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モンテディオ山形
モンテディオ山形
1
[ 試合終了 ]
1 前半 0
0 後半 0
0
  • 18分 渡邊 凌磨
AWAY
栃木SC
栃木SC

メンバー

モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 21 櫛引 政敏
DF 3 栗山 直樹
DF 19 松本 怜大
DF 23 熊本 雄太
MF 6 山田 拓巳
MF 14 本田 拓也
MF 17 中村 駿
MF 25 末吉 塁

88'

FW 11 山岸 祐也

90+4'

FW 13 大槻 周平

84'

FW 40 渡邊 凌磨

84'

控えメンバー

GK 30 佐藤 昭大
DF 5 野田 裕喜

90+4'

MF 7 岡﨑 建哉
MF 18 南 秀仁

84'

MF 20 加藤 大樹

88'

FW 9 ヴィニシウス アラウージョ

84'

FW 16 北川 柊斗

監督

石丸 清隆
栃木SC

スターティングメンバー

GK 22 塩田 仁史
DF 4 髙杉 亮太
DF 6 瀬川 和樹
DF 15 溝渕 雄志
DF 23 柳 育崇
MF 5 岩間 雄大

73'

MF 8 明本 考浩

90+1'

MF 21 大﨑 淳矢

62'

MF 25 佐藤 祥
FW 9 エスクデロ 競飛王

62'

FW 29 矢野 貴章

控えメンバー

GK 1 川田 修平
DF 30 田代 雅也

90+1'

MF 13 禹 相皓

73'

MF 18 森 俊貴

62'

MF 19 大島 康樹
FW 16 榊 翔太
FW 20 韓 勇太

62'

監督

石丸 清隆

スタッツ

90 45 total   total 45 90
0 0 18 FK 11 0 0
0 0 3 CK 13 0 0
0 0 0 PK 0 0 0
0 0 8 シュート 7 0 0
0 0 0 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
  • 気温
    25.1℃
  • 湿度
    53%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    -
  • 主審
    荒木 友輔
  • 副審
    林 可人、岩﨑 創一
  • 第四の審判
    蒲澤 淳一

監督コメント

<ハーフタイム>
・相手のセカンドボールへの対応をしっかりしていこう。
・前半リードしているが、守りに入るのではなく点を取りに行こう。


<試合後記者会見>
Jリーグが再開できたことに今日は感謝しながらプレーしようと選手に求めました。
選手も90分間気持ちを見せてくれた戦いをしてくれました。
結果は非常に満足しています。

ゲームの内容としては、コントロールできたところと、前半特にできてた部分と、後半相手がパワープレー気味のプレーに対して、対応が少し怯んだ部分は反省材料として、次に活かしていきたいとは思います。

再開の一戦目で結果が得られ、チームとしては前進できたかなと思います。


(Q.前半のうちに、ビルドアップで苦しんでいたのをうまく修正したと思いますが如何でしょうか)

選手の前に行こうとする気持ちが強かったのか、全体の間延び感というか、ビルドアップするときの間延び感がだいぶ出たかなという部分がありました。
途中で選手に話した結果、距離感もだいぶ良くなったと思います。

うまく攻略しながらできた部分もありますが、取られ方が悪かった部分もあったので、今後に活かしたい部分はあります。

欲を言えば、ボールサイドでは数的有利はかなりあったので、崩せる部分がもっとあったと思います。
これは反省材料として次につなげていきたいと思います。


(Q.末吉塁選手の起用の意図と今日のプレーの評価を)

(末吉塁選手は)かなりスピードがあります。彼の特徴を(活かし)チームとして推進力にもっていけたらというところでの起用でした。

(今季)初出場で気負うかなという部分もありましたが、途中から落ち着いてできた部分もありました。
これからもっと良くなると思いますし、僕自身上手くもっていきたいと思います。

(Q.試合前に攻撃の迫力が出つつあるということでしたが、今日の試合を振り返って攻撃の迫力についてどう評価されますか?)

相手のやり方によって、自分たちもまだ幅ができていない状況にいるのは実際のところだと思います。

相手は4-4-2とはいえ、ほぼマンツーマン気味の守備する中で、スペースがなかなか見つからなかったのが現状だったと思います。

その中でクオリティをもう少し高めていけば、もう少し迫力は出るのかなと思います。
どのチームもそうですが、毎試合毎試合少しずつ積み上げていくしかないと思います。

ゴールに迫るシーンもそこまで多くなかったというのも、今の印象です。
初戦というのはこういうものかなと僕自身、割り切っている部分もあります。
今日は結果が出たというところでは、評価してもいいのかなと思います。

(Q.前半ボールを握り、先制にもつながるなど試合のペースも握りました。ボールを握ることができたことについて評価は高いですか?)

そこも相手のやり方次第、(相手は)かなり特徴のあるチームです。
予測としては、ある程度ボールを持てるかなという部分はありました。
こっちの狙いはボールを持ちたいですし、相手はカウンターを狙っていたという部分では、どちらのペースとは言えないところですので、なかなか難しいゲームだと思います。

相手のやり方もある中でしっかり勝てたことで、今回のゲームは評価していいと思います。
かなり我慢強く守らされました。コーナーキックもかなり取られました。選手はよく90分間集中してくれたと思います。

選手コメント

MF:6:山田 拓巳

山田 拓巳

(Q.リモートマッチというイレギュラーな環境での試合について)

試合を開催するにあたっては、僕たち選手もそうですし、クラブ関係者も含めて、不安要素など初めてのことが多かったと思います。
どういう形になるんだろうという気持ちはありましたが、いろいろな方々の協力のお陰でこの日を迎えられたことが純粋に嬉しかったです。

お客様がいない中での試合は、寂しいものがありました。
しかし、久々に公式戦ができたことは、僕たち選手にとって楽しい時間でした。

再開の初戦で苦しい試合にはなりましたが、なんとか勝利したことはチームとして大きかったです。


(Q.先制点につながった山田選手の仕掛けについて)

チームの中でボールをどんどん動かす、パスを出したら動く、なるべく前に前に行くことを常日頃練習からやっていました。

あれはたまたま運よく(渡邊)凌磨のところにボールが転がり、あとは凌磨が素晴らしいゴールを決めてくれました。

(ゴールに)僕は何も関係していないと思いますが、チームの中でやろうとしていることをもっともっと出して行けると思っています。
ここ最近少しずつ監督が求めていることを、選手もピッチで表現できるようになってきていると思います。

(Q.サポーターがいない中での試合について)

本当はお客さんがたくさんいる中で試合ができるのが一番いいことです。

しかし、この状況下での試合開催について、クラブスタッフの皆さんが短い時間の中で色々考えていただきました。

選手たちが少しでもモチベーション高く試合に臨めるように、スタンドにサポーターの皆様の顔写真が入った「フラッグサポーター」が掲げられました。試合中も応援が流れていました。

(クラブスタッフは)本当にたくさんのことを考え、準備いただいて、今日の試合に臨むことができました。

感謝しかありませんし、そういった裏方と言いますか、自分たち選手だけではなく、ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、クラブスタッフの協力があって今日の試合を迎えることができました。

僕たちへの後押しは、スタジアムにお客さんが入っている時の試合と変わりはないと思いました。
その時以上に本当に自分たちに協力していただいたと思います。

皆様に後押しいただいていることを今日、強く感じていました。
自分たちはピッチで恩返しすることしかできないので、まず一勝できたのは大きかったです。

選手コメント

FW:40:渡邊 凌磨

渡邊 凌磨

(Q.今日はリモートマッチでの開催で、久々の試合となりましたがその感想と、ゴールシーンの振り返りを)

試合自体は久しぶりでしたが、公式戦をやっているという感じを僕自身感じていました。すごく楽しかったです。
なおかつ前半早めに得点できましたが、理想の形で得点できたのは大きかったです。

(Q.具体的に理想の形と感じたところは?)

ミドルシュートについては、試合が始まる前から「足を振っていけ」と言われていました。
自信を持って振りぬくことができました。シュートは自分の持ち味の一つでもあるので、(持ち味を活かし)チームに貢献できたのは大きかったです。

(Q.今日はボールの受け方をかなり工夫していたようですが?)

受け方は、ワイドと高さがかぶらないように、なるべく同じ位置にならないことを意識してました。
スムーズに前を向けるような体の向きを意識していました。

(Q.新潟で共にプレーした栃木の矢野貴章選手と話をしましたか?)
(矢野選手とは)良いゴールだったねと言っていただきました。すごく嬉しかったです。

戦評

2月23日の開幕戦以来、さまざまな困難を乗り越えて開催されることになった第2節・栃木戦はリモートマッチ。サポーターの方々は入場できなかったが、ホーム側出島にはフラッグサポーターの横断幕が掲示され、大型ビジョンにはサポーターから寄せられた応援動画が映し出された。また、試合に入ればサポーターの声援を模したサウンドステッカーが場面や状況ごとに使い分けられた。通常の開催に可能な限り近づけるそうした工夫や努力もあり、試合は無事行われ、モンテディオ山形は1-0で勝利した。

モンテディオは開幕戦のメンバーをベースに、センターバック左には松本怜大選手、右ウィングバックにはプロ初先発の末吉塁選手が出場した。

医療従事者に感謝の拍手を送った後、キックオフされた試合の立ち上がりは栃木が押し込む展開。ロングボールを前線の矢野貴章選手、エスクデロ競飛王選手に当て、セカンドボールを拾った勢いでそのまま押し込んできた。圧されたモンテディオは何度もCKを与え、自陣でパスがカットされてカウンターを受けるなど苦しい時間が続いた。

しかし18分、左サイドで山田拓巳選手が中村駿選手とのワンツーで強引に突っ込むと、コントロールミスしたボールは相手にクリアされたが、そのボールを胸トラップからシュートにつなげたのは渡邊凌磨選手。右足アウトにかけ、ゴール右隅を見事に射抜いた。

先制したモンテディオは相手の守備にも慣れ、ボランチやシャドーがボールを触る回数を増やしながら握った主導権を徐々に高めていった。28分には中村駿選手がこぼれ球をミドルシュート、40分には本田拓也選手がボレーシュートを放つなど、相手ゴールに攻め込んだ。

モンテディオは時折カウンターやセットプレーを受けながらも集中して栃木に得点を与えず、前半終了間際に左サイドを突破された場面も、強烈なシュートをGK櫛引政敏選手がしっかり弾き、1-0のまま前半を折り返した。

交代なしでスタートした後半も、モンテディオはサイドで起点を作りながら主導権を握り、渡邊選手のミドルシュートや、山田選手がフリーでクロスを上げるなど追加点を狙った。

栃木は62分、前線とサイドの選手を同時に交代。韓勇太選手の投入で前線に高さを加えると前への圧力を強め、モンテディオは徐々に押し込まれていく。77分にはバックパスのミスからカウンターを受けたが、相手のクロスが大きくズレたことで事なきを得た。

モンテディオも84分、渡邊選手、大槻選手に代えて南秀仁選手、ヴィニシウス アラウージョ選手を投入。しかしその4分後、瀬川選手のクロスから矢野選手にヘディングを合わされたが、ここは櫛引選手が落ち着いてキャッチした。

栃木は高さのあるセンターバック・田代雅也選手を前線に投入し、前線に長身選手3人を並べ、パワープレーを仕掛けたが、モンテディオも粘り強く跳ね返し、最後までゴールを割らせなかった。

1-0のまま試合を終わらせたモンテディオは、ホーム開幕戦で今季初勝利を挙げ、戦績は1勝1敗、勝点3とした。