミドルシュート。これがダメ押しの3点目となった。
11月最初の試合を落としたモンテディオの通算戦績は11勝9分け10敗、勝点は42で変わらず。順位は7位から2つ落として9位で次は中二日のホームでアルビレックス新潟戦を迎える。