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水戸ホーリーホック
1
[ 試合終了 ] | ||
0 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 1 |
1
- 80分 深堀 隼平
- 78分 大槻 周平
AWAY
モンテディオ山形
メンバー
水戸ホーリーホック
スターティングメンバー
GK | 50 | 松井 謙弥 | |
---|---|---|---|
DF | 4 | ンドカ ボニフェイス | |
DF | 13 | 岸田 翔平 |
46*' |
DF | 17 | 河野 諒祐 | |
DF | 22 | 瀧澤 修平 | |
MF | 5 | 木村 祐志 |
69' |
MF | 7 | 山田 康太 |
77' |
MF | 25 | 平塚 悠知 | |
FW | 11 | 村田 航一 |
46*' |
FW | 15 | 奥田 晃也 | |
FW | 48 | アレフ ピットブル |
46*' |
控えメンバー
GK | 1 | 本間 幸司 | |
---|---|---|---|
MF | 20 | 森 勇人 | |
MF | 23 | 外山 凌 |
46*' |
MF | 27 | 松崎 快 |
46*' |
MF | 43 | 鈴木 喜丈 |
69' |
FW | 10 | 山口 一真 |
46*' |
FW | 18 | 深堀 隼平 |
77' |
監督
秋葉 忠宏 |
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 30 | 佐藤 昭大 | |
---|---|---|---|
DF | 4 | 三鬼 海 |
90+1' |
DF | 23 | 熊本 雄太 | |
DF | 31 | 半田 陸 | |
MF | 6 | 山田 拓巳 | |
MF | 8 | 小松 駿太 |
76' |
MF | 17 | 中村 駿 | |
MF | 40 | 渡邊 凌磨 |
63' |
FW | 9 | ヴィニシウス アラウージョ |
63' |
FW | 16 | 北川 柊斗 | |
FW | 50 | 前川 大河 |
76' |
控えメンバー
GK | 42 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 15 | 宮本 駿晃 |
90+1' |
MF | 7 | 岡﨑 建哉 |
76' |
MF | 18 | 南 秀仁 |
76' |
MF | 20 | 加藤 大樹 |
63' |
FW | 13 | 大槻 周平 |
63' |
監督
石丸 清隆 |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 13 | FK | 13 | 0 | 0 |
0 | 0 | 6 | CK | 9 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 7 | シュート | 15 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 15.9℃
-
- 湿度
- 55%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 1,281人
-
- 主審
- 清水 勇人
-
- 副審
- 五十嵐 泰之、船橋 昭次
-
- 第四の審判
- 上原 直人
監督コメント
<ハーフタイム>
・後半ギア上げていこう
・切り替えはっきりと
<試合後記者会見>
この厳しい日程の中のアウェイで、出来れば勝ち点3を持って帰りたかったのですが、最低限勝ち点1を持っていけるのは、次につながるかなと思います。
ただし、内容的には、自分たちのやりたいことが、そんなに出来なかったのが少し残念です。
相手がもう少し前から来る話はしていたのですが、そうでも無く、相手がコンパクトな状況を作った中で、引き出すポジションを取れなかったのが、自分たちのリズム、一人一人の距離感も遠くなり、なかなかテンポが出ないサッカーを終始繰り返した印象です。
ボールに行く部分の切り替えや、前線からのプレッシャーは何度か外されましたが、基本的に自分たちのミスからカウンターを食らうのは、もう少し考えなければいけないと思います。
いろんな部分でまだまだ足りない部分があるので、しっかり向上しながら次のゲームに向かいたいと思います。
(Q.先発メンバーを5人代えた意図と評価を)
意図はトータル的なパフォーマンスというか、コンディションを踏まえての交代というところで、中二日の中でゲームが今回行われたので、5人交代をしました。
前からだと、(前川)大河は、なんとかポイントになろうとする部分と、ボランチが意識されたという部分で、なかなかスペースが見つからなかったと思います。
なんとか何回かペナルティエリアに侵入して、まだまだゲーム勘はないですが、ちょっとずつフィットしてきている印象です。
小松は山形に来て初スタメン、いまいちゲームに乗り切れなかった印象はありますが、初めてですので、これから良くなることを期待したいと思います。
中盤の経由ポイントなので、もう少しボールを貰いながら前に供給するところは、今日のゲームのリズムがあんまり出なかったところで言うと、まだまだやらなければいけないと思います。
北川は、慣れないポジションでサイドハーフで投入しました。
一回岡山でもそれを試してますし、彼のゴール前に入っていくセンスは、左サイドのクロスでの期待を込めて投入しました。
彼自体の良さというのが全体的にはそんなに出し切れなかったと言うか、彼個人の問題ではないと思いますが、彼のメンタリティとかハードワークする部分では十分評価していいかなと思います。
(三鬼)海に関して言うと、相手がサイドハーフが絞るという印象があったので、配給役でサイドバックと相手のサイドハーフの脇を取って、配給してくれるかなと望んでいました。
しかし、思った以上に前に行けなかったという印象があります。チームの問題なのか彼自身が消極的なのかは、ちょっと映像を見てみないとわかりませんが、もう少し前に行くという部分でパワーやメンタリティ含めて積極性は欲しい印象です。
何度かバイタルにボールを入れるところは何回かありましたが、回数だったりその入れる精度というのはもっとあげなければいけないところで、守備的に送り込んだわけではないので、前に関わることは、今日はそこまでできなかったと思います。
(半田)陸に関して言うと、前半ピットブルに対して起点を作られるシーンや消極的なシーンは何回かありましたが、全体を通しては冷静にやっていたと思います。
ビルドアップのテンポなどは、まだまだ学ばなきゃいけないという印象です。ただ守るだけじゃなくてその次の攻撃に向かう第一歩目というのはかなり大事なパスなので、そこら辺もう少し精度を上げて行ってほしいです。
全体的には久々の試合の人もいますし、初めてのスタメンとかというケースもあるんで、そこまで悲観する必要はないかなと思います。
(Q.得点直後に失点してしまいましたが、要因はどう考えていますか?)
得点した後ってゲームが動きやすいという話はしていますので、ゆるみが出たところは、最後のシーンで象徴されるようにボールに対してプレッシャーに行けなかったシーンですし、それに対して反応も相手の方が早かったのは少しゆるいかなと思います。
強度の強い場面もありますし、やっぱりその強度にちょっとついてこれないという選手も何人かいたり、それはチーム全体の問題かなと思っています。共有して次につなげるしかないかなと思います。
・後半ギア上げていこう
・切り替えはっきりと
<試合後記者会見>
この厳しい日程の中のアウェイで、出来れば勝ち点3を持って帰りたかったのですが、最低限勝ち点1を持っていけるのは、次につながるかなと思います。
ただし、内容的には、自分たちのやりたいことが、そんなに出来なかったのが少し残念です。
相手がもう少し前から来る話はしていたのですが、そうでも無く、相手がコンパクトな状況を作った中で、引き出すポジションを取れなかったのが、自分たちのリズム、一人一人の距離感も遠くなり、なかなかテンポが出ないサッカーを終始繰り返した印象です。
ボールに行く部分の切り替えや、前線からのプレッシャーは何度か外されましたが、基本的に自分たちのミスからカウンターを食らうのは、もう少し考えなければいけないと思います。
いろんな部分でまだまだ足りない部分があるので、しっかり向上しながら次のゲームに向かいたいと思います。
(Q.先発メンバーを5人代えた意図と評価を)
意図はトータル的なパフォーマンスというか、コンディションを踏まえての交代というところで、中二日の中でゲームが今回行われたので、5人交代をしました。
前からだと、(前川)大河は、なんとかポイントになろうとする部分と、ボランチが意識されたという部分で、なかなかスペースが見つからなかったと思います。
なんとか何回かペナルティエリアに侵入して、まだまだゲーム勘はないですが、ちょっとずつフィットしてきている印象です。
小松は山形に来て初スタメン、いまいちゲームに乗り切れなかった印象はありますが、初めてですので、これから良くなることを期待したいと思います。
中盤の経由ポイントなので、もう少しボールを貰いながら前に供給するところは、今日のゲームのリズムがあんまり出なかったところで言うと、まだまだやらなければいけないと思います。
北川は、慣れないポジションでサイドハーフで投入しました。
一回岡山でもそれを試してますし、彼のゴール前に入っていくセンスは、左サイドのクロスでの期待を込めて投入しました。
彼自体の良さというのが全体的にはそんなに出し切れなかったと言うか、彼個人の問題ではないと思いますが、彼のメンタリティとかハードワークする部分では十分評価していいかなと思います。
(三鬼)海に関して言うと、相手がサイドハーフが絞るという印象があったので、配給役でサイドバックと相手のサイドハーフの脇を取って、配給してくれるかなと望んでいました。
しかし、思った以上に前に行けなかったという印象があります。チームの問題なのか彼自身が消極的なのかは、ちょっと映像を見てみないとわかりませんが、もう少し前に行くという部分でパワーやメンタリティ含めて積極性は欲しい印象です。
何度かバイタルにボールを入れるところは何回かありましたが、回数だったりその入れる精度というのはもっとあげなければいけないところで、守備的に送り込んだわけではないので、前に関わることは、今日はそこまでできなかったと思います。
(半田)陸に関して言うと、前半ピットブルに対して起点を作られるシーンや消極的なシーンは何回かありましたが、全体を通しては冷静にやっていたと思います。
ビルドアップのテンポなどは、まだまだ学ばなきゃいけないという印象です。ただ守るだけじゃなくてその次の攻撃に向かう第一歩目というのはかなり大事なパスなので、そこら辺もう少し精度を上げて行ってほしいです。
全体的には久々の試合の人もいますし、初めてのスタメンとかというケースもあるんで、そこまで悲観する必要はないかなと思います。
(Q.得点直後に失点してしまいましたが、要因はどう考えていますか?)
得点した後ってゲームが動きやすいという話はしていますので、ゆるみが出たところは、最後のシーンで象徴されるようにボールに対してプレッシャーに行けなかったシーンですし、それに対して反応も相手の方が早かったのは少しゆるいかなと思います。
強度の強い場面もありますし、やっぱりその強度にちょっとついてこれないという選手も何人かいたり、それはチーム全体の問題かなと思っています。共有して次につなげるしかないかなと思います。
選手コメント
加藤 大樹
加藤大樹選手(Q.今日は途中出場からアシスト決めましたが、どのような思いでプレーをしましたか?)
途中交代で、0-0という場面で入ったので、得点に絡むプレーをしようというのは意識して入りました。あのクロスの場面は、キーパーとディフェンスラインの間が空いていたので、(大槻)周平君だったらあそこを狙ってると思って早めに上げたら、なんとかいいボールが行って、アシスト出来た感じです。
(Q.ここのところアシストで結果を出しています。自身としてはどう感じてますか?)
いいところにボール上がっているし、中の人もいいところに入ってくれているというのがあって、それがゴールに繋がっているのかなと思います。
(Q.もったいない試合になってしまいましたが、そのことについては?)
得点取った後すぐ失点し、得点取った後、もっと締めるところはあったのかなと思います。
(得点を)取った後というのは、もっと緊張感をもってやらないといけなかったと思います。
(Q.1-1になった後、背後を取るプレーがそんなに無かったようですが、難しい部分があった?)
相手のディフェンスラインは、前に強かったので、もっと背後を取っていけたらこっちのチャンスも多く作れたと思います。
その部分も含めて反省点だと思います。
(Q.そもそもボールが出てこなかった部分もあるかと思いますが?)
そこの部分に関しては、自分の立ち位置やもっと要求するところはあったかなと思います。
選手コメント
大槻 周平
(Q.ゴールシーンを振り返って)(加藤)大樹が本当にいいボールあげてくれたので、右足でしたが、ふかさずにしっかり当てることだけを考えて打て、いいところに入ったので本当に良かったなと思います。
(Q.その前にも惜しいヘディングのシーンもありました。今日のパフォーマンスはいかがでしたか?)
ヘディングのシーンも決められれば良かったんですが、またチャンスはあると思っていました。切り替えることが大事だと思っていましたが、大樹がいいボールを上げてくれたので、そこは良かったと思います。
(Q.結果的には引き分けとなりましたが、後半の戦い方はどうだったですか?)
得点してから、本当にもったいない失点してしまったので、チームとして得点した後の戦い方というのは、これからの課題だと思います。
そういったところはまたすぐ試合あるので、修正したいと思います。
(Q.同点に追いつかれた後、攻撃の圧力を高めたかったと思いますが、攻撃の修正点は?)
後ろから慌てたり、ボールを蹴ったりした部分が多かったので、変わらずに山形のサッカーをしていれば、もう少し普通に戦えたのかなと思います。
しっかりつなぐところはつないで、セーフティにやるところはセーフティにやるのですが、自分たちのサッカーを自信を持ってやれれば良かったのかなと思います。
(Q.大槻選手がピッチに入ったあと、なかなかボールが取れない時間がありましたが、要因としては?)
映像を見てみないとわからない部分もありますが、後ろからもう少しライン高くして、僕たちももう少し前線から守備をしたり、セカンドボールを拾うのができていなかったので、そういったところはもっとコンパクトにすることが大事なのかなと思います。
(Q.中二日、中二日の連戦の中のアウェイ戦ですが、この勝ち点1をどう捉えていますか?)
欲を言えば勝ち点3取りたかったですが、アウェイで勝ち点1取れたというのは悪くない結果だと思います。次の試合が大事になってくると思うので、しっかり勝ち点3が取れるように頑張りたいと思います。
戦評
3連戦で3連勝と好調のモンテディオ山形は、中2日で水戸ホーリーホックとアウェイで対戦。後半に大槻周平選手のゴールで先制したが、その2分後に追いつかれ、そのまま1-1のドロー。連勝を伸ばすことはできなかった。
モンテディオは前節から先発5人変更。前川大河選手、小松駿太選手が山形で初先発。三鬼海選手、半田陸選手、北川柊斗選手が先発復帰となった。一方、水戸は前節から11人全員を変更して臨んだ。
モンテディオの攻撃はまずは右サイドから。4分、熊本雄太選手のボールを山田拓巳選手が受け、ダイレクトで縦に送ると、前川選手がスルーし、その奥でヴィニシウス アラウージョ選手が受けたが、ここはオフサイド。
6分には右サイドのスローインから、渡邊凌磨選手のスルーパスに前川選手が入り込んでクロス。7分のCKではショートコーナーから、渡邊選手のクロスがファーサイドに抜けたところで前川選手がシュートを狙った。しかし、いずれもゴールはならず。その後も小松選手のシュートや、渡邊選手がカウンターで仕掛けるシーンもあったが、水戸の対応も隙が少なく、シュートまで持ち込むシーンは徐々に少なくなっていった。
30分、水戸のCKからカウンターに打って出たモンテディオは、前川選手からパスを受けたヴィニシウス選手がミドルシュートを放ったが、ここはGK松井謙弥選手の好セーブに阻まれた。
その後はカウンターのチャンスを何度か逃していたが、39分、三鬼海選手を起点にパスが縦につながり、最後は前川選手がシュート。41分にはCKから熊本雄太選手が強烈なヘディングシュート。45分には右サイドを崩して突破し、北川選手のクロスに前川選手が足から飛び込んだ。しかしいずれも決めきることができず、0-0のまま折り返した。
後半、水戸は3人を代えて活性化を狙う。52分、モンテディオは右サイドを崩され、クロスから松崎快選手にシュートを打たれたが、ここは枠外にそれた。徐々にペースを握り返したモンテディオは、57分、ヴィニシウス選手のパスを受けた渡邊凌磨選手がシュートを狙い、直後のCKでは熊本選手がニアでスラしたボールを山田選手がヘディングシュート。しかし、GK松井選手の好セーブに阻まれた。
62分にはGK佐藤昭大選手がキャッチミスでヒヤリとするシーンがあっが、63分、モンテディオは最初の交代を行使する。渡邊選手から加藤大樹選手、ヴィニシウス選手から大槻周平選手。しばらくは水戸のボール回しに守備が機能しない時間もあったが、飲水タイム後は加藤選手のクロスから北川選手がシュートを狙ったり、三鬼選手のクロスに大槻選手がヘディングシュートを放つなど、水戸のゴールに迫るシーンを作った。
76分、小松選手から岡﨑建哉選手、前川選手から南秀仁選手にスイッチ。中盤のボールの周りがよくなったところで飛び出したのは、モンテディオの先制点。78分、中盤で中村駿選手から南選手に預けられたボールは、左タッチ際に開いた加藤選手へ。加藤選手が早めに上げたアーリークロスに、飛び込んできたのは大槻選手。利き足とは逆の右足でぴったり合わせ、ゴールネットを揺らした。
しかしこの直後の80分、中盤でセカンドボールを収めた水戸の攻撃が一気にスピードアップ。ドリブルで持ち込んだ山口一真選手のミドルシュートはGK佐藤選手が弾いたが、そこを狙っていた深堀隼平選手に押し込まれ、たちまち同点とされた。
その後は水戸の前向きの圧力が増したが、終盤には南選手がシュートを放つと、水戸も山口選手がシュートを放つなど互いにチャンスを作った。アディショナルタイムには三鬼選手から宮本駿晃選手に交代するが、互いにビッグチャンスを作れず、1-1のまま試合は終了した。
モンテディオは通算戦績が10勝9分け9敗となり、勝点は39。順位をひとつ落とし、9位でシーズンの3分の2を終えた。
モンテディオは前節から先発5人変更。前川大河選手、小松駿太選手が山形で初先発。三鬼海選手、半田陸選手、北川柊斗選手が先発復帰となった。一方、水戸は前節から11人全員を変更して臨んだ。
モンテディオの攻撃はまずは右サイドから。4分、熊本雄太選手のボールを山田拓巳選手が受け、ダイレクトで縦に送ると、前川選手がスルーし、その奥でヴィニシウス アラウージョ選手が受けたが、ここはオフサイド。
6分には右サイドのスローインから、渡邊凌磨選手のスルーパスに前川選手が入り込んでクロス。7分のCKではショートコーナーから、渡邊選手のクロスがファーサイドに抜けたところで前川選手がシュートを狙った。しかし、いずれもゴールはならず。その後も小松選手のシュートや、渡邊選手がカウンターで仕掛けるシーンもあったが、水戸の対応も隙が少なく、シュートまで持ち込むシーンは徐々に少なくなっていった。
30分、水戸のCKからカウンターに打って出たモンテディオは、前川選手からパスを受けたヴィニシウス選手がミドルシュートを放ったが、ここはGK松井謙弥選手の好セーブに阻まれた。
その後はカウンターのチャンスを何度か逃していたが、39分、三鬼海選手を起点にパスが縦につながり、最後は前川選手がシュート。41分にはCKから熊本雄太選手が強烈なヘディングシュート。45分には右サイドを崩して突破し、北川選手のクロスに前川選手が足から飛び込んだ。しかしいずれも決めきることができず、0-0のまま折り返した。
後半、水戸は3人を代えて活性化を狙う。52分、モンテディオは右サイドを崩され、クロスから松崎快選手にシュートを打たれたが、ここは枠外にそれた。徐々にペースを握り返したモンテディオは、57分、ヴィニシウス選手のパスを受けた渡邊凌磨選手がシュートを狙い、直後のCKでは熊本選手がニアでスラしたボールを山田選手がヘディングシュート。しかし、GK松井選手の好セーブに阻まれた。
62分にはGK佐藤昭大選手がキャッチミスでヒヤリとするシーンがあっが、63分、モンテディオは最初の交代を行使する。渡邊選手から加藤大樹選手、ヴィニシウス選手から大槻周平選手。しばらくは水戸のボール回しに守備が機能しない時間もあったが、飲水タイム後は加藤選手のクロスから北川選手がシュートを狙ったり、三鬼選手のクロスに大槻選手がヘディングシュートを放つなど、水戸のゴールに迫るシーンを作った。
76分、小松選手から岡﨑建哉選手、前川選手から南秀仁選手にスイッチ。中盤のボールの周りがよくなったところで飛び出したのは、モンテディオの先制点。78分、中盤で中村駿選手から南選手に預けられたボールは、左タッチ際に開いた加藤選手へ。加藤選手が早めに上げたアーリークロスに、飛び込んできたのは大槻選手。利き足とは逆の右足でぴったり合わせ、ゴールネットを揺らした。
しかしこの直後の80分、中盤でセカンドボールを収めた水戸の攻撃が一気にスピードアップ。ドリブルで持ち込んだ山口一真選手のミドルシュートはGK佐藤選手が弾いたが、そこを狙っていた深堀隼平選手に押し込まれ、たちまち同点とされた。
その後は水戸の前向きの圧力が増したが、終盤には南選手がシュートを放つと、水戸も山口選手がシュートを放つなど互いにチャンスを作った。アディショナルタイムには三鬼選手から宮本駿晃選手に交代するが、互いにビッグチャンスを作れず、1-1のまま試合は終了した。
モンテディオは通算戦績が10勝9分け9敗となり、勝点は39。順位をひとつ落とし、9位でシーズンの3分の2を終えた。