高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ 2020 東北開幕
このたび高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ 2020 東北が開幕し、モンテディオ山形ユースは初戦聖光学院高校戦を勝利で飾りました。
モンテディ山形ユースは10月4日までの間、リーグ戦、順位決定戦を戦ってまいります。
モンテディ山形ユースへのご声援宜しくおねがいします。
日時:
2020年8月30日(日)10:30キックオフ
場所:
スポーツ山形21石鳥居グランド(無観客試合)
スコア:
モンテディオ山形ユース 3(1-0,2-0)0 聖光学院高校
得点者:
・31分 情野依吹(モンテディオ山形ユース)
・55分 飯野義介(モンテディオ山形ユース)
・72分 須藤渉(モンテディオ山形ユース)
※大会概要、最新情報等は下記大会ホームページをご確認ください。
◎高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ 2020 東北 グループA(外部リンク・JFA.jp)
試合後コメント
モンテディオ山形ユース内山俊彦監督
Q:今季公式戦初勝利おめでとうございます。
ありがとうございます。
Q:試合を振り返ってください。
今年初の公式戦でちょっと硬い試合になりましたけど、選手たちはモチベーション高くやってくれて、しかも勝利で終えられたので良かったです。
Q:今年就任した内山監督がチームで掲げているサッカーを教えて下さい。
ボールを大事にして握ることは取り組んでいて、あとは状況に応じて、ポゼッションもビルドアップもできるし、カウンターも打てる。その状況に応じて一番良い選択ができるように意識しています。
Q:今日の試合でもボールを持つ時間がありながらも、長いボールを上手く使って攻めるイメージはありました。
半年くらいボールを握るところはやってきて、それでも上手く行かないところもあって、段階を経てやっているつもりなので、「背後のアクションがあってから手前が空くんだよ」ということを入れながら相手を広げてプレーするということです。上手く行くか行かないかは別として、やろうとしていたので、少しずつ浸透しているのかなと思います。
Q:試合を観ていると、センターバックから長いボールが出てくるのはチームとして大きいという印象があります。
あそこで持ち上がって対角や背後にボールを蹴れるのを持ちながらプレーすれば、相手は嫌だと思うので、あとは相手のラインが下がっていれば、間を突くこともできます。
Q:今年はコロナの影響でかなりイレギュラーなシーズンになりましたが、チーム作りで意識していたことや気をつけていたことはありますか?
もっと公式戦が早くあったら成功や失敗を重ねて成長させられたと思うんですけど、それがなかなか出来なかったので、いろいろなトライやモチベーションを与えながらやっていました。
でも公式戦の勝った負けたで得られるは全然違うので、そういう意味で良かったと思います。
Q:大会の規模は小さくなりましたが、こういう公式戦があることは選手たちにとってもやはり大きいですか?
それは間違いないです。
Q:この大会の目標を選手たちになにか話しましたか?
やっぱり優勝を決める大会なので、優勝目指してやろうというのは選手たちもわかってますけど、あとはそれに対してどういう取り組みや内容だったかも大事で、結果は受け入れるだけです。
ただ、上を目指してどの勝負も勝つんだというのはみんなと共有しています。
Q:今日は選手たちのポジションが流動的でしたがイメージしたものは?
中盤の3人は流動的に、ビルドアップしたり前に関わっていったり。他にもポジションの役割はあるんですけど。
Q:今日キャプテンマークは生井選手が付けてましたが、チームキャプテンということでいいですか?
ゲームキャプテンですね。特に指名していないですけど、自分でキャプテンマークを持ってきたので。
Q:そうなんですか?
自分で「キャプテンマークを持ってきました」って言ってました。知らない間にカバンから出していました。でもその意志があったのでそれを尊重しました。一回も言ったことはないです。
自分たちで責任感やリーダーシップがある選手がやってみるようにと。
Q:今年に限らずユースからトップに選手を上げていくことはチームの目標になると思います。
トップは身近な存在で、強化部も観に来てくれていますし、それは一つのメリットだと思います。選手たちの力を付けるということがアカデミーの役割なので、それでいてトップにもふさわしい選手を出していければと思います。
情野依吹選手
Q:公式戦初ゴールでした振り返ってください。
裏の動きはずっと狙っていたので、ディフェンダーと連携があって、上手くボールが来て、続けていて良かったと思います。
Q:試合全体を振り返ってどうでしたか?
入りは自分はあまりボールを受けれなくて、それで一発岩輔(岩崎俊輔選手)のボールで抜けて決めることができて、それで自分も調子が上がったと思います。
Q:3点目のゴールも情野選手のシュートからでした。決めたかったですか?
はい。でも助走が長すぎて歩幅がうまく合わなかったです。
Q:今年はコロナでリーグ戦がありませんでしたが、どのように過ごしていましたか?
チームで公式戦があるまで声を掛け合って頑張って、勝ててよかったです。
Q:例年より規模が小さいですが、この大会に賭ける思いは大きいのでは?
はい。大会が少ないし試合数が少ないので。1戦1戦が大事で、その初戦で勝つことができたのは良かったです。
Q:今年の意気込みをお願いします。
このスーパーリーグを全部勝って、個人としても結果を残して、チームとしても勝てるようにしたいです。
生井蓮丸選手
Q:キャプテンが決まってない中で、自分からキャプテンマークを巻いたそうですね。
リーダーシップを取るのが誰かと思ったら、ずっと試合に出させてもらっていた自分かなと思ったので。立候補というか・・・しました。
Q:いつの間にかカバンからキャプテンマークを取り出したそうですが。
カバンから取り出して「巻きたいです」と言いました。
Q:今年初の公式戦はどうでしたか?
今年はコロナの関係で難しい状況が続いている中で、こういう試合を開催してくれることに皆感謝しながらプレーしているので、そういう中で、今日初戦で勝てたことはとても大きいなと思います。
Q:最初は硬さがあってプレーがあわないこともありました。公式戦初戦の難しさはありましたか?
ずっと今まで練習試合しかやってこなかったので、公式戦となると入りがとても大事だと思うので、その中でシンプルにプレーすることは意識できて、途中から自分たちの流れでボールを回せるようになって、後ろで時間を作りながら背後も狙って、皆でいいビルドアップができました。切り替えも早かったですし、良かったと思います。
Q:今年はショートパスもロングフィードも上手く使っている印象です。
去年と大きく変わったのは、ビルドアップも自分たちで上手くやりながらボールを保持して勝つことがテーマなので。去年までだと、蹴るサッカーというか、保持する時間が短かったんですけど、今年はボールを保持することを意識しています。
練習試合の時は短いボールでビルドアップで失点してしまう場面があったんですけど、背後の動き出しとか、もっと色々取り入れて、相手のディフェンスラインを下げたところを、今度は間とかが開くので、そういうところを使いながらサッカーをしました。
Q:ビルドアップの浸透も簡単ではないですがチームで意識したことは?
最初は全然自分たちでボールを回すことはできなかったんですけど、最近になって、皆がボールを受ける前に周りを見るようになったり、ポジショニングをしっかりとって、そこからゴールキックやスローインでもしっかりポジションを取るところから始めていきました。
Q:今年のスーパープリンスリーグへの意気込みを聞かせてください。
青森山田のファーストチームやベガルタ仙台もいる大会なので、全員が高い意識を持って自信を持ってプレーできたらと思います。
Q:今年の目標は?
もちろん優勝です。