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ジュビロ磐田
2
[ 試合終了 ] | ||
2 | 前半 | 0 |
0 | 後半 | 0 |
0
- 13分 小川 航基
- 35分 小川 航基
AWAY
モンテディオ山形
メンバー
ジュビロ磐田
スターティングメンバー
GK | 1 | 八田 直樹 | |
---|---|---|---|
DF | 3 | 大井 健太郎 | |
DF | 13 | 宮崎 智彦 | |
DF | 24 | 小川 大貴 | |
DF | 33 | 藤田 義明 | |
MF | 7 | 上原 力也 | |
MF | 8 | 大森 晃太郎 |
72' |
MF | 14 | 松本 昌也 | |
MF | 23 | 山本 康裕 | |
FW | 9 | 小川 航基 |
90+2' |
FW | 11 | ルキアン |
83' |
控えメンバー
GK | 21 | 杉本 大地 | |
---|---|---|---|
DF | 29 | 舩木 翔 | |
DF | 44 | 大武 峻 | |
MF | 10 | 山田 大記 |
72' |
MF | 15 | 伊藤 洋輝 |
83' |
MF | 26 | 藤川 虎太朗 |
90+2' |
FW | 20 | ルリーニャ |
監督
フェルナンド フベロ |
モンテディオ山形
スターティングメンバー
GK | 21 | 櫛引 政敏 | |
---|---|---|---|
DF | 3 | 栗山 直樹 | |
DF | 23 | 熊本 雄太 | |
DF | 36 | 小野田 将人 | |
MF | 4 | 三鬼 海 | |
MF | 6 | 山田 拓巳 | |
MF | 14 | 本田 拓也 |
86' |
MF | 17 | 中村 駿 | |
FW | 11 | 山岸 祐也 | |
FW | 13 | 大槻 周平 |
64' |
FW | 40 | 渡邊 凌磨 |
79' |
控えメンバー
GK | 30 | 佐藤 昭大 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 野田 裕喜 | |
DF | 19 | 松本 怜大 | |
MF | 7 | 岡﨑 建哉 | |
MF | 18 | 南 秀仁 |
79' |
MF | 20 | 加藤 大樹 |
64' |
FW | 9 | ヴィニシウス アラウージョ |
86' |
監督
フェルナンド フベロ |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 9 | FK | 11 | 0 | 0 |
0 | 0 | 4 | CK | 7 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 6 | シュート | 7 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 14.5℃
-
- 湿度
- 20%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 14,526人
-
- 主審
- 村上 伸次
-
- 副審
- 蒲澤 淳一、竹長 泰彦
-
- 第四の審判
- 清水 修平
監督コメント
<ハーフタイム>
・球際厳しくいこう。
・もっと自信をもってやっていこう。
<試合後記者会見>
試合後監督コメント(J2第1節vs.磐田)
開幕戦ということもあって、アウェイではありましたが、たくさんのサポーターの方々に来て頂いた前で、勝利を届けることが出来なくて、大変残念に思っています。
ゲームとしては、全体を通して言うと攻守共に、もう少し、積極的にアグレッシブに行きたかった部分がありました。
失点と、前半の途中の守備をする時間が長かったところから、若干ゲームが難しくなったと思います。
ボールを入れたいところに入るようになって来ましたが、そこからの仕掛け、迫力がまだかなり足りないという印象です。そのところをチームとしてもう一回やらないと点は入らないと思います。
また次のゲームに向けて、相手に脅威を与えるような攻撃が出来るようにやっていきたいと思います。
(Q.アグレッシブという部分で、後半加藤選手が入って積極的に仕掛ける部分が見えましたが、ああいうのが前半から出来ればと?)
あそこにはボールが入る部分が前半からもありました。相手がプレッシャー来るのか引くのかによって、自分たちで前に運ばなければいけないのかどうかですが、吸収される部分が前半から多くありました。
その点、はじめのファーストタッチの置きどころで全然変わるという局面が、今日のゲームかなりあったと思います。
あそこで仕掛けていくと相手もどんどんラインが下がるので、もう少しチームでそこは持たないと、相手としたら少しラインを下げるだけで全部スピードダウンしてしまう部分があったと思います。
それも反省材料として今後やって行きたいと思います。
(Q.守備面を振り返って)
前半の途中で、立ち位置がうちの右サイドで大森選手と宮崎選手の縦関係を作られたところで、押し込まれる場面が増え、相手のボランチがフリーになって、ボランチの距離感がだいぶ遠くなりました。
時間的にも長くボールを持たれた時間帯でしたので、そこでプレッシャー掛けられないというのは仕方がない部分もありました。
それでも、その前のタイミングでプレッシャーを掛けて、スライド出来る場面があったと思います。
ツートップの怖さ、ルキアン選手と小川選手の怖さでセンターバック、スリーバックがロックされるという状況が、途中出ていたと思います。
行ける状況ももちろんあると思いますが、選手の中での状況判断で、ステイの局面ももちろん出ると思いますが、全体を通してボールにプレッシャーを掛けるのであれば、局面をもっと作り、ゴールを守るのではなく、もっとボールを奪いに行くような守備を全体的にはしていきたいと思います。
(Q.この試合を通じてポジティブに感じたところを教えて下さい)
ボールを一生懸命つなごうというか、大事にしながら行こうと言う姿勢は、恐々でしたが芽生えつつあるのかなと思います。
その精度もしっかり高めなくてはいけない部分ですが、みんなで、もう少し出来るんじゃないかというハーフタイムの声掛けも出ていました。そういった部分ではポジティブな部分はあったと思います。
相手としても2-0で勝っている状況での引きということも、もちろんサッカーなので考えられることです。
入れたいところに、入れる精度や、パススピードはジュビロさんに比べるとだいぶ遅いと思いますし、そういう部分ではやらなくてはいけないことが、まだまだたくさんあると思います。
・球際厳しくいこう。
・もっと自信をもってやっていこう。
<試合後記者会見>
試合後監督コメント(J2第1節vs.磐田)
開幕戦ということもあって、アウェイではありましたが、たくさんのサポーターの方々に来て頂いた前で、勝利を届けることが出来なくて、大変残念に思っています。
ゲームとしては、全体を通して言うと攻守共に、もう少し、積極的にアグレッシブに行きたかった部分がありました。
失点と、前半の途中の守備をする時間が長かったところから、若干ゲームが難しくなったと思います。
ボールを入れたいところに入るようになって来ましたが、そこからの仕掛け、迫力がまだかなり足りないという印象です。そのところをチームとしてもう一回やらないと点は入らないと思います。
また次のゲームに向けて、相手に脅威を与えるような攻撃が出来るようにやっていきたいと思います。
(Q.アグレッシブという部分で、後半加藤選手が入って積極的に仕掛ける部分が見えましたが、ああいうのが前半から出来ればと?)
あそこにはボールが入る部分が前半からもありました。相手がプレッシャー来るのか引くのかによって、自分たちで前に運ばなければいけないのかどうかですが、吸収される部分が前半から多くありました。
その点、はじめのファーストタッチの置きどころで全然変わるという局面が、今日のゲームかなりあったと思います。
あそこで仕掛けていくと相手もどんどんラインが下がるので、もう少しチームでそこは持たないと、相手としたら少しラインを下げるだけで全部スピードダウンしてしまう部分があったと思います。
それも反省材料として今後やって行きたいと思います。
(Q.守備面を振り返って)
前半の途中で、立ち位置がうちの右サイドで大森選手と宮崎選手の縦関係を作られたところで、押し込まれる場面が増え、相手のボランチがフリーになって、ボランチの距離感がだいぶ遠くなりました。
時間的にも長くボールを持たれた時間帯でしたので、そこでプレッシャー掛けられないというのは仕方がない部分もありました。
それでも、その前のタイミングでプレッシャーを掛けて、スライド出来る場面があったと思います。
ツートップの怖さ、ルキアン選手と小川選手の怖さでセンターバック、スリーバックがロックされるという状況が、途中出ていたと思います。
行ける状況ももちろんあると思いますが、選手の中での状況判断で、ステイの局面ももちろん出ると思いますが、全体を通してボールにプレッシャーを掛けるのであれば、局面をもっと作り、ゴールを守るのではなく、もっとボールを奪いに行くような守備を全体的にはしていきたいと思います。
(Q.この試合を通じてポジティブに感じたところを教えて下さい)
ボールを一生懸命つなごうというか、大事にしながら行こうと言う姿勢は、恐々でしたが芽生えつつあるのかなと思います。
その精度もしっかり高めなくてはいけない部分ですが、みんなで、もう少し出来るんじゃないかというハーフタイムの声掛けも出ていました。そういった部分ではポジティブな部分はあったと思います。
相手としても2-0で勝っている状況での引きということも、もちろんサッカーなので考えられることです。
入れたいところに、入れる精度や、パススピードはジュビロさんに比べるとだいぶ遅いと思いますし、そういう部分ではやらなくてはいけないことが、まだまだたくさんあると思います。
選手コメント
山田 拓巳
(Q.試合を振り返って)例年通りアウェイでの開幕戦になりました。
しかし、ジュビロのホームで出来るというのは、自分たちにとっても最高の雰囲気のなかでゲームが出来るだろうと想像してましたし、アウェイですけが自分たちにとってはいいスタートが切れ、集中力持っていい試合出来るのではないかと、すごく楽しみにしていたゲームでした。
前半自分たちの思うようなプレーが中々出来ない、硬さなどがあったと思いますが、そんな中で失点してしまったのがもったいなかったと思います。
後半自分たちの時間もありましたが、結果、前半の失点が最後まで響きました。
やられてからスイッチが入るようでは遅いですし、どんな試合であれ前半から自分たちらしさや、相手にスキを与えないプレーを出さないと、こういう結果になってしまうというのが今日の試合だと、改めて感じました。
(Q.失点の原因については?)
去年から居る選手もいますが、今年入ってきた選手も含め、セットプレーひとつにしてもそうですし、集中力が足りなかったり、スキを見せて、相手にフリーでシュートを打たせたり、簡単にヘディングさせてしまったのは、本当にもったいない失点です。
そういう失点を年間通して少なくしていかないと、絶対試合は勝てないです。
それが去年ある程度出来た部分はありますが、去年以上の守備の堅さが必要ですし、攻撃では点を去年以上に取らなければいけないと思っています。
今日、初戦でそういうスキを見せてしまって、失点してしまいました。
これが早い段階で一試合目で出たのは良かったと捉え、自分たちにはそういう足りないんだというのが改めて分かったと思います。
今日の失点の部分に関しては、自分たちの意識次第で大きく変えられるると思いますし、すぐに修正出来る部分でもあると思います。
次の試合からはこういう失点が無いように、しっかり自分たちで声かけ合いながら集中して日々のトレーニングからやっていくしか無いなと思います。
(Q.攻撃面では縦パスのタイミングが合わないシーンや、なかなかシュートまで行けない印象がありましたが?)
まだまだ自分たちには時間が必要だと思いますし、コンビネーションの部分も、もちろんキャンプ中もやってきましたが、お互いの意思の疎通を取るには、まだ少し時間が掛かるかもしれないです。
ただし、ボールは入っていたと思いますし、最後のところのタイミングが合わずシュートまで行けないシーンが確かに多かったですが、自分たちがしようとしていることは後半多少チャレンジ出来ていたと思います。
そこからの質というのは、守備の部分と重複するかもしれないですが、日頃の練習からどんどん積み上げていくしかないです。
その練習で自分たちがやらされてやるのではなく、パス一本にしてもそうですし、シュート一本にしても意識を持って、こだわって一個一個積み上げていくしかないと思います。一日一日の練習で上げていくしかないです。
(Q.今日は1100人を超えるサポーターがアウェイに詰めかけてくれました。次節に向けてサポーターに)
アウェイにも関わらずたくさんの人が来て頂いて、最高の雰囲気の中で自分たちはプレー出来ました。
今日の敗戦に関しては本当に自分たちの力不足でしかないので、これだけの雰囲気を作ってくれたサポーターのみなさんにはがっかりさせてしまったと思います。
しかし、下を向いていられないですし、次もあと2つアウェイ続きますが、しっかり切り替えて、勝っていくしかないです。
残り2つ勝って山形開幕を迎えられれば、またたくさんの人にスタジアムに足を運んで頂けると思うので、また期待してもらえるように次の試合、しっかり挽回していきたいなと思います。
戦評
長いキャンプを経て臨んだ磐田との開幕戦。モンテディオ山形は前半にセットプレー絡みで2失点。後半も追いつくことができず、石丸清隆監督を迎えての初陣は黒星スタートとなった。
開幕戦のフォーメーションは昨シーズンと同じ3-4-2-1。新加入選手では、渡邊凌磨選手がシャドー右に、小野田将人選手がセンターバック左に入った。
立ち上がりからモンテディオは、高い位置から積極的にプレスをかけ、いい形で相手ボールを奪うシーンも見られた。開始6分には、1トップ・大槻周平選手のポストプレーから三鬼海選手が右サイドを突破。クロスに渡邊選手がヘディングで合わせたが、シュートは相手キーパーにキャッチされた。
その後は磐田も2トップにシンプルにボールを預けながら押し込んできたが、12分、この試合2本目のCKを与えると、その流れのなかで対角にクロスを入れられ、競ったこぼれ球を山本康裕選手にシュートを打たれた。これをGK櫛引政敏選手がいったんは弾いたが、こぼれ球を小川航基選手に押し込まれ、先制を許した。
0-1となったあとの16分には、ビルドアップから大槻選手がサイドチェンジし、山田拓巳選手のクロスから山岸祐也選手がシュートシーンを迎えたが、ここは相手に阻まれた。するとこのあとはモンテディオのラインが下がり、相手ボールにうまくプレッシャーがかからないため、ボールを保持される時間が長く続いた。
その中でも、25分には相手陣内で回して最後は中村駿選手が強烈なミドルシュートを放ったり、32分には山岸選手のワンタッチパスに渡邊選手が飛び出すシーンも作ったが、ここもゴールならず。すると35分、相手に与えたCKから、ニアに飛び込んだ小川選手にヘディングを合わされ、2失点目を喫した。
0-2のビハインドとなったモンテディオは、後半開始からギアを上げる。1分、山岸選手がターンで前を向き、さらに前進すると、2分のスローインの流れから中村駿選手が手前でバウンドするクロスを入れ、三鬼選手が詰めた。
各選手がしっかりスペースにポジションを取りボールを受けた。しかし、ファーストタッチが少しズレるなどで時間がかかり、攻撃の速さにつながる場面は少なかった。58分には小野田選手がドリブル持ち上がってから大槻選手にスルーパスを送ったが、ここも合わなかった。
64分には、大槻選手に代えて加藤大樹選手がピッチに送り出され、1トップには山岸選手がスライドした。ここからは加藤選手がスピードを生かし、左サイドから何度か仕掛けるシーンを作っていくが、68分、小野田選手から山田選手へのくさびもトラップが収まらず、その3分後、三鬼選手からのクロスも相手にクリアされ、CKを獲得するに止まった。
2点リードの磐田はやや守備的に構え、奪ったあとはカウンターを狙っていた。モンテディオはボールを保持し、ある程度押し込むことはできるが、そこから決定的な場面を作り出すまでには至らなかった。77分に得たCKでは、ニアでヘディングで触ったあと、栗山直樹選手がバウンドのボールをハーフボレーで狙ったが、シュートはクロスバーを越えた。
79分には渡邊選手に代えて南秀仁選手が投入されたが、その直後、左サイドを突かれ、クロスから小川選手にファーサイドでヘディングを許す。あわやハットトリック献上かと見られたが、このシュートは枠を外れ、追加点は免れた。
残り5分を切ったところで、モンテディオは3枚目の交代として、本田選手に代えてヴィニシウス アラウージョ選手を投入。フォーメーションも3-5-2に変更した。
モンテディオは磐田のブロックの外で回すことはできても、なかなかシュートまで持ち込むことができなかったが、45分に獲得したCKでは、栗山選手が競ったセカンドボールに山岸選手が反応。しかし、このボレーシュートはクロスバーに跳ね返された。モンテディオはさらに攻撃を続けたが、クロスに合わせた栗山選手のヘディングシュートも枠をとらえきれず、得点ならず。
アディショナルタイムには、くさびを受けた南選手のパスを受けたヴィニシウス選手がヘディングでシュートを狙ったが、ここも相手ディフェンダーに阻まれた。
最後まで攻勢を続け、相手ゴールに迫ったが、今シーズン初ゴールは生まれず、0-2のまま試合は終了した。
開幕戦のフォーメーションは昨シーズンと同じ3-4-2-1。新加入選手では、渡邊凌磨選手がシャドー右に、小野田将人選手がセンターバック左に入った。
立ち上がりからモンテディオは、高い位置から積極的にプレスをかけ、いい形で相手ボールを奪うシーンも見られた。開始6分には、1トップ・大槻周平選手のポストプレーから三鬼海選手が右サイドを突破。クロスに渡邊選手がヘディングで合わせたが、シュートは相手キーパーにキャッチされた。
その後は磐田も2トップにシンプルにボールを預けながら押し込んできたが、12分、この試合2本目のCKを与えると、その流れのなかで対角にクロスを入れられ、競ったこぼれ球を山本康裕選手にシュートを打たれた。これをGK櫛引政敏選手がいったんは弾いたが、こぼれ球を小川航基選手に押し込まれ、先制を許した。
0-1となったあとの16分には、ビルドアップから大槻選手がサイドチェンジし、山田拓巳選手のクロスから山岸祐也選手がシュートシーンを迎えたが、ここは相手に阻まれた。するとこのあとはモンテディオのラインが下がり、相手ボールにうまくプレッシャーがかからないため、ボールを保持される時間が長く続いた。
その中でも、25分には相手陣内で回して最後は中村駿選手が強烈なミドルシュートを放ったり、32分には山岸選手のワンタッチパスに渡邊選手が飛び出すシーンも作ったが、ここもゴールならず。すると35分、相手に与えたCKから、ニアに飛び込んだ小川選手にヘディングを合わされ、2失点目を喫した。
0-2のビハインドとなったモンテディオは、後半開始からギアを上げる。1分、山岸選手がターンで前を向き、さらに前進すると、2分のスローインの流れから中村駿選手が手前でバウンドするクロスを入れ、三鬼選手が詰めた。
各選手がしっかりスペースにポジションを取りボールを受けた。しかし、ファーストタッチが少しズレるなどで時間がかかり、攻撃の速さにつながる場面は少なかった。58分には小野田選手がドリブル持ち上がってから大槻選手にスルーパスを送ったが、ここも合わなかった。
64分には、大槻選手に代えて加藤大樹選手がピッチに送り出され、1トップには山岸選手がスライドした。ここからは加藤選手がスピードを生かし、左サイドから何度か仕掛けるシーンを作っていくが、68分、小野田選手から山田選手へのくさびもトラップが収まらず、その3分後、三鬼選手からのクロスも相手にクリアされ、CKを獲得するに止まった。
2点リードの磐田はやや守備的に構え、奪ったあとはカウンターを狙っていた。モンテディオはボールを保持し、ある程度押し込むことはできるが、そこから決定的な場面を作り出すまでには至らなかった。77分に得たCKでは、ニアでヘディングで触ったあと、栗山直樹選手がバウンドのボールをハーフボレーで狙ったが、シュートはクロスバーを越えた。
79分には渡邊選手に代えて南秀仁選手が投入されたが、その直後、左サイドを突かれ、クロスから小川選手にファーサイドでヘディングを許す。あわやハットトリック献上かと見られたが、このシュートは枠を外れ、追加点は免れた。
残り5分を切ったところで、モンテディオは3枚目の交代として、本田選手に代えてヴィニシウス アラウージョ選手を投入。フォーメーションも3-5-2に変更した。
モンテディオは磐田のブロックの外で回すことはできても、なかなかシュートまで持ち込むことができなかったが、45分に獲得したCKでは、栗山選手が競ったセカンドボールに山岸選手が反応。しかし、このボレーシュートはクロスバーに跳ね返された。モンテディオはさらに攻撃を続けたが、クロスに合わせた栗山選手のヘディングシュートも枠をとらえきれず、得点ならず。
アディショナルタイムには、くさびを受けた南選手のパスを受けたヴィニシウス選手がヘディングでシュートを狙ったが、ここも相手ディフェンダーに阻まれた。
最後まで攻勢を続け、相手ゴールに迫ったが、今シーズン初ゴールは生まれず、0-2のまま試合は終了した。