HOME
ファジアーノ岡山
2
[ 試合終了 ] | ||
0 | 前半 | 0 |
2 | 後半 | 1 |
1
- 49分 齊藤 和樹
- 90+1分 パウリーニョ
- 80分 渡邊 凌磨
AWAY
モンテディオ山形
メンバー
ファジアーノ岡山
スターティングメンバー
GK | 22 | ポープ ウィリアム | |
---|---|---|---|
DF | 3 | 後藤 圭太 | |
DF | 4 | 濱田 水輝 | |
DF | 21 | 椋原 健太 |
85' |
DF | 41 | 徳元 悠平 | |
MF | 7 | 白井 永地 | |
MF | 14 | 上田 康太 |
64' |
MF | 17 | 関戸 健二 |
85' |
MF | 19 | 上門 知樹 | |
FW | 15 | 山本 大貴 |
85' |
FW | 44 | 清水 慎太郎 |
34' |
控えメンバー
GK | 13 | 金山 隼樹 | |
---|---|---|---|
DF | 20 | チェ ジョンウォン | |
DF | 23 | 松木 駿之介 |
85' |
MF | 11 | 三村 真 |
85' |
MF | 26 | パウリーニョ |
64' |
FW | 18 | 齊藤 和樹 |
34' |
FW | 24 | 赤嶺 真吾 |
85' |
監督
有馬 賢二 |
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 21 | 櫛引 政敏 | |
---|---|---|---|
DF | 6 | 山田 拓巳 | |
DF | 19 | 松本 怜大 |
83' |
DF | 23 | 熊本 雄太 | |
DF | 31 | 半田 陸 | |
MF | 14 | 本田 拓也 |
73' |
MF | 16 | 北川 柊斗 |
73' |
MF | 17 | 中村 駿 | |
MF | 18 | 南 秀仁 |
58' |
FW | 11 | 山岸 祐也 | |
FW | 13 | 大槻 周平 |
58' |
控えメンバー
GK | 30 | 佐藤 昭大 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 15 | 宮本 駿晃 |
83' |
MF | 8 | 小松 駿太 |
73' |
MF | 20 | 加藤 大樹 |
58' |
MF | 40 | 渡邊 凌磨 |
73' |
FW | 9 | ヴィニシウス アラウージョ |
58' |
監督
石丸 清隆 |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 10 | FK | 12 | 0 | 0 |
0 | 0 | 4 | CK | 7 | 0 | 0 |
0 | 0 | 1 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 9 | シュート | 15 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 曇
-
- 気温
- 25℃
-
- 湿度
- 57%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 2,930人
-
- 主審
- 柿沼 亨
-
- 副審
- 越智 新次、村井 良輔
-
- 第四の審判
- 松本 大
監督コメント
<ハーフタイム>
・判断はっきりしよう。
・まだ45分ある。絶対に点を獲ろう。
<試合後記者会見>
今日のゲーム展開からすると、最低限勝ち点を持って帰らなければいけないと思っていました。
最後のミスのところに関しては、チームとしてはトライすることを推奨しているので、たまたま今回それが最後に出たというところは、少し残念ですが、まだまだクオリティを上げていくことをチームとしては追求していきたいと思っています。
ゲームとしても、今日メンバーも変えましたが、今までのゲームの流れよりも若干クオリティは落ちたと感じていて、相手がプレッシャーが強いわけでは無いにも関わらず、自分たちでノッキングを結構していた印象がありました。
ボランチが、相手が食いつくシーンや、バイタルを攻略できるようなシーンがある前のところのでの選択肢をチョイスミスだったり、クオリティが落ちたところは、結構今回多かったと思ってます。
そういうところをしっかりやっていかないと、相手がすごいタフな守備をしているわけでもないのに相手にボールを渡してしまい、相手の狙いであるトップのカウンターがあった印象です。
そのところもしっかりやっていかないと、ものに出来ないと思っています。しっかりクオリティを上げていくことを今後もやっていきたいと思います。
(Q.右サイドハーフに北川柊斗選手、センターバックに半田陸選手を起用した意図と評価を)
あまりゲームの中で得点が取れていないというところで、ゴール前に入っていく選手の特徴、キャラクター、北川がそういうキャラクターを持っている分、右サイドに置いて、左からの崩しからの入ってく人数をちょっと増やせればという意図もありました。
前半ちょっと右サイドから崩すような、崩すというかボールの起点になるようなゲーム展開が多く続いて、基本的に彼が起点になることが多かったので、ゲームが僕らのイメージと違った印象がありました。
しかし、そういう中でも別に違和感なくサイドハーフのインサイドプレーだったり、相手の背後をとるということ、頻繁な動き出しを良くやってくれたと思います。その辺は、チームとしては幅が増えたかなと思ってます。
守備のところでも、もう少しズレが作れるかなと思っていましたが、相手がそういう攻撃をしなかったという部分では、少し助かったなという印象があります。
(半田)陸に関しては、自分たちが、前節10分以内に点取られたというところで、簡単に相手に前を向せるシーンをチームとしてなくそうというところで、彼のスピードやチーム的にフレッシュ感を出したいというところで起用しました。
ディフェンス面もそうですし、ビルドアップのところも、別にそこまで問題はなかったかなと思っています。
最後の方に、何回かスライドする局面で後手を踏むというのは、まあ彼だけの問題ではないですが、そういった部分ではまだまだ成長の余地はあるし、今までのゲームに関して言えば、彼にとってはだいぶ前向きな内容だと思っています。
(Q.シーズンの前半戦を折り返しました。勝ててる時期とそうでない時期と波があるようにも見えますが、前半を振り返りながらその辺りについて)
結果的に言えばそうですが、今のやっていることが、前半戦の前半とは全く違うことをやっている部分では、少し評価はしづらいなと思っています。
今は勝てていないという部分はありますが、結果的にそれは僕の問題なので、選手は自分たちがやろうとしていることを、ポジティブにやってくれていると僕は評価しています。
あとはゴールを決めるところをしっかりやってくれれば、状況はかなり違うという状況、もちろんタラレバで言ってしまったら駄目だと思いますが、今のこのサッカーを続けていくということは、今のうちは大事だと思っています。
後半戦しっかり戦える要素、どのチームに対しても自分たちのことがやれるように、なおかつ勝てるという要素をもう少し作らなくてはいけないと思っています。これをしっかり続けていきたいと思ってます。
(Q.前半と比べ後半はボールが運びづらそうでしたが、どういう変化があったと感じてますか?)
それは戦術的な要素がありました。右肩のサッカーから、さきほど北川のポジションの話から、後半変えたところがありますが、そこでサイドバッグのポジショニングが、相手にハマるポジションを取ってしまったのが少しノッキングの要素かなと思っていました。
ポジション的に南の役割と山岸のポジションが若干被るというような状況が出てきたり、自分たちでスペースを消し合うようなポジショニングを取ってしまったのが、要素的にはあるのかなと思います。
その中でも、ファーストタッチがよければ前に付けられるシーンが結構あり、ノッキングの要素を個人的なクオリティで解決できる方法がもっとあったと思っていました。
チームでは、個人の問題ですが、チームのスピード感をもう少し持つことができれば、もう少し崩せたと思います。
・判断はっきりしよう。
・まだ45分ある。絶対に点を獲ろう。
<試合後記者会見>
今日のゲーム展開からすると、最低限勝ち点を持って帰らなければいけないと思っていました。
最後のミスのところに関しては、チームとしてはトライすることを推奨しているので、たまたま今回それが最後に出たというところは、少し残念ですが、まだまだクオリティを上げていくことをチームとしては追求していきたいと思っています。
ゲームとしても、今日メンバーも変えましたが、今までのゲームの流れよりも若干クオリティは落ちたと感じていて、相手がプレッシャーが強いわけでは無いにも関わらず、自分たちでノッキングを結構していた印象がありました。
ボランチが、相手が食いつくシーンや、バイタルを攻略できるようなシーンがある前のところのでの選択肢をチョイスミスだったり、クオリティが落ちたところは、結構今回多かったと思ってます。
そういうところをしっかりやっていかないと、相手がすごいタフな守備をしているわけでもないのに相手にボールを渡してしまい、相手の狙いであるトップのカウンターがあった印象です。
そのところもしっかりやっていかないと、ものに出来ないと思っています。しっかりクオリティを上げていくことを今後もやっていきたいと思います。
(Q.右サイドハーフに北川柊斗選手、センターバックに半田陸選手を起用した意図と評価を)
あまりゲームの中で得点が取れていないというところで、ゴール前に入っていく選手の特徴、キャラクター、北川がそういうキャラクターを持っている分、右サイドに置いて、左からの崩しからの入ってく人数をちょっと増やせればという意図もありました。
前半ちょっと右サイドから崩すような、崩すというかボールの起点になるようなゲーム展開が多く続いて、基本的に彼が起点になることが多かったので、ゲームが僕らのイメージと違った印象がありました。
しかし、そういう中でも別に違和感なくサイドハーフのインサイドプレーだったり、相手の背後をとるということ、頻繁な動き出しを良くやってくれたと思います。その辺は、チームとしては幅が増えたかなと思ってます。
守備のところでも、もう少しズレが作れるかなと思っていましたが、相手がそういう攻撃をしなかったという部分では、少し助かったなという印象があります。
(半田)陸に関しては、自分たちが、前節10分以内に点取られたというところで、簡単に相手に前を向せるシーンをチームとしてなくそうというところで、彼のスピードやチーム的にフレッシュ感を出したいというところで起用しました。
ディフェンス面もそうですし、ビルドアップのところも、別にそこまで問題はなかったかなと思っています。
最後の方に、何回かスライドする局面で後手を踏むというのは、まあ彼だけの問題ではないですが、そういった部分ではまだまだ成長の余地はあるし、今までのゲームに関して言えば、彼にとってはだいぶ前向きな内容だと思っています。
(Q.シーズンの前半戦を折り返しました。勝ててる時期とそうでない時期と波があるようにも見えますが、前半を振り返りながらその辺りについて)
結果的に言えばそうですが、今のやっていることが、前半戦の前半とは全く違うことをやっている部分では、少し評価はしづらいなと思っています。
今は勝てていないという部分はありますが、結果的にそれは僕の問題なので、選手は自分たちがやろうとしていることを、ポジティブにやってくれていると僕は評価しています。
あとはゴールを決めるところをしっかりやってくれれば、状況はかなり違うという状況、もちろんタラレバで言ってしまったら駄目だと思いますが、今のこのサッカーを続けていくということは、今のうちは大事だと思っています。
後半戦しっかり戦える要素、どのチームに対しても自分たちのことがやれるように、なおかつ勝てるという要素をもう少し作らなくてはいけないと思っています。これをしっかり続けていきたいと思ってます。
(Q.前半と比べ後半はボールが運びづらそうでしたが、どういう変化があったと感じてますか?)
それは戦術的な要素がありました。右肩のサッカーから、さきほど北川のポジションの話から、後半変えたところがありますが、そこでサイドバッグのポジショニングが、相手にハマるポジションを取ってしまったのが少しノッキングの要素かなと思っていました。
ポジション的に南の役割と山岸のポジションが若干被るというような状況が出てきたり、自分たちでスペースを消し合うようなポジショニングを取ってしまったのが、要素的にはあるのかなと思います。
その中でも、ファーストタッチがよければ前に付けられるシーンが結構あり、ノッキングの要素を個人的なクオリティで解決できる方法がもっとあったと思っていました。
チームでは、個人の問題ですが、チームのスピード感をもう少し持つことができれば、もう少し崩せたと思います。
選手コメント
渡邊 凌磨
(Q.ゴールの場面を振り返って)その点の一本前に、(加藤)大樹君からのクロスに遅れて入ったので、もう少し早く行かないとなという意識を持って取ったゴールだと思っています。
その辺は良かったかなと思います。
(Q.シーズン序盤に2点を決めたあと、なかなか決めれない時期が続きましたが、どういう心境でしたか?)
もちろん結果というところに関しては、すごい厳しく自分でも思っていました。
つらかったですが、やり続けるほかないと思っていますし、やり続ければ取れると思っていました。
この一点を、(試合)結果は良くなかったですが、個人としての結果というところでこれからもっともっとギアを上げていきたいと思っています。
(Q.チームとして点を取るためにはどうしたら良いと考えていますか?)
前半からそうでしたが、積極的に足を振れる場面はあったと思います。
振れている選手ももちろんいる中で得点が入らないのは、個人個人のクオリティの部分だと思っているので、僕ももっと決めていかなければいけないですし、その個人的なところなのかなと思います。
選手コメント
松本 怜大
(Q.残念な結果となりましたが試合を振り返って)失点の仕方を見るとやっぱり3試合連続で立ち上がりの、今日は後半でしたが、立ち上がりの部分で失点しているので、追いかける形になって難しい試合になりました。
(Q.後半のセットプレーでの失点の場面を振り返って)
個人的なことで言うと僕のファールから始まり、しょうがないと言えばしょうがないですが、要らないファールだったなと思います。
(Q.攻撃面についてはいかがでしたか?)
相手の守備も頑張るので、うちのクオリティがもう少しゴール前で上がれば、もっと得点は取れると思います。
(Q.勝てない時期が続いていますが、立て直すためにはどういうことを意識したいですか?)
やっていることは間違っていないと思うので、結果は出ていませんが、手応えは感じています。一人一人がもっとクオリティを上げなければいけないと思います。
(Q.得点の場面ですが、長い距離を走ってのクロスでしたが、どの辺で行けると思いましたか?)
実際走っている最中は行けるとは思っていませんでしたが、相手の方が絶対速いなと思いながら走っていて、結局クロスまで行けて、クロスも相手に当たっていいところにこぼれたという感じです。
(Q.前半は右サイドが起点となることが多く、なかなか左サイドから攻めることがありませんでしたが、そうなった要因としては?)
攻め切れなかった要因は、相手がすごい警戒してたのか分からないですが、後ろに人数をかけていたので、左から逆サイドに振ってという形が今日はたまたま多かっただけだと思います。
戦評
5試合勝利なしで迎えたシーズン前半の最終戦、アウェイでファジアーノ岡山と対戦したモンテディオ山形は、後半にセットプレーで先制を許し、一時追いついたものの、アディショナルタイムにPKを決められ、1-2で競り負けた。
モンテディオは前節から先発5人変更。北川柊斗選手が右サイドハーフで今季初先発。半田陸選手が8試合ぶりの先発で、センターバックに入った。そのほかには本田拓也選手、南秀仁選手、大槻周平選手が先発に復帰した。
ともに前節は立ち上がりに失点していることもあり、互いに自陣ではシンプルにプレーし、そのなかで、相手陣内に入ったところでは積極的にシュートを狙った。4分にはバイタルで引き出した北川選手が遠目からシュートを狙い、8分にも中村駿選手と奪ったボールを本田選手がミドルシュートで積極的な姿勢を示した。
その直後には山田拓巳選手のクロスから南選手がヘディングで狙うシーンもあったが、ここから岡山にカウンターを受け、2本続けてシュートを打たれたが、ここはGK櫛引政敏選手が確実に処理した。
このあともモンテディオが主導権を握り、決定機も作る。19分には本田選手のくさびを山岸祐也選手がワンタッチ、パスを受けた南選手がシュートを狙ったが、ここは枠を大きく越えた。35分には山田選手のクロスから大槻選手がニアに飛び込みヘディングシュート。40分にもショートコーナーからクロスが上がり、大槻選手がヘディングで狙ったが、いずれもわずかに枠をそれた。
前半は劣勢だったホームの岡山が、後半に入ると立ち上がりから前に圧力をかけてきた。サイドから押し込むと、49分のCKから齋藤和樹選手のヘディングシュートが決まり、岡山が先制した。
モンテディオは北川選手が積極的にシュートを放ったり、右サイドから山田選手がクロスを上げる形も作ったが、フィニッシュまで持ち込めなかった。
モンテディオは58分、南選手から加藤大樹選手、大槻選手からヴィニシウス アラウージョ選手へと2枚替えを行ったが、このあとは自陣に押し込まれる時間が続いた。その押し込まれた状態からカウンターを繰り出したのが68分。中央で持ち込んだ北川選手のシュートはブロックされ、直後のCKでも得点シーンを作る前にミスが出た。
飲水タイムのあと、73分にモンテディオは2度目の2枚替えを実施。北川選手を渡邊凌磨選手に、本田選手を小松駿太選手に代えた。直後には岡山の4-4-2ブロックを前に攻めあぐねていたが、ビッグチャンスを作ったのは77分。中村駿選手のスルーパスに加藤選手が俊足を飛ばして追いつき、中央へグラウンダーのクロス。これがゴール前を通過し、ファーサイドへ渡邊選手が入り込んでダイレクトで合わせたが、ここはサイドネット。
渡邊選手はこのあとも中央からシュートを放つなどチャンスを模索するが、80分、再びビッグチャンス到来。加藤選手が競り合いのボールをヴィニシウス 選手に落とすと、ヴィニシウス選手は左サイドの大きなスペースに展開。松本選手が長い距離を走ってこれに追いつき、中央にグラウンダーのクロスを入れると、渡邊選手がダイブしてゴールを決めた。
モンテディオはこの直後のFKでも、山岸選手の折り返しに加藤選手がボレーシュートを放つシーンや、小松選手のミドルシュート、スローインの流れから今季初出場の宮本駿晃選手のクロスにヴィニシウス選手が合わせるシーンなどを作るが、逆転ゴールは決まらなかった。
逆に85分、岡山が3枚替えをして以降は、モンテディオが自陣に押し込まれる時間が続いた。そのなかで89分、自陣ビルドアップの場面で、半田選手から小松選手に付ける縦のボールを白井永地選手に狙われ、赤嶺真吾選手から白井選手にリターンされたところで、後ろから対応した小松選手が倒してファウルの判定。これで与えたPKをパウリーニョ選手に決められ、岡山に勝ち越された。
最後の追い上げを図るモンテディオは、CKのチャンスに櫛引選手も相手ゴール前まで上がったが、必死に跳ね返す岡山のブロックを崩し切ることができず、1-2で今季3度目の2連敗を喫した。
モンテディオの通算戦績は、これで5勝8分け8敗、勝点は23で変わらず。シーズンを17位でシーズンの前半戦を終えた。
モンテディオは前節から先発5人変更。北川柊斗選手が右サイドハーフで今季初先発。半田陸選手が8試合ぶりの先発で、センターバックに入った。そのほかには本田拓也選手、南秀仁選手、大槻周平選手が先発に復帰した。
ともに前節は立ち上がりに失点していることもあり、互いに自陣ではシンプルにプレーし、そのなかで、相手陣内に入ったところでは積極的にシュートを狙った。4分にはバイタルで引き出した北川選手が遠目からシュートを狙い、8分にも中村駿選手と奪ったボールを本田選手がミドルシュートで積極的な姿勢を示した。
その直後には山田拓巳選手のクロスから南選手がヘディングで狙うシーンもあったが、ここから岡山にカウンターを受け、2本続けてシュートを打たれたが、ここはGK櫛引政敏選手が確実に処理した。
このあともモンテディオが主導権を握り、決定機も作る。19分には本田選手のくさびを山岸祐也選手がワンタッチ、パスを受けた南選手がシュートを狙ったが、ここは枠を大きく越えた。35分には山田選手のクロスから大槻選手がニアに飛び込みヘディングシュート。40分にもショートコーナーからクロスが上がり、大槻選手がヘディングで狙ったが、いずれもわずかに枠をそれた。
前半は劣勢だったホームの岡山が、後半に入ると立ち上がりから前に圧力をかけてきた。サイドから押し込むと、49分のCKから齋藤和樹選手のヘディングシュートが決まり、岡山が先制した。
モンテディオは北川選手が積極的にシュートを放ったり、右サイドから山田選手がクロスを上げる形も作ったが、フィニッシュまで持ち込めなかった。
モンテディオは58分、南選手から加藤大樹選手、大槻選手からヴィニシウス アラウージョ選手へと2枚替えを行ったが、このあとは自陣に押し込まれる時間が続いた。その押し込まれた状態からカウンターを繰り出したのが68分。中央で持ち込んだ北川選手のシュートはブロックされ、直後のCKでも得点シーンを作る前にミスが出た。
飲水タイムのあと、73分にモンテディオは2度目の2枚替えを実施。北川選手を渡邊凌磨選手に、本田選手を小松駿太選手に代えた。直後には岡山の4-4-2ブロックを前に攻めあぐねていたが、ビッグチャンスを作ったのは77分。中村駿選手のスルーパスに加藤選手が俊足を飛ばして追いつき、中央へグラウンダーのクロス。これがゴール前を通過し、ファーサイドへ渡邊選手が入り込んでダイレクトで合わせたが、ここはサイドネット。
渡邊選手はこのあとも中央からシュートを放つなどチャンスを模索するが、80分、再びビッグチャンス到来。加藤選手が競り合いのボールをヴィニシウス 選手に落とすと、ヴィニシウス選手は左サイドの大きなスペースに展開。松本選手が長い距離を走ってこれに追いつき、中央にグラウンダーのクロスを入れると、渡邊選手がダイブしてゴールを決めた。
モンテディオはこの直後のFKでも、山岸選手の折り返しに加藤選手がボレーシュートを放つシーンや、小松選手のミドルシュート、スローインの流れから今季初出場の宮本駿晃選手のクロスにヴィニシウス選手が合わせるシーンなどを作るが、逆転ゴールは決まらなかった。
逆に85分、岡山が3枚替えをして以降は、モンテディオが自陣に押し込まれる時間が続いた。そのなかで89分、自陣ビルドアップの場面で、半田選手から小松選手に付ける縦のボールを白井永地選手に狙われ、赤嶺真吾選手から白井選手にリターンされたところで、後ろから対応した小松選手が倒してファウルの判定。これで与えたPKをパウリーニョ選手に決められ、岡山に勝ち越された。
最後の追い上げを図るモンテディオは、CKのチャンスに櫛引選手も相手ゴール前まで上がったが、必死に跳ね返す岡山のブロックを崩し切ることができず、1-2で今季3度目の2連敗を喫した。
モンテディオの通算戦績は、これで5勝8分け8敗、勝点は23で変わらず。シーズンを17位でシーズンの前半戦を終えた。