2016明治安田生命J2リーグ第42節 ギラヴァンツ北九州戦 試合後選手コメント
No.33 大黒将志選手
(Q.最終戦勝利、今の気持ちを)
最後、サポーターの方や、石﨑さん、お世話になった方々のためにゴールしたかったので、良かったなと思います。
(Q.ゴールシーンを振り返って、まずは大黒選手の1点目について山田選手のパスはどの様に見えていた?)
どっちに来ても行けるようなポジションを取ってたんですけど、割りとファーに巻いて蹴ってくれたんで、まあいい所にいて、切り替えしてね、切り替えしたら引っかかるなと思ったので、それが出来て良かったです。
(Q.2得点目はディエゴ選手からのパスを落ち着いて決めました)
ディエゴがパスしてくれて、左側はディフェンス来てなかったので、左側にトラップして、キーパー出てきたんでちょっと浮かしてゴール出来たので、良かったです。まあディエゴのお陰ですし、まあヤマ(山田拓巳選手)もそういう良いボール上げてくれたんで、ヤマにも感謝しています。
(Q.どちらも左サイド側からのシュートですがあれは狙っていた?)
いや別に、来そうなところにいつも行っているので、一番危ないとこと言うか、そう言うところにボールが来ればね、通ればね、ビッグチャンスになるので、それはいつも狙ってます。
(Q.今日は2得点でした)
2点取れたのは良かったですけどもう1点取りたかったですし、もっと早く3点目取って、早く交代して、違う選手が、出てない選手が出たりとか、そういうふうに出来れば一番良かったかなと思いますけど、みんな試合出たいんで、それはそう思ってましたけど。
(Q.石﨑監督の最後の試合でしたが)
もちろんそれはやっぱり意識していましたし、石﨑さんがいなかったら僕もモンテディオに来ていなかったと思う。やっぱり素晴らしい監督ですし、そういう監督をね、白星で送り出すって言うのが選手に有ったと思うし、僕自身はねそう言う気持ちでやっていましたし、やっぱり勝ってね次の監督業続けられるのだったら、負けるのと違うと思うので、最後勝って送り出せて本当に良かったなと思います。
(Q.自身の一年を振り返って)
僕自身はね、今年は怪我が多くて、なかなかコンディションが上がらなかったのですが、出た試合では結構ゴールはしましたし、もっと試合に出てゴール出来れば良かったですが、出来ることはやったかなと思ってます。
(Q.サポーターからも大きな声がかかってました)
サポーターの方に、すごく申し訳なく思ってますし、もっとゴールして、チームの勝利に貢献しないといけなかったと思いますし、なかなかそれができなかったのがすごい残念ですけど、最後みなさんのためにゴールできてほんとに良かったなと思います。
No.6 山田拓巳選手
(Q.まずは勝利で締めくくった今の気持ちを)
ホームで最終戦を迎えられると言うことで、今シーズン本当に、なかなか思うように行かないシーズンだったので、特にこの終わりの試合というのは、自分たちも大事にしていましたし、監督と、石﨑さんとやれるのも最後っていう、色々な要素も有ったので、やっぱり普段のリーグ戦のうちの1試合というよりは、いつも以上に気持ちも入りましたし、そういうみんなの強い気持ちが良い方向にいったゲームだったかなと思います。
(Q.その気持ちに付いては選手同士でも話をしていた?)
そういう会話は多かったですし、ただ本当に自然と、各自がそう言う言葉に出さなくても気持ちがいつも以上に入っていたと思いますし、北九州も残留がかかった大事なゲームだったので、非常に集中してましたし、その中でも自分たちが上回れたのはそういう気持ちの部分も凄く大きかったかなと思います。
(Q.大黒選手のゴールのアシストシーンについて)
個人的には前半、あまり入りが良くなくて、前半から常にオグリさん(大黒将志選手)の動きは見ているんですが、思うようにボールが出せなくて、ミスが多かったのですが、最後ですし、あれだけ動き出しを常にしてくれるフォワードはなかなかいないので、何とか1本合わせたいなと言うのも有りましたし、とにかくオグリさんを信じてどんどん、自分がいい状態でボールを持てたら出していこうと言うのは心掛けていたので、それがたまたま、ああやって点につながったのは良かったかなと思います。
(Q.その前のカウンターなど攻守に集中している印象があったが?)
とにかく毎試合、自分はハードワークする、攻守に渡ってハードワークすることだけ、だけってわけじゃないですけど、そこは常に最低限やらなければいけない自分の仕事だと思っているので、そこは普段通り、頭に入れてプレーしていたつもりです。
(Q.改めて今シーズンを振り返って)
本当に最後まで苦しいシーズンでしたけど、やっぱり毎年毎年上手くいくわけでは無いですし、こういう経験はサッカー選手であればみんな少なからずしていることだと思うし、この経験をプラスに、いい経験としてこの先のサッカー人生で活かしていければこの1年も決して無駄では無かったと思うので、自分にとってもそうですけど、チームとしてもこの先のいい糧に出来るように、無駄にはしてはいけないシーズンだったかなと思います。
(Q.3年間石﨑監督と過ごして来たわけですが)
これだけ辛抱強く使ってくれた監督はいないですし、もっともっと成長できたかなと思いますけど、やっぱり石﨑さんのもとで普段の練習から全力で取り組むことだったり、努力することの大切さと言うのは本当に一番教わった部分なので、この先もこの3年間で教わったことは忘れちゃいけないと思うし、続けて行ければまたどこかで自分が輝けたり成長していくために絶対必要なことだと思うので、一番大事な部分を本当に石﨑さんには教えて貰ったので、本当に感謝しか無いです。
(Q.今年は選手会長も務めました。サポーターに向けて)
選手会長としては特に何もしていないのですが、本当にサポーターの皆さんにも、ストレスが溜まるというかもどかしい1年になってしまいましたが、また来年も有りますし、こういう苦しい時こそサポーターのみなさんの力と言うのは自分たちにとってすごい大事なものだったし、力になっていたので、また来年どうなるか分からないですが、どんな時でも、お互い良い関係でいたいですし、来年も今年以上の応援をお願いしたいなと思います。
(Q.最後のTシャツの準備は?)
あれは(渡辺)広大さんが一言声を掛けてくれて、石さんの退任が決まって、最終戦で、ホームでやれますし、案をくれたので、若手が手伝ってくれて、急遽、だいぶ手作り感は有ったんですけど、みんな協力してくれて、ああ言う形で、少しでもやっぱり、何か形でといいますか、やっぱり恩返ししたいなって気持ちで、そう言う案を広大さんがくれたので、自分たち選手ですることに決めました。
(Q.山田選手が作ったのはどの部分?)
全部作りましたよ、一緒に。全部じゃないですけど一緒に、ほんと何人かで、昨日一昨日二日間くらいでやったんですけど、はい。
No.1 山岸範宏選手
(Q.最終戦を終えての今の気持ちを)
今日の試合に限れば、3-0と言うことで、ホーム最終戦、最終節ですね、試合前から勝利と言う形で1年間支えて頂いたサポーターの皆様、スポンサー各社様、もちろんクラブスタッフ、チームのスタッフ、色んな方々に勝利という形でお礼を表現できればと言う話はしてたんですけども、それが今日の試合に限っては、そういう言った通りの形となって安心しています。
(Q.前半は思うような形には行きませんでしたが後半は3得点、その切替に何か声を掛けられてたのですか?)
前半、なかなかオフェンスもディフェンスも良い形ではまらなくて、ちょっとハーフタイムに帰ってきてロッカーで「もやもや感有るよね」と話はしてたのですが、相手にチャンスも作らせてなかったし、かと言って我々のビッグチャンスが有ったわけでは無いんですが、ただ我慢していれば必ずチャンスは来るからって話はして、ちょっとじれずにやっていこうと話はしました。
(Q.良い形で締めくくれたなと言う感触は有りますか?)
最後の3試合に限っては、良い形とは言えますけど、ただシーズン開幕前にJ1昇格、復帰という目標をチームとして、クラブとして掲げていた中で、今シーズン通しての成績、戦いと言うのは、選手としては非常に悔しさは残りますし、責任ある立場を任されている自分としては、非常に自分に対しての不甲斐なさを感じます。
(Q.改めてどう言うシーズンでしたか?)
今シーズンに関して言えば苦しいシーズンだったかなとは思います。誰がどうとか、ここのポイントがこうとか、ネガティブなことを言ったらキリがないですし、サッカーなので、そう言う上手くいかない要因というのは一つじゃないんですが、ただその中で上手く行かないながらも、どう自分たちで打開していくかと言う部分で、もっとこうできたんじゃないか、もっとこう改善していったらもっと早く道がひらけたんじゃないかとか、そう言う色んな反省が有りますけど、ただ悔しかったシーズンで終わりにせずに、今シーズン味わった悔しさと反省点というものが今後チームとして2016シーズンが最悪な結果にならなかったから良かったではなくて、17シーズンからのチームが伸びていくために、成長していくために、決して忘れては行けないなと思います。
(Q.石﨑監督についてはどの様な想いを?)
僕自身が2014年の6月から山形に移籍してきて、約2年半、非常に選手の中でも監督に近い立場として、濃い時間を過ごさせて頂きましたけども、色んなことを上げればキリがないですけども、石﨑監督のサッカーに対する姿勢、トレーニングに対する取り組み方、選手はこうあるべきだと言う哲学と言いますか、そう言うのは自分の中で非常に勉強させて頂きましたし、プロのこの世界なので監督・コーチングスタッフ・選手誰しも、こういう必ず区切りと言うか、終わりじゃないので、区切りが来るので、その部分に関しては、いつまでもね、感傷的になるのではなく、それぞれが次の道でより良い物を掴めるように、僕自身も頑張っていきたいと思います。
(Q.写真撮影の際のTシャツは山岸選手が作られた?)
いや僕の発案では無いです。僕はちゃちゃ入れただけです。昨日、拓巳がね若手を巻き込んでメッセージTシャツ作っていたのを見て、素晴らしいなと、素晴らしい取り組みだと思いましたし、石さんにお世話になった、それで恩が返せるかと言ったら全然返せてないと思うんですけど、少しでも感謝の気持ちを伝えると言う部分で、彼が発案して、若手が取り組んで、それはチームとしていい流れだなと、いい空気感だと思いました。