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東京ヴェルディ
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[ 試合終了 ]
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AWAY
モンテディオ山形
モンテディオ山形

メンバー

東京ヴェルディ

スターティングメンバー

GK 31 マテウス
DF 2 若狭 大志
DF 5 平 智広
DF 6 高橋 祥平
DF 24 奈良輪 雄太
MF 8 藤本 寛也
MF 9 佐藤 優平

87'

MF 20 井上 潮音

58'

MF 36 藤田 譲瑠チマ

87'

FW 11 井出 遥也

74'

FW 25 端戸 仁

控えメンバー

GK 1 柴崎 貴広
DF 16 福村 貴幸
MF 14 森田 晃樹

87'

MF 19 小池 純輝

58'

MF 21 山本 理仁

87'

MF 30 阿野 真拓
FW 48 山下 諒也

74'

監督

永井 秀樹
モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 21 櫛引 政敏
DF 3 栗山 直樹
DF 19 松本 怜大
DF 23 熊本 雄太
MF 6 山田 拓巳
MF 14 本田 拓也

83'

MF 17 中村 駿
MF 36 小野田 将人

46*'

FW 11 山岸 祐也

88'

FW 13 大槻 周平

70'

FW 40 渡邊 凌磨

70'

控えメンバー

GK 28 摂津 颯登
DF 5 野田 裕喜
DF 31 半田 陸

70'

MF 18 南 秀仁

83'

MF 20 加藤 大樹

46*'

MF 25 末吉 塁

88'

FW 9 ヴィニシウス アラウージョ

70'

監督

石丸 清隆

スタッツ

90 45 total   total 45 90
0 0 12 FK 10 0 0
0 0 6 CK 8 0 0
0 0 0 PK 0 0 0
0 0 11 シュート 9 0 0
0 0 0 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
  • 気温
    24.6℃
  • 湿度
    79%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    2,072人
  • 主審
    大坪 博和
  • 副審
    清野 裕介、金次 雄之介
  • 第四の審判
    桜井 大介

監督コメント

<ハーフタイム>
・冷静に自分たちの時間を作っていこう
・我慢強く、自信持っていこう


<試合後記者会見>
ある程度、戦前から予想していたように、ボールを持たれたというところはありました。
しかし、予想以上に持たれたという印象です。

うちの右サイドと相手の左サイドの人数のかみ合わせや、始めの頃、井出選手を捕まえるのにかなり苦労しました。
自分たちからスペースを与えたり、自分たちで難しくした部分はありますが、その中でも粘り強くやってくれたのは、良かった点だと思います。

最後の方、交代選手を上手く利用しながら、点を奪いに行く作業をしたかったのですが、結果的に取れなかったので非常に残念です。アウェイで勝ち点1というのは最低限の結果かなと思います。

(Q.開始10分くらいまで前線から激しくプレスに行ってましたが、一発裏を取られてピンチを迎えてから、重心を下げて待ち構える守備と縦パスを狙ってカウンター狙いに切り替えました。これは予定のプランだったのでしょうか?)

先程言いましたように、相手の左サイドで若干人数がサイドに落ちたり、色んな流れを作る部分があったので、そちら側が前から行くとズレを作られるという印象がありました。
かみ合わせの、右サイドと左サイドのバランスを少し変えていた部分がありますが、はじめの10分はチャレンジすると言う部分では、プラン通りのゲームの進め方でした。

(Q.後半の飲水タイム開けてからヴィニシウスアラウージョ選手と半田選手を入れて中盤の構成も変えて前に出たのも、これも後半の途中からと言う狙いだったのでしょうか?)

相手が立ち位置を変えていたように見えました。相手が前半3バック気味の回し方よりもワイドに広がって4-1-4-1のような動かし方をしていました。動きも若干少なくなったという部分で、前から嵌めにいこうという作業をおこないました。

選手コメント

DF:31:半田 陸

半田 陸

(Q.今季初出場、さらにフォーメーション上はシャドーと見慣れないポジションでしたが、この辺りの経緯やどのような思いでピッチに入ったかを教えてください)

練習では何度かやっているので 、慣れは少しありました。
監督からは、 左サイドに東京ヴェルディは人をかけてきているので、 そこを上手くビルドアップを阻止して、奪い切ってそこから出て行くことを求められました。

(Q.チームとしての圧力をもう1回かけて行くスイッチの役割を担った部分もあると思いますが、どの程度できたと思いますか?)

守備では1回ぐらいしかボールを奪えなかったですし、 自分の戻りが遅くて間を何回か通されることがありました。
守備はもっとタイミングや戻るスピードを早くしないといけないと思いました。

攻撃でも前に出て行くことだけになっていたので、もっともっと 間で受けて、出て行くということをしないといけないと思いました。

(Q.今季初出場となりました。今季にかける思いなどを)

今年なかなか出場出来なかった中で、 練習でもコンディションを上げることをやってきました。
今日は短い時間でしたが、これからもっと(出場)時間を積んでいけるようにしていきたいと思います。

(Q.今シーズンはチームとして得点が少ない状況ですが、今日入ってみて、ボールを奪った後、こういうところが大事だなと感じたところはありますか?)

ボール奪った後、もっと早くそれぞれの選手がいいところに立てるようにしないと、 相手の切り替えに上回れます。

ポジションを早く取らないといけないですし、前を向けるときはちゃんと前を向いて、そこからのゴール前での崩しを高めていかないといけないと思います。

選手コメント

FW:11:山岸 祐也

山岸 祐也

(Q.今日の試合を振り返って感想を)
ボール持たれることが増えるのは、 チームでわかっていました。
中を締めながら守備をし、いい形で取って、カウンターやチャンスが来たら決めることを意識しました。

前半、(大槻)周平君のチャンスと自分のミドルシュートのチャンス、 後半最後の方にもチャンスがありましたが、ああいったところで決められるか、決められないかで、勝ち点が全然違うと思いますし、チャンスを決めないと勝ち点3は取れないと思います。
決められたら良かったですが、これが結果ですので、次に向けて頑張りたいと思います。

(Q.前節も中村充孝選手と絡んでの突破が有ったり、今日もゴールキックから大槻選手と絡んでのミドルシュートなど、大きなプレー、ダイナミックなプレーが少しずつ出ていますが手応えは?)

ゴールがまだ今年取れていないですし、アシストも出来ていませんが、この前の試合でもミドルでの惜しいシーンもありました。 一人抜いてアツ君(中村充孝選手)にスルーパスするシーンや、今日もフリックして周平君がターンして一対一のシーンもありました。
ゴールキックを競り合ってミドルシュートを打ったシーンもそうですが、あのようなところで入ってくればチームも乗ってくると思います。

前線のポジションである以上、ゴール・アシストは もっともっと意識しなくてはならないと思います。
(ゴール・アシストは)近づいていると思うので、この連戦でしっかり決めて、チームを勝利に導きたいと思います。

(Q.今日は蒸し暑そうで選手も消耗が激しそうでしたが?)

今までの試合で一番むしむししてて、 厳しいピッチコンディションでの戦いだったと思います。

その中で相手にボールを持たれる時間が多かったですが、ヤマ君(山田拓巳選手)、(中村)駿、クリ君(栗山直樹選手)が、後ろから声をかけてくれました。「焦れるな」だったり、「ここ絞れ」という細かい集中力を切らさないようにという掛け声は、ピッチの中で出ていました。

それはすごくポジティブなことだと思います。
こういう試合を勝ち切れるように、 もっともっとパワー出せるように、やっていきたいと思います。

(Q.カウンターのところで、いい形でボールを取り、ゴール前まで行く回数を増やしたいのではないでしょうか?)

今日終わった後にもみんなで話をしました。
ボール奪った後の一本目、二本目のパス、サポートの位置、 そこで一個剥がすことが出来ればビッグチャンスになると思います。

前半も、拓さん(本田拓也選手)が自分に出したシーンがありましたが、(ボールが)流れてしまいましたが、ぴったり足に来て、一対一でしかけて抜ければ、ゴールまで行ける状況でした。

細かいところですが、奪った後、相手は寄ってくるので、そこを外せるかどうかというのは今後の課題になっていくと思います。

戦評

モンテディオ山形の先発メンバーの入れ替えは前節から二人。末吉塁選手に代わって小野田将人選手が開幕戦以来の先発に入り、左のワイドでプレー。ここまで左ワイドでのプレーが多い山田拓巳選手は右のワイドに回った。また、シャドーには渡邊凌磨選手が2試合ぶりに戻った。

開始直後からモンテディオは相手センターバックにもプレッシャーをかけるハイプレスを敢行。東京Vが足元でパスをつなげば、すかさずアプローチをかけて蓋をした。左サイドでは東京V・藤本寛也選手に小野田選手がアプローチをかけたが、時にはパスカットからクロスに持ち込み、山田選手のシュートにつながる11分のシーンも作った。しかしその直後、ボールロストからカウンターを受ける。井上潮音選手のシュートが強烈にポストを叩き、跳ね返りを端戸仁選手に押し込まれたが、ここは戻った栗山直樹選手がクリアした。

その後、モンテディオは5-4-1のコンパクトなブロックを作り、東京Vがプレーするスペースを消した。1トップ・大槻周平選手は相手センターバックのプレスに行くよりは、中盤で扇の要となる藤田譲瑠チマ選手を、味方ボランチとはさみながらケアした。中盤まで下りる佐藤雄平選手には本田拓也選手がケアするなど、東京Vのパスコースを遮断した。

モンテディオは東京Vの攻撃を防ぎながら、攻撃では大槻選手と山岸祐也選手が絡んでそれぞれミドルシュートを打つ場面が20分、22分とあった。しかし、徐々に前方へのパスは相手の守備の網にかかるようになり、ここからは東京Vが圧倒的にボールを支配する展開へ。

しかし、モンテディオはブロック間やラインの背後をとられることは少なく、29分に佐藤優平選手にミドルシュートを狙われた以外はほぼ完璧に抑え、前半終了間際には熊本雄太選手とのワンツーで右サイドをえぐった渡邊凌磨選手が、ゴール前にグラウンダーのボールを送った。しかし、ここはゴール中央で待つ大槻選手に届く前にGKマテウス選手に防がれた。

後半に入り、モンテディオは左のワイドを小野田選手から加藤大樹選手にスイッチ。再び前線から圧力をかけるが、今回は5分ほどで5-4-1のブロックに戻った。66分には渡邊選手が間で受け、カウンターになりかけたシーンもあったが、大槻選手のパスを受けた山岸選手のトラップが大きくなり、シュートまでは持ち込めなかった。その間、東京Vのカウンターやセットプレーを受けたが、決定的な形はほぼ作らせなかった。

飲水タイムのタイミングで、モンテディオは大槻選手からヴィニシウス アラウージョ選手、渡邊選手から半田陸選手にそれぞれスイッチし、フォーメーションは3-5-2に変更。半田選手はインサイドハーフ右に入った。

その直後、山田選手の仕掛けで奪ったCKが連続3回続いたが、栗山選手の空中線からのヘディングや、ニアに走り込んだヴィニシウス選手のヘディングシュートも決めきれなかった。

83分には本田選手に代えて南秀仁選手、88分には山岸選手に代えて末吉塁選手を投入し、得点を取りにいった。アディショナルタイム直前には、南選手のスルーパスに末吉選手が飛び出したが、シュートは飛び出してきたGKマテウス選手にブロックされた。さらに90分+3、右サイドを突破した末吉選手のクロスから、中央でフリーの南選手がシュート態勢に入ったが、これは足に当たらず。決定的なチャンスを逃し、0-0のまま試合は終了した。

モンテディオの通算戦績は1勝4分け2敗、勝点7。7月25日終了時点で暫定18位。