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栃木SC
0
[ 試合終了 ] | ||
0 | 前半 | 1 |
0 | 後半 | 0 |
1
- 29分 ヴィニシウス アラウージョ
AWAY
モンテディオ山形
メンバー
栃木SC
スターティングメンバー
GK | 50 | オビ パウエル オビンナ | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 瀬川 和樹 |
85' |
DF | 23 | 柳 育崇 | |
DF | 30 | 田代 雅也 | |
MF | 5 | 岩間 雄大 |
85' |
MF | 14 | 西谷 優希 | |
MF | 15 | 溝渕 雄志 |
61' |
MF | 17 | 山本 廉 |
61' |
FW | 8 | 明本 考浩 | |
FW | 9 | エスクデロ 競飛王 |
78' |
FW | 19 | 大島 康樹 |
控えメンバー
GK | 1 | 川田 修平 | |
---|---|---|---|
DF | 33 | 黒﨑 隼人 |
61' |
DF | 40 | 井出 敬大 | |
MF | 13 | 禹 相皓 |
85' |
MF | 21 | 大﨑 淳矢 |
78' |
FW | 16 | 榊 翔太 |
85' |
FW | 29 | 矢野 貴章 |
61' |
監督
田坂 和昭 |
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 30 | 佐藤 昭大 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 23 | 熊本 雄太 | |
MF | 7 | 岡﨑 建哉 | |
MF | 17 | 中村 駿 | |
MF | 19 | 松本 怜大 | |
MF | 20 | 加藤 大樹 |
84' |
FW | 9 | ヴィニシウス アラウージョ |
72' |
FW | 18 | 南 秀仁 |
72' |
FW | 40 | 渡邊 凌磨 |
89' |
控えメンバー
GK | 42 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 31 | 半田 陸 |
89' |
MF | 8 | 小松 駿太 | |
MF | 25 | 末吉 塁 |
84' |
MF | 50 | 前川 大河 |
72' |
FW | 13 | 大槻 周平 |
72' |
FW | 16 | 北川 柊斗 |
監督
石丸 清隆 |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 11 | FK | 18 | 0 | 0 |
0 | 0 | 7 | CK | 4 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 4 | シュート | 12 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 曇
-
- 気温
- 19℃
-
- 湿度
- 81%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 1,583人
-
- 主審
- 柿沼 亨
-
- 副審
- 西尾 英朗、阿部 将茂
-
- 第四の審判
- 佐藤 誠和
監督コメント
<ハーフタイム>
・後半の立ち上がり0-0のつもりで入ろう
・判断はっきりしよう
・自信を持って点を獲りにいこう
<試合後監督会見>
今日から、アウェイの方にもサポーターの方々が来られるようになりました。後押ししていただいたのは非常に心強かったです。
本当に感謝しています。
苦しいゲームでしたが、勝ち点3を取ることができたのは、本当に良かったと思います。
ゲームの方は、相手の前からのプレッシャーをある程度想定はしていましたが、思ったよりも前半消極的なプレーなどがあり、しんどいゲーム内容だったと思います。
その中でも、最終的に体を張る部分では選手を讃えたいと思いますが、もう少し自分たちのゲームに持っていきたかった試合でした。
後半相手も足が止まったというのもありますし、ポジショニング等を、ハーフタイム、少しだけいじりましたが、一時ちょっとスムーズさが無かった印象です。
初めのカウンターでのアタック辺を決められたらもう少しゲームは楽になったと思います。全体的には栃木さんのゲームになったんじゃないかなと今回は思います。
しんどい中でもアウェイで勝ち点3取れたというのは次につながってと思っています。
(Q.前半、いつもよりも早く前にボールを出す展開になっというか、ボールを上手く持てないところがありましたが、どのように見ていましたか?)
立ち位置的には、ボールを回せる準備はしていたのですが、サイドハーフのポジショニングが、張り過ぎたところもあり、全体の距離感が遠かったかなと思っていました。
あとはゲームのスピード感に慣れるという部分で、初めはそこまでリスクを掛けなくていいよという部分で、ゲームを何処から自分たちがつなぐのかが曖昧になりました。
まあ繋げないというか、相手が早めにボールを入れてくるところから、押し上げれない、自分たちにその時間がなかなか無かったという印象です。
繋げたタイミングもありましたが、ゲーム的にもリードしていたなど、いろいろな要素があると思います。
自分たちのやりたいことは今日出来なかったという印象はあります。
(Q.守備面ですが、ハードワークしてくる栃木に対して、負けずに向かっていくというところはゴールシーンにもつながったと思いますが監督の評価は?)
ベンチから見ている感じでは、まだ出来るかなという印象がありました。
相手の連続性の方がやっぱり高く、足でプレーして、実際そういうところで相手が前に出てくるボールを何回か拾われたりしました。
相手の出足の方が早いかなという印象がありましたが、逆にカウンターでは、今まで自分たちはあまり得意ではないのですが、何回かビッグチャンスは作れたかなと思います。
そういった部分では、徐々に後半は慣れたかなと思います。
マークをつかれても、外せるタイミングはいっぱいあったと思いますので、まだまだやることはある印象です。
(Q.後半途中から出場した前川選手について、試合感がまだという中で起用した意図とプレーぶりについて)
今年に限って言えば、練習ではゲーム感も難しいので、本番で使いながらゲーム感を戻してもらうという形にはどうしてもなります。
今日は南をトップ下に置きましたが、こういうゲーム展開では、チーム全体(の問題)ですが、彼は問題はありませんでしたが、あんまり得意なプレーではないかなと思い、(前川)大河を思い切って使いました。
ゲーム展開としても、彼的には自分たちがボールを握るのが、なかなか難しかったですが、基本的にボールにプレッシャーを思い切って行ってましたし、関わろうとすることはやれていたと思います。
それを、いきなり今日全部もとめても、彼的にはしんどいかなと思うので、まず試合に出るということは、前進だと思います。
(Q.カウンターから決定機を作りましたが、対栃木ということで割り切ってブロックを作ってという意図だったのか?それとも現象としてそういうのが出たのでしょうか?)
自分たちがブロックを作ってというのは、意図は持っていないです。
ただし、チャンスがあれば常に狙うようには指示はしています。
今回、特にサイドバック、両サイドバックが高く、ある程度クロスを上げに来るのは、大体理解させていました。
相手の守備形態のスキを突いていくという話はしてました。
自分たちがそれをゲームプランの中で完全に遂行するという形ではありませんでした。自分たちがボールを握ること、相手のプレッシャーを無力化することは、狙いとしてあったので、それを自分たちが出来なかったのは、まだまだ力不足と思っています。
・後半の立ち上がり0-0のつもりで入ろう
・判断はっきりしよう
・自信を持って点を獲りにいこう
<試合後監督会見>
今日から、アウェイの方にもサポーターの方々が来られるようになりました。後押ししていただいたのは非常に心強かったです。
本当に感謝しています。
苦しいゲームでしたが、勝ち点3を取ることができたのは、本当に良かったと思います。
ゲームの方は、相手の前からのプレッシャーをある程度想定はしていましたが、思ったよりも前半消極的なプレーなどがあり、しんどいゲーム内容だったと思います。
その中でも、最終的に体を張る部分では選手を讃えたいと思いますが、もう少し自分たちのゲームに持っていきたかった試合でした。
後半相手も足が止まったというのもありますし、ポジショニング等を、ハーフタイム、少しだけいじりましたが、一時ちょっとスムーズさが無かった印象です。
初めのカウンターでのアタック辺を決められたらもう少しゲームは楽になったと思います。全体的には栃木さんのゲームになったんじゃないかなと今回は思います。
しんどい中でもアウェイで勝ち点3取れたというのは次につながってと思っています。
(Q.前半、いつもよりも早く前にボールを出す展開になっというか、ボールを上手く持てないところがありましたが、どのように見ていましたか?)
立ち位置的には、ボールを回せる準備はしていたのですが、サイドハーフのポジショニングが、張り過ぎたところもあり、全体の距離感が遠かったかなと思っていました。
あとはゲームのスピード感に慣れるという部分で、初めはそこまでリスクを掛けなくていいよという部分で、ゲームを何処から自分たちがつなぐのかが曖昧になりました。
まあ繋げないというか、相手が早めにボールを入れてくるところから、押し上げれない、自分たちにその時間がなかなか無かったという印象です。
繋げたタイミングもありましたが、ゲーム的にもリードしていたなど、いろいろな要素があると思います。
自分たちのやりたいことは今日出来なかったという印象はあります。
(Q.守備面ですが、ハードワークしてくる栃木に対して、負けずに向かっていくというところはゴールシーンにもつながったと思いますが監督の評価は?)
ベンチから見ている感じでは、まだ出来るかなという印象がありました。
相手の連続性の方がやっぱり高く、足でプレーして、実際そういうところで相手が前に出てくるボールを何回か拾われたりしました。
相手の出足の方が早いかなという印象がありましたが、逆にカウンターでは、今まで自分たちはあまり得意ではないのですが、何回かビッグチャンスは作れたかなと思います。
そういった部分では、徐々に後半は慣れたかなと思います。
マークをつかれても、外せるタイミングはいっぱいあったと思いますので、まだまだやることはある印象です。
(Q.後半途中から出場した前川選手について、試合感がまだという中で起用した意図とプレーぶりについて)
今年に限って言えば、練習ではゲーム感も難しいので、本番で使いながらゲーム感を戻してもらうという形にはどうしてもなります。
今日は南をトップ下に置きましたが、こういうゲーム展開では、チーム全体(の問題)ですが、彼は問題はありませんでしたが、あんまり得意なプレーではないかなと思い、(前川)大河を思い切って使いました。
ゲーム展開としても、彼的には自分たちがボールを握るのが、なかなか難しかったですが、基本的にボールにプレッシャーを思い切って行ってましたし、関わろうとすることはやれていたと思います。
それを、いきなり今日全部もとめても、彼的にはしんどいかなと思うので、まず試合に出るということは、前進だと思います。
(Q.カウンターから決定機を作りましたが、対栃木ということで割り切ってブロックを作ってという意図だったのか?それとも現象としてそういうのが出たのでしょうか?)
自分たちがブロックを作ってというのは、意図は持っていないです。
ただし、チャンスがあれば常に狙うようには指示はしています。
今回、特にサイドバック、両サイドバックが高く、ある程度クロスを上げに来るのは、大体理解させていました。
相手の守備形態のスキを突いていくという話はしてました。
自分たちがそれをゲームプランの中で完全に遂行するという形ではありませんでした。自分たちがボールを握ること、相手のプレッシャーを無力化することは、狙いとしてあったので、それを自分たちが出来なかったのは、まだまだ力不足と思っています。
選手コメント
ヴィニシウス アラウージョ
(Q.ゴールシーンを振り返って)とても幸せな気分です。2試合連続ゴールを決めて本当に嬉しいです。
試合前から監督が本当にタフな試合になる、相手が空中戦の強さを生かしてシンプルに前に差し込んでセカンドボールを狙ってくると言っていた中で、僕たちはよく耐えました。
ゴールシーンはラッキーな感じで相手のミスから冷静に決めて、そのゴールでチームを勝たせることができてすごく嬉しいです。
フォワードというのはゴールを決めないと、いくら良い試合をしても、良い守備をして良いアシストをたくさんしても、フォワードとしてはゴールを決めなければいけないので、今日はゴールを決めてチームを勝たせることが出来て良かったと思います。
(Q.ゴールシーンも含めて守備でプレッシャーを掛けて狙っていたというのも大きかったと思います。監督からは守備についてはどう言われていますか?)
試合前に監督が、センターバックにプレッシングをしたら蹴ってくると言っていました。
前線からプレッシングをして、センターバックが狙い通りにボールを蹴らさないことをしていたので、それを狙い続けたことがミスに繋がったと思います。
僕だけではなくチーム全体が、僕たちがプレスした後に、後ろも間延びせずにセカンドボールを狙って、相手はセカンドボールを拾って攻撃につなげるサッカーをしていました。
僕がゴールを決めましたが、全員で90分間耐えた試合でそれが勝利につながったと思います。とても嬉しいです。
選手コメント
前川 大河
(Q.加入してすぐのプレーとなりました。プレーを振り返ってみて)守る時間帯が長く、自分の良さというのはそこまで出すことはできなかったですが、守備という部分である程度はできたかなと思いますし、デビュー戦で勝てたことはすごく嬉しく思います。
(Q.入ってすぐロングシュートを狙う場面もありましたが、どういうプレーを心掛けましたか?)
攻められている時間帯だったので、守備のところの強度と、攻撃の起点になってもう一点というところは意識しました。
(Q.山形のサッカーについて感じたものは?)
繋いで攻撃的にという部分は自分に合っていると思うので、そういうところ、あとは連携を早くもっと上げていって、自分のプレーを分かってもらえればと思います。
戦評
前節・琉球戦で3-0と勝利したモンテディオ山形は、アウェイに乗り込み栃木SCと対戦。前半にヴィニシウス アラウージョ選手の2試合連続ゴールで先制し、守備では相手シュートを4本に抑えて1-0の勝利。今季4度目の連勝を達成した。
モンテディオは前節と同じ先発メンバー。そしてサブメンバーには、今月加入したGK藤嶋栄介選手、MF前川大河選手が初めて入った。
前からプレッシャーをかける栃木に対し、モンテディオはパスを思うようにつなげず、栃木の圧力が勝る。サイドチェンジからクロスを入れられ、直後のFKで直接シュートを狙われ、GK佐藤昭大選手のセーブでかき出すシーンもあった。
6分にはカウンターで渡邊凌磨選手が抜け出したが、持ち出しが長いことなどで絶好のタイミングを逃した。10分には加藤大樹選手がワンツーからCKを獲得。14分には渡邊選手がシュートを狙うも、ここも相手守備に対応され、立て続けに狙ったヴィニシウス選手のシュートも相手キーパーに阻まれた。
その後は栃木にCKを3本連続で与えるなど押し込まれる時間も多かったが、29分、山田拓巳選手のフィードから相手選手のパスミスが発生。これを逃さなかったヴィニシウス選手がボールを拾うと、そのままシュートまで持ち込み先制点を挙げた。
この1点でパスワークが少しスムーズになったモンテディオは、中央突破のコンビネーションから中村駿選手が抜け出したり、野田裕喜選手のフィードを渡邊選手がいいポジションで受けて攻撃を仕掛けたりしたが、栃木も自陣の守備は粘り強かった。
また、相手のキーになる前線の明本考浩選手には熊本雄太選手を中心にチーム全員で厳しく対応。43分には溝渕雄志選手のクロスが入り、佐藤選手がファーサイドへパンチングで跳ね返したが、これを瀬川和樹選手にダイレクトで蹴り込まれた。しかし、ここはゴール前のカバーリングに入っていた野田選手が跳ね返し、失点はなし。前半を1-0で折り返した。
後半はビハインドの栃木が勢いを持って試合に入り、最初の10分間はCKやFKを与えるなど、自陣でプレーする時間が続いた。しかし、モンテディオも56分には波状攻撃から最後には岡﨑建哉選手がシュートを放つなど、徐々に攻撃の機会を増やしていった。
61分には栃木が先に2枚替え、前線には矢野貴章選手が入った。モンテディオはある程度ボールをつなぐことはできるが、栃木のしぶとい守備を前になかなかシュートチャンスを作れなかった。
すると72分、飲水タイムのタイミングでモンテディオも2枚替え。ヴィニシウス選手に代えて大槻周平選手、南秀仁選手に代えて前川選手がピッチに入った。プレー再開して間もない75分、佐藤選手のフィードを受け取った前川選手が前を向き、いきなり相手ゴールに向けロングシュートを放った。これは枠をそれたが、その後も前川選手は中盤のセカンドボールを拾って仕掛け、ファウルを受けるなど、チームの新たなアクセントとしての主張をした。
80分以降もモンテディオはペースを握り、山田選手のワンツーからのクロスや、FKからの熊本選手のヘディングシュートで攻め込んだ。84分には加藤選手に代えて末吉塁選手が投入されたが、ここからは栃木のパワープレーが強さを増し、防戦の時間が増えていく。
モンテディオのブロックの外で栃木がボールを動かし、モンテディオが必死に食らいつく展開。ボールを奪っても縦に付けようとしたパスは栃木の選手にきっちり寄せられ、攻撃に移れないケースも多かった。
89分には渡邊選手に代えて半田陸選手が投入され、守備の陣形を5-4-1
に変更。栃木はセンターバック2枚を前線に上げ、矢野選手とともに高さを作ると、ロングボールやロングスローでシンプルにボールを入れてきたが、モンテディオも粘り強く競り続け、ついにタイムアップ。アウェイで勝点3を手にした。
モンテディオは通算戦績を9勝8分け9敗とし、勝点を35に伸ばした。順位は13位から11位に上げた。
モンテディオは前節と同じ先発メンバー。そしてサブメンバーには、今月加入したGK藤嶋栄介選手、MF前川大河選手が初めて入った。
前からプレッシャーをかける栃木に対し、モンテディオはパスを思うようにつなげず、栃木の圧力が勝る。サイドチェンジからクロスを入れられ、直後のFKで直接シュートを狙われ、GK佐藤昭大選手のセーブでかき出すシーンもあった。
6分にはカウンターで渡邊凌磨選手が抜け出したが、持ち出しが長いことなどで絶好のタイミングを逃した。10分には加藤大樹選手がワンツーからCKを獲得。14分には渡邊選手がシュートを狙うも、ここも相手守備に対応され、立て続けに狙ったヴィニシウス選手のシュートも相手キーパーに阻まれた。
その後は栃木にCKを3本連続で与えるなど押し込まれる時間も多かったが、29分、山田拓巳選手のフィードから相手選手のパスミスが発生。これを逃さなかったヴィニシウス選手がボールを拾うと、そのままシュートまで持ち込み先制点を挙げた。
この1点でパスワークが少しスムーズになったモンテディオは、中央突破のコンビネーションから中村駿選手が抜け出したり、野田裕喜選手のフィードを渡邊選手がいいポジションで受けて攻撃を仕掛けたりしたが、栃木も自陣の守備は粘り強かった。
また、相手のキーになる前線の明本考浩選手には熊本雄太選手を中心にチーム全員で厳しく対応。43分には溝渕雄志選手のクロスが入り、佐藤選手がファーサイドへパンチングで跳ね返したが、これを瀬川和樹選手にダイレクトで蹴り込まれた。しかし、ここはゴール前のカバーリングに入っていた野田選手が跳ね返し、失点はなし。前半を1-0で折り返した。
後半はビハインドの栃木が勢いを持って試合に入り、最初の10分間はCKやFKを与えるなど、自陣でプレーする時間が続いた。しかし、モンテディオも56分には波状攻撃から最後には岡﨑建哉選手がシュートを放つなど、徐々に攻撃の機会を増やしていった。
61分には栃木が先に2枚替え、前線には矢野貴章選手が入った。モンテディオはある程度ボールをつなぐことはできるが、栃木のしぶとい守備を前になかなかシュートチャンスを作れなかった。
すると72分、飲水タイムのタイミングでモンテディオも2枚替え。ヴィニシウス選手に代えて大槻周平選手、南秀仁選手に代えて前川選手がピッチに入った。プレー再開して間もない75分、佐藤選手のフィードを受け取った前川選手が前を向き、いきなり相手ゴールに向けロングシュートを放った。これは枠をそれたが、その後も前川選手は中盤のセカンドボールを拾って仕掛け、ファウルを受けるなど、チームの新たなアクセントとしての主張をした。
80分以降もモンテディオはペースを握り、山田選手のワンツーからのクロスや、FKからの熊本選手のヘディングシュートで攻め込んだ。84分には加藤選手に代えて末吉塁選手が投入されたが、ここからは栃木のパワープレーが強さを増し、防戦の時間が増えていく。
モンテディオのブロックの外で栃木がボールを動かし、モンテディオが必死に食らいつく展開。ボールを奪っても縦に付けようとしたパスは栃木の選手にきっちり寄せられ、攻撃に移れないケースも多かった。
89分には渡邊選手に代えて半田陸選手が投入され、守備の陣形を5-4-1
に変更。栃木はセンターバック2枚を前線に上げ、矢野選手とともに高さを作ると、ロングボールやロングスローでシンプルにボールを入れてきたが、モンテディオも粘り強く競り続け、ついにタイムアップ。アウェイで勝点3を手にした。
モンテディオは通算戦績を9勝8分け9敗とし、勝点を35に伸ばした。順位は13位から11位に上げた。