[ 試合終了 ] | ||
0 | 前半 | 0 |
2 | 後半 | 0 |
- 53分 風間 宏矢
- 72分 風間 宏矢
メンバー
スターティングメンバー
GK | 25 | ビクトル | |
---|---|---|---|
DF | 2 | 阿部 正紀 | |
DF | 22 | 柳澤 亘 | |
DF | 34 | 北谷 史孝 | |
DF | 35 | 長倉 颯 |
73' |
MF | 14 | 風間 宏矢 |
76' |
MF | 28 | 永島 悠史 |
81' |
MF | 30 | 中島 賢星 | |
MF | 31 | 宮本 航汰 | |
FW | 9 | 山岸 祐也 | |
FW | 10 | ライアン デ フリース |
控えメンバー
GK | 21 | 原田 祐輔 | |
---|---|---|---|
DF | 3 | 竹田 忠嗣 | |
DF | 15 | 会津 雄生 |
73' |
MF | 6 | 三島 頌平 |
76' |
FW | 7 | 村田 透馬 | |
FW | 11 | 前田 遼一 |
81' |
FW | 24 | 粟飯原 尚平 |
監督
大木 武 |
スターティングメンバー
GK | 21 | 櫛引 政敏 | |
---|---|---|---|
DF | 3 | 栗山 直樹 | |
DF | 19 | 松本 怜大 | |
DF | 23 | 熊本 雄太 | |
MF | 4 | 三鬼 海 | |
MF | 6 | 山田 拓巳 | |
MF | 7 | 岡﨑 建哉 |
79' |
MF | 14 | 本田 拓也 | |
FW | 8 | アルヴァロ ロドリゲス |
67' |
FW | 10 | 井出 遥也 | |
FW | 11 | 阪野 豊史 |
79' |
控えメンバー
GK | 32 | 大友 竜輔 | |
---|---|---|---|
DF | 15 | 坂井 達弥 | |
DF | 29 | ホドルフォ | |
MF | 17 | 中村 駿 | |
MF | 27 | 坂元 達裕 |
67' |
FW | 13 | 大槻 周平 |
79' |
FW | 16 | 北川 柊斗 |
79' |
監督
木山 隆之 |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 8 | FK | 14 | 0 | 0 |
0 | 0 | 4 | CK | 9 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 10 | シュート | 13 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 14.9℃
-
- 湿度
- 39%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 8,878人
-
- 主審
- 上村 篤史
-
- 副審
- 西村 幹也、藤井 陽一
-
- 第四の審判
- 小椋 剛
監督コメント
まず開幕で遠いところまで来てくれたサポーターにまず感謝したいと思います。
結果は残念です。ゲームの立ち上がりも決して悪くなかったですし、緊張感がある中でなかなか上手いプレーができたかどうかと言うとちょっと難しかったですけども、それなりに安定していたし悪くない前半でした。
チャンスがいくつかあったので、外から、優位性保っているところから中にボールを入れてシュートまで行けることがあったので、枠にシュートが飛ばなかったのが、前半特に残念だったかなと思いますが悪くなかったと思います。
後半、一つミスで取られて、積極性がなくなったのが残念だったと思いますが、しっかりまた顔を上げてトレーニングしてやっていきたいと思います。
負けましたけども、すべてが悪かったわけじゃないと思うので、また次に頑張りたいと思います。
(Q.攻撃は前後半通して動き自体は良かったように見えたが評価を)
悪くないと思って見ていて、岐阜さんの方もショートパスつなぎながら内側に人を固めて、そういうところでボールを動かしていくということは得意なチームなので、多少相手にボールを保持されてプレッシャーに行きにくいことは、それはもう当然あることなので、そこは仕方がないと思っていて、何回かコンビネーションで内側に入って行かれることがありましたがそこまで慌てるような状況ではありませんでした。
攻撃の方もしっかりワイドを使いながら、シャドーの選手がいいところに、スペースに出て行きながらクロスまで、あとボックスの中まで入りそうなところまで行けていたので、そんなに悪くなかったと思います。
ただ気になったのは、相手のツートップなのかスリートップなのかちょっと微妙なところですが、ウチがプレッシャーをかけた時に長いボールが入ったのを弾けなくて、セカンドボールを内側に入る岐阜の選手達に拾われることが多かったので、全体としてそこが一番勝負を分けました。
失点のところは我々の作りのミスなので、勝負がついたところはそこですが、ゲームの流れ全体で言うと攻撃は悪くなかった。でも今度プレッシャーに行った時にウチが相手のツートップに対してボールを弾くプレーが甘くて、そのセカンドを拾うプレーが岐阜の方が少し勝ったかなと。それは感じました。しかし修正できると思うので、(修正)したいと思います。
(Q.昨シーズンと比べGKからあまりビルドアップをせずに、大きいボールでワントップに当てるということやってましたがあれは想定外でしたか?)
想定外ではないですが、我々はずっとそういうプレーに対してプレッシャーを掛けていってボールを取りにいくということをやっていたので、ひょっとしたら前半、アップが終わった後に水を撒かれなかったので、そういうこと、長いボールを入れるということを想定されたのかなという気はしましたが、それはもうわかっていたので、ただ僕らは行くので、行こうと思うので基本、そうするとやっぱり弾けないと、そしてセカンド拾えないと成り立たなくなるので、そこの自分たちのプレーの強度が、今日は思ったよりそこは出せなかったかなと思います。
全体としては決して悪くなかったと思うのですが、そこに関しては少し改良が必要かなと思います。
(Q.井出遥也選手の評価を)
何回かいい形でハーフスペースのところを裏に出て行ったり、間で受けて仕掛けて行って外とのコンビネーションがありましたが、もっともっとやれる選手なのでゴールに向かうプレー、シュート、枠に飛ばしていく、そういうところ、もっとやれると思います。
(Q.セカンドボールが拾えなくなったことについて、前半はイーブンで後半は拾えなくなったということでしょうか?)
非常に難しくて、戦術の部分も当然ありますし、前半少し自分たち思ったよりも前にプレッシャーに行かずに、ハーフウェーラインあたりで構えて、相手の内側にいる人たちにあまり良い形でボールが入らないような守備になったので、そうするとスペースがないのでセカンドボールを拾うのもそんなに苦じゃないのですが、それだと自分たちの良さがなかなか出ないのでもうちょっとプレスをかけて行こうとしました。
そうするとスペースがもつので、そのボールを相手が居る内側と違うところにしっかり弾けたら、もしくはボランチやシャドーがそれを回収できたら我々の方が有利になるのですが、岐阜の戦術と言うか岐阜の立ち位置でやっぱり内側に人が多いので、そこに弾いたボールが行ってしまって、ほとんどそれを前向きに拾われることが多かったので、非常に難しいところです。自分たちがやろうとしていることをやろうとした時に、そこの強度が足りなくて弾けなくて、相手の方が有利になったということだと思います。
(Q.ボランチに本田選手、岡﨑選手を起用した意図と評価を)
キャンプで当然、岡﨑と中村や本田と中村、いくつかの組み合わせ、元々あった組み合わせと、入ってきた岡﨑との組み合わせを試してみて、最終的に開幕に臨むにあたって本田と岡﨑の組み合わせで行こうということを決めて臨みました。
守備のことで言うと、さっきも言ったようにセカンドボールを拾うところには少し課題がありました。攻撃のところも岡﨑と中村の組み合わせだと前後がはっきりするのですが、岡﨑がボールをピックアップしに行って中村が前のサポート、本田と岡﨑だとバランス的にどっちかが下がってと言う、ちょっと流動的になるところもあるので、そこでひょっとしたらバランスが良くなかったのかなというところは時々感じましたが、ゲームをやっていきながらそれ解消できることだと思うので、決して悪くなかったかなと思います。
選手コメント
山田 拓巳
(Q.まずは開幕戦を迎えて)
長いキャンプをやっていたので、今日の開幕戦を大変楽しみにしてましたし、 アウェイにもかかわらず、本当にたくさんの方が山形から駆けつけてくださって、 本当に自分たちにすごいパワーを与えて頂きましたが 、結果がついてこなかったのは本当に残念です。
(Q.今日の試合を振り返ってみて)
自分たちがキャンプでやってきたことを、今チームとしてやろうとしていることをどんどんチャレンジしていこうというのは話してました。
前半特に、多少もたれる時間もありましたが、 決して悪い部分だけじゃなかったと思うので 、自信を失う必要はないと思います。
しかし、そういう自分たちのいい時間に決めるところをしっかり決めなかったら 、(今日の試合のように)相手の時間帯で失点してしまうこともありますし 、そこでひと粘りする力というのはまだ自分たちになかったというのは 、去年から引き続きの課題ではあると思いますが、そこをもう1回しっかり踏ん張って、 0で何とか抑えて、自分たちが挽回する力をもっとつけていかなければいけないと思います。
(Q.今日も含めアウェイ3連戦となりますが)
アウェー3連戦というのは厳しい条件かもしれないですがそれは毎年のことですし、 とにかく今日の結果は 、そして悔しさというのは忘れてはいけないですが、自信をなくす必要はないので一週間しっかり準備して、どんどんチャレンジしていきたいと思います。
(Q.ホーム開幕を楽しみにしているサポーターにどのようなプレーを見せてくれますか?)
自分たちが今やろうとしているすべてのことを出したいですし、見に来てくれた方たちが、ぐっとくるような何かを感じてくれるような、心に響くようなプレーを出していきたいと思います。
ホーム開幕戦までは時間ありますし、それまでのアウェイの2つをしっかり取ってからホームに帰りたいと思います。
選手コメント
井出 遥也
(Q.モンテディオに加入して初めての試合でした。試合を振り返って)
難しい展開になった試合で 、自分達もキャンプから積み上げてきたことが出ていたシーンもありましたし、決定機というところではチャンスを多く作れていましたが 、そこで決めきれなかったり、決められたところの自分たちのスキや改善しなければいけないところが出たと思います。
そこをしっかり改善して、次の試合に向けてしっかりトレーニングしていきたいです。
(Q.シャドーの位置でしたが、相手のプレッシャーや連携はどう感じていましたか?)
岐阜の攻撃は前半後半それほど変わらなかったですが、ちょっとした自分たちのミスや相手に崩されたというより自分たちで失い方が悪かったり、本当に大したことないようなプレーで、ミスからの失点だと思いますので、そこは改善できる点でもありますし、改善しなくてはいけない部分であると思います。本当にそういうやってはいけないところでのミスでの失点というところが今日の勝負の分かれ目だったのかなと思います。
(Q.個人的に良かったプレーは)
ボールをもう少し落ち着かせる時間と言うか、相手コートで押し込む時間というのはチームとして必要だと思いました。
ただ自分たちがやろうとする、後ろからどんどん出てきてクロスに対して何人も入っていくというシーンは多く作れていたので、前半のうちに決定機を決めきることはチームとしての課題ですが、キャンプでやり続けてきたことというのは、多く出てたシーンもあったので 、そこはどんどん出していけるように、自分としても手応えあったので、それをより多く作り出しながら決めきることをしっかりやっていきたいと思います。
(Q.キャンプはまだ一週間続きますがどのような形でホームに戻りたいですか?)
開幕戦落としてしまいましたが、シーズンは長いので、よかったところはたくさん出ましたし、改善しないといけないところも出たので、そこをしっかりチームとして修正して、横浜FC、 町田とJ2の中でも去年上位のチームとやるので、しっかり勝ってホームに帰っていきたいです。
選手コメント
阪野 豊史
(Q.試合の展開について)
立ち上がりはチャンスが作れなくてちょっと苦労しましたが、 前半の終わりから後半の立ち上がりは逆に自分たちがいい時間を作れたと思いますし、何回か決定機もあったので、そこは自分も含めてしっかり決めたかったです。
ただ、相手に先に点を取られてからは こっちも点を取りに行かなきゃいけないという、そういう気持ちの焦りもあってなかなかいいサッカーができなかったので、失点してからの戦い方を、もっと改善、改善と言うかもっとまとまっていかければいけません。
先に点を取られてから、もう1回自分たちの勝ちにつなげるのは難しいので、失点してからのみんなのチームのパワーをもう少し出したかったです。
(Q.お互いに決定機はあり、こちらもクロス何本もありましたが決まらなかったのは...)
トレーニングしてた狙いのところには入れたと思いますし、 実際にそこで何回か決定機を作れたから良かったとは思います。 しかし相手もそこをケアをしてきますし、今日は点が取れなかったので、もっともっと自分達は工夫をしてやっていかなければならないと思います。
(Q.後ろの方で相手が流動的で掴むのが難しそうというのを見ながら前線ではどのような守備を)
自分の周りに結構相手が多くて、なかなかプレッシャーが掛けづらかったのはあります。 あとはロングボールを蹴らせた時になかなかセカンド拾えなかったのが、自分たちがゲームを握れなかった時だと思うので、逆に取れている時は押し込めた時もあったし、その蹴らせた後の対応と前からもうちょい嵌めていくというところはもうちょっとできたかなと思います。
(Q.開幕戦は敗戦となってしまいましたが次に向けて)
結果は負けてしまいましたが、 ここから長いリーグが続きますし 、スタッフも選手もみんなでまとまって自分たちの今年していきたいサッカーをやっていかなければならないと思うので、そこはみんなでしっかり団結し、自信を失わずに次も100%の力でみんなで戦っていきたいと思います。
戦評
木山隆之監督3シーズン目となる2019シーズンがいよいよ開幕。岐阜とアウェイで対戦したモンテディオは、後半に風間宏矢選手の2ゴールを受け、0-2で2年連続での開幕戦黒星となった。
第3次キャンプ地、千葉県市原市から岐阜に乗り込んだモンテディオのフォーメーションは昨シーズンと同じ3-4-2-1。多くを昨シーズンまでの選手で固めたが、ボランチの岡﨑建哉選手、シャドーの井出遥也選手の2選手が先発メンバーに名を連ねた。
対する岐阜は中盤ダイヤモンドの4-4-2。元モンテディオの川西翔太選手はベンチ外、元日本代表の前田遼一選手はベンチからのスタートとなった。
モンテディオは立ち上がりからCKやスローインを多く獲得しながら相手陣地でプレー。カウンター気味に相手の攻撃を受けてもしっかり球際で体を押し出し、危なげない時間を過ごしていた。
モンテディオはシステム的に優位なウィングバックにタイミングよくボールを展開し、右サイドの三鬼海選手の仕掛けや左サイドの山田拓巳選手のクロスなどで少しずつゴールに迫っていた。
その後も優位に試合を進めたが、35分、三鬼選手がクロスを送り、中で競ったボールがファーサイドへ抜けると、今度は山田選手が折り返し。そのこぼれ球を岡﨑建哉選手がシュートを放ったが、枠を捉えることはできなかった。
その後も早いリスタートやCKからチャンスを狙ったが、ゴールはならず。終了間際にも三鬼選手のクロスがファーに抜けたところを岡﨑選手が折り返すが、中で合わせる選手がいなかった。前半の終盤にかけて互いに決定機を作ったものの、前半は0-0のまま終了した。
ともにメンバー交代なしで迎えた後半も立ち上がりからモンテディオペース。山田選手が左サイドの高い位置に再三顔を出し、47分にはクロスから阪野選手がヘティングシュート。その3分後には三鬼選手のクロスに阪野選手がヒールシュート。その直後のCKの流れからも、三鬼選手がミドルシュートを狙うなど、岐阜のゴールを脅かした。
しかし53分、自陣でボールをカットされたところからショートカウンターを受け、最後はマイナスのクロスから風間選手にシュートを決められ、先制を許した。
その後はモンテディオの攻撃は、運動量が落ち、連動性も欠いたことでチャンスシーンまでつながらず、67分、アルヴァロ ロドリゲス選手に代えて大卒ルーキーの坂元達裕選手がJリーグデビューのピッチに立った。しかし72分、岡﨑選手が中盤でボールを受けたところで潰され、そのままファウルなしでショートカウンターを受けると、スルーパスに反応した風間選手にまたしても決められ、リードを広げられた。
0-2とされたモンテディオは79分、岡﨑選手、阪野選手に代えて大槻周平選手、北川柊斗選手を送り込むが、徐々に守備固めのメンバーを投入し、守備意識を高める岐阜を崩しきるまでには至らなかった。終了間際には北川選手のクロスに坂元選手が飛び込むチャンスを作ったものの、ここもシュートは枠を捉えられなかった。
最後まで反撃を試みたが今季初ゴールは生まれず、シュート数では10対13と上回ったものの、0-2で試合は終了。今シーズンも開幕アウェイ3連戦となるモンテディオは黒星のスタートとなった。