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ザスパ群馬
ザスパ群馬
1
[ 試合終了 ]
1 前半 1
0 後半 3
4
  • 35分 田中 稔也
  • 4分 大槻 周平
  • 67分 山岸 祐也
  • 72分 山岸 祐也
  • 76分 熊本 雄太
AWAY
モンテディオ山形
モンテディオ山形

メンバー

ザスパ群馬

スターティングメンバー

GK 1 清水 慶記
DF 4 岡村 大八
DF 14 平尾 壮

73'

DF 25 小島 雅也
DF 32 渡辺 広大
MF 8 岩上 祐三

77'

MF 18 進 昂平

63'

MF 23 磐瀬 剛
MF 35 宮阪 政樹

63'

FW 10 青木 翔大
FW 11 田中 稔也

控えメンバー

GK 21 松原 修平
DF 39 高瀬 優孝
DF 46 川上 優樹
MF 6 飯野 七聖

77'

MF 15 金城 ジャスティン俊樹

63'

FW 7 加藤 潤也

63'

FW 13 林 陵平

73'

監督

奥野 僚右
モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 30 佐藤 昭大
DF 5 野田 裕喜
DF 6 山田 拓巳
DF 23 熊本 雄太
MF 7 岡﨑 建哉

68'

MF 17 中村 駿
MF 18 南 秀仁

68'

MF 36 小野田 将人

46*'

FW 11 山岸 祐也

80'

FW 13 大槻 周平

68'

FW 40 渡邊 凌磨

控えメンバー

GK 28 摂津 颯登
DF 15 宮本 駿晃

46*'

DF 31 半田 陸
MF 8 小松 駿太

68'

MF 20 加藤 大樹

68'

FW 9 ヴィニシウス アラウージョ

68'

FW 16 北川 柊斗

80'

監督

奥野 僚右

スタッツ

90 45 total   total 45 90
0 0 15 FK 13 0 0
0 0 0 CK 7 0 0
0 0 0 PK 0 0 0
0 0 4 シュート 9 0 0
0 0 0 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
  • 気温
    21.6℃
  • 湿度
    77%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    779人
  • 主審
    大坪 博和
  • 副審
    熊谷 幸剛、塚田 健太
  • 第四の審判
    辛島 宗烈

監督コメント

<ハーフタイム>
・切り替え早く、もう一回締めていこう
・全員で勝ちにいこう

<試合後記者会見>
前半かなり早いタイムで得点は取れましたが、その後、試合が中だるみになったような感じがして、前半は消化不良のゲームだったと思っています。

後半立て直して、全体的にはアグレッシブな自分たちのサッカーが表現できたと思います。前回の勝ちが今日につながったので、少しほっとしています。

守備で言うと、前線からの守備が前半緩いというか、サボっている部分もあり、全体的に間延びしていた印象です。
修正をハーフタイムに掛けて、やれた部分もありますが、始めから90分通してチームとしてやっていかなければならない部分が、まだまだ出来てないなと思うので、しっかり詰めていきたいと思います。

攻撃の方も、相手の狙いの、クロスの対応に問題があると思っていたので、早いタイミングでのアーリークロス、背中の部分は精度が高かったら何回か合っていたかなと思います。逆に相手のクロスの攻撃も脅威はありました。人数を掛けていたので難しい問題がありますが、もう少しやらせないという部分をつくらないと、上には行けないかなと思います。
全体的にチームとしてどうするのかを、共有してやっていきたいと思います。

しかし、この中二日の中で、アウェイでしっかり選手は最後までハードワークをしてくれて、全体的にはよくやってくれたと思います。


(Q.左サイドバック、小野田選手と宮本選手をハーフタイムで入れ替えましたが、両選手の評価を)

小野田に関して言うと、久々のゲームで乗り切れなかったなという印象です。少し可哀そうというか、難しかったかもしれないですが、もう少ししっかりしたプレーをやってもらいたかったなというのが、本音のところです。

そういった中で、ちょっと頭が止まるという部分で、ミスはああやってあることだと思います。
別にそこではなくて、プレーが止まるという部分が、相手に隙きを与えることでの交代というところで、また次に生かしてもらえたらなと思います。

トシ(宮本駿晃選手)に関して言うと、後半のチーム全体の空気的に変わったので、彼の攻撃的な部分が、起点としてよくやってくれた、落ち着いてやってたように思います。

上手く左サイドを起点にしながら押し込みながらやることを、前半から持ちたかったのですが、前半出来なかったので、後半になって少し修正できたと思います。

トシは最近、岡山戦に出ており、落ち着いてやれたかなと思います。チームとして良かった。彼にとっても良かった。チームとしても新たにサイドバックの選手が起用できそうというところで、良かったと思います。


(Q.後半2点目が入るまでの時間帯、ボールは回っても攻めあぐねているように見えましたが、どう見ていましたか?)

相手が消す作業をするような守備形態だったので、なかなか入り切らなかったというか、質の部分が足りなかったと思います。

相手のボランチがどんどん引いていく作業をして、トップまでうちのボランチを消しに掛かるような形まで守備をしていたので、そうなると外回しがなかなか上手くいかなくなり、自分たちの狙いは出しづらかったと思います。

その中で、ノッキングや我慢強く出来ない部分が出たり、ミスが起こってネガティブな方向に行きかねない要素がありましたが、ゴールによって前向きになったのは良かったと思います。

相手のプレッシャーを感じながらでも相手を動かすポジションを取れたら、出来ることはいっぱいあります。
チームとしては相手が引かれた部分でもやっていける、やっていきたいという部分もあるので、質を求めながらもう一回共有したいと思います。


(Q.群馬に横に振られるような展開が多かったが、先程の守備の緩みと関係があるのか?どう対応したのか?)

ある程度、外を回すというのは予想はできていたことでしたが、前半特にあまりにもファーストが、サイドハーフのスイッチ、トップの強度がなくて、その中で捕まえたかなと思うと、相手の狙いかもしれないですが、ファーストタッチを中に持ってきてサイドチェンジをするのは、掴みにくかったなと思いました。

その中でも選手はジャッジを入れて、ファーストディフェンスをどうやって切るかというのは、本当はやらなければいけない部分ですが、その中でただボールに行くだけというような感じの守備形態だと、なかなか難しく、思ったよりもシンプルに背後へ蹴ってくる部分で、サイドバックの食いつきがあったからそうしたのか、チーム全体としてはセンターバックの守る範囲がちょっと広かったかなと思うのと、ラインがいつもより低いなという印象を受けました。
全体のサイドの振りというよりも、間延びというところから全体の問題と思っているので、注意していきたいと思います。

選手コメント

FW:11:山岸 祐也

山岸 祐也

(Q.重要な局面で試合を決める2ゴールを決めましたが、ゴールを振り返って)

一点目は相手のセンターバックが食いついていたので、その裏を取ったら(中村)駿からいいボールが来たので、当てるだけでした。二点目は(渡邊)凌磨が、前半にも一本同じような形があったのですが外したので、後半力まず右上を狙って良いところを決められて良かったです。


(Q.チームも山岸選手も8月はゴールがちょっと遠いなという中で、今回4得点取れて、吹っ切れた部分も大きいかと思いますが、チームの雰囲気とかどうですか?)

8月の時も言っていたのですが、絶対良くなるというのをずっと言っていて、シュートが打てていないわけではなかったですし、決める部分が出来ていませんでした。

継続してチームとしてやってきたことは間違いでは無かったし、そこから良い方向に今2連勝していますが、良い方向に進んでいくために守備はすごい良い守備してくれていますし、前からも、自分が2点目取った時は、ディフェンスから入ってボール奪って、そこから入れたのですが、良い守備が出来ています。

攻守一体となって決めるところを決めていけば、もっと楽な試合というのは増えてくると思うんです。
そういうところをしっかり決めれるように今後も頑張りたいと思います。


(Q.古巣相手のゴールとなりましたが、その点については?)

どんな試合でもゴールを決めたいとは思ってるし、ゴール・アシストという結果にはこだわってやっています。

今日2点取れて、それが古巣群馬で、自分が初めてJリーグのピッチに立ったのが群馬で試合に出たのですが、それから二年間群馬でプレーしてすごく成長できました。
そこから移籍しましたが、自分はまだまだ成長しているよということを今日来てくれた群馬のサポーターや見てくれる方に表現したかったです。
それをゴールという結果で、恩返しじゃないですが、成長している姿を見せられたのは良かったと思います。


(Q.後半山岸選手がゴールを決めるまでは、体力的にも厳しさも見えたが、中二日の連戦の中で疲れとかは?)

自分は常に疲れなどは感じないで、ピッチに入ったら言い訳はしないし、それを第三者が、見ている人がそう思ったらそうだと思うのですが、自分の中で疲れているなというのもないです。
また次の試合はきますし、その試合に全力で臨めるようにこの三日間いい準備をするだけなので、疲れは別に、疲れてると思いたくもないし、そんな感じでやってます。

選手コメント

DF:23:熊本 雄太

熊本 雄太

(Q.ゴールシーンを振り返って)

ヴィニ(ヴィニシウスアラウージョ選手)が、凄くいいボールを蹴ってくれたので、後は点差も開いていて、自分の体が力まず、いい感じにボールに当たったので、よかったと思います。


(Q.コーナーキックからヘディング直接でゴールという形はあまりありませんでしたが、その点については)

それを強みにずっとやってきましたが、ここ2年半ぐらいはそういう形(ヘディング)で取れていませんでしたが、やっと取れたので、ここから積み上げていけるようにやっていきたいと思います


(Q.ここまで全戦出場中で、連戦の疲れなどもあるかと思いますが、その辺りも含めて今シーズンこれまでを振り返って)

過密日程の中で、負けるときもあれば勝つときもありました。僕たちがやるサッカーというのはシーズン最初からずっと変わってないですし、それを積み上げていって、最後の質であったり点を決めるところを、上げていかないといけないと思います。
僕自身連戦でずっと出させてもらっていますが、まあ若いんで。試合終わったあと、多少は疲れますが大丈夫です。


(Q.前節もヴィニシウスアラウージョ選手のコーナーキックから得点となりましたが、ボールの質や、合っているところとかありますか?)

ヴィニは落ちるボールを蹴ってくれるんで、中としては合わせやすいと思います。


(Q.ニアですらしてという役割もありますが、その辺については?)

あそこで触って、味方が決めてくれればそれでいいですし、自分が決めれるのがベストですが、チームとしてやることを徹底してやっているという感じです。


(Q.今日は相手にボール持たれる時間があったり、左右に振られてクロスが入ってくるシーンがありましたが、チーム全体の守備はどうでしたか?)

相手に持たれて、押し込まれるシーンがありましたが、ディフェンスラインが上がらない部分もありましたし、前線の選手の守備の強度というのもあまり高くはなかったので、どんどんサイドチェンジされて、自分たちが押し込まれるシーンが増えていったと思います。

戦評

3度目の5連戦の4試合目、モンテディオ山形は中2日でアウェイ・ザスパクサツ群馬戦に臨んだ。

磐田に勝利した前節同様、テンポよくボールを回して攻撃するモンテディオは、4分に先制点をゲット。野田裕喜選手のフィードを右サイドで山田拓巳選手が折り返し、さらに奥を突いた渡邊凌磨選手のクロスを大槻周平選手が頭で押し込んだ。

モンテディオは9分にも、右サイドからの攻撃で渡邊選手がシュートを放ち、跳ね返りから岡﨑建哉がミドルシュー。16分にはカウンターから山岸祐也選手のシュートチャンスに持ち込んだ。

飲水タイム後の30分にも、高い位置で相手ボールを奪った渡邊選手からパスを受け、山岸選手がシュート。これが相手の守備に阻まれると、徐々にボールを動かす展開が増えていた群馬は35分、モンテディオのミスからボールを奪うと右サイドからクロス。これを田中稔也選手に決められ、同点とされた。

その後はカウンターから渡邊選手のクロスに大槻選手が合わせるシーンや、サイドチェンジから山岸選手と南秀仁選手のワンツーから、クロスに渡邊選手のシュートがサイドネットにかかるシーンなど、チャンスは作ったが前半で突き放すことはできなかった。

後半、モンテディオは左サイドバックを小野田将人選手から宮本駿晃選手にスイッチ。前半立ち上がりのようにボールを支配し、得点を狙った。群馬の守備もボールにはアブローチに来ていたが、59分、モンテディオが中盤でボールを奪われてショートカウンターを受ける。最後はクロスから田中稔也選手にヘディングシュートを許すが、ここはGK佐藤昭大選手がセーブした。

その後もモンテディオが群馬のプロック外で回しながら崩しを狙い、群馬はそこからのカウンターを狙う構図となったが、67分、左サイドに開いた中村駿選手のクロスを山岸選手がヘディングで枠に沈め、2-1と再びモンテディオがリードした。

この直後、モンテディオは3枚替えを敢行。岡崎健哉選手から小松駿太選手、南選手から加藤大樹選手、大槻選手からヴィニシウス アラウージョ選手にそれぞれスイッチした。ここであらためてギアを上げたモンテディオは72分、山岸選手のプレスで相手からボールを奪い、引き取った加藤選手がペナルティーエリアまでドリブルで持ち込みシュート。これは相手の守備にブロックされたが、こぼれ球を拾った渡邊選手が中央の山岸選手にパスを送ると、山岸選手は右足でダイレクトにシュート。これが決まって3点目。さらにその4分後、CKから熊本雄太選手がヘディングデゴールを決め、4点目。群馬を一気に引き離した。

モンテディオはこの直後にも、加藤選手のクロスに山岸選手がシュートに飛び込むシーンを作るが、ここは決まらず、80分に最後のカードで山岸選手から北川柊斗選手にスイッチした。

終盤はシュートまで持ち込むシーンがほとんど作れず、群馬がボールを動かすなかでサイドチェンジを受けたり、クロスまで持ち込まれたり、裏をとられるシーンもあったが、モンテディオは最後まで得点を許さず、4-1のまま試合を終えた。

群馬に前回対戦のリベンジを果たし、今季3度目の2連勝を達成したモンテディオは、通算戦績を7勝8分け8敗、勝点29とした。順位は一つ上げて16位となった。