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モンテディオ山形
3
[ 試合終了 ] | ||
2 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 0 |
0
- 6分 ヴィニシウス アラウージョ
- 35分 南 秀仁
- 74分 加藤 大樹
AWAY
FC琉球
メンバー
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 30 | 佐藤 昭大 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 23 | 熊本 雄太 | |
MF | 7 | 岡﨑 建哉 |
90+2' |
MF | 17 | 中村 駿 | |
MF | 19 | 松本 怜大 | |
MF | 20 | 加藤 大樹 |
87' |
FW | 9 | ヴィニシウス アラウージョ |
66' |
FW | 18 | 南 秀仁 |
87' |
FW | 40 | 渡邊 凌磨 |
控えメンバー
GK | 28 | 摂津 颯登 | |
---|---|---|---|
DF | 4 | 三鬼 海 | |
DF | 31 | 半田 陸 | |
MF | 8 | 小松 駿太 |
90+2' |
MF | 25 | 末吉 塁 |
87' |
FW | 13 | 大槻 周平 |
66' |
FW | 16 | 北川 柊斗 |
87' |
監督
石丸 清隆 |
FC琉球
スターティングメンバー
GK | 1 | ダニー カルバハル | |
---|---|---|---|
DF | 9 | 李 栄直 | |
DF | 14 | 沼田 圭悟 | |
DF | 15 | 知念 哲矢 | |
DF | 38 | 上原 牧人 |
55' |
MF | 6 | 風間 宏希 |
88' |
MF | 8 | 風間 宏矢 |
74' |
MF | 13 | 河合 秀人 | |
MF | 20 | 上里 一将 | |
MF | 28 | 小泉 佳穂 |
46*' |
FW | 16 | 阿部 拓馬 |
55' |
控えメンバー
GK | 26 | 田口 潤人 | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 鳥養 祐矢 |
55' |
DF | 3 | 福井 諒司 | |
MF | 23 | 池田 廉 |
46*' |
MF | 27 | 茂木 駿佑 |
74' |
MF | 29 | 市丸 瑞希 |
88' |
FW | 21 | 上原 慎也 |
55' |
監督
樋口 靖洋 |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 10 | FK | 11 | 0 | 0 |
0 | 0 | 6 | CK | 4 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 23 | シュート | 11 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 曇
-
- 気温
- 18.7℃
-
- 湿度
- 76%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 2,529人
-
- 主審
- 川俣 秀
-
- 副審
- 岡野 宇広、細尾 基
-
- 第四の審判
- 野堀 桂佑
監督コメント
<ハーフタイム>
・後半の入り、集中して入っていこう。
・さらに点を取る意識を持とう。
・攻守の意識を持ち、球際を強くいこう。
<試合後監督会見>
前節の不甲斐ないゲーム結果から、ホームで今日はしっかりしたゲームを見せようというところで、選手はよくプレーしてくれて、なんとか結果を出せたのは誇りに思います。
ゲームの内容としては、琉球さんがポゼッションゲームをするということで、自分たちもしっかりプレッシャーを掛ける部分と、我慢するところの使い分けで、幸先よく得点は取れました。
しかし、しっかりそのプレッシャー行く部分と、少し我慢することに曖昧な部分があったことは、反省材料だと思います。
相手のクオリティに少し助けられた部分もありましたが、前節、押し込みながらシュートを打つ意識、ゴール意識が低かったので、今週そこをフォーカスしてトレーニングをしました。
打つ意識はだいぶ高かったと思います。その中でまた冷静に判断を変える部分や、ゴール前のもう一個サポートの質は、高められたかなと思っています。それをまた上積みをしていきたいと思います。
相手がポゼッションする中でのカウンター、スキをもちろん狙ってましたし、相手が守備ブロックを作るという部分で、スライドをする遅さは、結構狙い目という部分で、チームは落ち着いてやれたと思います。
後半も追加点狙うような、もう一点ぐらい奪いに行くような強さは欲しいという部分と、ディフェンスのクリアする部分と、ちょっと怠慢なプレーが何回かありました。そういう部分では強いチームとやると突かれてしまうところですので、チームとしてはしっかりもう一回猛省しながらやっていきたいと思います。
あとは会場の雰囲気が、ビルドアップを後ろの方でやると、前節取られたという部分で、ため息が漏れるのは、少し選手と、サポーターの見る目というのを合わせていきたいかなと思います。もう少し選手を信じてもらいたいと思います。
(Q.前半から意欲的に守備でプレッシングを掛けていましたがゲーム前にどう話していたかと、後半琉球に流れを掴まれたところからどう修正したかを)
基本的には前からプレッシングに行くところは、意識的に引きたくなかったので、チーム的には前から行こうと話をしていました。
先程言いましたが、やれている点と、そこからカウンターに行ける部分と、ウチの左サイドを外される部分が多かったと思います。
トライしている部分では、そんなに大きな問題はないかなと思いますが、外された部分からボランチを食いつかれて、トップ下の小泉選手をフリーにしている場面が、前半目立ちました。
始めのスタートライン、ちょっとだけ低くしたのは実際ありました。
全てではないですが、相手に完全保持された場合は、一個ラインを下げるのはオッケーだという話はしました。
それがあったので押し込まれた部分もありましたが、その途中で次はトップをちょっと縦関係にして、センターバックにプレッシャーに行くように話をしました。
そこから前から取れるようなところが増えたのかなと思いますが、取った後の処理など、相手にプレゼントする部分はちょっとありました。
またこの間のゲームのようになりかねない部分では、反省材料だと思いますが、ゲームの中でも修正でき、選手同士でも出来たいい部分はあるので、今後またこういうゲームもあると思いますので、しっかり選手と共有しながらやっていきたいと思います。
(Q.山岸選手がやっていた役割は南選手がやるということで良いですか?)
今日はそうですね。基本的に。まあ相手の守備ブロック自体が結構間延びするところは、ちょっと南が、まあ練習からずっとやっていたのですが、若干ポジション取りが曖昧な部分があったので、一週間掛けてこういう立ち位置を取ろうよというところで、上手くやれていた部分は多かったのかなと思います。
ただし、相手のアクションによって、南が空いているシーンが前半あったので、他の選手も見れたらなと言う部分はありました。
彼もアシストやゴールを決め、結果が出たことは、かなり自信になったんじゃないかなと思います。
あとはプレーの連続性の守備の部分は、まだ改善の余地はあるかなと思うので、欲を持ちながら、攻撃面もそうですが、もっともっと良くなると思います。
(Q.トップ下のポジションは他にも何人か居ますか?競争相手として)
もちろんそうですね。南自身も一つのポジションだけじゃないほうが良いと思うので、チーム的にもその幅を、例えばトップ下のポジションを置かないやり方もあるので、もっとチーム的には幅を作っていきたいと思います。
新しい選手も加入しましたし、そういった意味では競争しながらやっていきたいと思います。
(Q.移籍の後にチームの幅を広るチャンスとおっしゃってましたが、良いスタートが出来た?)
結果的には良かったかなと思います。内容的にはまだまだ僕はもっと高いものを目指したいと思うので、選手がここで止まることなく、まだ成長していってもらいたいと思います。
・後半の入り、集中して入っていこう。
・さらに点を取る意識を持とう。
・攻守の意識を持ち、球際を強くいこう。
<試合後監督会見>
前節の不甲斐ないゲーム結果から、ホームで今日はしっかりしたゲームを見せようというところで、選手はよくプレーしてくれて、なんとか結果を出せたのは誇りに思います。
ゲームの内容としては、琉球さんがポゼッションゲームをするということで、自分たちもしっかりプレッシャーを掛ける部分と、我慢するところの使い分けで、幸先よく得点は取れました。
しかし、しっかりそのプレッシャー行く部分と、少し我慢することに曖昧な部分があったことは、反省材料だと思います。
相手のクオリティに少し助けられた部分もありましたが、前節、押し込みながらシュートを打つ意識、ゴール意識が低かったので、今週そこをフォーカスしてトレーニングをしました。
打つ意識はだいぶ高かったと思います。その中でまた冷静に判断を変える部分や、ゴール前のもう一個サポートの質は、高められたかなと思っています。それをまた上積みをしていきたいと思います。
相手がポゼッションする中でのカウンター、スキをもちろん狙ってましたし、相手が守備ブロックを作るという部分で、スライドをする遅さは、結構狙い目という部分で、チームは落ち着いてやれたと思います。
後半も追加点狙うような、もう一点ぐらい奪いに行くような強さは欲しいという部分と、ディフェンスのクリアする部分と、ちょっと怠慢なプレーが何回かありました。そういう部分では強いチームとやると突かれてしまうところですので、チームとしてはしっかりもう一回猛省しながらやっていきたいと思います。
あとは会場の雰囲気が、ビルドアップを後ろの方でやると、前節取られたという部分で、ため息が漏れるのは、少し選手と、サポーターの見る目というのを合わせていきたいかなと思います。もう少し選手を信じてもらいたいと思います。
(Q.前半から意欲的に守備でプレッシングを掛けていましたがゲーム前にどう話していたかと、後半琉球に流れを掴まれたところからどう修正したかを)
基本的には前からプレッシングに行くところは、意識的に引きたくなかったので、チーム的には前から行こうと話をしていました。
先程言いましたが、やれている点と、そこからカウンターに行ける部分と、ウチの左サイドを外される部分が多かったと思います。
トライしている部分では、そんなに大きな問題はないかなと思いますが、外された部分からボランチを食いつかれて、トップ下の小泉選手をフリーにしている場面が、前半目立ちました。
始めのスタートライン、ちょっとだけ低くしたのは実際ありました。
全てではないですが、相手に完全保持された場合は、一個ラインを下げるのはオッケーだという話はしました。
それがあったので押し込まれた部分もありましたが、その途中で次はトップをちょっと縦関係にして、センターバックにプレッシャーに行くように話をしました。
そこから前から取れるようなところが増えたのかなと思いますが、取った後の処理など、相手にプレゼントする部分はちょっとありました。
またこの間のゲームのようになりかねない部分では、反省材料だと思いますが、ゲームの中でも修正でき、選手同士でも出来たいい部分はあるので、今後またこういうゲームもあると思いますので、しっかり選手と共有しながらやっていきたいと思います。
(Q.山岸選手がやっていた役割は南選手がやるということで良いですか?)
今日はそうですね。基本的に。まあ相手の守備ブロック自体が結構間延びするところは、ちょっと南が、まあ練習からずっとやっていたのですが、若干ポジション取りが曖昧な部分があったので、一週間掛けてこういう立ち位置を取ろうよというところで、上手くやれていた部分は多かったのかなと思います。
ただし、相手のアクションによって、南が空いているシーンが前半あったので、他の選手も見れたらなと言う部分はありました。
彼もアシストやゴールを決め、結果が出たことは、かなり自信になったんじゃないかなと思います。
あとはプレーの連続性の守備の部分は、まだ改善の余地はあるかなと思うので、欲を持ちながら、攻撃面もそうですが、もっともっと良くなると思います。
(Q.トップ下のポジションは他にも何人か居ますか?競争相手として)
もちろんそうですね。南自身も一つのポジションだけじゃないほうが良いと思うので、チーム的にもその幅を、例えばトップ下のポジションを置かないやり方もあるので、もっとチーム的には幅を作っていきたいと思います。
新しい選手も加入しましたし、そういった意味では競争しながらやっていきたいと思います。
(Q.移籍の後にチームの幅を広るチャンスとおっしゃってましたが、良いスタートが出来た?)
結果的には良かったかなと思います。内容的にはまだまだ僕はもっと高いものを目指したいと思うので、選手がここで止まることなく、まだ成長していってもらいたいと思います。
選手コメント
ヴィニシウス アラウージョ
(Q.得点のシーンを振り返って)試合始まる前に監督も話してましたが、立ち上がりを集中して試合に入ろうということで、幸先よく立ち上がりで一点を決めることができました。
南選手は練習の時から頭が良く技術が高い選手だと思っています。
その南選手から良いスルーパスをもらって、ゴール前で冷静に相手が動くのを見て交わしてゴールを決めることができて良かったです。
(Q.これはまでは山岸選手とのコンビが多かったですが、南選手とのコンビの良さはどんなことでしょうか?)
やっと山岸選手との連携が高まったところで、移籍してしまった事はしょうがないことです。
山岸選手にはこれからも頑張ってほしいという気持ちです。
今日は初めて南選手とツートップを組んだのですが、 連携がよくできたので 、これからも南選手と組むことがあれば 、南選手からアシストをしてもらって、自分もチャンスがあったら南選手にアシストを出来れば、チームにプラスになるし、 これからやっていきたいと思います。
(Q.今週はシュートを意識する練習が多かったそうですが、今日は23本とシュートも多く、チームとしてシュートの意識など変わった部分はありますか?)
前回の松本戦は内容的にはまあまあ良かったのですが、最後のところでの質が悪くて、 なかなか決めることができませんでした。
今週は監督がみんなのシュートの意識を高めようとしてくれました。
今日はたくさんのシュートを打って、3点しか入らなかったですが、もっと入ってもおかしくなかった試合だったと思います。
これからも選手全員で質を高め、チャンスがあれば確実に決めれるようなチームになりたいと思います。
練習から全員でこれからも意識していきたいと思います。
(Q.ゴール決めた後に左腕の指輪にキスするなどパフォーマンスをしていましたが、家族への思いがこめて?)
ゴールシーンで指輪にキスをしたのは、家族に捧げるという思いでした。
やっと家族が先々週ぐらいに来日することが出来、 まだプロトコル的(検疫上の問題で)会っていないのですが、そばにいるだけで僕に大きな力になったし、 家族への想いを持って試合に臨みました。
家族が来日するのにチームやスタッフ、フロントの皆さんが本当に努力してくれました。
それに心から感謝したいし、家族に会い、家族からパワーをもらうことで、これからも頑張りたいと思います。
選手コメント
南 秀仁
(Q.1点目のアシストと2点目のゴールについて振り返りを)1点目は僕がパス出す瞬間にヴィニ(ヴィニシウスアラウージョ選手)が動きを変えて、上手くヴィニに誘い込まれるようにパスが出せました。
ヴィニの動き出しの素晴らしさだと思いますし、2点目のゴールに関しては(岡﨑)建哉くんが上手く相手を引きつけて、自分がフリーになって、ターンが出来て、思い切り打てたので、そこが良かったのかなと思います。
(Q.今日はサイドハーフではなくトップしたので起用でしたがその点について)
自分はそんなにスピードがあるタイプじゃないんで、サイドに張っているよりも中で皆とコンビネーションした方が活きるのは今日の試合でも感じました。自分は中でプレーする方が好きなので、とてもやりやすかったです。
戦評
今節から4度目の5連戦がスタート。モンテディオ山形はFC琉球と対戦し、前半に2点を先制、後半にも1点を加え、3-0で勝利した。
モンテディオはこれまで同様、2トップが縦関係の4-4-1-1のフオーメーション。前節からの先発変更は中村充孝選手から加藤大樹選手への1枚のみとなったが、今回、福岡に移籍した山岸祐也選手が抜けたトップ下には南秀仁選手が入った。
「前節の不甲斐ないゲーム結果から、なんとかホームで今日はしっかりしたゲームを見せよう」(石丸清隆監督)と高い意識で臨んだモンテディオは、積極的に前からプレッシャーをかけ、それに対して琉球もボールを動かしてしのぐ見応えのある攻防が展開された。
そのなかで生まれたのは6分のショートカウンター。岡﨑建哉選手が相手ボールを奪い、南選手のスルーパスにヴィニシウス アラウージョ選手が抜け出すと、戻ってきた相手守備も冷静にかわしてゴールネットを揺らした。
その後もペースはモンテディオ。14分、南選手からヴィニシウス選手への再びのスルーパスは合わなかったが、19分にはオーバーラップから山田拓巳選手がシュート。その直後にも山田選手がもう1本シュートを放つなど、攻め込み、積極的にシュートまで持ち込んだ。
その後は琉球も、河合秀人選手がカットインからシュートを放つシーンがあったり、ロングボールを使いながら押し込もうとしたが、モンテディオもしっかりと応戦。すると35分、スローインの流れから、ペナルティーエリア内でヴィニシウス選手、岡﨑選手とつなぎ、最後は南選手がシュートを決め、2-0とリードを広げた。
このあとも、CKから中村駿選手がヘディングシュートを放ったり、ヴィニシウス 選手のポスト直撃のシュートの跳ね返りから渡邊凌磨選手が2度シュートをねらうなど、決定機を作り出したが、前半は2-0のまま終了した。
後半に入ると、今度は一方的な琉球ペースに。49分、野田裕喜選手のヘディングのミスを河合選手に拾われ、GK佐藤昭大選手もかわされ、無人のゴールにシュートを打たれたが、ここに熊本雄太選手が戻ってきてブロック。54分には琉球の右サイドからのクロスに、池田廉選手がフリーで入り込んだ。しかしこの決定機も池田選手のシュートがミートせず、失点は免れた。
琉球はハーフタイムに交代を1枚使っていたが、55分には早くも2、3枚目の交代。前線にはヘディングが強い上原慎也選手を、右サイドバックには鳥養祐矢選手を投入。モンテディオはハイプレスが目の前でかわされ、後退を余儀なくされるシーンが多くなった。
飲水タイム直前にヴィニシウス選手から大槻周平選手に交代したモンテディオは、中村駿選手や渡邊選手がシュートシーンを作るものの、全体的には圧され気味だった。しかし74分、カウンターで大槻選手、岡﨑選手とつながれたボールを加藤選手が受け、左サイドからジワジワと攻め上がった。ペナルティーエリアに入ったところで相手がボールを取りに来たが、これをかわし、利き足とは逆の右足でシュートを放つと、枠ギリギリのコースに見事イン。試合を決める3点目を奪った。
その後は攻め込みながらも連係が合わず、さらに追加点を奪うことはできなかったが、87分には加藤選手から末吉塁選手、南選手から北川柊斗選手の交代カードを切り、アディショナルタイムにも岡﨑選手から小松駿太選手にスイッチ。終了間際には鳥養選手に右サイドを突破され、クロスから上原慎選手にシュートを打たれる決定機を作られたが、ここもシュートがミートせず、3-0のまま試合を締めた。
シュート数23対11と圧倒したモンテディオは、通算戦績を8勝8分け9敗とし、勝点を32に伸ばした。第25節1日目を終えて暫定13位。翌日開催の町田の結果次第では14位になる可能性もあるが、まずは上位11チーム、そして一桁順位を狙える位置につけている。
モンテディオはこれまで同様、2トップが縦関係の4-4-1-1のフオーメーション。前節からの先発変更は中村充孝選手から加藤大樹選手への1枚のみとなったが、今回、福岡に移籍した山岸祐也選手が抜けたトップ下には南秀仁選手が入った。
「前節の不甲斐ないゲーム結果から、なんとかホームで今日はしっかりしたゲームを見せよう」(石丸清隆監督)と高い意識で臨んだモンテディオは、積極的に前からプレッシャーをかけ、それに対して琉球もボールを動かしてしのぐ見応えのある攻防が展開された。
そのなかで生まれたのは6分のショートカウンター。岡﨑建哉選手が相手ボールを奪い、南選手のスルーパスにヴィニシウス アラウージョ選手が抜け出すと、戻ってきた相手守備も冷静にかわしてゴールネットを揺らした。
その後もペースはモンテディオ。14分、南選手からヴィニシウス選手への再びのスルーパスは合わなかったが、19分にはオーバーラップから山田拓巳選手がシュート。その直後にも山田選手がもう1本シュートを放つなど、攻め込み、積極的にシュートまで持ち込んだ。
その後は琉球も、河合秀人選手がカットインからシュートを放つシーンがあったり、ロングボールを使いながら押し込もうとしたが、モンテディオもしっかりと応戦。すると35分、スローインの流れから、ペナルティーエリア内でヴィニシウス選手、岡﨑選手とつなぎ、最後は南選手がシュートを決め、2-0とリードを広げた。
このあとも、CKから中村駿選手がヘディングシュートを放ったり、ヴィニシウス 選手のポスト直撃のシュートの跳ね返りから渡邊凌磨選手が2度シュートをねらうなど、決定機を作り出したが、前半は2-0のまま終了した。
後半に入ると、今度は一方的な琉球ペースに。49分、野田裕喜選手のヘディングのミスを河合選手に拾われ、GK佐藤昭大選手もかわされ、無人のゴールにシュートを打たれたが、ここに熊本雄太選手が戻ってきてブロック。54分には琉球の右サイドからのクロスに、池田廉選手がフリーで入り込んだ。しかしこの決定機も池田選手のシュートがミートせず、失点は免れた。
琉球はハーフタイムに交代を1枚使っていたが、55分には早くも2、3枚目の交代。前線にはヘディングが強い上原慎也選手を、右サイドバックには鳥養祐矢選手を投入。モンテディオはハイプレスが目の前でかわされ、後退を余儀なくされるシーンが多くなった。
飲水タイム直前にヴィニシウス選手から大槻周平選手に交代したモンテディオは、中村駿選手や渡邊選手がシュートシーンを作るものの、全体的には圧され気味だった。しかし74分、カウンターで大槻選手、岡﨑選手とつながれたボールを加藤選手が受け、左サイドからジワジワと攻め上がった。ペナルティーエリアに入ったところで相手がボールを取りに来たが、これをかわし、利き足とは逆の右足でシュートを放つと、枠ギリギリのコースに見事イン。試合を決める3点目を奪った。
その後は攻め込みながらも連係が合わず、さらに追加点を奪うことはできなかったが、87分には加藤選手から末吉塁選手、南選手から北川柊斗選手の交代カードを切り、アディショナルタイムにも岡﨑選手から小松駿太選手にスイッチ。終了間際には鳥養選手に右サイドを突破され、クロスから上原慎選手にシュートを打たれる決定機を作られたが、ここもシュートがミートせず、3-0のまま試合を締めた。
シュート数23対11と圧倒したモンテディオは、通算戦績を8勝8分け9敗とし、勝点を32に伸ばした。第25節1日目を終えて暫定13位。翌日開催の町田の結果次第では14位になる可能性もあるが、まずは上位11チーム、そして一桁順位を狙える位置につけている。